4月前半は出資馬たちが大挙して出走してくれましたが、自分の時間の都合上桜花賞以外は簡易版にて。
以下、出走の時系列順に8頭10走(連闘2頭は2レース分まとめて)のザッとした感想です。
カポデテュティカピ・4/6 阪神4R 3歳未勝利、4/14 中山4R 3歳未勝利
カポデテュティカピ
(牡3・Frankel×Fahan Mura by English Channel)
栗東・矢作芳人厩舎
ここまでの戦績:1戦0勝(0・0・0・0・0・1)
前走:3月24日・3歳未勝利(阪神・芝1600)16着(→レース記事はこちら)中1週
4/6結果
3歳未勝利(阪神・芝2000・良)
北村友(57)馬体重534
15着(16頭・16人気)
4/14結果
3歳未勝利(中山・ダ1800・良)
ムルザバエフ(57)馬体重528
12着(15頭・12人気)
出遅れて回ってくるだけで終わったデビュー戦でしたが、その分ダメージも少なかったとのことで、中1週で2戦目へ。
「まだスムーズさが足りない」と、距離を2000mに延ばしての挑戦となりました。
レースでは、スタートは良くありませんでしたが行き脚はつき、1コーナーに入る前に2番手の位置を確保。
ずっと好位をキープしたまま3~4角まで進んでいくことが出来ましたが、4角を回る時に外から仕掛けて来た後続馬たちに並びかけられると抵抗できず後退。
直線では下がる一方となってしまい、ブービー15着に終わりました。
レース後のレクチャーでは仕上がり状態がそもそも充分なものでは無いという旨の説明もあり、体が整っていない状況でのダート挑戦には懐疑的な見方も示されました。
しかし調教師サイドとしてはダートの可能性も見てみたいという事で、また今回のレース後もダメージが少なかったということもあり、出走枠に空きのあった中山ダート1800戦へ急遽連闘することが決定。
ムルザバエフ騎手を鞍上に配されて臨んだレースでは、スタートはこれまでで最も良かったものの、キックバックを嫌がったか進んでいかず後方からの展開。
向こう正面で外目へ持ち出されてからの動きは悪くなくスッと中団まで位置を上げていくことは出来ましたが、3~4角で鞍上のアクションが大きくなっても反応し切れず直線では流れ込むだけとなってしまい、12着で終戦。
結局デビューから一か月も経たないうちにツーアウト。転厩とはならず、一応まだ厩舎には在籍させてもらえるようですが、残り時間などの状況を考えると既に崖っぷち。
短期間での連戦(しかも輸送込み)で流石に疲れはあるようなのでこの後は一旦放牧となりますが、調教師サイドとしてはレースを重ねて上向いてきていることは確かとの見立てであり、回復次第戻したいとの意向のようです。
とはいえ、今後2か月以内に使ってもし9着以下ならスリーアウトでその後2ヵ月は出走停止となってしまいます。
短期間で最悪でも8着以内に持って来れるだけの状態になることが出来るのかは……。
厩舎の手腕を信じたいですが……
ウィンダミア・4/6 中山9R 葛飾特別(2勝C)
ウィンダミア
(牡5・ミッキーアイル×クエストフォーワンダー by Makfi)
美浦・林徹厩舎
ここまでの戦績:13戦2勝(2・3・0・1・4・3)
前走:9月17日・浦安特別(2勝C)(中山・ダ1200)8着(→レース記事はこちら) 中28週
結果
葛飾特別(2勝C)
(中山・ダ1200・稍重)
森泰(58)馬体重464
5着(16頭・8人気)
昨年9月のレース後、トモの状態が悪くなり放牧へ。原因不明のままなかなか良化しませんでしたが、年明け以降ようやく回復基調となり3月13日に帰厩。
当初は十日競馬で3月24日の中京戦に出走するプランもありましたが、諸々の状況から4月6日の葛飾特別を復帰戦とすることに決まりました。
森泰斗騎手を鞍上に迎えたレースでは、序盤から積極的に先行。
4番手で直線に向き、坂でもジリジリ脚を伸ばして一時は2番手まで上がりましたが、ゴール直前で後方から強襲してきた馬たちに一気に交わされてしまい5着で決着。
しかし半年ぶりのレースとしては充分な内容だったでしょう。
今まで中山1200戦では前に行けていませんでしたが、今回は鞍上が地方ジョッキーという事もあってか割とあっさり前目に付けられたことも良かったと思います。
今回はレース後も歩様異常などは無く、このまま中一週で東京ダ1400戦に続戦予定。左にモタれる為に極力避けられ続けてきた府中コースですが、ウィンダミアの2勝はどちらも当地でのもの。
鞍上は変わってしまうものの、叩いての更なる上昇に期待です。
ドグマ・4/6 中山10R 船橋S(3勝C)
ドグマ
(牡5・キタサンブラック×ショウナンカラット by ブライアンズタイム)
栗東・武幸四郎厩舎
ここまでの戦績:16戦3勝(3・2・0・1・3・7)
前走:2月4日・令月S(OP)(京都・ダ1200)16着(→レース記事はこちら)中8週
結果
船橋S(3勝C)
(中山・芝1200・馬場状態)
浜中(58)馬体重496
2着(15頭・9人気)
初ダート・格上挑戦だった前走は最下位惨敗に終わりましたが、幸い馬体に異常はなし。
しかしリフレッシュに加え節稼ぎの必要もある為、2月9日にチャンピオンヒルズへ放牧に出ました。
ダメージがそれほどなかったこともあって回復状況は良好で、3月12日に栗東帰厩。すぐに4月6日の船橋Sを目標とすると発表されました。
ハミ受けが悪く障害練習を挟むなど、相変わらず口向きに難しさは抱えながらとなりますが調整自体は順調で、除外されることも無く浜中騎手鞍上で無事に出走確定。
レースではまずまずのスタートを切りましたが馬の気任せで中団から。
折り合いがついたレース運びで3~4角を外目からいい感じで上昇し、直線へ。
坂でもしっかりと脚を伸ばして先行馬たちを追い上げ、自身よりも更に後方外から突っ込んできたサウザンサニーには後れを取ったものの、それに続く2着での入線を果たしました。
昨年完敗したレースだけに適性を不安視していましたが、折り合いさえつけばやれるというところを見せてくれました。
今年はダートの前走こそ完敗したものの、その前の新春Sでは勝ち馬からコンマ1秒差の5着に来ていますし、(口向きの懸念はともかく)状態としては完全に復調していると見て良さそう。
このまま4月28日のライスシャワーC(芝1200)に続戦するとのことなので、引き続き好勝負を期待したいと思います。
目指せオープン!
ポーレット・4/7 福島3R 4歳以上1勝クラス(牝)
ポーレット
(牝4・ハービンジャー×ポウリナズラヴ by Mizzen Mast)
栗東・吉岡辰弥厩舎
ここまでの戦績:9戦1勝(1・0・4・1・1・2)
前走:12月10日・3歳以上1勝クラス(牝)(中京・芝2000)9着(→レース記事はこちら) 中16週
結果
4歳以上1勝クラス(牝)(福島・ダ1700・良)
丹内(56)馬体重476
10着(15頭・7人気)
前走後はリフレッシュのため、グリーンウッドに放牧へ。
冬の小倉開催での復帰を視野にという事でしたが、例によって疲労の回復・動きの良化が遅く、予定は大幅に後ろ倒しになる事に。
3月頃にようやく良化のめどが立ち、4月の福島開催での復帰を目指して3月19日の検疫で栗東帰厩となりました。
前走後に角田大河騎手からダートの可能性を指摘されており、調教師サイドも乗り気でかなり早い段階でダートに進みそうな雰囲気を出されていましたが、その通り復帰戦は4月7日福島ダ1700戦に決定。
見ている方としては、ハービンジャー産駒にダートは不安。
そしてダートを使うにしても同週の阪神ダ1800戦でなく遠征の福島戦を使うというのは、疲れが残りやすいポーレットの体質を考えれば二重に不安を感じるところではあります。
母の父がダートG1馬なので、その血が表に出てくれればと祈りながらの観戦となりました。
しかしレースでは出負け気味のスタートとなり、そのまま後方追走の展開。
そして最後まで見せ場も無く後方をついて回るだけで終わり、バテた馬を交わしただけの10着に完敗しました。
レース後の結論は単純にダートが合わなかったというもの。
まあ予想していた事ではありますが、それが確定したので無駄なレースでは無かったと思いたい……。
次走は昨年結果を残した函館開催になるとのこと。
結局この半年で一走しか出来ていませんが、その分疲労は少ないはず(遠征したとはいえ)なので今度は予定通り行ける可能性は高いでしょう。
3歳馬が入ってくるので楽な戦いには成り得ないでしょうが、ドグマのように芝戻りショックで走る気を取り戻して貰えれば。
かつての堅実ぶりを
もう一度!
テラステラ・4/7 阪神7R 4歳以上2勝クラス、4/14 阪神9R 三木特別(2勝C)
テラステラ
(牡・モーリス×ステラリード by スペシャルウィーク)
栗東・矢作芳人厩舎
ここまでの戦績:16戦2勝(2・1・5・2・0・6)
2着・橘S-L
前走:3月23日・丹波特別(2勝C)(阪神・芝1600)3着(→レース記事はこちら) 中1週
4/7結果
4歳以上2勝クラス(阪神・芝1600・良)
坂井(58)馬体重480
7着(9頭・6人気)
4/14結果
三木特別(2勝C)
(阪神・芝1400・良)
池添(56)馬体重472
3着(17頭・4人気)
前走後の騎手コメントに1400が良いという言葉がありましたし、優先権も取れたので中二週で三木特別へ向かうのではと思いましたが、陣営の選択は中一週でのマイル戦継続。
レース前は先行策を示唆されていましたが、出があまり良くなく結局中団からの競馬に。
とはいえ折り合いはどうにか我慢して悪くない形で直線へ向き、直線半ばでは三番手争いまで浮上しましたが、最後に外から来た後続各馬のキレに屈して7着に終わりました。
それでもレース後のダメージは目立たないという事で、陣営は三木特別への連闘を敢行。
ただ優先権を失くしてしまったので出走できるかどうかは微妙なラインでしたが、幸いフルゲートにならなかった為に出走が叶いました。
ただし阪神1400では最悪の8枠。
レースでは、スタートはまずまずでしたが枠順もあって中位の外々からレースを展開する形に。
それでも手応え良く3~4角を回り、直線大外から勢いよく上がって行きましたが、最後100mで前と脚色が変わらなくなり3着まで。
しかし枠を考えれば充分。1枠だった7日のレースと枠順が逆だったなら、などと詮無い事を思ってしまう程度には好内容でした。
この後は流石に放牧に出し、一息入れることになるようです。
鞍上が毎度違うテラステラですが、これで4走前の菅原騎手からムルザバエフ騎手、坂井騎手、池添騎手と4人続けて「1400くらいがいい」というコメントが出ています。
主な理由は気性面(折り合い)によるものですので馬本来の肉体的適性とはズレがあるのだとは思いますが、それでも現状の距離適性に関しては流石に結論が出たでしょう。
得意の阪神コースが今開催を最後にしばらく閉鎖となるのは痛いですが、向こう一年の関西圏の主場となる京都コースもリステッド2着があるように別に苦手なわけでは無いハズ。中京でも2勝クラス3着がありますし、問題は無いでしょう。
リフレッシュ後は得意距離に狙いを定めて、近いうちにクラス突破を!
モルトヴェローチェ・4/7 福島8R 4歳以上1勝クラス
モルトヴェローチェ
(牡4・モーリス×モルトフェリーチェ by ディープインパクト)
美浦・大竹正博厩舎
ここまでの戦績:6戦1勝(1・1・0・0・0・4)
前走:3月17日・4歳以上1勝クラス(中山・芝2000)8着(→レース記事はこちら) 中2週
結果
4歳以上1勝クラス(福島・芝2600・良)
菱田(58)馬体重458
6着(16頭・5人気)
前走後に鞍上から「以前より走りが重くなっている」との指摘を受け、距離を延長する方向にシフトし在厩のまま福島2600戦へ。
レース間隔は詰まりますが脚元なども問題はなく、無事にレースの日を迎えることが出来ました。
レースでは、まずまずのスタートからすぐ5~6番手の位置を取ることに成功。最初の3~4角通過後のホームストレッチで内から順位を上げていき、1コーナーでは3番手まで上昇していきます。
しかし3角手前から徐々に後退し、中団まで下がってしまいますが、4角に向かって再び内からジリジリ上昇。
先団を見る位置で直線に向きましたが、そこから目立った伸びは見られずそのままゴールまで流れ込む形となり、結局6着という結果となりました。
今回も前走同様勝負所でモタついたのが痛かった。直線で止まっているわけでは無いので、そこさえ何とかなればもう少し上に行けるはずなのですが。
ただ、どうも今回は最初のホームストレッチを馬が最後の直線と勘違いして引っ掛かってしまったという事のようなので、情状酌量の余地も大いにありそう。
このまま中一週で同じく福島2600で連戦するということになりそうなので、コース二度目で慣れがあればもっと上の着順も望めるでしょう。
少し背腰の疲れも出てきているようなので、無理はしない程度に頑張ってもらえれば。
ドリームクルーズ・4/13 中山5R 3歳未勝利
ドリームクルーズ
(牝3・エピファネイア×パセンジャーシップ by ダイワメジャー)
美浦・戸田博文厩舎
ここまでの戦績:3戦0勝(0・0・1・1・0・1)
前走:3月17日・3歳未勝利(中山・芝1600)3着(→レース記事はこちら)中3週
結果
3歳未勝利(中山・芝1600・良)
横山武(55)馬体重496
2着(16頭・2人気)
前走後は在厩のまま、中三週で同条件の中山マイル未勝利戦に向かう事に決定。
当初鞍上に予定されていたルメール騎手はドバイのアクシデントで乗れなくなってしまいましたが、代役も関東トップジョッキーの横山武史騎手。
ドリームクルーズ自身も精神面の成長や飼葉食いの良化が見られるという事で、充実した状態で勝ち上がりに挑みました。
1枠2番となり出遅れて包まれることが唯一の懸念でしたが、レースではこれまでで最も良いスタートを切ることに成功。
そのまま枠なりに先行すると逃げる形になり、後続と差は無いものの馬群を引っ張ってレースを進めて行きます。
4角で外から来た馬たちのプレッシャーを受けましたが怯まず、直線に入る際にはコーナーワークで一度は完全に抜け出す形に。
坂をいい脚で伸びてきたナファロアに最後交わされてはしまいましたが、それ以外は抑え切って2着でゴール。
勝利まであとわずかだったので残念でしたが、ここは勝ち馬を褒めるべきでしょう。ドリームクルーズも充分いい走りをして見せてくれたと思います。
順番が回ってくる日も遠くないはず。
レース後も疲れは無さそうとのことで、具体的な目標は出ていませんが在厩のまま次走に向かう予定。
厩舎の扱いも昨年の放置状態からは天と地の差になってきているので、この機会を活かしていければ。
次は勝利を!
ホルトバージ・4/14 阪神6R 3歳1勝クラス
ホルトバージ
(牡3・キンシャサノキセキ×プレインズウーマン by Zensational)
栗東・寺島良厩舎
ここまでの戦績:9戦1勝(1・1・0・2・1・4)
前走:3月2日・3歳1勝クラス(阪神・ダ1800)4着(→レース記事はこちら) 中5週
結果
3歳1勝クラス(阪神・芝2000・良)
今村(54)馬体重470
5着(7頭・6人気)
前走後はすぐに4月14日の芝2000m戦を次走目標にすると発表され、宇治田原優駿ステーブルへ放牧して背腰などを治療。
4月2日に栗東帰厩し、二本追い切ってからレースの日を迎えました。
ノドの対策としてクロス鼻革を着用して臨みます。
レースではスタートで若干狭くなったものの出遅れというほどの不利では無かったように見えましたが、行く気も見られず後方へ。
ずっとそのままの展開で最終コーナーを回る時には最後方で直線を向き、2頭交わして5着で入線しました。
レース選び・レース運び的にそもそも勝つ気は薄く、入着での小銭稼ぎ狙いだったかと思いますので、掲示板を確保できて最低限の目標を達成したと言えるのではないでしょうか。
勝ち馬からそう差もありませんでしたし、頑張ってくれていると思います。
堅実に稼いできてくれているのでありがたいと言えばありがたいのですが、あまりにも勝負気配が薄いのも楽しさには欠けるので、贅沢を言えばもう少し勝ちに行って欲しいのが本音ですが。
ただ、次は古馬混合戦で斤量が軽くなってから、という事なので、ようやく真剣に勝ちを目指すフェーズに入ってきたのかとも思います。
馬体に異常はないとの話ですが、今回のレース前の宇治田原在厩時には結構治療に時間を割いていたようですし、大なり小なり疲れは溜まっているのでしょう。
次走まで多少間隔は開くので、その間にリフレッシュして勝ちを目指せる状態を整えてくれれば。
毎度の頑張りには感謝。
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様公式HPより許可を頂き掲載しております。DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております)