こんにちは、まちかね太です。
7月9日の函館2レース・3歳未勝利(牝馬限定・ダ1000)に、広尾サラブレッド俱楽部での出資馬タレントゥーサが出走しました。
私の出資馬レース観戦レポートのテンプレとは違いますが、今回は先に結果を書いてしまいましょう。
完敗しました。
前走1800m戦で7着後、「距離が長かったかもしれないが洋芝はこなしてくれたので、次走は短縮して7月10日芝1200戦へ」(意訳)と発表されていたのでそのつもりでいたら、実際に出走登録したのはダート1000戦。
そして完敗。
そもそもダート1000は前走時に出走予定だった条件で、その条件に使うためにわざわざ函館開催まで(故障もないのに)出走を待っていたのに直前に芝1800に変え(芝1200ではなく)、そして距離が長く敗北していたというのが、前走での過程。
①敗北
②敗因を考えて次走の条件を設定
③直前で気が変わって別条件に出走
↓
①敗北
(以下繰り返し)
なんと美しい三拍子なのでしょう!
これなんて Endless Waltz?
③の段階で勝ち切れない馬の力が足りないと言われればそれまでではありますが、出資者としてはどうにも納得のいかない気持ちが大きくなるのは仕方ないと思わざるを得ない。
いきなり条件を大きく変更されると、
②の時に言ってた事はなんやったんや?
となるので、行き当たりばったり感が増すのが原因でしょう。
変更理由に一貫性があるなら、こちらも納得できるというものなのですが。
例えば私の他クラブ(YGG)での出資馬ミーナティエルナ(寺島良厩舎)は、この間のレースで芝1200予定が直前で芝1800に変更し敗退しましたが、この時は「芝1200の出走枠に入れない」「出走できそうなレースの中では、ダート1000よりは(距離不安があっても)芝1800の方が砂被りの危険性がない」という理由での変更。
この際のレース選択のメインテーマは「砂被りを避ける」という事がハッキリしていました。
しかしタレントゥーサ(池江泰寿厩舎)の場合、前走時が
「今回はダートを選択肢に入れていましたが、その前に一度、洋芝に使ってその走りを見てみたいと思います。そこでも内容や結果が伴わないようであれば、ダートに矛先を向けていきましょう」
と言って、明らかにダ1000mの条件狙いで函館開催まで待っていたのに、なぜか芝1800m戦を使用。
普通1000mのバーターは1200だよね?
寺島師のような明確な理由が示されないので、なぜ延長策に出たのかさっぱりわかりません。
それまでは「芝はベストじゃない」「1600でも距離不安(前々走のレース前)」みたいなコメントだったのに。
そして今回が
「当初は芝1200mを検討していましたが、元々どこかでダートを使ってみたかった馬ですし、直前で松田大作騎手からの進言もあり、最終的にはダート1000mへ」
もうなんかフワッフワじゃね?
それなら前走時点で予定通りダートを使って、ダメだったら洋芝&距離延長を試すという方向の方が自然だったのでは。
どうせ一度北海道に移動した以上、未勝利戦シーズンが終わるまで(もしくはファンド解散するまで)はずっと滞在したままなんでしょうから。
せめて前走と今回の間に「次走は芝1200」なんてはっきり言わなければまだ整合性の取れているコメントだったのに。
……とまあ最初にグチグチ言ってしまいましたが、とりあえず以下、迷走感漂う中で出走したレースのレポートです。
出走馬プロフィール・タレントゥーサ
タレントゥーサ
(牝3・モーリス×ショウナンタレント by アグネスタキオン)
栗東・池江泰寿厩舎

ここまでの戦績:3戦0勝(0・0・0・0・1・2)
前走:6月18日・3歳未勝利(函館・芝1800)7着(→レース記事はこちら) 中2週
レースまでの状況
前走7着敗退後、6月30日の更新で「函館の環境にも慣れ、レースの疲れが取れて上積みがありそうですからね。前走で洋芝をこなしてくれている感じでもありましたので、今度は距離が短いほう、来週7月10日(日)函館4R 3歳未勝利(芝1200m)に向かおうかと考えています。先につなげるためにも、しっかりと着順を上げていきたいところです」(池江調教師)と発表。
しかし7月6日水曜日の出走想定では、タレントゥーサの名は9日のダート1000mのレースにありました。
思う事は上述した通りなのでこれ以上書きません。
が、今回の条件に関しては、調教師が元々タレントゥーサにとって最も適性がある条件と考えていたのはここまでの経緯から明白であり、紆余曲折を経たとはいえ出走に漕ぎつけたからには結果を出してほしいとは強く思っていました。
リーディング調教師の見立てを信じたい。
牝馬限定戦ですし、タレントゥーサの適性が真実この条件に合致しているならば好走以上があってもおかしくはない。
当然フルゲートですが、それでも12頭というコース。
メンバーでは、デビューから5戦すべて4着以内、前走ハナ差2着のキュートヘスティア(父ヘニーヒューズ)が実績・安定感ともに図抜けており、続いて好走と凡走を交互に繰り返しながらも10戦中複勝圏内4度のカルーナブルガリス(父アドマイヤムーン)が2番手。
他は、安定感がなかったり好走しているように見えても着差が大きかったりする馬が多いので、初ダート馬でも適性さえあれば上位に食い込むことは比較的容易そうな構成。
枠は7枠9番。
このコースは8枠の成績が良く、後は強いて言うなら1枠がちょっといい程度の五十歩百歩なので、可もなく不可もなくと言ったところ。
騎手は例によって松田騎手。
このコースはここ3年で9戦して3着2回。良くはありませんが前走の条件よりはナンボかマシ。
モーリス産駒はこのコース6戦して2着1回。良くはない。
データ的な条件はタレントゥーサに向いていなさそうですが、騎手も種牡馬も試行回数が多くないので、そこまで気にするほどの物でもないと思いたい。
ダート短距離での大変身を期待してはいました。
レース内容
当日は仕事があったので録画観戦。
土曜2レース時点で函館競馬場の天候は曇り、ダートは良馬場。
タレントゥーサの馬体重は前走比+4キロの448キロ。
パドック動画で見る限りは、落ち着いて歩いているように見えました。
人気はキュートヘスティアが圧倒の1.6倍、以下カルーナブルガリス4.4倍、サバンナチャンス7.1倍で、10倍以下はこの3頭だけ。
タレントゥーサは最終的に23.3倍の6番人気という評価でした。
一通りパドック映像を確認後、レース映像へ。
大外フェアリーランドの枠入りが映って準備完了。
ゲートオープン!
あ~~
半数ほどが立ち遅れ気味のかなりバラついたスタート。
タレントゥーサも立ち遅れ組の中に入ってしまいました。
ダッシュでも周囲に後れを取り、一旦かなり後方まで下げてしまいますが、鞍上は手綱をしごき続けて向こう正面を走っている間に徐々に押し上げ、3角に入る頃には中団馬群の先頭まで上がってきます。
しかし手綱はずっと激しく動いているものの、3~4角でそれ以上前に上がっていくことが出来ません。
前とは少し離れた6番手で直線に向かい、内側を突いて一瞬伸びかけたようにも見えたものの、残り200mで脚が止まって沈没。
ああ~~~
レースは先手を取ったキュートヘスティアが3馬身差の独走完勝、2着は先団から流れ込んだサバンナチャンス、3着も先団にいたファンタジックラン。
タレントゥーサは前にいた馬を1頭も躱せないまま後ろの馬にも抜き去られ、10着で入線していました。
結果
3歳未勝利(牝)(函館・ダ1000・良)
松田(54)馬体重488
10着(12頭・6人気)
所感
覚悟はしていましたが、納得感はない。
調教師コメントでは新馬戦直後からダートダート言われていましたので、むしろさっさと使えよと思っていた側としては、結果的に適性がなかったとしてもダートを使ったこと自体にはまったく文句はありません。
ピンパーの結果だろうとは思っていたので、凶に出たとしてもそれはそれで仕方ない。
ただ、ここに至るまでの過程がどうしてもですね……。
とはいえ、この状況の背景を邪推すると、調教師サイドとしてもレース選択にままならない部分があった可能性はありますが。
最初にタレントゥーサのこの迷走ローテにおけるメインテーマがわからないと書きましたが、一貫性のあるテーマがあるにはあるのです。
それは、何がなんでもレースで松田騎手を乗せる事。
邪推に邪推を重ねてはいますが、私は前走芝1200ではなく芝1800だったのは松田騎手の騎乗予定の都合だったと思っていますし、今回もそうだと思っています(10日芝1200戦に松田騎手の騎乗馬がいる=先約があったと思われる)。
なんなら、目標変更の発表の際の「松田大作騎手からの進言もあり」という言葉は、ダート1000が向いているとかいう話ではなく、芝1200だと自分は乗れませんという申し出だったのではとすら思っています。
私がそう思っているだけの、「ただの妄想」ですので悪しからず。
なので、騎手都合を優先するために調教師の理想のローテは取りにくくなっている側面もあるのではないかと。
まあ広尾の馬が池江厩舎に入っているのは桑田牧場のコネクションなのはほぼ間違いなく(おそらく池江厩舎が桑田牧場の為に空けている入厩枠を広尾に宛がってもらっている)、池江ー桑田ラインの馬は桑田牧場が実質の馬主(馬主としての桑田牧場の主戦騎手は松田騎手)なのもわかっていて(これらも私が勝手にそう思っているだけですので事実とは大きく違うかもしれませんが)出資したので、承知のリスクの一環。
タレントゥーサに関しては裏目に出たかなという結果です。
納得感はありませんが賭けに負けただけという事で、仕方ありません。
これも最初に書きましたが、出たレースで勝てる力がなかったのが悪いと言われればそれまで。
ただ、2歳馬のカグヤについては同じような迷走をしないようにだけはお願いしたい。
松田騎手にはカグヤを最優先にしてもらいたいなあ(もう主戦のつもりで考えています)。
なお、タレントゥーサもまだ走らせてもらえはするようで、次走は札幌開催の芝レースを狙っていくようです。
優先権が無いのでどこまで予定通りに行けるかはわかりませんが、出られればそのレースが最後のチャンスとなる可能性は高いでしょう。
とりあえず5走かつ必要な入厩日数を満たせばJRA登録抹消時に抹消給付金は満額いただけるはずなので、ファンド解散までにそれくらいは果たすのが義理という事でしょうか。
しかし、タレントゥーサのような成績から芝戻りで大変身する馬も稀にいるので、出資者としては最後の大逆転を信じて朗報を待ちます。
……次走ダート1700とかだったりして。
それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様公式HPより許可を頂き掲載しております。)