先月末から今月頭にかけて出走した出資馬についてはほとんど個別記事を書けませんでした(フラーハやレイデラルースの分くらいは書きたかったですが時間と気力が無かった)ので、まとめて簡易版にて。
以下、出走順にドリームクルーズ・フラーハ・レイデラルース・モルトヴェローチェ・マテウス・テラステラ・セントアイヴスの簡単なレース回顧です。
ドリームクルーズ・11/26 東京6R メイクデビュー東京(2歳新馬)
ドリームクルーズ
(牝2・エピファネイア×パセンジャーシップ by ダイワメジャー)
美浦・戸田博文厩舎
ここまでの戦績:初出走
結果
メイクデビュー東京(2歳新馬)
(東京・芝1800・良)
大野(55)馬体重500
9着(16頭・5人気)
調教パートナーに合わせて入厩が遅れたり、パートナーと天候の都合でゲート試験が遅れたり、挫跖でデビュー予定を延期したりと遅延の神に愛されでもしているのかと疑うくらいに予定延期を繰り返していたドリームクルーズでしたが、8月半ばの入厩から3ヵ月以上を経て遂にデビューの日を迎えました。
まあ当初予定の前日マイル戦を除外されてのスライド出走なので、ここもまた予定通りではありませんでしたが……。
レースでは出遅れてしまい、最後方から。3~4角で徐々に位置取りを上げるも後方の位置は変わらず。
直線でもそのまま後方で終わってしまうかと思われましたが残り200地点から脚を使い、外から中団までは上がって9着で入線しました。
これまでの近況更新で「新しい環境に弱い」「臆病」という精神面の弱点が何度となく指摘されていましたが、今回は競馬場への移動からパドック、レース本番に至るまで、あらゆる場面でその悪い部分を遺憾なく発揮してしまったようですので、この結果もむべなるかな。
次は2月の東京開催目標という事ですが、その時点で未勝利戦実施期間は残り半年程度。次で上向いてもらえないと先は厳しくなります。
使った後も大した変わり身が見られないらしいので不安もありますが、今回33秒台の上がりを見せてくれましたし走力自体はあるはず。
次は掲示板以上を!
フラーハ・12/2 中山6R メイクデビュー中山(2歳新馬)
フラーハ
(牝2・ドレフォン×ナンシーフロムナイロビ by Sixties Icon)
美浦・嘉藤貴行厩舎
ここまでの戦績:初出走
結果
メイクデビュー中山(2歳新馬)
(中山・ダ1800・良)
横山武(55)馬体重476
3着(16頭・1人気)
9月に入厩した後、ゲート試験に臨むも2度落第。試験後放牧に出されるも、その疲れなどからか皮膚病なども出てヒヤリとしましたが、疲れや病気は順調に癒えて11月9日に再入厩。
そこからは順調に調整が進み、押し出された形とはいえ1番人気でデビュー戦を迎えることになりました。
15番枠となったレース本番でもゲート内でガチャついていましたが、スタートはタイミングが合ったか出遅れにはならず、それどころかダッシュを効かせて外から一気にハナを奪います。
そのまま後続に3馬身ほどの差を付ける単騎逃げを展開。4角でもその差は変わらず、手応えも良さそうに見えたのでこれは勝ったかと思いましたが、最後の坂で伸びあぐねて後続の強襲を許してしまい、勝ち馬ダイヤモンドナイツからクビ+クビ差の3着に惜敗しました。
悔しい~!
快調に逃げているように見えましたが実は折り合いに苦労していたようで、そういう面も含めて1800はやや長いという見解が示されています。
この後は、テンションの面も考えて一旦放牧へ。年明けの東京開催で1400~1600の距離を狙っていくことになるようです。
中山ダートでは1200か1800の二択ですし、妥当な判断でしょう。
今回はたまたまゲートを上手く出れましたが様子を見る限り不安は残りますので、距離短縮した時にそこがどう出るかだけが懸念として残りますが、まともに走れればすぐ順番も来るはず。
次は勝利を!
レイデラルース・12/2 中山9R 葉牡丹賞(1勝C)
レイデラルース
(牡2・レイデオロ×カンデラ by ダイワメジャー)
美浦・手塚貴久厩舎
ここまでの戦績:3戦1勝(1・0・1・0・0・1)
前走:9月17日・2歳未勝利(中山・芝2000)1着(→レース記事はこちら)中10週
結果
葉牡丹賞(1勝C)
(中山・芝2000・良)
北村宏(56)馬体重488
3着(9頭・4人気)
前走で初勝利を挙げた直後から次走目標として挙げられていた葉牡丹賞。
この中間にクラシック登録がされていないことが判明(事務手続きのミスだったとのこと。すぐに原因を公表・対策表明してくれたクラブの対応に感謝)し、馬とは関係のないところで若干ゴタゴタしましたが、調整自体は非常に順調で予定通りレースを迎えることが出来ました。
レースではスタートでヨレて他馬に迷惑をかけてしまいましたが、自身は早々に2番手の位置をゲット。
そこからずっと逃げたマーゴットソラーレの直後でレースを進め、4角から直線にかけて並びかけると激しい競り合いを展開。
粘る逃げ馬を競り落としたと思ったところで外から強烈な脚で伸びてきたトロヴァトーレに一気に交わされ、ゴール寸前にマイネルフランツにも捕まってしまいましたが、2着馬とはクビ差の3着で複勝圏の確保に成功しました。
残念、でも頑張りました!
勝ち馬はちょっとモノが違う感じでしたが、2着馬とは展開ひとつだったでしょう。
昇級戦としては上々、充分クラスに目途は立ったと言って良いと思います。
次走目標は年明けに同じ舞台で行われる京成杯-G3が本線とのこと。
陣営としてはダート路線にも色気があるようなので、そこでの結果が今後の路線を大きく左右することになりそう。
今日の内容なら世代重賞での好勝負は望めるでしょうから良い結果を期待しつつ、万が一の場合でも新路線での楽しみは残りますので、まずは無事に次走へ!
モルトヴェローチェ&マテウス・12/2 中京12R 3歳以上1勝クラス
モルトヴェローチェ
(牡3・モーリス×モルトフェリーチェ by ディープインパクト)
美浦・大竹正博厩舎
ここまでの戦績:2戦1勝(1・1・0・0・0・0)
前走:1月7日・3歳未勝利(中山・芝2000)1着(→レース記事はこちら) 中46週
モルトヴェローチェ結果
3歳以上1勝クラス(中京・芝2000・良)
佐々木大(56)馬体重452
12着(17頭・2人気)
マテウス
(牡4・モーリス×ボカイウヴァ by Teofilo)
栗東・鮫島一歩厩舎
ここまでの戦績:5戦0勝(0・0・2・0・0・3)
前走:11月5日・三春駒特別(1勝C)(福島・芝2000)9着(→レース記事はこちら) 中3週
マテウス結果
3歳以上1勝クラス(中京・芝2000・良)
藤懸(58)馬体重524
7着(17頭・13人気)
12月2日の中京最終レースには2頭の出資馬が出走。
1月の未勝利戦を勝ち上がった後、脚部不安でずっと休んでいたモルトヴェローチェはここが待望の復帰戦。
近況などを見ている限りでは完調とは行かないようですのでまずは無事に走り終えてくれることが第一ですが、力自体はここでも上位のはずなので復帰初戦から期待していました。
一方のマテウスは半年の放置明けの前走で見せ場はあったものの着順は芳しくなく、4歳未勝利馬という立場的にもそろそろ結果を残さないとまずい崖っぷち状態。
しかし調教時計を見る限り前走後に期待していたほどの上積みは感じられず、モルトヴェローチェとは逆に厳しい戦いを覚悟していました。
レースではスタートでゴチャ付く場面があり、両サイドから挟まれたモルトヴェローチェが不利を受けてしまいました。それでも中位には上がり、その位置でレースを進めていきます。マテウスは後方内目の位置取り。
4角手前で全体が動き始めるとモルトヴェローチェはその流れについていけず手応えが悪くなり、周囲についていくのが精いっぱいという様相に。
一方のマテウスは後方から徐々に進出し、直線ではジワジワ脚を伸ばして来たものの優勝争いグループには追いつけず、前6頭からはやや差がある7着まで上がるのが限界でした。モルトヴェローチェは12着で終戦。
モルトヴェローチェについては休み明けという部分がスタミナ面に大きく影響していたようです。最初にゴチャついた場面もありましたし、今回は致し方なし。
幸いにも脚元はレース後も無事で、中1週での続戦も考えられているくらいのようですので、少しずつ上向いていってくれれば。
マテウスに関しては、骨折からの復帰以降では今回のレースが一番内容は良かったとは思いますが、それでも勝ち負けからは遠い状態なのも事実。
陣営は諦めていないようですのでまだ希望は持ちたいところですが、少なくとも何らかの条件変更を考えない事には変わり身は望めそうにない状況です。
両馬ともにかつての輝きを
取り戻せますように!
テラステラ・12/3 阪神12R 3歳以上2勝クラス
テラステラ
(牡3・モーリス×ステラリード by スペシャルウィーク)
栗東・矢作芳人厩舎
ここまでの戦績:12戦2勝(2・1・3・1・0・5)
2着・橘S-L
前走:11月18日・3歳以上2勝クラス(京都・芝1600)8着(→レース記事はこちら) 中1週
結果
3歳以上2勝クラス(阪神・芝1400・良)
斎藤(57)馬体重476
3着(15頭・6人気)
2度のマイル戦では出遅れ・掛かりで力を発揮しきれず、1400に距離を戻して臨む今秋3戦目。
昨年万両賞を勝った舞台なので条件は良いでしょうが、中1週続きなのはやはり気にはなりました。
疲れはないとのことですが、厩舎のリーディング争いに巻き込まれている感は否めない気も。
扱いが雑になってきている気はしますが、実際問題そろそろ結果を出さなければ矢作厩舎を放逐される可能性も考えられるので、厩舎内序列維持のために結果が欲しい一戦。
ところがレースでは今回も出遅れ。前に付けることは出来ず、中団からレースを進める形に。折り合いが大丈夫そうなのは救いでしたが、結局4角までそのままの位置で直線へ。
しかし見せ場はここから。直線入り口で進路が少し狭くなるシーンがありながらも、メゲずに直進。
優勝争いを展開していた2頭とはこの時点で既に差がありましたが、坂に入るとグングン脚を伸ばして他に前にいた馬たちは次々と追い抜き、3着でゴールしました。
これで評価も取り戻せるか?
今回のレース後の騎手コメントでは「距離が短い」と言われましたが、厩舎サイドとしては距離を延ばすと掛かるという点から承服しかねる様子。
ここまでの経過を見ると、要するに本来の適性距離はマイル(以上)だが、気性面の問題でズレが生じているという理解で良いでしょうか?
キャリア初期にスプリント型の育成を施していた以上、もう仕方のない事なのかも……。
そしてこの後も続戦の模様。一応次走候補としてはマイルの甲東特別も上がっていますが、距離がどうとかよりそこを使うと3連続中1週という出走ペースになるので流石に無いでしょう。
無いよね……?
おそらく12月24日のジングルベル賞になるかとは思われます(そこでも大概な出走ペースですが)が、どうでしょう……。
セントアイヴス・12/3 中京12R 栄特別(1勝C)
セントアイヴス
(牡3・サトノアラジン×クエストフォーワンダー by Makfi)
美浦・中舘英二厩舎
ここまでの戦績:8戦0勝(0・0・0・2・1・5)
前走:10月28日・萬代橋特別(1勝C)(新潟・芝2400)4着(→レース記事はこちら) 中4週
結果
栄特別(1勝C)
(中京・芝2200・良)
松山(56)馬体重492
9着(11頭・7人気)
前走後に予定していた福島のレースを、状態に万全を期すために1週スライドしようとしたところ、出走枠が空かずに待機する羽目に。
今回のレースも登録時点では出走できるか怪しそうでしたが、最終的には11頭立てとなって出走が叶いました。
レースでは無難なスタートを切りましたが、早々に後方へ。そのまま馬群から少し離れた最後方に陣取ります。
4角手前から差を詰め始めて集団に取りつくと、直線では外目から進出を図りましたが、早々に周りと同じ脚色になってしまい、まったく伸びずに9着完敗。
開幕週で馬場が良かったことが敗因として挙げられていますが、残念ながら前走で見せてくれた希望が萎んでしまうような内容でした。
レース後は状態も下降気味な様子で、続戦出来るかも未定。
未勝利馬であるため出走予定が立てにくく、それによる調整の難しさも挙げられていますが、そんなことは未勝利のまま中央でファンド続行すると決めた時点で分かっている事なので言い訳にはなりません。
嵌まればそれなりに脚を使えるのはわかっていますがどうやってもレース前半の流れに付いていけないので、展開や馬場状態が向くのを気長に待つしかありませんかね。
なんとか光明を……
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の公式情報はワラウカド様・広尾サラブレッド俱楽部様公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております)