2024年1月15日から2月16日までの3歳以上(2021年以前産)出資馬の近況まとめです。
この期間中は3歳出資馬が活躍。アンモシエラがブルーバードC(Jpn3)を制覇して重賞初勝利を飾ってくれた他、スウィープフィートがエルフィンS(L)で2着、地方出資馬のトレベルオールも飛燕賞(重賞)で2着と、大きなレースで奮闘してくれました。
また、フラーハが未勝利戦を勝利したことで3歳世代中央出資馬14頭中6頭がJRAで勝ち上がりという事になりました。
目標の世代勝ち上がり率50%まではあと1頭。
残っているメンバーは未だデビューも出来ていない馬や故障中の馬ばかりなので簡単な道のりでは無さそうですが、頑張ってほしいところ。
一方、4歳以上出資馬は3歳組に比べるとやや停滞感がありますが……。
ということで以下、3歳以上出資馬たちの近況確認です。
5歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド倶楽部
ドグマは初ダート挑戦で最下位に完敗。ウィンダミアは少しずつ復調はしてきたでしょうか。
ドグマ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・3勝C

2月4日の令月S(OP・京都・ダ1200)で格上挑戦・ダート初挑戦しましたが最下位16着に完敗(→レース記事)。
1200の距離に拘ってのレース選択だったと思いますが、完全に裏目に出ました。
レース後の反動は無かったとのことですが節稼ぎの必要もある為、2月9日にチャンピオンヒルズに放牧に出ています。
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

テンコートレーニングセンター在厩。
1月中は左腰にショックウェーブ治療を施しながらのキャンター調整。
歩様に異常は見られず、2月からは15-15での乗り込みも開始されました。
ようやく上向き加減にはなってきました。このまま状態を上げて行ければいいのですが……。
YGGオーナーズクラブ
ミーナティエルナは無事船橋で移籍初戦を迎えました。
ミーナティエルナ(船橋・新井清重厩舎)牝

1月17日の馬い!八丈島レモン発売記念(C2・船橋・ダ1600)で南関東初戦を迎え8着。更に中1週で王者の眼差し賞(C2・川崎・ダ1500)に向かい、6着としています(→レース記事)。
その後も状態面に問題はなく、既に2月19日の浦和C2級に出走が確定しています。
少しでも前進があれば。
4歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
大きな動きはありませんが、ドンカルロが次走に向けて帰厩しました。
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・2勝C

チャンピオンヒルズ在厩。
連戦の疲労が特にトモに来ていたようですが、インディバだけで対処。
回復にやや時間を要したものの、最新2月14日の近況ではもう治療の必要がなくなった為ここから乗り進めていくとのコメントが出ています。
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・障害オープン

チャンピオンヒルズで順調に調整を重ねていましたが、2月9日に栗東に帰厩。
3月2日の障害オープン(小倉・障害2860)を目標にすると発表されました。
馬体も増量し調教時計も良く、充実期を迎えているような印象。
この先期待大!
セントアイヴス(美浦・蛯名正義厩舎)牡・1勝C(未勝利)

ジェットレーシング在厩。
疲労回復にかなり手間取っていましたが、1月末からは坂路での乗り込みを開始。
最新2月14日の近況では小さな障害を飛ばしてセンスを測っていくとコメントされています。
ワラウカド
園田組のヒズハイネスとヘリックスは明暗分かれる経過。
ポーレットはまだ休養中。
ヘリックス(園田・飯田良弘厩舎)牡

1月30日のC2級(姫路・ダ1400)で移籍後2戦目を迎えましたが出負けしてブービー7着(→レース記事)。
中1週で上積みを狙った2月15日のC2級(姫路・ダ1400)では多少内容は上向きましたが5着まで(→レース記事)。
移籍以降はそもそも馬の状態が良くなさそうではあるのですが、それにしてもこの成績では厳しい状況と言わざるを得ません。
どうにか好転を……
ヒズハイネス(園田・新子雅司厩舎)牡

1月24日のC2級(姫路・ダ1400)で3着(→レース記事)し、続く2月14日のC2級(姫路・ダ1400)で1番人気に応えて園田移籍後勝利(→レース記事)。
地方競馬での通算で2勝目とし、JRA復帰要件を満たすまであと1勝としました。
この勢いで一気に!
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝・1勝C

グリーンウッド在厩。
いつもより使った後の疲労抜けは早かったようですが、勝ち上がった昨夏に比べると動きの面が足りない様子。
一応小倉の最終週か中京という次走目安は出ていますが、状態面が整うまではもうしばらく掛かりそうなので予定通り行くかは微妙。
急ぐ理由も無いので万全に整えてくれれば。
YGGオーナーズクラブ
レーヌドゥールは順調にレースを重ねています。トレブランシュもようやく帰厩。
レーヌドゥール(笠松・笹野博司厩舎)牝

1月23日の冬将軍特別(C13・笠松・ダ1400)で2着馬に7馬身差を付けて圧勝(→レース記事)。
続く2月7日の冬天の星特別(C1・笠松・ダ1400)では勝ち馬とのマッチレースに後れを取って2着(→レース記事)でしたが、それでもいいレースをしてくれました。
少し飼葉食いが落ちているようですが、このまま続戦の予定。
クラス上位なのは明白なので、馬体が維持できている内に3勝目がほしいところ。
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・1勝C

森本スティーブル美浦エリアで順調に過ごし、2月10日にようやく美浦に帰厩。
帰厩後バランスの悪さやテンションの高さなどに言及されていますが、いつも通りと言えばいつも通り。
厩舎サイドに望むことはきちんと結果を出してほしいという、ただそれだけです。
DMMバヌーシー
モルトヴェローチェはレース出走後のダメージが大きい様子。
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C
1月21日の平場1勝C(京都・芝2200)に出走し8着(→レース記事)。
レース後はリバティホースナヴィゲイトに放牧。外厩変更の理由はトレッドミルの有無が主因のようです。
最大懸念の脚元には問題は出ていませんが、背腰のダメージが大きかったようで回復に手間取っている様子。
時間がかかることは覚悟した方が良さそう。
3歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
アンモシエラが見事に重賞制覇。アスロスの回復は順調な様子。
一方、パリッドキャリアは進展なし。
アンモシエラ(栗東・松永幹夫厩舎)牝・オープン

1月17日のブルーバードC(Jpn3・船橋・ダ1800)で牡馬を蹴散らし見事に優勝(→レース記事)。
1月23日にチャンピオンヒルズへ放牧に出ました。
「3~4月の南関東ダートクラシック戦線から再始動し、今のところは6月12日(水)川崎 関東オークス(JpnⅡ・ダ2100m)を大目標にやっていこうかと考えています(1月24日近況・松永幹師)」という予定が発表されています。
前走で減っていた馬体重もすぐに回復し、最新近況時点では492キロ。
当面の目標である3月20日の京浜盃(Jpn2・大井・ダ1700)に向けての調整は順調そうです。
羽田盃の権利を取りたい!
パリッドキャリア(栗東・清水久詞厩舎)牡・未入厩

吉澤ステーブルWEST在厩。
頓挫は無く順調と言えば順調ですが、動きが良くなって来ない様子。
当然入厩の気配も無し。
時期的には相当厳しくなってきました……。
アスロス(美浦・蛯名正義厩舎)牡・未勝利

ジェットレーシング在厩。
骨折戦は完全に消えたとのことで、1月末からは騎乗運動が開始されています。
非常に元気で、馬体も増えている様子。
このまま順調に回復を!
ワラウカド
フラーハが初勝利。ヴィレムは次走へ向けて順調。カポデテュティカピにもようやく入厩にメド。
一方、キングズロアは骨折の憂き目に……。
カポデテュティカピ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・未入厩

チャンピオンヒルズ在厩。
渋いコメントが続いていましたが、2月に入ってからは良化傾向を示すコメントがようやく出てきました。
それに伴い、最新2月16日の近況では厩舎が入厩手続きを進めるという話が出ています。
ようやく第一歩……かな?
キングズロア(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利

吉澤ステーブルWESTで順調に調整を重ねられ、良い状態で1月31日に栗東帰厩。
しかし2月7日の近況で右前を気にするとの報告がなされ、精密検査の結果、橈骨付近は軽度の炎症でしたが各部位の検査をしたところ右膝の骨折が判明。6ヵ月以上の療養が必要との診断が下されました。
なんたること……
安静が必要なため北海道に移動することになり、既にパカパカファームに戻っています。
この後はセカンドオピニオンを取る予定ですが、どういう診断が出るにせよ残り時間を考えると相当厳しい状況に陥ってしまいました……。
ヴィレム(栗東・藤原英昭厩舎)牡・1勝C

1月17日に吉澤ステーブルWESTから栗東に帰厩。
2月24日のすみれS(L)にオレリアン・ルメートル騎手で挑むことが正式に発表されました。
相変わらず「緩い」「成長途上」とは近況更新の度に言われていますが、それも期待の裏返し。
騎手も追い切りに乗ってくれて準備は万端で臨めそうですので、好勝負を期待したいところ。
そして春の大舞台へ!
フラーハ(美浦・嘉藤貴行厩舎)牝・1勝C

2月11日の未勝利戦(東京・ダ1400)で1番人気に応えて快勝(→レース記事)。
レース後は心身のリフレッシュのため一息入れることになり、2月14日にケイツーステーブルに放牧。
ショックウェーブ治療や整歯が施されています。
しばらくゆっくりと。
YGGオーナーズクラブ
スウィープフィート、トレベルオールが上級戦で健闘し、コスタドラーダは船橋デビュー戦を快勝。
ホルトバージも次走へ向けて順調です。
ホルトバージ(栗東・寺島良厩舎)牡・1勝C

予定を変更して2月18日のヒヤシンスS(L・東京・ダ1600)に挑むことになり、2月3日に栗東帰厩。
状態は問題なく(馬具の調整で少し考える部分はあったようですが)、既に岩田望来騎手騎乗で出走が確定しています。
陣営としては正直同日のフェブラリーSに出走する同厩同騎手のキングズソードの試走という側面が強いかとは思いますが、ホルトバージも前走で戦った相手のその後の成績を考えるとオープンでも通用する目はあるはずですので、勝ち負けまで期待したいと思います。
スウィープフィート(栗東・庄野靖志厩舎)牝・1勝C

2月3日のエルフィンS(L・京都・芝1600)で、勝ち馬からクビ差の2着に惜敗(→レース記事)。
健闘には間違いありませんが、桜花賞に向かう事を考えれば痛恨のクビ差。
レース後はテンションは上がっているようですが状態はむしろ上向きという事で、在厩で3月2日のチューリップ賞(G2・阪神・芝1600)へ向かう予定。
鞍上には武豊騎手を配して、桜への最終切符を取りに向かいます。
まずは無事に出走出来ますように!
抽選はイヤよ!
コスタドラーダ(船橋・新井清重厩舎)牡

船橋移籍後はトントン拍子に話が進み、デビュー戦となった1月19日の3歳未出走未受賞(船橋・ダ1200)を快勝(→レース記事)。
とはいえレース後も脚元はスッキリしない状況が続いているようです。
それでも今のところは注意を払いつつも調整は進めていけるとのことで、獣医師とも相談しながら3月に次走を迎える方向。
よろしく頼んます!
トレベルオール(佐賀・真島正徳厩舎)牡

2月4日の飛燕賞(重賞・佐賀・ダ1400)で強豪を追い詰める2着(→レース記事)。
レース後にナカスジがモヤついたこともあってレントゲン検査が行われた結果、副菅骨の下の方の細くなっている所に少し剥離している箇所があるという診断に。
今回のレース時ではなく以前からあったものではとの所見で、痛みも無く歩様にも出ていないので剥離自体は恐らく大丈夫とのことですが、大事を取って次開催は見送る方向に。
「剥離した部分が固まってくれば問題ない」とのことなので、日にち薬で快癒してくれれば。
DMMバヌーシー
全馬概ね順調。
レイデラルース(美浦・手塚貴久厩舎)牡・1勝C
ノーザンファーム天栄在厩。
馬の制御に苦心されてはいるようですが、3月30日の山吹賞(1勝C・中山・芝2200)へ向けて概ね順調に調整中。
シャンパンポップ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・新馬
当初の予定からだいぶ遅れましたが、2月6日に栗東帰厩。
坂路の追い切りでスクミが出るなど体質面での不安は大きいままですが、この馬なりには順調に来ているのでは。
どうにかデビューまでこぎつけて欲しい!
ドリームクルーズ(美浦・戸田博文厩舎)牝・未勝利
1月19日にようやく美浦帰厩。
馬の調子が悪くなさそうな割にイマイチポジティブ感のない近況が続きますが、2月18日の未勝利戦(東京・芝1800)への出走が確定しています。
厩舎からの扱いを変えさせるような良い走りを期待!
全体の所感
順調な馬とそうでない馬の差が激しく、明暗がはっきり分かれている感じですが、全体的に見れば好調でしょう。
この後もアンモシエラ・スウィープフィート・ヴィレムなどがオープン級のレースに続々挑戦予定があり、地方馬の出走予定も多いので質量ともに楽しませてもらえそうです。
あとは故障馬の順調な回復を願って……。
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
