一口馬主 広尾サラブレッド俱楽部

祭りの後先 ドグマ・ウィンダミア・タレントゥーサ、明暗分かれる週末(広尾TC出資馬週報)

祭りの後先 ドグマ・ウィンダミア・タレントゥーサ、明暗分かれる週末

2022年3月22日から3月27日までの広尾サラブレッド俱楽部出資馬の週報です。

当週は広尾所属馬の出走ラッシュとなり、ドバイに遠征したパンサラッサ・バスラットレオンを始め、クラブ馬9頭が出走。

その中にはマイ出資馬も3頭含まれており、ドグマ・ウィンダミア・タレントゥーサが勝利に挑みました。レポートは下記。

出資馬以外の話題(レース以外で)としては、15周年記念特別募集が26日から開始しています。

3/26~3/27の出走馬

3月26日の平場1勝C(阪神・芝1400)にドグマ、3月27日の平場1勝C(中山・ダ1200)にウィンダミア、同日未勝利(阪神・芝1600)にタレントゥーサが出走。

他クラブの出資馬含めて4頭が当週に出走し、一口を始めて以来最大の出走ラッシュとなりました。

まちかね太
まちかね太

人気サイドの馬もいるので、一つは勝ちたいなあ。

私の出資馬たちは今年未だ未勝利(というか複勝圏内すら無い)という状況なので、結果にも期待していました。

以下、レースが行われた順でのレポートです。

ドグマ 3歳1勝C 出走レポート

出資馬たちの先陣を切ったのはマイ出資馬最初の勝ち馬でもあるドグマ。26日の阪神6レースに登場しました。

ドグマ

(牡3・キタサンブラック×ショウナンカラット by ブライアンズタイム)
栗東・武幸四郎厩舎

ドグマ公式HP220209

レースまでの状況

距離短縮した2月5日のかささぎ賞(小倉・芝1200)で1番人気に推されながらも7着に敗れ(→レース記事はこちら)、9日にチャンピオンヒルズへ放牧へ。

幸いにも馬体にダメージは無く順調に調整を重ね、3月9日に栗東に帰厩しました。

前走は騎手の進言及び馬体が短距離向きの体型になって来たという事で1200の距離を使われた訳ですが、出た結果を踏まえて「1200に固執する事はない」という事で3月26日の阪神6R・平場1勝C(芝1400)を目標にする事に。

適性を探り探りというところはあるのでしょうが、武幸四郎調教師の毎度のレース後のコメントや次走選択のコメントを見ていると、やや一貫性に欠けるような気はします。行き当たりばったり感がちょっと……。

まちかね太
まちかね太

良く言えば柔軟性があるとも言えます。

とはいえレースを使って試してくれるので、無事なら出走機会が増える傾向なのはありがたい。

ドグマに関しては、少しでも距離を伸ばしてくれるのは個人的にはいい方向性だとは思います。

ドグマはとにかくレースで引っかかってしまうので、どうしても「短縮してペースアップする事で折り合いをつけてうんぬん」言われがちになってしまう訳ですが、1200の馬では無いと思うので。

外からしか見ていない素人の戯言であるのはわかってますので、決まればどういう条件であろうと応援はしますがね。

さて、目標決定後もドグマは順調に調教を積み重ね……、順調というか、調教は本当に毎度よく動く。

まちかね太
まちかね太

調教だけならとっくにオープンレベルやと思うんやけどなあ。

短距離馬は調教で動く馬が多いので、その辺りも短距離馬と判定される一因なのかもしれませんね。

そして迎えたレース当週、阪神6レースの出走頭数はドグマを含めて9頭とお手頃な頭数に
ドグマが普通に走ればタイムオーバーになる事は無いでしょうから、この時点で出走奨励金圏内は確定。
他場ですが未勝利戦の同距離戦は(3場開催なのに)出走希望馬が溢れてとんでもないことになっていますので、早々に勝ち上がる事の大事さを痛感しますね。

出走馬を見渡せば、このクラスで好勝負した実績を持つ馬は前走同じ阪神の1400m戦でアネゴハダの2着して来たモンゴリアンキング(父Kingman)、デビュー戦でスタニングローズを下して勝利し、前走秋明菊賞ではモンゴリアンキングに先着の2着としているブレスレスリー(父アメリカンペイトリオット)のみ。
そのうちブレスレスリーは秋明菊賞以来3ヶ月半ぶりの休み明け。

勝ち上がり直後の馬も、中距離戦で好走を繰り返した後に休み明けの前走距離短縮で勝ち上がってきたメイケイバートン(父ミッキーアイル)、ダートの未勝利戦で既走馬相手にデビュー勝ちしたケイアイオメガ(父ビッグアーサー)だけ。

いずれもこのクラスで有力ではあるものの確勝級という馬たちではなく、頭数のみならずメンバーレベルとしてお手頃と言えるでしょう。

まちかね太
まちかね太

逆に言えば、このメンバーで勝ち負けできないようでは現状このレース条件では厳しいとも。

枠順は大外となる8枠9番。
頭数自体が少ないので枠はあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、かかる面を考えると馬群に入れにくい大外はあまり良くはないか。
しかし、私見ではドグマは外から被されると走るのを止める面があるように見受けられるので、被されにくいという面ではプラス。
個人的には差し引きゼロかな。

父キタサンブラックはこの世代の新種牡馬なのでコースデータがあまりありませんが、全体的にはイメージ通りマイル以上に良績が集まっている感があり、1400はやや短いか。

鞍上となった戸崎圭太騎手は関東拠点のジョッキーということもあり強調できるほどのコース実績はありませんが、リーディングトップ5常連の手腕に期待。

ドグマは新馬勝ち後毎度人気してはいますが、相手が強いレースもあったとはいえ昇級後3着以内に来た事が無いのは事実ですので、ここは今後芝のこのクラス・この前後の距離でやっていけるかの試金石。
勝てば重賞再挑戦、しかし完敗するようならダートも含めた大きな路線変更も視野に入って来るでしょう。

人気自体は今回も上位になりそう。

まちかね太
まちかね太

今度こそ期待に応えてほしい!

レース内容

当日は雨予報。その通り雨にはなりましたがレース時点ではそこまで強くはなく、馬場も稍重まで。

馬体重は前走比マイナス6キロの480キロ。
前走の馬体増は概ね成長分だと思っていますので、一概に絞れたと喜んではいませんが、良くも悪くもないか。
パドックでは相変わらずチャカつきが目立ちますが、いつも通りと言えばいつも通り。

人気は結構直前まで1番人気(2000口の広尾パワー恐るべしという事なんでしょうか)でしたが最終的には3番人気に落ち着きました。

1.2番人気は共に2.9倍でメイケイバートンとモンゴリアンキング、以下ドグマ4.8倍、ブレスレスリー5.0倍、ケイアイオメガ8.4倍。
残りの4頭は40倍以上となり、上位5頭と下位4頭にきれいに評価が分かれる形となりました。
5頭の順番はどうなってもおかしくない上位拮抗という感じでしょうか。

まちかね太
まちかね太

前走は個人的にノーカン。充分イケるはず。

そしてレースへ。
小倉の2戦では出遅れているドグマですが、他の競馬場ではむしろ好スタートしか切っていません。
今回はどうか。

大外から最後の枠入りとなって、すぐにゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

出た!

今回は好スタート。行く気があれば行けたかもしれませんが、鞍上は横を見て他馬の動きを確認する素振り。

内側からブレスレスリーとケイアイオメガが前へ行くと、競りかけずにその後ろを外目から追走。

懸念の折り合いは……。

まちかね太
まちかね太

力んではいる……けど、まだマシ!

鞍上が抑え込んでいる様子は見えますが、引っかかっていると言うほどでもなくギリギリ制御できている感じ

むしろドグマの内側に並んできたメイケイバートンがかなり口を割っていて、そっちの方が気になるくらい。

先頭はブレスレスリーがすんなり立ち、その外1馬身前後でケイアイオメガが追走。
その後1馬身程で内メイケイバートン、外ドグマで隊列は固まり、レースが進行していきます。

人気馬で唯一前に行かなかったモンゴリアンキングは後方2番手くらいを追走。とはいえ最後尾のモウショウを除いて先頭から馬群は大きく離れず、ほぼ一塊の形。

レースはそのまま流れて3~4角へ。
ドグマも含めた3番手以降の馬たちが徐々に前目に押し上げようとしてきますが、前を行くブレスレスリー・ケイアイオメガも同様にペースアップした為、差は詰まったものの隊列は変わらないまま直線へ。

最内を粘るブレスレスリーのリードは1馬身程度。
ドグマは馬場の中ほどから2番手のケイアイオメガに外から並びかけ、併せる形で前を追いかけます。
内側に進路を取った人気のメイケイバートンの手ごたえは良くなく、後方待機組が後ろから伸びて来そうな気配も無し。

まちかね太
まちかね太

イケる!

前の3頭の中でも、ドグマの手ごたえは良さそうに見えます。

ここからグイっともう一伸びする事を期待していましたが、残り200m地点から鞍上の檄に応えてグイッと伸びたのは隣を走るケイアイオメガ
抜き去るどころかあっという間に突き放されかけましたが、どうにか喰らいついてはいくものの……。

まちかね太
まちかね太

くうっ、無念!

離されずにいるのが精一杯という脚色になり、無情にもそのままゴール。

内で逃げ粘っていたブレスレスリーは躱し切ったものの、突き抜けたケイアイオメガから1馬身1/4遅れて2着での入線となりました。

結果

3歳1勝クラス(阪神・芝1400・稍重)
 戸崎圭太(56)馬体重480

 2着(9頭・3人気)

所感

直線に入ったところでは勝てるかとも思っただけに残念ではありますが、冷静に考えればクラスに目途が立ったという事で悪くはない決着。

引っかかる面も今回は大分ましだったと思いますし、レース振りに成長も見られたと言えるでしょう。
これに関しては今回たまたま上手くいっただけという可能性も高いですが。

まちかね太
まちかね太

次回以降もこのくらいで抑えられればええんですけど。

ただ、最後の直線で伸びきれなかったのは少し気になるところ。
稍重で上がり34.5(メンバー中3位)という数字は決して悪くは無いとは思いますが……。

今日は外から被されたわけではない(むしろ自分が被せていった方)ので、坂があまり良くないんでしょうか。
しかし、バテたようにも見えなかったので、伸びきれなかったというよりは伸び出すのが遅かったという捉え方も出来そう。
追い出されてから伸び出すまでにワンテンポあるタイプなのかも。追われてすぐ反応したケイアイオメガとの差はそこだったのかもしれません。

緩い馬場が影響したというような騎手コメントもあったようです。
次走以降、いずれその辺りの適性もハッキリして来るでしょう。

その次走ですが、「ひとまず距離はこれくらいがイイのかもしれません」という調教師コメントがありますので、そのまま同距離を使うと捉えるなら5月1日の阪神・平場1勝C(芝1400)までレースがありません。
とは言っても中4週なのでちょうどいい間隔とも言えますし、本線はこのレースかな。

まあ、1200やダートのレースならその間にも幾つもありますので、馬の状態と厩舎の馬房調整次第で流動的と言うのが実情でしょうかね。

まちかね太
まちかね太

なんにせよ、まずは激闘お疲れさまでした。
次走も期待してまっせ。

ウィンダミア 3歳1勝C 出走レポート

ドグマ激闘の翌日、27日の中山5レースにマイ出資馬関東のエース・ウィンダミアが登場。

ウィンダミア

(牡3・ミッキーアイル×クエストフォーワンダー by Makfi)
美浦・林徹厩舎

ウィンダミア公式HP211228

レースまでの状況

昨年12月25日に行われた2歳平場1勝C(中山・ダ1200)を後方から追い込んで2着した後、年明け1月4日にテンコートレーニングセンターに放牧。

1月末ごろに球節にフレグモーネに似た症状が出る事があったものの大事は無く、概ね順調に調整を進めて2月19日に美浦帰厩。
しばらく目標を定めずに調整をされていましたが、動きが良くなってきたという事で3月3日の更新で20日の平場1勝C(中山・ダ1200)を次走にするとアナウンスがありました。

この時点でダート短距離の1勝クラスの除外ラッシュを見込み、林調教師は次週の同条件戦も込みで12月のレースで2着した時の鞍上である丸山元気騎手を確保。

それからも順調に調整を重ねて迎えた3月20日でしたが、目標のレースに出走できる確率は3分の1程度であり、結局除外。
ある意味想定内ではあり、予定通りスライドして27日の中山5レースに出走する事になりました

まちかね太
まちかね太

除外によるマイナス点はそこまで大きくなかったと思われます。

スライド出走となった27日のレースも当然フルゲート(最終的には馬番確定前取り消しが一頭出て15頭)。
しかしメンバーレベルは必ずしも高くもなく、1勝クラスで3着以内に入った事のある馬はウィンダミア以外にロープスピニング(父キンシャサノキセキ)1頭だけ。
新馬勝ち直後のスコラーリ(父トゥザワールド)や未勝利戦を圧勝してきたミユキアイラブユー(父ルーラーシップ)などもいるものの、このクラス2戦して5→2着のウィンダミアはメンバー中格上の存在と言ってもいいはず

まちかね太
まちかね太

前走時は人気薄だったとはいえ、実績は一番!

枠順は4枠6番。中山ダ1200はやや外枠優勢の傾向があるので好枠とは言えませんが、偶数枠ですしまずまずといったところ。

父ミッキーアイルは短距離ダートを全般的に得意にしており、中山ダ1200もなかなか好相性。

丸山元気騎手のコース実績は可もなく不可もなくというところですが、これで3戦続けてウィンダミアにこのコースで騎乗という事になるので、経験値の底上げ効果を期待。

3ヶ月ぶりの休み明けにはなりますが、総合的に見てかなり好勝負の確率は高いはず。
前走時レース前半にペースについていけていないような感じがあったので懸念点はそこだけですが、本来ウィンダミアはスタートが良く前にも行ける馬。
差しを教えようとしていたからああなったのだと思いますので、ムリに控えなければそれなりに追走できるのではと思っています。

まちかね太
まちかね太

戦前の期待値は今週の出走出資馬で一番高い。
是非とも勝利を!

レース内容

当日は雨が上がっていたものの、馬場は回復し切っておらず5レース時点の中山ダートは重。

馬体重は前走比プラス8キロの462キロ。外厩では480キロまでいっていた事もあり、前走から間も開いているのでほぼ成長分で問題ないでしょう。
パドックではやや足捌きが硬いようにも見えますが、この馬はずっとこんな感じなので特に変わりないという事で。

新聞各紙の印からそうだろうなと思っていましたが、人気順はウィンダミアが1番人気に。最終オッズは3.1倍。
もっと一本被りするかなと思いましたが皆さん冷静ですね。ドグマとは逆パターン。
もっとも前走時8番人気だったんですから、これでも評価としては爆騰しているでしょう。

以下スコラーリ4.8倍、ミユキアイラブユー6.3倍、ミラビリス7.1倍までが10倍以下。

他の人気上位馬は勝ち上がり直後の新興勢力。
人気上ではウィンダミアVS新興勢力という構図になりました。

まちかね太
まちかね太

クラスで揉まれた力を見せつけて欲しい!

そしてレースへ。

ウィンダミアはスタートは毎度いいので、今回も好スタートを期待。
出来ればそのまま前々で進めて欲しいなあ、と思いながら枠入りを眺め、準備が整いゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

OK! ……うーん、行かないか……。

ウィンダミア、いつも通りの好スタート。
しかし鞍上の丸山騎手は別に抑える様子もありませんが前へ行こうとする素振りも見せず、馬の行く気に任せている感じ。

そうこうするうちに内から外から他馬が次々と前へ進んでいき、ウィンダミアはあっという間に後方へ。

残り800mくらいからは流石に鞍上の手も動いて前を追い出したものの、3~4角中間地点でようやく中団まで押し上げてきた形。

4角から直線に入るところでは遠心力任せで大外まで持ち出し、前を本格的に追い込む態勢には入ったものの、この時点で10番手くらい。
直線を向いて2番手から先頭に立ったミユキアイラブユーとの差は優に8馬身。

ウィンダミアも伸びそうな気配はあるものの、ミユキアイラブユーの脚が止まる様子は無し。

まちかね太
まちかね太

こりゃ届かへん……。

というか、ミユキアイラブユー以外の前にいる馬たちも止まってはいない。
このままでは勝つどころか複勝圏内も危なそう。

まちかね太
まちかね太

……おっ?

しかし残り200m、ウィンダミアが急加速。
他馬も止まってはいないのに、明らかにそれらとは脚色が違う。

まちかね太
まちかね太

おおっ!

残り100m過ぎ、前で固まっていた3番手集団をまとめて躱し、一歩先に2番手へと抜け出していたライラボンドの背後に迫る!

まちかね太
まちかね太

いっけぇー!!

ゴール寸前、測ったようにライラボンドをクビ差捉えてゴールイン!

完全に抜け出していたミユキアイラブユーは既に2馬身1/2前で勝利を飾っていたものの、ウィンダミアも見事な追い込みを見せて2着入線。3着はライラボンドで決着となりました。

結果

3歳1勝クラス(中山・ダ1200・重)
 丸山元気(56)馬体重462

 2着(15頭・1人気)

所感

勝てなかったのは残念ですが、一度はいいトコ掲示板の下の方かと諦めかけたところからの怒涛の追い込みで2着確保。

まちかね太
まちかね太

「なんとか面目を保ちました」ってヤツですな。

1番人気なので期待に応え切れてはいないのですが、なかなかスリリングなレース振りで見てる方としては楽しめましたですよ。

ただ、折角いいスタートを切ったのに前半あの位置だったのはちょっと「うーん」とは思います。
レース後の騎手コメントでは「ある程度は行くつもりでいましたが、ちょっと周りが速すぎて、ついて行けませんでした」となっていますが、正直行く気があったようには見えませんでした。
周りが速かったというのも事実だとは思いますが……。

まあ、実際に押して押して前に行ったら潰れていた可能性も多分にあるので、結果オーライという事にはなるのでしょう。

まちかね太
まちかね太

別に悪い結果ではないので、不満と言うほどのものではありませんし。

とりあえず、前走は8番人気での好走でしたが、これでこのクラス連続2着という事でフロックでない事は証明出来ました。
無事ならば近い内に順番が回って来るでしょう。

とりあえず次走は馬の状態を見て、という事ですが、東京戦なら否応なく距離延長。
それはむしろいいとは思いますが、「今回、万全の状態でレースに臨みました」という事なので、一旦仕切り直しとなる可能性の方が高そうですね。

タレントゥーサ 3歳未勝利 出走レポート

出資馬の当週最後のレースとなったのが、昨年12月の新馬戦以来の出走となるタレントゥーサ。27日の阪神6レースに登場。

タレントゥーサ

(牝3・モーリス×ショウナンタレント by アグネスタキオン)
栗東・池江泰寿厩舎

タレントゥーサ公式HP211223

レースまでの状況

昨年12月18日に阪神の新馬戦(芝1400・牝馬限定)を2番人気で5着し、23日に吉澤ステーブルWESTへ放牧。

1月ごろに背腰に疲れが出て来たこともあったものの、それ以外では概ね順調に調整を進め、3月4日に栗東帰厩。
早速中京競馬最終週が目標とアナウンスされ、10日の近況更新で26日の中京未勝利戦(芝1400)が目標、松田騎手騎乗予定であると正式に発表されました。

まちかね太
まちかね太

……。

桑田牧場の牝馬なので覚悟の上ではありますが、やっぱり松田騎手継続なんですね。多分馬の販売契約にそういう条項でも入っているのでしょう。タレントゥーサはリースではないはずなのですが……(私、リースの馬はレース選択や騎手選択、そもそも厩舎選択の決定権もクラブではなく生産牧場側が保持しているのではないかと思っています※個人の勝手な推測です)。
とはいえ、継続騎乗になるのは強みという面も勿論あります。

まあ騎手がどうこう以前に、まずタレントゥーサの力が牡馬混合の未勝利戦で足りるかどうかが未知数ではあります。
前走の新馬戦の上位入線馬の次走以降の成績がボロボロですからね。はっきり言ってレベルは高くなかったと思います。

新馬戦で好走して以降鳴かず飛ばずという例も枚挙に暇がありませんし、次のレースになるここは試金石なのですが……。

まちかね太
まちかね太

勝負気配は感じられませんなぁ。

調教師コメントなどからはあまり勝ち負けに持っていきたいというようなイメージは見られません。
同調教師が他のクラブの馬で景気よく吹いているコメントを見慣れているせいかもしれませんけど、かなり抑制的に感じます。

実際の調教師コメントをクラブの近況報告に翻訳する人の違いもあるでしょうから、あまり気にするようなことでも無いのかもしれませんが。

まあ調教自体はそんなに悪い訳でもないと思いますので、出資者としては評価を覆してくれるように祈るだけ

などなど、モヤつく事もありはしますが、レースに出てくれるのはありがたい事。
前走から中13週となるタレントゥーサなら出たいレースに出れるだろうし、予定通りに出走できるだろうと思いきや、いざ蓋を開けてみると出走想定まさかの46。出走優先順位は23位タイで、このままだと出走すら出来ないという事態に。

まちかね太
まちかね太

マジ?

最悪このまま外厩に送り返されてしばらく放置、というパターンも頭に浮かびましたが、27日の阪神芝1600メートル戦に矛先を変えてどうにか出走を果たす事が出来ました。

まちかね太
まちかね太

まずは一安心。

ただしメンバーに前々走でサブライムアンセムに先着して1着入線したものの降着となったハギノモーリス(父モーリス)がいるなど、レベルは高め。
状況的に半数近い8頭がデビュー戦であるというのは有利に働くことかもしれませんが、タレントゥーサもキャリア1戦ですからそんなにアドバンテージを得ている訳でも無いですし。

枠順は7枠13番、やや外に行きすぎた感はありますが、データ上はやや不利という程度でそこまでマイナスでもありません。

父モーリスの阪神芝1600の成績は可もなく不可もなく。

タレントゥーサ自身の距離適性としては、調教師サイドとしては距離を危ぶんでいるようなコメントがありますが、血統的にはむしろ1400より1600の方がいいようにも思います。まあ、母の産駒の活躍馬は短距離馬が多いですが。

正直なところ勝ち負けまでは厳しいとは思いますが、とりあえずは8着以内、出来れば掲示板を確保して次走優先権を取ってくれたら嬉しい。

まちかね太
まちかね太

次へつなぐことができるレースを見せておくれやす。

レース内容

阪神競馬場も雨の影響が残り、6レースでの芝の状態は稍重。

馬体重は前走比プラス4キロの438キロ。

まちかね太
まちかね太

うーん……。

前走から3ヶ月経っているので、もう少し体を増やして欲しかった。外厩時点で最大450キロだったので覚悟はしていましたが……。
ただ、パドックで見る限りは細いという訳でもなさそうなので、現状の力は発揮できる状態ではありそう。

人気順は当然というか、ハギノモーリスが圧倒的で最終1.5倍。
以下ヴァモスロード5.0倍、スカーレットオーラ7.2倍、ムーンリットナイト9.0倍でここまでが10倍以下。ちなみにヴァモスロードとスカーレットオーラはデビュー戦。

タレントゥーサは53.2倍の8番人気。前走の2番人気から大暴落ですが、相手関係からはまあ仕方ないか。

まちかね太
まちかね太

見返してやって欲しいものです。

いざレースへ。

ゲートが開くと、かなりばらついたスタート。タレントゥーサは平均的なスタートとなるも、鞍上が手綱を扱いて一気に前方へと押し上げていきます。

一方、絶好のスタートを切っていたハギノモーリスはそのまま先頭へ。
タレントゥーサはすぐ内側のヴァモスロードと共に勢いよく追いかけていき、2番手集団を外から躱して先頭に並び掛けようとしたところで、

まちかね太
まちかね太

は?

横を見た松田騎手が手綱を引き、急ブレーキ。先頭に出たくなかったのか?

しかし当然タレントゥーサは首を上げ、しばらく口を割って走る事に。フォームもややおかしな感じに見えました。

その後は内のトリブートや外のシウンと並んで3番手を併走していたものの、やや外目を走っていた事もあって3~4角のコーナーワークでじりじりと後退。

直線を向いてすぐに内側にヨレたシウンに圧迫されて進路を失くし、直後に一度外に膨らんでからまた内側にヨレてきたシウンと元々内側に居たプラティナマリアに挟まれてしまい完全に失速。

挟まれた時点でもう脚が残っていなかった事もあり後は後退する一方となってしまいました。

レースは外から伸びたムーンリットナイトが突き抜けて優勝。2着にハギノモーリス、3着にヴァモスロード。
タレントゥーサはブービー16着での入線となりました。

結果

3歳未勝利(阪神・芝1600・稍重)
 松田大作(54)馬体重438

 16着(17頭・8人気)

所感

一言、

まちかね太
まちかね太

問題外です。

ここまで完敗したのは直線入口の不利もあるでしょうが、あの時点で既に勝ち負けできる脚は残っていなかったと思うので、不利が無かったとしても着順が多少良くなる程度のものだったと思います。

残念ですが不利はレースには付き物、運が無かったというしかありません。

が、

まちかね太
まちかね太

押していって急ブレーキってなんやねん。

まあたまによく見る光景ではあります。「前目に付けろ、でも逃げるな」という指示でも出てたんでしょうね。

あれで脚を残せという方が無理。今回は人災です、距離適性も何もあったもんじゃありません。

しかし調教師のレース後コメントがまた……。

「スムーズな競馬とはいかなかったこともありますが、やはり芝がベストな条件ではないようにも思います。今度は以前からイメージにあったダートも選択肢に入れていきたいところです。前走から着順を落とす格好になってしまい、申し訳ございませんでした」(池江調教師)

まちかね太
まちかね太

は?

今回の競馬で芝ダートの巧拙を判断したとはこれ如何に。

いや、元からダート使いたかっただけですよね? それならそう言ってくれればいいだけでは?
クラシック登録してなかったのもダート馬だと思ってたからなんですか? それならそう言ってくれればいいだけでは?

別にダートを使う事自体に反対は全くありません。
土曜の中京1レースの牝馬限定ダ1400戦とか、このレースに比べると明らかにメンバーレベルが低いですからね。ダートがこなせるなら勝ちにより近いのはそちらでしょう。
私は芝で負けるよりダートで勝ってくれる方が嬉しいです。

中13週ならそちらのレースには出られました。最初からダート向きと思ってるならそっちを復帰戦に選べばよかっただけ。
以前からほのめかしはしていたのですから、ある程度理解は得られたはずです。

初戦で芝をそこそこ好走してしまったが故、芝での活躍を期待している出資者向けにダート転向への言い訳が必要だったのは理解できますが、この人災騎乗と不利だらけのレース振りの後にその台詞はナシです。

完全に予定通りの原稿を読み上げているようにしか見えません。(「スムーズな競馬とはいかなかったこともありますが」だけが今回のレースを見て付け加えた部分)

まちかね太
まちかね太

仮にも一流の実績を残す調教師、おかしな予防線は張らないでいただきたい。
お陰で(調教師の考える適性的に)無駄なレースが増えた事になります。
ダート馬だと思うのなら、そう言って最初からその道を突き進めばいいだけ。
結果を残せば雑音も小さくなるでしょう。

……とまあ、色々と愚痴を並べてしまいましたが、池江師を一流と思っているからこその不満です。

タレントゥーサはリフレッシュの為チャンピオンヒルズに放牧するとの事。
ワンナウトにもなってしまいましたし、アウトカウントを消すのと出走の為の節開けも兼ねて次走はまた2か月後以降になる可能性も充分あるでしょう。

次回、勝ち負けはともかく納得できるレースをお願い致します。

3/22~3/27の出資馬たちの近況

公式HPで出資馬の近況が更新されています。
以下、出走馬以外の各馬の現況への所感です。

3歳馬

それぞれ概ね順調にメニューをこなしています。

アリシアン(美浦・加藤征弘厩舎)牝・1勝C

アリシアン広尾公式HP210305

リバティホースナヴィゲイト在厩。
先週一杯はウォーキングマシンのみ、週明けよりトレッドミルにてキャンター調整。

続戦に向けてのリフレッシュ調整という事で、4月16日の1勝クラスに向けて順調に進めて……と思っていたら、なんと桜花賞に登録されました

まちかね太
まちかね太

マジ?

しかも現状3分の1の確率で出走可能。それでも流石に登録だけだろうと思っていたら、どうやら本気で出走を狙っていくようです。

アネモネSに出走するのも迷っていたのに一体どういう風の吹き回しなのか

実際問題として、出ても記念出走にしかならないとは思いますから、出資者の中でも一口キャリアが長い方や実利重視の方は無謀な挑戦を好まれないでしょうが、私のようなド新人一口馬主はそれこそ記念に出走して欲しい

まちかね太
まちかね太

もし出れたら全力応援!

アンジアン(栗東・藤原英昭厩舎)牝・未勝利

アンジアン広尾公式HP210830

吉澤ステーブルWEST在厩。
おもに坂路にてハロン17秒ペースのキャンター1本、週2回15-15で乗り込み。

馬体重は432キロまで回復。全体的に雰囲気は良くなってきているようです。

このままじっくり乗り込みを続け、コンディションの良化を図っていくとの事。

まちかね太
まちかね太

レース時にせめてこのくらいの体重を維持できるようにお願いします。

クラブの話題

ドバイに登場した広尾の2騎が大仕事を成し遂げました!

広尾のみならず日本勢の先陣を切ってゴドルフィンマイル(G2)に登場したバスラットレオンが優勝し、その後の日本馬大活躍の先鞭をつけると、ドバイターフ(G1)に登場したパンサラッサが同着優勝という劇的勝利で広尾サラブレッド俱楽部に初のG1タイトルをもたらしました。

※感想などは後日更新します。(※3/31追記 期待していた出資馬に関する重大アクシデントが判明した為気分が乗らず、今回はレース感想を見送ります。)

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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広尾TC出資馬週報22年3月21日

なお、他クラブ出資馬の同週週報はこちら↓

ワラウカド……当週は無し

-一口馬主, 広尾サラブレッド俱楽部
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