2023年2月21日から3月15日までの3歳以上(2020年以前産)出資馬の近況まとめです。
この期間中に走ってくれた出資馬たちはかなり苦戦。なかでも3歳馬はクリプティクコードやセントアイヴスが二ケタ着順に敗れ、前回の近況まとめ期間内に走ったカグヤと合わせて出資馬出走機会三連続での二ケタ着順を記録する形に。
また、モルトヴェローチェが脚元の状態悪化で春全休が決定、古馬のミーナティエルナも手術決定と故障も増えてきて、成績に限らず全体的に流れが悪くなっていました。
しかし、この記事を書いている15日当日にドンカルロが姫路で初勝利をGET。
18日以降にはテラステラの重賞挑戦など他の出資馬たちにも大挙出走予定があるので、ここから風向きを変えていきたいところ。
というわけで前置きが長くなりましたが、以下、出資馬たちの近況確認です。
4歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド倶楽部
ウィンダミアは今年初戦を4着。アリシアンは待望の距離延長策に出てくれましたが13着に敗れました。ともに芳しいとは言えない結果でしたがレース後の状態に問題は無く、それぞれ次へ向けて改めて態勢を整えているところ。
放牧に出ていたドグマにも帰厩予定が出ています。
ドグマ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・3勝C

チャンピオンヒルズ在厩。順調に調整中。馬体重510キロ(3月15日近況)。
前回のまとめ時点では口向きの改善をかなり気にかけられている様子でしたが、3月8日の近況では「口向きや折り合いについても今回のほうがスムーズな感じもします」とコメントされており、一定の成果はあったようです。
状態自体に関してはかなり良好なようで、「メンタル、フィジカル両面において具合は良さそうです(3月8日)」「前回と比べても背中の感じは遜色なく、むしろそれ以上の具合と言ってもよさそう(3月15日)」と相当いい感じに聞こえるコメントを貰えています。
この良化を受けてか、3月16日に栗東に戻る予定と発表されました。
具体的な予定は公式では言及されていませんが、一部報道などでは4月8日中山の船橋S(芝1200)予定とされているようです。
もしそうなるなら2歳時の芙蓉S以来久々の関東圏遠征となりますね。
関東のファンに成長した姿を見せつけて欲しい!
どこに行くにせよ、クラス2走目での上昇期待です。
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

3月5日の平場2勝クラス(中山・ダ1200)で今年初戦を迎え、4着(→レース記事)。
相変わらず気の悪さを懸念されるコメントが続きますが、レースでの肉体的ダメージは少なかったという事で、在厩で続戦の予定。
4月2日の中山平場ダ1200戦を本線に、相手関係次第で3月18日の中山平場ダ1200戦を検討するという話で、記事執筆の15日時点では18日の出走想定に名前があります。
中1週という事もあって中間は全然時計を出している様子が無く、実際に18日に出走するかどうかはまだわかりかねますが。
まあどちらになるにせよ中山ダ1200だと前に行けないでしょうから展開待ちになるかとは思いますが、クラス上位の力があるのもまた確実なので、叩き2走目でセオリー通りに上向いてくれることでしょう。
いい勝負を期待!
アリシアン(美浦・加藤征弘厩舎)牝・1勝C

3月4日の平場1勝クラス(中山・芝1600)で久々に1200以外の距離を走りましたが、半ば暴走の形で13着に沈没(→レース記事)。
「停滞した安定よりも伸るか反るかのギャンブル」は私の望んだものでしたが、見事な失敗に終わりました。
無念……
初の2ケタ着順と言う惨敗でしたが不幸中の幸い馬に異常は無く、7日にはリバティホースナヴィゲイトに放牧。
回復に問題が無ければ「第1回福島開催(4/8~23)を意識していく」ということで、1200路線に回帰することになりそうです。
私にはもはや何も言う資格は無いので(いや、元々無いのはわかっていますが)、あとは素直に応援していくのみ。
15日の近況では、運動時のテンションがやや高めではあるものの順調に騎乗運動開始まで来ているようですので、このまま行ってくれれば。
ワラウカド
マテウス、ついに帰厩!
マテウス(栗東・鮫島一歩厩舎)牡・1勝C(未勝利)

ドラゴンファームでの乗り込みを続けられていましたが、3月3日に栗東へ移動しました。
ようやく……
3月15日の近況でゲート合格したとの報告がありましたが、まだ速めの時計も出しておらず、もう少し時間を掛ける方針のようです。
復帰時期目標に言及はありませんが、すぐに走る姿を見ることは出来なさそうですね。
しかし、ここからまた頓挫と言う悪夢は見たくないので慎重大いに結構。
無事に復帰へ向かってくれますように。
YGGオーナーズクラブ
ミーナティエルナ、また故障してしまいました……。
ミーナティエルナ(栗東・寺島良厩舎)牝・1勝C

3月4日の平場1勝クラス(阪神・ダ1200)で8着(→レース記事)。
レース後に右ひざに熱感と痛みの反応がありレントゲン検査を行ったところ、以前手術をした橈骨遠位端の反対側に骨膜が出ていたという事で、クリーニング手術を実施することに決定。
一旦宇治田原優駿ステーブルに出た後、15日にトレセンの入院馬房に入っています。
まずは無事に手術を終えておくれ。
DMMバヌーシー
現役馬はいませんが、元出資馬のサイレントブラックが3月1日に高知で7勝目を挙げて頑張っています。
3歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
頓挫明けでの出走となったセントアイヴスは完敗を喫しましたが、確勝を期して姫路に遠征したドンカルロが勝利して勝ち上がり達成。
テラステラは重賞挑戦を控えています。
カグヤ(栗東・池江泰寿厩舎)牝・未勝利

2月21日にチャンピオンヒルズに放牧。到着時429キロの馬体重が最新3月15日の近況では447キロまで回復しています。
全体的に前回の放牧時よりも回復速度が速くなっている様子。少しは体力的な成長がみられているのであれば嬉しい。
今後の予定などは何も出ていないので、このまま暫くは外厩でコンディションアップを図られていくようです。
節の関係もありますので次走は早くてもゴールデンウィークくらいかなとは思いますが、少しでも上昇を目指して欲しい。
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・オープン

前回近況まとめ時にはまだ成長途上であることや疲れやすさを強調されていた感じでしたが、予定通り3月18日のファルコンS(G3・中京・芝1400)へ向けて2月28日に帰厩。
するとそのような弱さの面は影を潜め、一週前となる3月9日には超抜の追い切り時計を披露し、結局有力馬の一角としてレースを迎えることになりそうです。
素晴らしい!
まあ騎乗予定の坂井瑠星騎手からは「乗りやすいのがかえってどうか。短めの距離に向かうのであれば、もっと前進気勢があるくらいでもいい」というコメントが出ているなど決して手放しで称賛されているわけではありませんが、逆に言えばまだ良化の余地がある、とも。
昨夏の2戦はノーカンとしても、冬の復帰初戦を1200戦だったとはいえ0.7秒差3着に敗れていることから、3ヵ月ぶりとなるファルコンSでもいきなりポテンシャル全開とはいかないのかもしれませんが、最終追い切りもいい時計を出しているので、重賞とは言え恥ずかしくないレースは出来るでしょう。
無論、勝ちまであってもおかしくないはず!
私にとってはドグマのデイリー杯以来2度目の重賞挑戦ともなります。
期待して見ていたいと思います(当日仕事なので録画になるでしょうが)!
ソアヴィータ(栗東・四位洋文厩舎)牝・未出走

ゲート試験合格後はチャンピオンヒルズに放牧に出ていましたが、3月1日の近況で「左のあと膝付近にやわらかいコブのようなしこりができていた」という事で、大事をとってマシン運動のみでの調整に。
翌週もその状態が続いていましたが、検疫の都合がついたという事で3月11日に栗東へ帰厩しています。
快方に向かっているから戻したんでしょうが、結局外厩ではまともな調教をしておらず、正直現状では色々厳しい感は否めません。
奇跡を待つ……
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・1勝C

2月25日にチャンピオンヒルズから栗東へ帰厩。
色々な方策を検討されつつ、3月15日に姫路で行われる交流戦・書写山特別(ダ1500m)に選出された為にそこへ向けて調整が進められることに。
「精神的に幼い面があり、チャカチャカするなど大人になりきれていない(高柳大師)」とコメントされるなど相変わらず課題は抱えており、地方の馬場が合うかなどの一抹の不安もありましたが、迎えた本番では圧倒的な人気に応えて完勝しました。
近日中に出走報を書こうと思っていますが、とりあえず
よっしゃああー!!
待望の勝ち上がり達成です!
セントアイヴス(美浦・中舘英二厩舎)牡・未勝利

頓挫を繰り返しながらも在厩継続し、むしろ状態を上げて臨んだ3月12日の未勝利戦(中山・ダ1800)でしたが、直線まで脚が保たず11着完敗(→レース記事)。
レース記事を上げたばかりなので感想はそちらで。
ワラウカド
クリプティクコードが待望のデビューを迎えましたが厳しい結果に。
とはいえポーレットは間もなく復帰戦を迎え、ヒズハイネスにもデビュー予定が出ており、ようやく動き出してきた感も。
クリプティクコード(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利

3月4日の未勝利戦(阪神・芝1600)で遅いデビューを迎えましたが、レースにならず18頭立ての16着に完敗(→レース記事)。
その後、厩舎サイドとしては続戦のつもりだったようですが、疲れが出てしまい3月9日に吉澤ステーブルWESTに移動となりました。
数日は疲労回復に専念する事になる模様。
状態が戻ればすぐに帰厩する予定という事なので、次走での上昇を信じて。
ヘリックス(美浦・大竹正博厩舎)牡・未出走

松風馬事センター在厩。
徐々に運動を強めにしており、先月末時点の「ロンジングで速歩20分程度」から3月10日の近況では「角馬場でのダクからハッキングでの騎乗運動を15分から始めて現在は20分程度、距離にして3000mくらいを乗り込んでいます」というところまで進み、「翌日からキャンター移行」の判断を調教師がしたというコメントもありました。
まともな調教が出来るようになるまであと少し!
ヒズハイネス(栗東・斎藤崇史厩舎)牡・未出走

2月28日に宇治田原優駿ステーブルから栗東に帰厩。デビューへ向けての調整が進められています。
調教時計には不安な部分も見受けられますが、3月15日の近況で「ここで一度使って成長を促したいと思いますので、3/25 中京6R 未勝利(芝1600m)で行きたい」と明確なデビュー予定が打ち出されました。
まだまだ体力面に厳しいところがあり、正直初戦からどうこうという感じではありませんが、まずはここまで漕ぎつけられたことが僥倖。
見せ場くらいは作ってくれたら嬉しい。
次につながる競馬を!
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝・未勝利

2月23日にチャンピオンヒルズから栗東に帰厩。3月19日の未勝利戦(阪神・芝1800)を目標にすると発表され、調整されています。
ゲートにやや課題があるようですが、それ以外は至極順調。
帰厩後の調教時計は軽めでしたが15日にはいい時計を出し、好調子でレースに臨めそうです。
一発回答期待してます!
ミロスラヴァ(美浦・林徹厩舎)牝・未出走

ファンタストクラブ在厩。
歩様は多少良化しているようですが、まだダートコースをダク~ハッキングで調整している段階。
脚元の状態が悪化していないのは幸いですが、残り時間を考えるといよいよ厳しくなってきました。
奇跡……を……
YGGオーナーズクラブ
トレブランシュは次走予定が4月となり、帰厩。
レーヌドゥールは順調さを欠きます……。
レーヌドゥール(美浦・尾関知人厩舎)牝・未出走

スピリットファーム在厩。
2月23日の近況で、21日にスクミが出たとの報告。他に左肩の筋肉痛もあったようです。
3月に入ってからは乗り出しを再開し、9日の近況ではハロン20秒のキャンターは出来ているようですが、どうにも順調さを欠く状況。
残り時間を考えると……。
奇跡……を……。
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・1勝C

森本スティーブル美浦エリアで概ね順調に過ごしていましたが、次走予定が4月9日の平場1勝クラス(中山・芝1200)に決まって(除外の場合は翌週の雪うさぎ賞)3月9日に美浦に帰厩。
前回の反省もあってか、今回はしばらく体のバランスを整えることを優先に進めていくようです。在厩中のテンション維持・沈静化にいい影響があれば。
まともに走れば1勝クラスでは普通に勝ち負けできるのはわかっているので、まともに走れるようにどうかよろしく調整お願いします。
DMMバヌーシー
オーヴァルブルームが勝ち上がりに向けて帰厩。
一方モルトヴェローチェは脚元の状況が悪化してしまいました……。
オーヴァルブルーム(美浦・斎藤誠厩舎)牝・未勝利
一度放牧に出たことでかなりリフレッシュできたようで、いい状態で美浦に戻ってきたようです。
ただし優先権を放棄した形になったため、目標のレースに狙い通り出走できるかどうかはかなり危うい状況。難しい調整が続きそうです。
いい状態で出られさえすれば勝ち負け確実だと思いますが……。
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C
脚元の状態が悪化し、春は全休することに決定。
正直なところ、状況を見ていると春どころかだいぶ長期療養が必要になりそうにも思えます。
已む無し。
多少休みが伸びようと、きっちり完治してくれたら良いのですが……。
全体の所感
ドンカルロが勝ってくれた事で、3歳出資馬14頭中ようやく4頭目の勝ち上がり馬誕生となりました。
あとはオーヴァルブルーム・ポーレットが確勝級だと思っています。この2頭は近々に出走予定もあるので、早々に勝ち上がって欲しいところです。
甘くは無いでしょうが、やれるはず!
逆に未だにデビューしていない5頭は正直かなり厳しいとは思いますが、諦めずに見守り続けます。
古馬陣はミーナティエルナ以外は順調なので、そのまま出走を重ねてくれれば。
マテウスはまず無事の復帰を!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
