2022年12月17日から2023年1月20日までの3歳以上(2020年以前産)出資馬の近況まとめです。
上記期間中は各馬が頑張ってくれまして、テラステラ、ドグマ、モルトヴェローチェが勝利。
ウィンダミアやポーレット、オーヴァルブルームも好走してくれています。
また、カグヤとセントアイヴスがデビューを果たしたことによって、3歳馬14頭中未デビューは残り6頭に。セントアイヴスは年明けの出走でしたが、それを除いてもどうにか半数が昨年内デビューを果たしました。
全体的な遅れを取り戻せているとは言い難いですが、残りの組にも何とか続いてほしいところ。
さて、ではそんな出資馬たちの近況を確認していきたいと思います。
4歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド倶楽部
ドグマが復帰戦で勝利、ウィンダミアが2着とそれぞれいいレースをしてくれました。
ドグマはこのまま続戦予定。ウィンダミアはその後小さな脚部不安が出ましたが、大事は無さそうで一安心。
また、次走は未定ながらアリシアンも帰厩しています。
ドグマ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・3勝C

1月8日の平場2勝C(中京・芝1200)で見事な差し脚を披露し快勝(→レース記事)。
レース後の様子見でも特に問題は無く、1月29日の巌流島S(3勝C・小倉・芝1200)に続戦の方向で進められていくことになりました。
同日のシルクロードS(G3・中京・芝1200)にも登録はするかもしれないとの事ですが、本線はあくまで巌流島Sだそうです。
1月12日近況での調教師コメントでは更なる成長を促すために休養しそうな雰囲気もありましたが、結局使ってくれそうなのはありがたい。
その時の「ゆくゆくはオープンまでいける器だと思っています」というコメントは、先々への期待を表すと同時に「現時点ではオープンには足りない」という意味にも取れるので、いきなりから即勝ち負けとまでは行かないかもしれません。
小倉芝1200はかささぎ賞のイメージが強く、あまりいい印象はありませんし。
しかし、ドグマは元々叩き良化傾向の戦績を持つ馬。休み明けの前走でも成長した姿を見せてくれましたが、叩き2走目となる次走では更なる上昇があってもおかしくはないはず。
想像を覆す走りを期待させてもらいます。
頼むぜ我がエース!
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

休養明けからの叩き2戦目となった12月18日の舞浜特別(2勝C・中山・ダ1200)で2着(→レース記事)。
個人的には距離が短いのではという不安を抱いていましたが問題は無く、クラスにも完全にメドを立てました。
レース後には更なる続戦も検討されていましたが、12月22日の近況で右前の球節に若干の疲れが出たとの報告。
ぎゃー!!
しかし歩様に異常は無く、獣医診断でも「深刻なものではない」ということで、溜まっていた疲れが出たものではないかという事です。
ふう、やれやれ。
が、故障ではないとはいえ無理をするわけにもいかず、12月27日にテンコーTCに移動。
幸い移動後は球節不安がぶり返すようなこともなく順調。
「以前のような線の細さがないですし、中身も大人びてきた様子」と、成長してきているとの評を貰えているようです。
最新1月18日の近況では坂路半マイル55.6-39.2-12.3の時計を出し、馬体重も486キロ(1/13測定)になっているなど、むしろ好調そう。
このまま行けば、放牧時に言われていた次走目安である春先の中山開催には余裕で間に合いそうです。
このまま順調にヨロシク!
アリシアン(美浦・加藤征弘厩舎)牝・1勝C

前回の近況まとめ時には「冬場はイマイチ」的なコメントが多く、もしや冬競馬全スルーする気なのではという危機感を抱きましたが、どうやら杞憂だったようで1月8日に美浦帰厩。
以降も順調なようで、18日には坂路で馬なり52秒台の時計も出し、「さほど時間を要することなく出走態勢を整えることができるのではないでしょうか」という調教師コメントが出ています。
ただ関東圏に芝短距離の1勝C戦が全然組まれていないので、ローテは難しくはなりそう。
距離延長を嫌がる場合、小倉遠征という形にならざるを得なさそうです。2月4日に芝1200牝馬限定戦があるので、早ければここかな?
どうするにせよ条件的に楽にはなりそうもないですが、このクラスでは力上位のはずなので復帰初戦から期待……するのは当然として、まずは
幸運祈願!
とにかくひとえに運に恵まれますように。
ワラウカド
マテウスは本州移動後もまずまず順調に進めています。
マテウス(栗東・鮫島一歩厩舎)牡・1勝C(未勝利)

ドラゴンファーム在厩。
引き続きダイエットと体力強化に励んでいます。
15-15は普通にこなせているようですが、さすがに長期間休養していた事もあって、ダイエットの方はともかく体力面の強化については少々時間がかかりそうな感じ。
まあ今更焦りはしませんので、このままじっくりお願いします。
その代わり、復帰即勝ち負けという展開を期待していますので!
頼んまっせ!
YGGオーナーズクラブ
ミーナティエルナの治療フェーズがようやく終了。復帰へ向けて動き出しています。
ミーナティエルナ(栗東・寺島良厩舎)牝・1勝C

宇治田原優駿ステーブル在厩。
12月20日に蹄鉄を普通のものに打ち換え、調教を進められていきましたが、以後も蹄に異常は無し。
蹄の問題は今後も油断できませんが、今回に関してはどうやら回復してくれたと思って良さそうです。
よく頑張ってくれました。
現在は週2本の坂路15-15を普通に行えており、調教開始以来馬体が減り続けているという懸念点はあるものの、概ね順調とは言えそう。
「(6ヶ月の見舞金対象になる)2月のタイミングで復帰させられたら」というコメントが以前出ていましたので、そろそろ帰厩予定の話が出てもおかしくないかもしれません。
このまま無事に復帰してくれますように。
DMMバヌーシー
現役馬はいません。
3歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
テラステラが連勝達成でオープン入り。
ドンカルロは未勝利脱出に苦戦気味ですが、対策を立てて次こそは。
カグヤ、セントアイヴスはそれぞれそれなりに見せ場もあるデビュー戦を終えています。
カグヤ(栗東・池江泰寿厩舎)牝・未勝利

12月18日の新馬戦(中京・芝1400)でデビュー。単騎逃げからの粘りこみで、5着馬とはハナ差の6着としました(→レース記事)。
ゲート試験からデビューまで直行したこともあり、放牧を挟んでリフレッシュを図る為、12月26日にチャンピオンヒルズへ移動。
「食べたものが実になりにくい」と言われながらも少しずつ馬体も回復し、「神経質な一面が窺えます」とは言われながらも「印象よりは乗りやすい」とコメントされ、課題は多いながらも大きな問題とまではされていないようです。
あとは「馬自身に力はありますので、あとは実戦経験を積みながら」というデビュー戦後の調教師コメントを実践してもらえることを祈るのみ。
最悪半年程度の放置は覚悟していますが、出来ればもう少し早めに動かしていってもらいたいものです。
なにとぞよしなに。
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・オープン

12月10日の未勝利戦勝利から中1週で臨んだ万両賞(1勝C・阪神・芝1400)も勢いのまま連勝(→レース記事)し、一気にオープン馬に。
レース後すぐの島上牧場への移動を経て12月28日にチャンピオンヒルズへ移動し、トモへのインディバ治療や腰へのコンドロイチン注射などで体をケアしつつ順調に調整中。
どうやら中1週続きによるダメージは大きくないようで、良かった良かった。
公式では次走予定などの発表はありませんが、新聞などでは3月18日のファルコンS(G3・中京・芝1400)を視野に入れていると報道されています。
万両賞で2着に下したペースセッティングがシンザン記念(G3)でも2着とし、重賞でも通用する力を見せています。
テラステラもライバルに置いていかれないよう、万全の状態で次走を迎えて勝ち負けを演じてくれれば嬉しい。
そしてその先のG1へ!
ソアヴィータ(栗東・四位洋文厩舎)牝・未入厩

グリーンウッド在厩。
最新1月20日の近況で馬体重456キロ。15-15の調教が始まったことが報告されました。
おお、ようやく……
身体も一時と比べると大きくなり、調教しても馬体重を維持できているようで、どうにか競走馬としてのスタートラインには立ってくれたと言えそう。
まあもう未勝利戦実施期間もあと半年くらいしかないので悠長にしている時間はありませんが、とりあえずデビューへ向けて光明は差してきたかな。
このまま無事に行ってくれれば。
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・未勝利

1月15日中京の未勝利戦(ダ1400)で、見せ場なく7着に敗退(→レース記事)。
レース後は「成長が欲しい」というコメントが騎手・調教師双方から出ており、長期放牧に出されそうな雰囲気にヒヤヒヤ。
しかし1月19日の近況で、放牧には出されるものの「まず勝ち上がってから時間をかけて成長を促す」という方針が示され、一安心。
騎手からは距離延長した方がいいという意見が出ている(私もそう思います)ようですが、調教師サイドとしては「馬自体は1400mくらいの距離が合うのかもしれません」と、短距離戦に未練が大きいようです。
それでも固執することは無さそうな感じですし、地方交流を含めて選択肢を色々検討してくれるという事なので、今回見せ場なく敗戦したことも拘りの頸木から解放されるためには良かったのかもしれません。
地方の砂が合うかどうかなど、やってみなければわからないことはいくらでもありますが、仮に裏目に出たとしてもチャレンジの姿勢を見せてくれるならば文句は無いです。
勝ち上がる為の試行錯誤はいくらでも受け入れますので、よろしくお願いいたします。
まだまだこれから!
セントアイヴス(美浦・中舘英二厩舎)牡・未勝利

1月5日の新馬戦(中山・ダ1800)でデビューし、道中不利もありましたが6着にまとめました(→レース記事)。
9番人気でしたし、戦前の感触からすれば健闘したと言っていいデビュー戦でしたが、更に使ってから状態が上向いてきているようで、「競馬を使って体が引き締まった感じ」「少し気が出てきた」「堅実に脚を使ってくれますし、前走以上に頑張れるのではないでしょうか」と、以後の調教師コメントは明確にトーンが上がっています。
次走予定は1月29日東京ダ2100戦。
まずは掲示板から一歩一歩と思っていましたが、これはそれ以上も期待出来るかもしれません。
狙うぞ金星!
ワラウカド
出資5頭中4頭がいまだデビューできておらず出遅れが目立つワラウカド組ですが、クリプティクコードがようやくデビューを迎えられそうな気配。
クリプティクコード(栗東・藤原英昭厩舎)牡・新馬

ゲート合格後に吉澤ステーブルWESTへ状態回復・体力強化に出て2ヵ月、ついに栗東帰厩決定。1月20日の検疫でトレセンに移動となりました。
まだ予定などは何も出ていませんが、関西圏でクリプティクコードが出走できる芝の新馬戦はもう2月5日の中京芝1600戦か小倉芝2000戦しか無いので、おそらく未勝利戦デビューになりそうな感じ(ダートデビューならわかりませんが)。
正直なところ出資時の目論見よりだいぶ遅い始動となりますが、待ったことがいい結果につながる事を祈るのみ。
当然初戦から期待しますが、ここから頓挫という事もあり得なくは無いので、まずは無事にデビュー戦を迎えてください。
とにかく無事に!
ヘリックス(美浦・大竹正博厩舎)牡・新馬

10月末に美浦入厩してからずっと煩わされていた原因不明の歩様の乱れが、年始にやっと一応の治癒。
投薬を終了し、JRAの診療所獣医と開業獣医に運動再開に向けて問題なしとの判断を下され、ようやく態勢が整いました。
現在は松風馬事センターに移動して調教の再立ち上げを行おうとしているところですが、最新1月19日の近況では引き運動のみ。
これまでの経緯が経緯なので、かなり慎重に進められているようです。
「動かさない時期が長かったのですが、筋肉などの落ち込みは見られませんので、乗り出せれば回復も早いと思います」という外厩コメントは出ていますが、正直そんな甘いもんじゃないだろうとは思います。
一応「2回中山後半から3回中山」という大まかな目標も出てはいますが、少しでも万全に近い状態で初出走を迎えられるならもう少し遅くても構いません。
もうこれ以上の頓挫はイヤよ?
ヒズハイネス(栗東・斎藤崇史厩舎)牡・新馬

12月23日にゲート試験合格後、体力・パワーの強化を目的に宇治田原優駿ステーブルへ移動。
15-15も入れた調教をこなしてはいますが、コメントを見る限りはまだまだ臨戦態勢には遠そう。
昨年のかなり長い期間を骨瘤で調教を控えていた経緯を考えるとやむなしではあります。
春ごろには形になってくれることを願って。
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝・未勝利

デビュー戦3着から中1週で臨んだ未勝利戦(阪神・芝1600)で、直線での2度の不利もあり再びの3着(→レース記事)。
かなり派手に不利を受けましたが幸い大きなダメージは無く、リフレッシュの為1月6日にチャンピオンヒルズへ移動。
ケアをしながら徐々に時計も出していっている状況です。
予定では3~4週程度の放牧という事で、厩舎サイドは既に検疫の予約状況確認に入るなど、時期が来ればスムーズに帰厩できそう。
順調なら2月半ばくらいには出走出来るかもしれません。
2月12日の阪神に芝1800の牝馬限定未勝利戦がありますが、そこはさすがに早すぎるかな?
なんにせよ、次ははっきり勝利を期待させてもらいます。
我にワラウカド初勝利をおくれ!
ミロスラヴァ(美浦・林徹厩舎)牝・未入厩

ファンタストクラブ在厩。
ここしばらく疝痛を起こしたり前脚に熱感を持ったりという近況更新が多く、見るたびにこちらのメンタルが削られていく感じでしたが、1月13日の近況で種子骨炎の診断が出たと報告されました。
ぐええー!?
不幸中の幸い重度ではないとの事ではあり、ウォーキングマシン運動や軽い乗り込みなどは出来る状態ではあるようですが……。
そうは言っても時期が時期。ぶっちゃけデビューできるかどうかも怪しくなってきたというのは明らかです。
しかし、望みがゼロではないなら信じて付き合うのみ。
まだ諦めないぞー!
YGGオーナーズクラブ
2月予定の次走に向けてトレブランシュが帰厩、順調です。
レーヌドゥールは回復途上。
レーヌドゥール(美浦・尾関知人厩舎)牝・未入厩

スピリットファーム在厩。
11月に発症した原因不明の左脚の痛みは、12月に入ってからはだいぶ落ち着いてきたようで、1月からは引き運動を開始。
現在はウォーキングマシンに入るところまで進んでおり、順調なら近いうちに乗り運動も始められそう。
とはいえやはり時期が時期だけに、かなり厳しい状況に置かれてしまったことには間違いありません。
ミロスラヴァよりは多少マシではあるでしょうが……。
しかしもちろんこちらも信じて付き合うのみです。
まだ諦めないぞーPartⅡ!
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・1勝C

当初の予定通り2月4日の春菜賞(1勝C牝馬限定・東京・芝1400)に向かうため、放牧先の森本スティーブル美浦エリアから1月5日に美浦帰厩。
美浦での調教開始後の稲垣師のコメントは相変わらず課題を前面に押し出した辛口なものですが、概ね順調に進められているようです。
次走の鞍上は津村騎手の都合がつかず石川騎手に変更となるようですが、個人的にはアリシアンの未勝利戦で好騎乗してくれた好印象がありますので、まったく問題ありません。
次走は現状の力を測る試金石ともなるでしょうが、未勝利戦の勝ち方を見ればどうしても勝ち負けを、というか勝利を期待してしまいます。
こちらがイレ込み過ぎないように注意しないと。
とは言いつつも楽しみ!
DMMバヌーシー
モルトヴェローチェが強いレースを見せて勝ち上がり。
オーヴァルブルームは後わずかのところで勝ちを逃し続けていますが、続戦予定で次こそは。
オーヴァルブルーム(美浦・斎藤誠厩舎)牝・未勝利
12月18日の未勝利戦(中山・芝1800・牝馬限定)でハナ差の2着した後、1月9日の未勝利戦(中山・芝1600・牝馬限定)で必勝を期しましたが、出遅れて4着まで(→レース記事)。
その後はダメージが少なかったという事で、1月28日の東京芝1800戦を新たなターゲットにして続戦予定。
ちょっときついローテかもですが、
頑張っておくれ!
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C
1月7日の未勝利戦(中山・芝2000)で直線あっさり突き抜けて快勝(→レース記事)。
その後は脚元に軽い不安が出て外厩へ放牧へ。
まだ完全回復とまではいかないようですが、重篤なものでは無さそうなので日にち薬での良化待ち。
焦る必要は無くなったので、
じっくり体調を整えてくれれば。
全体の所感
古馬陣は概ね順調に進んでおり、このまま行ってくれればそれでヨシ。
3歳馬も、勝ち上がった馬たちは上位のレースでも好勝負出来そうな感じで、未勝利組もデビュー済みの馬たちは皆それぞれ勝ち上がりも狙えるレースを見せてくれているので、このまま順調に行ってくれれば。
問題はまだデビューできていない3歳馬たち。
ダート馬ならまだしも、芝馬だった場合はかなり力がないとここからのデビューで勝ち上がりまで行くのはなかなか難しいのが現実でしょうが……。
現状でデビュー自体が既に相当厳しい馬たちもいますが、どうにか頑張って欲しいものです。
と暗い感じのコメントをしてしまいましたが、最近の出資馬たちの成績自体はかなりイイので、全然悲観的になっているわけではありません。
いずれ揺り戻しが来るかもしれませんが、ぜひこのままの調子で行きたいものです。
出資馬たちよ、今年も期待させてもらいます! 楽しませておくれ!
それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
