こんにちは、まちかね太です。
4月15日の中山4レース・3歳未勝利(ダ1800)に、ワラウカドでの出資馬ヒズハイネスが出走しました。
試走感の溢れていたデビュー戦を(出資者的には)それなりに見所もある内容でまとめ、試金石の2戦目はそのまま在厩しての続戦で迎えることになりました。
とはいえ優先権の無い身の上では希望のレース(予定は福島)への出走は難しく、当週もあえなく除外かと思われたところ、中山ダート1800戦の枠が空いたという事で急遽そちらに矛先を向けることに。
ラッキー!
芝1600だった初戦とは条件がガラッと変わりますが、なればこそ結果もガラッと変わってもおかしくはないとも言えます。
まあ人気は無いでしょうが、一度のみとはいえ実戦経験も積んだ今、変わり身を期待してもいいでしょう!
骨瘤皇子、反逆開始だ!
以下、一変を楽しみに見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・ヒズハイネス
ヒズハイネス
(牡3・モーリス×プリンセスプリンセス by Discreet Cat)
栗東・斉藤崇史厩舎

ここまでの戦績:1戦0勝(0・0・0・0・0・1)
前走:3月25日・3歳未勝利(中京・芝1600)10着(→レース記事はこちら) 中2週
レースまでの状況
体力不足を懸念されながらも迎えたデビュー戦だった前走では、出遅れながらも流れにはしっかり付いていく事が出来、勝ち馬から0.9秒差に収めることが出来ました。
着順はともかく、内容的には先々に希望を充分持てるものだったと言っていいでしょう。
欲目全開は百も承知!
まあ経験を積んだとはいえいきなり体力不足が解消するわけもありませんが、その後の状態にも問題は無く、もう一本レースをさせたいという事で在厩継続で出走機会を窺っていくことに。
4月5日・7日に続けて近況更新があり、レース後のダメージが抜けて時計を出し始めたという報告に加え、次走は芝1800の条件を狙いつつも、芝1600~1800だと混み合う可能性も高く、ダートでもその距離ならこなせそうなのでそれも視野に入れて調整するという方針が示されました。
そして、最終的には前走から中2週となる4月15日の福島芝1800戦(若手騎手限定)が第一目標となりましたが、想定段階では中2週・権利ナシの馬が出走するのは厳しそう。
デスヨネ~
時期を考えると当然とも言えるでしょう。最終的に当該レースの出走枠は中7週の馬で抽選という事になりましたので、普通に門前払いでした。
しかし、次週以降へのスライドも已む無しと思いながら眺めた木曜発表の確定出馬表。
なんと同日の中山ダート1800戦にヒズハイネスの名前があるではありませんか!
!?
普段はブロック制の壁に阻まれてなかなか関西馬が関東主場の未勝利戦に出張することは叶いませんが、フルゲート割れだった為に出走可能に。
この週は中山で牝馬限定戦も含めてダ1800戦が4つ組まれ、更に福島でもダ1700戦が3つ組まれていたことで、ダート中距離狙いの馬が分散したようです。
ラッキー~!
しかも鞍上はミルコ・デムーロ騎手。当然突発的な依頼だったでしょうから、かつてのトップジョッキーが空いていたのは僥倖。
当初の出走予定からは変更を余儀なくされているとは言え、運の向き自体は決して悪くないのでは?
てか普通にラッキー!
なお近況では、急遽の中山ダート参戦について「状態からも来週を待たない方が良いと考え、阪神・中山で行けそうなところで投票することとし、中山に向かうこととなりました」(斉藤崇師)というコメントがありました。
「来週を待てない状態」というのは、「状態がピークを迎えている」という事なのか、「これ以上の在厩調教に耐える体力がない」という事なのか……。
合わせて「これ以上の在厩調教に耐える体力が無いので、結果として今が状態のピーク」という事なのかな、と本質的にネガティブ思考の私はこのコメントの意味をそう受け取りもしましたが、仮にそうだとしても今が現状のピークであるには違いない。
期待してもいいハズ!
その気持ちはレースのメンバーを見て更に高まります。
13頭の出走メンバー中、毎度勝ち負けをしているクラス上位馬はニシノファンフェア(父ホッコータルマエ)1頭のみ。
前走3着のシンボリタイプ(父ロゴタイプ)はそれが13番人気での激走で、連続して同じパフォーマンスを発揮できるかは心もとなく、芝で2着を2度記録しているユイノオトコヤマ(父メイショウサムソン)は初ダート。
他は掲示板に載るか載らないかという感じの馬が多く、安定して好走が期待できるのはそれこそニシノファンフェアのみ。
もちろん、我らがヒズハイネス自身も初ダートであり強調できる実績は無いわけですが、もし砂適性があれば一気の突き抜けすら期待できそうなメンバー構成です。
そういう事情もあってか、まったくの人気薄だと思っていたヒズハイネスにも新聞誌上ではちらほら印を回されており、まずまず穴人気しそうな感じ。
多少なりと評価されるのは
素直に嬉しい。
枠は6枠9番。
枠順の影響があまり大きくないコースではありますが、好走率はやや高い枠。奇数ですが良枠でしょう。
デムーロ騎手の過去3年コース実績は、出走騎手中横山武騎手(ニシノファンフェア騎乗)に次ぐ位置を争うなかなかのもの。
ただしモーリス産駒のコース実績はかなり低調。モーリス産駒のダートでの実績は今のところ短距離偏重なので、やや不安な面はあります。
とはいえカフジオクタゴンのように中距離タイプのダート馬もいますし。
まあ何しろ初ダート初距離初遠征、やってみないと始まらない!
最後までラッキーが続くことを
願って!
レース内容
当日は仕事があったので録画観戦。週末は悪天候で、4レース時点の中山競馬場は雨、ダートは稍重。
ヒズハイネスは前走比+4キロの450キロで登場。元々福島を予定していたこともあってか、遠征でもプラス体重を確保。パドック動画では適度に気合も乗っているように見えましたし、悪くないんじゃないでしょうか。
人気は当然ニシノファンフェアに集中し、1.7倍で1番人気。ユイノオトコヤマ(5.4倍)、シンボリタイプ(9.3倍)までが10倍以下で、ヒズハイネスは16.2倍の7番人気。
中位人気ですが、好走しても全然おかしくないと見られている倍率とも言えるでしょう。
期待に応えてほしい!
それらを確認してレース映像へ。
大外の人気馬ニシノファンフェアが枠に収まるシーンから映像開始。
ゲートオープン!
ヒズハイネスはやや煽り加減となり、前走に引き続き出遅れスタート。
ぐぬぅ……
覚悟していたとはいえ嬉しくない事態。
しかし一旦最後方近くまで下がったヒズハイネス、馬群の外に持ち出されると、1コーナーへ向かう道中グーンと上昇。
一気に位置取りを押し上げていきます。
お?
1コーナーはかなり外を回る形になりましたが、先頭集団を内に見ながら4番手くらいの位置で通過。
そこからもまだまだ外から上昇を続け、ハナを奪ったエアアレクサンドラ、半馬身差で続くショーエースに外から並びかけていく勢い。
いいぞいいぞ~
(引っかかってる……?)
ダートを苦にする様子もなく当たり前のように先行している姿には喜びを禁じ得ませんが、頭は高く折り合いに難がある様子も垣間見えます。
2コーナーを通過して向こう正面に入るあたりでは、抑えたのか一旦少し下げてすぐ後ろにいたニシノファンフェアらと並ぶ形になりましたが、残り1000標識を通過するあたりで再び前へと進出。
逃げるエアアレクサンドラの外、半馬身から1馬身ほどの位置まで上がって3コーナーへ。
このまま行けるか?
さあ4コーナーへ向けての勝負所。デムーロ騎手の手は徐々に動き始めてきています。
しかし差は詰まって行かず、エアアレクサンドラ鞍上石橋騎手の手が動き始めると、むしろじわじわ差が広がっていくことに。
そしてすぐ後ろからは、ニシノファンフェアが外を回って上昇開始。
ニシノファンフェアに直後に付けられるとデムーロ騎手のアクションがいきなり大きくなりましたが、ヒズハイネスの反応は芳しくないぞ!
ぬぬぬ……
エアアレクサンドラとの差は3馬身まで広がり、内側をショーエースに掬われ、外からニシノファンフェアに並びかけられる苦しい形で4コーナーを回り、直線へ。
どこまで粘れる!?
しかし直線入ってすぐにニシノファンフェアに抜き去られてしまうと、そこでもう完全にヒズハイネスの脚は止まってしまいます。
ムチも入りましたがそれ以上の抵抗は出来ず、後ろから来る馬たちに続々と交わされていき、残り100m地点で画面からフェードアウト。
Oh……
レースは、ニシノファンフェアがエアアレクサンドラをきっちり捉えて1馬身1/4差を付け、1着。エアアレクサンドラからクビ差の3着には末を伸ばしたベルウッドシキシマが入りました。
ヒズハイネスは13着。最下位に轟沈してしまいました……。
結果
3歳未勝利(中山・ダ1800・稍重)
デムーロ(56)馬体重450
13着(13頭・7人気)
所感
……ま、まあある意味
見せ場はあったし!
最下位と言う結果には流石に消沈せざるを得ませんが、引っかかり気味だったとはいえ出遅れから巻き返してすぐに好位を取ってレースを展開できたのは良かったのでは。
直線手前で早々に手応えが無くなってしまったのは、まだまだ体力不足、もしくは単に距離が長かったという事でしょうか。
或いはその両方か。
多分両方かな?
今回のレースにポジティブな面を見出すとしたら、ダートでもスムーズに進んで行けた事。
今回に関しては、出遅れたことが逆に功を奏して外目を砂を被らず進んで行けた事もありますので、馬ごみの中で砂を被った時にどうなるかはまだわからない部分もありますが、個体の適性としてダートがまるで無理と言う事は無さそう(着順の事はひとまず置いといて)。
今後芝もダートも混み合う短距離戦を目標にした時に、今回のように「目標のレースに出られないけど他のレースにならなんとか潜り込めるかも」となった時の選択肢のオプションは増えたと見ていいでしょう。
まあなんにせよ、もっと体力を付けてから、距離を縮めて改めて出直しですね。
今回の結果が素質に即したものとは思えません!
いいスピードは見せてくれたので、それを最後まで維持できる体力さえつけば結果も変わってくるはず。
デビュー戦前には「少し短いとこの馬にとっては競馬が忙しくなりすぎる可能性もあります」(斉藤崇師)という調教師コメントもありましたが、ここ2戦の結果を見る限りはその不安は杞憂に終わる可能性の方が高そうですし。
とはいえ、流石に次走までは暫く間隔を開ける形になりそうです。
それは仕方ない事なので、休みついでにゲートも改善してほしいところ。短距離戦で出遅れてはデビュー戦の展開が精いっぱいでしょうからね。
残り時間的にもそう猶予はありませんが、次こその逆襲を信じて!
頼んまっせ殿下!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)