ワラウカド 一口馬主

セルフエスティーム&インアスピン、ダブルアタック不発(ワラウカド出資馬出走報)

セルフエスティーム&インアスピン、ダブルアタック不発

こんにちは、まちかね太です。

7月9日の小倉6レース・3歳未勝利(牝馬限定・芝2000)に、ワラウカドでの出資馬セルフエスティームインアスピンが出走しました。

この時期の未勝利戦に同クラブで2頭出しとはもったいない気もしますが、残念ながら2頭ともに万全の状態とは言い難い(特にセルフエスティームの方が)こともあって確勝級とはとても言えないので、むしろ2頭が力を合わせてどうにか血路を切り開いてくれればくらいの心もち。

インアスピンが逃げ、セルフエスティームが差す形になると思われるので、どちらか展開が向いた方が人気馬たちを出し抜いて勝ち星をつかめたら僥倖。

まちかね太
まちかね太

2頭が同着優勝してくれたら、もちろんそれがベスト。

そんなに都合よくいくわけもありませんが、出資者としてはやはりそう願ってしまいますね。

以下、レースのレポートです。

出走馬プロフィール・セルフエスティーム&インアスピン

セルフエスティーム

(牝3・ハービンジャー×セルフプリザヴェーション by Lion Heart)
栗東・寺島良厩舎

セルフエスティーム220416

ここまでの戦績:3戦0勝(0・0・0・1・1・1)

前走:4月16日・3歳未勝利(阪神・芝2000)4着(→レース記事はこちら)中11週

インアスピン

(牝3・モーリス×アップワードスパイラル by Teofilo)
栗東・四位洋文厩舎

インアスピン220424

ここまでの戦績:2戦0勝(0・0・0・0・0・2)

前走:4月24日・3歳未勝利(阪神・芝1600)7着(→レース記事はこちら)中10週

レースまでの状況

DDSP手術明けの前走(4月16日)を、強風の中差し込んで4着と健闘したセルフエスティーム。

レース後は疲労感が強めに出てはいましたが、外厩で疲労を取り、順調なら5月にも次のレースを迎えるはずでした。

しかし4月22日に宇治田原優駿ステーブルに移動後も捌きの硬さなどが良化せず、5月20日の更新では歩様に乱れが発生。

以降、調教を軽めにするなどして対応するも一進一退の状況で大きな良化はなく、刻一刻と迫る未勝利戦のタイムリミットを前に、寺島師は歩様の違和感を抱えたままでも15-15を行えれば帰厩することを決断。

とりあえず外厩では15-15をこなせているという事で6月24日に栗東に帰厩し、以降調教師自らが騎乗調教するなどして調整。

歩様の硬さは解消しておらず攻めきれない面はあるものの、良い状態に持ってこれている(脚元以外の体調面は問題なしという事か)という事から、7月9日の小倉牝馬限定芝2000m戦に今村騎手騎乗で出走することに決まりました。

まちかね太
まちかね太

不安は大きいけど、もう四の五の言ってられる時間がないのは確か。
なんとか頑張ってほしい。

一方のインアスピンは、4月24日の前走を逃げて7着に粘り、何もできずに惨敗したデビュー戦から大きな前進を見せた後、「2−3週間ほど外でリフレッシュさせながら状態を整えいく予定(四位師)」という事で、4月27日に宇治田原優駿ステーブルへ移動。

その後順調に調整は進み、5月20日の更新では「移動の声が掛かればいつでも送り出せる状態」という外厩コメントも出ていましたが、一向に帰厩のお声はかからず絶賛放置の気配。

「いつでも~」のコメントが出てから1ヵ月後の6月15日にようやく帰厩を果たしました。

「前走後は少し苦しそうでしたので時間を貰って乗り込んできました」という調教師コメントが出ており、それも別に嘘ではないとは思いますが、外厩からの状態報告が調教師に行っていないわけがないので、普通に馬房都合の為に放置されていたんでしょう。

まちかね太
まちかね太

2-3週間とか言わなければわからなかったのに。
帰ってくるまで頓挫もないのに7週間かかりましたがな。

現状では馬房を優先して回すほどの期待値はないと見られているという事は間違いないと思います。

まちかね太
まちかね太

まあ2戦2着外ではさもありなんとしか言えないのも事実。
みんな生活懸かってますから、理解はできる。
納得はしませんが。

帰厩してからはセルフエスティームと同じレースを目標に(目標設定はインアスピン陣営の方が先。クラブは時期的なものを考慮して2頭出しを了承)調教を進められていましたが、なぜか追い切りが常にポリトラックコース。

最初の時(6月22日)は雨だったのでそんなに違和感はありませんでしたが、次週も、レース直前の追い切りも全部ポリトラック。

一応坂路やCWコースでも軽めはやっているようですが、肝心の追い切りが負荷の軽いポリトラックコースオンリーというのはこれ如何に
脚元に不安を抱えたセルフエスティームですらCWコースで追い切っているんですが……。

その理由としては、「ここまで2戦しかしていないインアスピンを流石にあと1戦で抹消させるわけにもいかないので、短期間での連戦が前提」→「インアスピンがレース後に疲れやすいのは事実」→「負荷を事前に抑えておくことでレース後へのダメージを小さくしたい」と、こんなところでしょうか。

まちかね太
まちかね太

少なくともこのレースで乾坤一擲の大駆けを狙う気はなさそう。

勝たせる気があるのなら、ここを叩いて次走ラストチャンスに賭けるという形ですかね。

私は前走を見てインアスピンにも充分望みはあると思いましたが、陣営には正直やる気があまり感じられません(少なくとも今回は)。

今回のレースに際し本気で勝つ気で来るのは、セルフエスティーム陣営の方でしょう。

さて、そして迎えたレース当週。
フルゲート18頭が当然のように埋まりましたが、前走から10週以上間隔の開いている2頭は問題なくエントリー。

メンバーには評価の高い馬が4頭。
デビューから2戦圧倒的な人気で2→5着とするも、ここが半年ぶりのレースとなる良血イヴィステラ(父ハーツクライ)、デビューから4戦すべて入着、うち3度は複勝圏内という良血エピプランセス(父エピファネイア)、2戦目で変わり身を見せ牡馬相手に2着してきたルージュラジョア(父ルーラーシップ)、ここ2戦ともに2番人気の評価を受けていた逃げ馬モンサンプリーモ(父キズナ)。

セルフエスティームは彼女たちに続く、一角崩し狙い組という評価。
前走ではエピプランセスに先着しているので、敵わない相手ではないハズ。

インアスピンは前走よりはマシですが今回も大穴評価。
モンサンプリーモの他にもタイニープライド、ベラコリーダといった前へ行きたい馬が複数おり、展開面でも厳しい戦いになりそうな予感。

枠は両馬とも仲良く5枠に入り、セルフエスティームが9番、インアスピンが10番。
ただ、このコースの5枠は勝率が目立って低く、連対率も8つの枠で最低(3着は多い)。

そんな枠にワラウカドの2頭が両方押し込まれるとか。

まちかね太
まちかね太

嫌がらせかーい!

騎手はセルフエスティームのルーキー今村騎手はコース経験なし、インアスピンの2年目小沢騎手は12戦3着1回。不安はあります。

種牡馬実績ではハービンジャー産駒は可もなく不可もなくという感じですが、モーリス産駒は20戦6勝2着1回3着4回と、かなり得意なコース。

総合した条件設定はセルフエスティームにはやや不利、インアスピンは可もなく不可もなくという感じでしょうか。

状況的に、特にセルフエスティームには無事に次を迎えられる保証がないので今回で突き抜けてほしいものですが……。

まちかね太
まちかね太

2頭とも頑張っておくれ!

レース内容

当日は仕事でしたが、レース本番だけは休憩時間にグリーンチャンネルWEBでスマホLIVE観戦。

雨の不安もありましたが、レース当日の小倉は晴れ。2レース時点で芝は稍重。
先週の超スピード馬場が2頭に合っているとも思えないので、多少なりと緩和されるのはプラスか。

馬体重はセルフエスティームが+10キロの452キロ、インアスピンは-6キロの488キロ。
後で見たパドック映像ではどちらも落ち着いて歩いていましたが、セルフエスティームはやや太め残り、インアスピンは逆に少し細く見えました。

人気は上位が競っていましたが最終的にエピプランセスが3.1倍で1番人気、以下ルージュラジョア3.2倍、イヴィステラ3.9倍、モンサンプリーモ6.4倍。
セルフエスティームは4頭に続く5番人気15.0倍、インアスピンは9番人気75.4倍。

ゲートはややスムーズに行かない馬も見受けられましたが、特に大きなトラブルもなく全馬ゲートイン完了。

ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

うむ!

2頭はともにまずまずのスタート。出はセルフエスティームの方がやや良かったですが、インアスピン鞍上小沢騎手は先手を取るべく手綱をしごいて前へと出ていきます。
セルフエスティーム鞍上今村騎手は馬なりで中位の位置へ。

前へ行こうとしたインアスピンですが、スタート後の直線で外から来たモンサンプリーモにサッと躱され、逃げを打つことはならず。
タイニープライド、ベラコリーダといった他の逃げ馬勢にも後れを取って、4番手で1角を回ります。

セルフエスティームは先団から少し離れた次の集団で馬群の中を追走。

エピプランセス、ルージュラジョア、イヴィステラといった人気どころも同じような位置に固まり、人気馬グループが先行集団を射程に捉えながらレースは淡々と進行していきます。

3角、残り800メートル地点からレースが動き始めると、ペースアップについていけなくなった先行組が脱落を開始。

インアスピンもこの中に入ってしまい、3~4角の間にズルズルと後退してしまいます。

まちかね太
まちかね太

くぬぅ、インアスピンはここまでか。
セルフエスティームはどうした?

姿を見せないセルフエスティームを探すと、なんと前から後退してきたベラコリーダにモロに進路を塞がれ、一気に後退していました。

まちかね太
まちかね太

おおーい!

コーナー途中でどうにか内側から抜け出し、再び前へと押し上げていくセルフエスティームでしたが、このロスの間にエピプランセスらは既に4角を回り直線へ。

4角で既に失速していたインアスピンと入れ替わるように直線に向いたセルフエスティームでしたが、今度は内から張り出してきたベガエクスプレスに進路を塞がれ立往生。

まちかね太
まちかね太

おいおいおーい!

そこから外に持ち出してエンジンをかけなおしたものの、当然もう勝負は決した後。

レースは早めに抜け出したエピプランセスがルージュラジョアの猛追をハナ差退けて勝利、3着には中団の後ろから伸びたライトストリーム。

セルフエスティームは6着まで上がるのが精いっぱい。
インアスピンは完全に止まり、15着まで後退してしまいました。

セルフエスティーム結果

3歳未勝利(牝)(小倉・芝2000・稍重)
 今村(50)馬体重452

 6着(18頭・5人気)

インアスピン結果

3歳未勝利(牝)(小倉・芝2000・稍重)
 小沢(52)馬体重488

 15着(18頭・9人気)

所感

まちかね太
まちかね太

無念……。

セルフエスティームは2度の不利が痛かった。
特に3角で下がってきた馬を捌けなかったのは致命傷でした。

4枠の馬たちに邪魔されまくったレースになってしまいましたね。

あれがなければ3着は充分あったと思いますが、タラレバ言っても仕方ありません。
競馬に不利はつきもの、今回は運がなかったと思うしかないでしょう。

そしてこの不利の結果、今までセルフエスティームのレースぶりにおいて課題だった3~4角ペースアップの時にワンテンポ加速が遅れる点が克服できているかどうかはわからなくなりました。

もしこの課題がそのまま残っている場合、最終チャレンジの舞台にもなるであろうこの小回り小倉は明らかに向いていない形態。
ラストチャンスに賭ける次走では克服されていることを祈ります。

これさえカバーできれば十分好勝負になるはず。

まちかね太
まちかね太

次走云々の前に、この後どれくらいダメージがあるかがまず問題ですが。

とにかく無事にラストチャレンジに向かえることを、まずは願います。

インアスピンに関しては、大敗は逃げられなかった逃げ馬の宿命。

自分のペースで行ければ、たとえ逃げを打てなくてももう少しイケると思いますが、今回は周りのペースに合わせすぎましたかね。

距離も少し長いかもしれませんが、さりとて短くすると前へ行くのも難しくなるでしょうから、それも繊細な判断が求められます。

こちらもレース後の疲労次第という面はありますが、最後くらいはガッツリ仕上げてレースに臨んでほしいと思います。

体調の調整・レース選択で調教師のマネジメント力を見せつけてもらい、アッと驚く結果を見せつけてくれるとありがたく。

とりあえずは2頭、そして関係者の皆様ともに暑い中お疲れさまでした。

今後、最後の巻き返しを期待しています。

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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