ワラウカド 一口馬主

Festina lente! マテウス、今はまだ道の半ば(ワラウカド出資馬出走報)

Festina lente!マテウス、今はまだ道の半ば

こんにちは、まちかね太です。

5月14日の新潟9レース・尖閣湾特別(1勝C・芝2000)に、ワラウカドでの出資馬マテウスが出走しました。

度重なる骨折による1年半にも及ぶブランクを乗り越え、待ちに待った戦線復帰となった前走。

結果としては現実の厳しさを思い知らされる事になりましたが、まずは戻って来れたことに感謝します。

とはいえ悠長なことは言っていられない状況には違いなく、事情があったからと大目に見てもらえるのにも限度はあるでしょう。

ここからは真剣に正念場。

中2週で迎える復帰2戦目となる今回、どれだけ変わり身を見せられるか。

まちかね太
まちかね太

本来の力の一端でも発揮できれば!

マテウス本来の天与の能力を以ってすれば、充分以上に戦えるはず。

以下、せめてその片鱗を見せるところまで状態が戻ってくれればと思いながら見ていたレースのレポートです。

出走馬プロフィール・マテウス

マテウス

(牡4・モーリス×ボカイウヴァ by Teofilo)
栗東・鮫島一歩厩舎

マテウス230423

ここまでの戦績:3戦0勝(0・0・2・0・0・1)

前走:4月23日・飯盛山特別(1勝C)(福島・芝2000)11着(→レース記事はこちら) 中2週

レースまでの状況

ほぼ回ってくるだけという形で終戦してしまった前走でしたが、幸いレース後も脚元に問題はなく、続戦の方向で進められていくことに。

前走出走時には「ピークだから今使わないと……」というニュアンスだったと思いますが、使ったことによってピークアウトするのではなく逆に調子が上向いたという判断でしょうか。

目標は5月13・14日の新潟競馬場での芝レースとなりました。

1年半出番を待ち続けた身としては、順調に使っていってもらえるというのはそれだけでも有難い事ではあります。

「出走する」という一事がどれだけ難しい事かは、身に染みてわかっていますからね……。

まちかね太
まちかね太

おお懐かしのミレーレ、
ああ悲しみのミロスラヴァ、
いざやこれからヘリックス!

クリプティクコードやヒズハイネスも加えてもいいかな?

冗談はさておき、短期間に出走を重ねてもらえるのは有難くはありますが、冷静に前走の内容を振り返れば中2週でガラリ一変までは流石に厳しかろうというのも正直なところ。

そもそもの持てる力が上位なのは疑いようもないところですが、復帰初戦ではその力を垣間見せるところまでも行かなかった以上、「叩いて叩いて徐々に道筋を立てる」ルートに入った事は間違いありません。

それでもデビュー戦・2戦目で好勝負を演じた相手を見れば、やはりこのクラスならどうにかなって欲しいと思ってしまうのも出資者のサガ。

福島よりは新潟の方が合っていると思いますし(思いたい)、やはりここは大きな変わり身を期待して見守りたいと思います。

そして迎えたレース当週、特別登録にマテウスの名があったレースは2つ。芝2000の尖閣湾特別と、芝1600の三国特別です。
この週は他に平場の芝1800戦(若手騎手限定)が編成されており、芝のマイル~中距離狙いの馬たちが分散すると見込まれる為、未勝利馬のマテウスも少なくともどれかには出走出来そう。

結果としては3レース全てフルゲート割れとなり、マテウスは尖閣湾特別で出走確定となりました。

尖閣湾特別の出走頭数は12頭。そのうち7頭が中央での勝利歴が無い未勝利馬もしくは地方からの出戻り馬という構成。
勝ち星アリの馬にもこのクラスで上位常連と言える馬は多くなく、メンバーレベルは高くありません。

まあマテウス自身が未勝利馬なので、本来偉そうなことを言える立場ではありませんが。

まちかね太
まちかね太

ともかく期待しても良さそう!

そんなメンバー中、予想段階で人気を集めているのは4頭。
初芝の前走で3着好走したサンライズロナウド(父ハービンジャー)、前10走中8回掲示板内に入っているグルーヴビート(父ディープブリランテ)、同じく掲示板前後の安定勢力マイネルジャッカル(父トーホウジャッカル)、長距離路線から回ってきたリッチブラック(父エピファネイア)。

マテウスは前走の結果もあって人気は落ちていますが、上位人気の馬たちにもどうしても敵わないという印象のある馬はいません。

まちかね太
まちかね太

やれるはず!

枠は7枠10番。大外だった前走に引き続き外目の枠になりました。
勝率・連対率は低めに出ている枠ですが、新潟の芝も荒れてきていますし、他馬を気にする面があるマテウスにとっては包まれにくいという意味では悪くは無いかもしれません。

鞍上丸山騎手の過去3年コース実績は、今回の騎乗騎手中では相対的に上位と言えます。

モーリス産駒の過去3年コース実績は全くもって褒められたものではありませんが、新潟全体で見ればむしろ得意コースのはずなので、何かの揺らぎだと思いたい。

全体的なコースのデータとしては若干マイナスといったところでしょうか。

まちかね太
まちかね太

……為せば成る!

真なる力の一端を見せてくれ!

レース内容

週末は天候がぐずつき気味でしたが、9レース時点の新潟競馬場は晴、芝も良。

マテウスは前走と変わらず522キロでパドックに登場。

まちかね太
まちかね太

んー……

流石にまったく絞れていないとは思わなかったなあ……。
それでも歩く様子は前走よりは上向きだったように思いますが、グリーンチャンネルのパドック解説には仕上がり途上と一蹴されていました。

まちかね太
まちかね太

……それでも叩いた分
前走よりはいいはず!

最終人気はサンライズロナウド(3.6倍)、リッチブラック(3.7倍)、グルーヴビート(4.5倍)、マイネルジャッカル(5.6倍)の順になり、マテウスは16.0倍の6番人気。

その後本場馬入場、輪乗りを経てゲート入り。発汗が目立つ感じになってきたマテウスでしたが、問題なくゲートイン。大外キヨラも収まって、準備完了。

ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

んん~~

マテウス、立ち遅れ気味のスタート!

周囲から1馬身ほど遅れての発馬となりましたが、直後に鞍上丸山騎手が少し促すようにして馬群から離れないように付いていきます。

距離の長い向こう正面、早々に先頭から最後方までかなり開く展開になりましたが、馬群は大きく3つに分かれました。

逃げるモンサンプリーモが引っ張る先頭集団は5頭。人気の一角リッチブラックの他、アイスランドポピーとアオカミ、エボカシオンで形成されています。
そこから3馬身ほどの次位集団も5頭。この集団はサンライズロナウドが引っ張り、グルーヴビートもここに。マテウスはこの集団の3番手で、サンライズロナウドと2番手のキヨラを外から見るような形でレースを進めています。
残りの2頭は次位集団からも5馬身ほど遅れ、マイネルジャッカルがここに。

馬順はあまり変わらずそのままレースは流れていきますが、外回りコースに入るあたりで次位集団が先頭集団との差を詰め、一塊の馬群に凝縮。

マテウスも先頭との差を5馬身ほどに詰めて外目6~7番手くらいの位置取りとなり、坂を上っていきます。

そして坂の下りへ。4コーナーへ向けて、外を追走するマテウスの動きはスムーズ。

先行グループを射程圏に捉えた状態で残り800を通過、そして直線へ。

残り600、鞍上丸山騎手の手が徐々に動き始め、さあ勝負所!

マテウスの手応えは……!

まちかね太
まちかね太

ん、んん~~?

伸びていないわけではないと思いますが、前の馬たちと同じような脚色。

それでは当然前を抜けるわけもなく、上がりも下がりもしないままどんどんゴールが迫ってきます。

直線半ばでは若干外側にフラつく様子も見られ、更にその外から来たグルーヴビートの圧力で進路を内寄りに戻されてからは勢いも減衰。

まちかね太
まちかね太

あかんか……

失速まではしませんでしたが、結局そのまま流れ込むだけの形でゴールイン。

レースは直線で早めに抜け出したサンライズロナウドが1頭だけラチ沿いを走って押し切り優勝。2着は外目を伸びたアイスランドポピー、3着はアオカミ。

マテウスは8番手で入線していました。

結果

尖閣湾特別(1勝C)(新潟・芝2000・良)
 丸山(58)馬体重522

 8着(12頭・6人気)

所感

まちかね太
まちかね太

甘くない……

一言で言えば「仕上がり不足だった」で終わるのでしょうが、なかなか厳しい結果。一応持ちタイムは更新しましたが……。

とはいえ、4角までのレースぶりは前走から随分進歩していたと思います。同じように出遅れましたが、今回はスッと中位まで上がっていくことが出来ましたし、そこはポジティブに捉えても良いのではないでしょうか。

直線では復帰後2走とも全く反応できていませんが、同じ流れ込む形であっても今回は道中の位置が上がっていた分だけ着順は上がりました。

だから安心とは流石に言えませんが、関係者コメントでレース前にも後にもひたすら言われ続けている「緩さが~」「緩さが~」というセリフがいずれ無くなった時には末脚も伸ばせるようになるでしょうし、ゲートも改善するかもしれません。

まちかね太
まちかね太

その日が来ればきっと!

というわけで、今は一にも二にも緩さの解消を目指してトレーニング(或いは実戦)を重ねていくしかないフェーズである事は確定しました。

ここまでの脚元の経緯もありますのでじっくり行きたいところですが、そこは4歳未勝利馬の身。いつまで猶予がもらえるか、という崖っぷちな状況である事も事実。

待てば海路の日和あり、というのは状況からは悠長に過ぎるので、「良い結果にするにはゆっくり行く方がいい」「しかし歩みが遅すぎても望む結果は得られない」という意味を持つこの言葉をマテウスには贈りたいと思います。

まちかね太
まちかね太

Festina Lente!

頑張れマテウス、ゆっくり急げ!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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