2023年4月15日から5月12日までの3歳以上(2020年以前産)出資馬の近況まとめです。
この期間中に走ってくれた出資馬たちはかなり苦戦(3か月続けて同じ書き出し……)。
しかも半数以上が掲示板を外し2ケタ着順も多く、全体の内容的には下降線をたどる一方という悲惨な様相。
しかしついこの間テラステラがリステッド2着と健闘。JRAのレースに出走した出資馬としては2月以来の連対を果たしてくれました。
脚部不安で休養していたモルトヴェローチェの状態が良化したり、同じく脚部不安で停滞していたヘリックスにようやく帰厩の目途が立つなど朗報もあるので、ここから巻き返していきたいところです。
ということで、以下、出資馬たちの近況確認です。
4歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド倶楽部
アリシアンは2戦するも結果を出せず、ウィンダミアも敗戦して共に放牧へ。
外厩で立て直し中のドグマは一応順調。
ドグマ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・3勝C

チャンピオンヒルズ在厩。
口向きを良くするために舌を縛って乗り込まれています。効果はあったようで、力みも少なくなりハミ受けの感じも悪くないとの事。
馬体重も500キロを少し超えるくらいで推移しており、順調なようです。
ただまあ、今までも外厩時点ではそこまでメンタルに問題があるという報告は無かったですからねえ……。
実戦で大丈夫かどうかはやってみないとわからないというのが正直なところでしょうか。
ともあれ順調ではありますし、放牧からひと月が経ちますので、もうそろそろ先の見通しもアナウンスして欲しいかな。
続報を待つ!
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

4月22日の平場2勝C(東京・ダ1400)に出走。実績のある府中で期待しましたが5着まで(→レース記事)。
今年前半の戦いはここまでとなり、夏休みに入る為に4月27日にテンコートレーニングセンターへ放牧に出ました。
個人的にはやや不完全燃焼感のある経過ですが、春の3戦では複勝圏内に入れなかったとはいえ全て掲示板は確保してくれているので、頑張ってくれたのは間違いないでしょう。
放牧後に「左の膝蓋周辺に少々疲れが見受けられる(獣医師)」「左トモの奥に疲れが溜まっているようで、それが四肢のバランスをやや乱している様子(テンコーTC伊藤マネージャー)」などの指摘を受け、治療を受けてオーバーホール中。
最新5月10日の近況でもマシン運動に留めるなどの軽い調整で疲労回復を図られており、徐々に毛づやが良くなるなど効果は出ているようです。
じっくり回復して
また秋にヨロシク!
アリシアン(美浦・加藤征弘厩舎)牝・1勝C

4月22日の浄土平特別(1勝C・福島・芝1200)で再び距離を1200に戻しましたが7着(→レース記事)。
返す刀で久々のダート戦に挑んだ5月7日の牝馬限定平場1勝C(新潟・ダ1200)では12着完敗に終わりました(→レース記事)。
中1週の競馬でも大きなダメージは見られなかったということですが(前走は最後流してましたからね)、心身をフレッシュな状態に戻すために5月9日にリバティホースナヴィゲイトに放牧に出ています。
次走は夏競馬で、後ろから行くイメージで状況打開を図りたいとのこと。
展開が嵌まればまだやれるはず。ただし福島はもういいかなあ……。
新潟あたりでなんとか一発!
ワラウカド
遂に遂にマテウスが復帰。初戦は完敗でしたがここからの巻き返しに期待。
マテウス(栗東・鮫島一歩厩舎)牡・1勝C(未勝利)

4月23日の飯盛山特別(1勝C・福島・芝2000)で1年半ぶりの実戦を迎えましたが、残念ながら後方ままの11着(→レース記事)。
復帰初戦から期待していたので残念な結果ではありましたが、まずは無事レースを終えられたことに感謝。
その後も順調で、既に5月14日の尖閣湾特別(1勝C・新潟・芝2000)に出走が確定しています。
今のところ一度使って急上昇と言う感じでも無く、景気のいい言葉はあまり聞こえてきませんが、それでも叩いての上積みはあるはず。
本来の実力の一端でも発揮してくれればいいレースができると思っています。
頑張れ~!!
YGGオーナーズクラブ
故障したミーナティエルナは順調に回復傾向。
ミーナティエルナ(栗東・寺島良厩舎)牝・1勝C

三重ホーストレーニングセンター在厩。
4月半ばから引き運動を始め、5月からはマシン運動も開始。
飼い葉もよく食べているという事で、回復は順調に進んでいるようです。
そのまま順調に。
DMMバヌーシー
現役馬はいません。
3歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
テラステラはリステッドで2着し、次走再び重賞挑戦を予定。ドンカルロも帰厩し、初の芝レースへの挑戦を予定。
一方、レースで惨敗したカグヤ、体調が整わないセントアイヴスは放牧へ。
明暗が大きく分かれています。
カグヤ(栗東・池江泰寿厩舎)牝・未勝利

4月23日の牝馬限定未勝利戦(福島・芝1200)に出走しましたが、12着惨敗(→レース記事)。
4月26日にチャンピオンヒルズへ放牧に出されました。今後は北海道開催での出走を視野に調整されるようです。
馬体重・体調共に一応回復は順調なようですが、アウトカウントの関係上次走まで2ヵ月開けることは確定でしょうから(そうでないと次走9着以下になった場合にスリーアウトになってしまうので)、次は7月くらいとなるでしょうか。
「今度はダートも選択肢に加えていこうかと思っている」というコメントが更なる絶望感を呼び起こしますが……。
小柄なエピファネイア産駒ですけど大丈夫?
間違ってもダート1000とかはやめてほしい。北海道ならせめて1700でお願いしたい。
なんとか……
ならんかな……
調教師への信頼メーターがマイナス方向に振り切れる前にどうにか結果を……とまでは言わないので説明をください!
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・オープン

4月22日に帰厩し、5月7日に橘S(L・京都・芝1400)に出走。不良馬場の中2着に健闘しました(→レース記事)。
悪い馬場での戦いでしたが今のところ大きな反動は無く、次走は5月27日の葵S(G3・京都・芝1200)になると発表されています。
2歳時のレースぶりからは1200はテラステラには短いと個人的には感じており、当初から葵S狙いでいた生粋のスプリンター相手では正直分が悪いとは思いますが、ここ2走の結果を見れば一発の期待は充分持てるとも思っていますので、次も健闘を期待させてもらいます。
まずは無事に、
出来れば好結果を!
願わくば良馬場で!
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・1勝C

前走後はチャンピオンヒルズで調整されていましたが、コンディション良好で調子も上がっているという事で5月5日に帰厩。
5月20日のメルボルンT(1勝C・京都・芝1600)もしくは21日の平場1勝C(東京・芝1600)で初の芝レースに挑戦するというプランが発表されました。
ええやん!
前走後に放牧に出た時に、帰厩後の目標になりそうなレースとして勝手に想定していたレースがメルボルンTだったのでありがたい。
芝がどうとかより距離短縮してほしくなかったのです。前走の1500の次の距離が(関西圏では)1800になるダート戦より芝1600の方が心理的に選びやすいんじゃないかと思っていたので、そうしてくれる方向で良かった。
芝については、ここまでのレースでのスタート直後の芝部分の走りを見る限りではこなせると思っています。
この時期の芝の3歳1勝クラス戦は頭数が落ち着きがちなので、そうなることも期待。
いい結果を期待します!
セントアイヴス(美浦・中舘英二厩舎)牡・未勝利

4月8日の前走後、当初は反動が無かったという事でしたが、4月20日の近況更新で体調が悪くなっていることが明らかにされました。
「左肩の奥の筋肉が張っている」という獣医師所見で、レントゲン検査では異常は認められないものの小休止を入れても歩様の違和感が治まらないという事で、5月2日にNSRへ放牧に出されました。
ちょっと判断が遅いかなとは思いますが、どうにか在厩で筋道を付けようとしてくれていたのはわかるので、まあ文句は言えないですかね。
外厩移動後は運動のみでの調整。歩様は固めなものの跛行とまではいっていないという事なので、一応は安心していいのでしょう。
この際という事で、左右両方に治療を施してメンテナンスを図ってくれているようです。
大事無さそうとはいえ時期的にかなり痛い状況ですが、せっかく前走で希望を見せてくれたので、どうにか先に繋げられることを祈ります。
早期回復祈願!
ワラウカド
勝ち上がりに挑んだポーレットは3着、ヒズハイネスは完敗となり、共に放牧へ。
逆に外厩にいたクリプティクコード、ヘリックスはそろそろ帰厩できそう。
ミロスラヴァは……厳しいか……。
クリプティクコード(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利

吉澤ステーブルWEST在厩。
先月半ばに背腰にコズミが出てしまい帰厩が延期となりましたが、以降調子を取り戻し、再度帰厩の話が出てきました。
5月半ばから末ごろまでには帰厩できそう。
体力のなさ(疲れやすさ)はネックですが、外厩では一定の能力は認められているようなので、どうにか変わり身を見せて欲しい。
これ以上の頓挫はナシで!
体力的にも時期的にも一戦一戦が勝負!
ヘリックス(美浦・大竹正博厩舎)牡・未出走

松風馬事センター在厩。
状態が安定してきたという事で、帰厩の話が具体的に出てきました。
当初はゴールデンウィーク中に入厩予定という事でしたが、最新5月12日の近況では来週の検疫で入厩という話に変わっています。
まあそんなもんでしょ。
一番最初の入厩予定が守られる例は(大竹師に限らず)そうそう無いので、元々GW中に入厩するという期待はあまりしていませんでした。
当初予定から10日~2週程度の遅れならまあ妥当では。
これ以上遅れられると流石にアレですが……。
なんにせよ、ここからは頓挫なく無事にデビューを迎えられますように。
頓挫ダメ絶対。
ヒズハイネス(栗東・斎藤崇史厩舎)牡・未勝利

4月15日の未勝利戦(中山・ダ1800)では、距離が長かったか最後止まってしまい13着(→レース記事)。
レース後も体調に問題はなかったようですが、リフレッシュと節稼ぎを兼ねて4月22日に宇治田原優駿ステーブルへ移動。
少し楽をさせた後、乗り込みを開始されています。
4月28日の近況で「右前蹄に欠けた部分があるので保護している」とあったので心配しましたが、装蹄師に定期的に見てもらいつつ、調教はそのまま進められているようでした。
最新5月12日の近況では蹄も伸びて順調に回復し、調教も負荷を上げてこれているようで、問題は軽微で済んだ感じ。
良かった良かった。
とはいえアクシデントには違いないので。当初「それほど長い期間は外には置かないつもりでいます(斉藤崇師)」と言われていた帰厩スケジュールにどれだけ影響するかは戦々恐々ですが……。
頓挫ダメ絶対。
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝・未勝利

4月15日の牝馬限定未勝利戦(福島・芝2000)では、絶好の展開でしたが伸び切れず3着止まり(→レース記事)。
レース後はすぐに函館2000m戦を次の目標にするとアナウンスされ、グリーンウッドに放牧に出ました。
移動直後は背中からトモにかけての疲労感が強く、複数回のショックウェーブ治療を受けています。
今年はどうも疲れやすさが目に付くようになってきたのが心配ですが、5月に入ってからは状態も回復基調となり、予定通り函館2週目のレースに向かっていけそうな状況です。
なんとかこのまま順調に。
ミロスラヴァ(美浦・林徹厩舎)牝・未出走

ファンタストクラブ在厩。
負荷を上げると歩様に乱れが出るため、なかなか状況が進捗しません。
この時期にまともに調教すら出来ないというのは流石に厳しい。
奇跡を信じたい……が……
YGGオーナーズクラブ
レーヌドゥールがゲート試験に合格し、デビューへの目途が立ちました。
トレブランシュは外厩調整中。
レーヌドゥール(美浦・尾関知人厩舎)牝・未出走

美浦在厩。
4月21日にゲート試験を受け落第しましたが、27日の2度目の試験で合格。デビューへの道筋を立てました。
とはいえ調教時計はまだまだで息遣いなども整っていないようですので、すぐにどうこうという事にはならなさそうです。
それでもまずはめでたし。
7月頃にはデビューできてるといいなあ。
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・1勝C

4月19日に森本スティーブル美浦エリアに移動。
移動当初はテンション高めだったようですが、だんだん落ち着いてきた様子。
本決まりではないものの北海道開催出走なら6月に移動という事で、とりあえずはその想定で進められていくようです。
DMMバヌーシー
オーヴァルブルームは掲示板を外してしまい、放牧へ。
モルトヴェローチェはようやく状態に良化の兆しが見えています。
オーヴァルブルーム(美浦・斎藤誠厩舎)牝・未勝利
4月22日の牝馬限定未勝利戦(東京・芝2000)で、よもやの6着(→レース記事)。
掲示板を外して優先権が無くなった事、馬体の細化が目立つ事から山元トレセンに放牧に出ました。
次走は一応予定はありますが、体調面の兼ね合いもあり流動的。
ここまで追いつめられるとは……
なんとかなってほしいものですが……。
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C
ずっと安静状態でしたが、エコー検査の結果が良く一応は快癒したと思って良さそうです。
とはいえここからも慎重に進めていく方針なのですぐに動き出しとはなりませんが、ひとまずは目途が立ちました。
やれやれ一安心。
夏の終わりごろには復帰できていると嬉しい。
全体の所感
出れば完敗を繰り返す中、そろそろ感覚がマヒしてきそうでしたが、先日のテラステラの走りで多少息を吹き返しました。
モルトヴェローチェが回復基調に乗った事で、今大きな故障を抱えているのはミーナティエルナだけになりましたから、順調に数を使っていければいずれ再び勝利の声を聴く日も来るはず。
今月は記事初めの書き出しが先月同様でしたが、締めも先月と同じ言葉で終わりたいと思います。
勝たぬなら 勝つまで待とう
ホトトギス!
どうするもこうするもそれしか出来ないので開き直るしかなーい!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
