2023年3月16日から4月14日までの3歳以上(2020年以前産)出資馬の近況まとめです。
この期間中に走ってくれた出資馬たちはかなり苦戦(先月のまとめと同じ書き出し……)。
と言っても大半は掲示板確保はしてくれましたので、人気サイドが多かった為にそういう印象になっているだけかもしれません。
3歳馬はヒズハイネスがデビューを果たし、残る未出走馬は4頭、となったと思ったら、そのうちの1頭ソアヴィータが故障してしまい、この世代初のファンド解散馬に。
残る3頭はどうにかデビューに漕ぎつけて欲しいものですが……。
まあそれはともかく、以下、出資馬たちの近況確認です。
4歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド倶楽部
ドグマは満を持して迎えたはずの船橋Sで悪癖を見せて惨敗。立て直しを図らざるを得ない状況に。
ウィンダミアも出遅れで敗戦。こちらは府中続戦で巻き返しを狙います。
前走後放牧に出ていたアリシアンは4月後半のレースを目標に帰厩してきました。
ドグマ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・3勝C

4月8日の船橋S(3勝C・中山・芝1200)で10着(→レース記事)。
出遅れた上に引っかかってしまい、まともなレースにならず惨敗を喫してしまいました。
1年ぶりの騎乗だった戸崎騎手も「前回乗った時の雰囲気ではなかった」というようなコメントを残されているようですので、ちょっとメンタルの問題が大きくなってきたような感じ。
リフレッシュを図る為、12日に早々にチャンピオンヒルズに放牧に出されました。
そこでは「脚元を含めて馬体にダメージはなさそうですし、テンションもそこまで高い感じではありません」という事なのですが、うーん。
どうにか修正出来ますように。
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

一旦は出走候補に挙がっていた3月18日の平場2勝C(中山・ダ1200)はパスし、改めて4月2日の同条件戦へ臨んだものの、派手に出遅れてしまい5着まで(→レース記事)。
レース直後は一旦放牧を挟むという話でしたが、ダメージが大きくなさそうという事で在厩のままでの続戦へと方針変更。
4月22日東京の平場2勝C(ダ1400)を次の目標とすると発表されています。
最近は近況更新のたびに気性難を強調されてますが、ここしばらく「何が何でも府中を使いたくない」という様相だったのも、気性面から来るモタれ癖で長い直線をまっすぐ走れるかどうかを不安視されていたから、というのが真相のようです(4月13日近況の内容から)。
とはいえウィンダミアの2度の勝利はいずれも府中。中山より合っている舞台なのは間違いないので、いい結果を期待したいところ。
調教師・騎手を始め関係者の方々には苦労をお掛けしますが、ウィンダミアが十全の力を発揮できるように調整お願いします。
よろしくお頼み申し上げます。
アリシアン(美浦・加藤征弘厩舎)牝・1勝C

リバティホースナヴィゲイトでの調整中は「気持ちが先走る」「力みの強い感じは相変わらず」と、暴走した前走の不安をそのまま引きずっているようなコメントが続いていましたが、体調面には問題は無く、4月6日に美浦に帰厩。
4月22日の浄土平特別(1勝C・福島・芝1200)もしくは4月30日新潟の平場1勝C(芝1200)を目指すと発表されています。
まあとりあえず順調ではある。
ともかく無事に出走に漕ぎつけてくれれば。
ワラウカド
マテウス、ついに出走予定が立つところまで来ました。
マテウス(栗東・鮫島一歩厩舎)牡・1勝C(未勝利)

栗東在厩。
「1勝クラスの馬と遜色ないレベルにはある」という評を調教師からはいただいていますが、大型馬という事もあって仕上げに手間取っていた様子でした。
が、ようやく良化も見え始め、4月15日の週から出馬投票を開始する運びに。
この週は結局除外必至の為とりやめになりましたが、次週の番組でダートも含めて改めて、という事なので、どういう条件になるかはわかりませんが近々復帰が叶いそうです。
長かった……
正直なところ転厩後の調教時計は夏の故障前に比べると物足りないものばかりですが、厩舎の調教方針の違いもあるでしょうし、あまり気にしても仕方ない部分もあるでしょう。
まずは無事復帰できそうなことに感謝を。
欲を言えば初戦から期待したい!
YGGオーナーズクラブ
ミーナティエルナの手術は無事成功。
ミーナティエルナ(栗東・寺島良厩舎)牝・1勝C

3月16日に栗東で故障個所のクリーニング手術に臨み、無事に成功。
23日に三重ホーストレーニングセンターに移動し、現在まで患部は安定している模様です。
4月13日の近況では蹄鉄を履いて10分程度の引き運動を開始したという事で、経過は順調と言っていいでしょう。
このまま回復を願います。
DMMバヌーシー
現役馬はいません。
3歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
テラステラの重賞初挑戦は6着。やや疲労も見え、NHKマイルカップは諦める模様。
未勝利組ではセントアイヴスが初の芝レースで5着に健闘し、勝ち上がりに望みをつなぎました。
一方ソアヴィータは故障。ファンド解散が決定しています。
カグヤ(栗東・池江泰寿厩舎)牝・未勝利

3月29日に栗東帰厩。
コンディション良好だったからという理由のようですが、正直もう少し放置されると思っていたので早い帰厩でした。
ただ、次走予定として挙げられたのは4月15日福島の芝1200戦。
「色々と考えを巡らせたうえで、もう一度この距離を試してみたい」(池江師)ということですが、巡らせた考えの内容が一切伝わって来ないので、「良かれと思ったけど結果忙しかった」前走の二の舞を演じるのではという不安しかないレース選択です。
まあ中距離以上を走れる体力がないとかそういう理由だと想像は出来ますが、あからさまに結果が出なかった条件を継続するならもう少し詳細な説明が欲しいところではあります。
15日の週は結局節が足りずに出走出来ませんでしたが、次週また福島芝1200の条件に拘って出走できるレースを選ぶという話。
調教師の見立てを信じたいところですが……。
結果で信頼させて下さい!
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・オープン

3月18日のファルコンS(G3・中京・芝1400)で初の重賞挑戦を果たしましたが、掲示板に一歩及ばず6着(→レース記事)。
カルロヴェローチェに対し互いに不利を与え合ったレースでしたが、レース後の評はカルロヴェローチェが不利を受けた事ばかりが取り沙汰されていて、テラステラ側としては不満があります。
報道は公平によろしく!
まあそれは余談。
レース後にチャンピオンヒルズに移動したテラステラでしたが、脚元などには問題はないものの、二週連続ショックウェーブ放射が行われた様子から考えると、やや疲労が残っていた感じ。
ニュージーランドTやアーリントンCへの転戦は当然無く、次走は5月7日の橘S(L・京都・芝1400)になるという事で、NHKマイルC出走も無くなりました。
まあ仕方ない。
やっぱりまだ疲れやすい部分はありそうですが、近々の近況では順調そうなので、橘Sでの好走を期待したいと思います。
目指せリステッド勝利!
ソアヴィータ(栗東・四位洋文厩舎)牝・未出走(引退)

左膝に不安を抱えながらも栗東に帰厩していましたが、レントゲン検査で左の膝関節部に骨折線が確認され、長期休養を余儀なくされることからファンド解散が決定しました。
おおお……
正直、ここまでの状況からはデビュー出来たとしても苦戦は否めなかったとは思いますが、それでも一度も走る事すら出来なかったのは無念の一言。
この世代の出資馬としては初のリタイア、また広尾出資馬としては前世代のハキに続く2世代連続の未出走リタイア発生という事になりました。
奇跡は起こらず……
せめて今後の馬生に幸あれと祈るのみです……。
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・1勝C

3月15日の書写山特別で初勝利を挙げた後、18日にチャンピオンヒルズへリフレッシュ放牧に出ました。
以後はリフレッシュと成長促進を主眼に軽めの調整でコンディションを整えられています。
最新4月12日の更新で462キロという事なので、ぶっちゃけ体はそう大きくなっていない(2月のチャンピオンヒルズ在厩時よりもむしろ少ない)ですが、減りもしなくなったという話なので悪い方向には行っていないのでしょう。
そろそろ速めの時計も入れていきそうな感じなので、復帰後の活躍に期待。
セントアイヴス(美浦・中舘英二厩舎)牡・未勝利

初の芝に挑戦した4月8日の未勝利戦(中山・芝2000)で5着健闘(→レース記事)。
レース後最初の更新だった4月12日の近況では「前走後も反動はなく、良くも悪くも大人しいまま」(中舘師)という事ですが、馬は元気なようです。
次走は減量騎手起用で4月30日新潟の芝2400戦を予定しているとの事。
もしそこでも好走できるようなら、一気に視界が開けます。
もちろん一気に勝ち上がってくれるようなら尚良し!
ローテはきついが頑張って!
ワラウカド
ポーレット、ヒズハイネスは順調にレースを重ねられそう。
他の馬たちは……頑張っておくれ!
クリプティクコード(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利

前走後、背腰に疲れがある状態で吉澤ステーブルWESTに移動。
ケアしながらも調教を進められていましたが、いざ帰厩が視野に入ろうかという4月14日の近況で、背腰にコズミが出てしまい、その影響で右後肢の送りが悪くなってしまったとの報が。
これでは当然帰厩も見送りになってしまうでしょう。
まともに走れさえすれば運動能力そのものは高いという評価を得ているのですが、どうにも体力面が弱いですね……。
厳しい……
ヘリックス(美浦・大竹正博厩舎)牡・未出走

松風馬事センター在厩。
先月からキャンター開始。4月14日の近況では馬場3200mを17/F上限で進められている状況。
相当慎重に進められている甲斐もあってか、今のところ脚元に異常は無し。
そろそろトレセンに移動するという話も出てきているので、このまま無事に行ってくれれば。
順調なら初夏には何とか
デビューできるかな?
ヒズハイネス(栗東・斎藤崇史厩舎)牡・未勝利

3月25日の未勝利戦(中京・芝1600)でデビューし、10着(→レース記事)。
戦前に散々脅されていた割にまともなレースを展開してくれたので、(着順は置いといて)とりあえず一安心。
その後は在厩で調整。動きは使ってから良くなっているという事で、芝1800で次走を模索されていましたが、候補だった4月15日の福島戦には節が足りずに出走出来なかった為、急遽同日の中山ダート1800戦にデムーロ騎手騎乗で参戦が決定。
この記事執筆の翌日のレースとなりますが、意外に穴馬としての支持がソコソコある様子。
母方はダートで実績がある血筋なので、それが騒げば一発あってもおかしくないはず。
頑張っておくれ~!
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝・未勝利

3月19日の未勝利戦(阪神・芝1600)に臨むも、直線で進路が詰まった事もあって5着敗退(→レース記事)。
レース後は早々に中3週の牝馬限定戦(阪神・福島に芝2000の番組があった)を目標にすると表明され、4月5日の近況で福島戦の方へ松本大輝騎手で向かうと発表。
輸送もあるので調教は軽めですがその後も順調で、ヒズハイネス同様、この記事執筆の翌日にレースを迎えます。
まともに走れさえすれば普通に勝ち負けできるはず。
さあ勝利を!
ミロスラヴァ(美浦・林徹厩舎)牝・未出走

ファンタストクラブ在厩。
この1ヵ月ずっと屋内ダートコースをダク~ハッキングという内容。とりあえず脚元が悪くなってはいないようです。
4月14日の更新では調教師が来場し、坂路に進めるよう指示があったとの事。
厳しい状況ですが、なんとかデビューまで辿り着きたい……。
YGGオーナーズクラブ
トレブランシュは1勝C戦に出走し4着。
レーヌドゥールは遂に入厩を果たしました。
レーヌドゥール(美浦・尾関知人厩舎)牝・未出走

順調さを欠く状況が続いていましたが、持ち直して4月8日に遂に美浦トレセンに入厩。
まずはゲート練習から始めているようです。
どうかこのまま順調に。
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・1勝C

4月9日の平場1勝C(中山・芝1200)では道中絡まれる展開になってしまい、4着(→レース記事)。
次走は夏競馬になりそうです。詳細はレース記事で。
DMMバヌーシー
オーヴァルブルームはまたも惜敗。
モルトヴェローチェの状態は、多少良化してはいるようです。
オーヴァルブルーム(美浦・斎藤誠厩舎)牝・未勝利
4月1日の未勝利戦(中山・芝2000)に挑んだものの、またも単勝1倍台の人気馬に阻まれ3着まで(→レース記事)。
ただし優先権はしっかり得たので、次走府中の牝馬限定戦で今度こその勝利を狙います。
今度こそは!
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C
脚部不安で休養中。エコー検査の結果は良くなってきてはいるようです。
このまま快方へ向かってほしい。
全体の所感
出走すればそれなり以上に人気になる馬も多いのですが、なかなか勝ち負けまで行かない歯がゆい結果が続いています。
やはり甘くないなあ……。
ただ、故障中の馬を除けば皆春になってドンドン出走を重ねてきてくれているので、いずれ吉報が続く日も来るはず。
腐らずにその日を気長に待っていたいと思います。
勝たぬなら 勝つまで待とう
ホトトギス!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
