一口馬主 広尾サラブレッド俱楽部

ドグマ、北海行脚は出オチスタート(広尾TC出資馬出走報)

ドグマ、北海行脚は出オチスタート

こんにちは、まちかね太です。

7月10日の函館9レース・下北半島特別(1勝C・芝1200)に、広尾サラブレッド俱楽部での出資馬ドグマが出走しました。

4月9日の前走2着後、特に大きな反動などもなかったようですが、じっくりと3ヵ月の間を開け、満を持して迎えた今回のレース。

相手にはこのクラスで上位入線を続けている馬たちが揃い、なかなかのハイレベル戦となりましたが、ドグマはこのメンツの中にあっても最有力馬との評価を受けていました。

鞍上は日本競馬界のリビングレジェンド武豊。

昨年のデイリー杯2歳S(6着)以来、2度目の騎乗という事になります。

思えばドグマがスプリント路線に完全に舵を切ったのは、デイリー杯終戦後の武豊騎手の「今日のレースぶりからすると、距離を詰めていった方が良いのかもしれません」という言葉が決め手だったと思われます。

以後7着→2着→2着と、結果が出ているような、(期待値からすると)そうでもないような、ある意味微妙な成績でここまで来ましたが、ここにきてスプリント転向を推奨した本人の再騎乗。

まちかね太
まちかね太

ご自身の言葉を証明し、ぜひとも結果を出してほしい。

そもそも最有力視されている馬なので、難しいミッションではないはず。

まちかね太
まちかね太

勝利をこの手に!

以下、かなり期待を持って臨んだレースのレポートです。

出走馬プロフィール・ドグマ

ドグマ

(牡3・キタサンブラック×ショウナンカラット by ブライアンズタイム)
栗東・武幸四郎厩舎

ドグマ220413

ここまでの戦績:6戦1勝(1・2・0・1・0・2)

前走:4月9日・平場3歳1勝クラス(阪神・芝1200)2着(→レース記事はこちら)中12週

レースまでの状況

4月9日の前走、2度目の1200m戦で、この距離初連対となる2着。

内容的には勝ち馬にはあっさり抜かれ、3着馬に迫られるのをハナ差抑え込んでのギリギリ連対確保といったものでしたが、道中で外から被された際にレースを止めかけていたらしいので、それでも2着を確保できたことでクラス上位の力を示すことは出来ていたと言えるでしょう。

掛かりグセも目につかなくなってきましたし、1200の距離にも目途が立ったと言えそうです。

まちかね太
まちかね太

それでも個人的には1200ベストとは思ってはいませんが。

とはいえドグマ最大の懸念点は懸かりグセなので、それを抑えられ、かつ結果が出ている内は、調教師の判断を支持はします。

なんにせよ、距離はどうあれこのクラスはいつでも勝ち抜けられるだけの力があるのはもう間違いありません。

レース後は4月12日にチャンピオンヒルズへ移動。

前走は前々走から中1週でのレースでしたが特に大きなダメージもなく、疲れはすぐに取れて順調に立ち上げ。

ちなみにこの時の外厩コメントに「“1200mじゃないと勝ち負けできない”ではなく、“1200mの距離にも対応できるようになりつつある”のは良い方向性だと感じています」というものがあり、外厩側の感覚としては少なくとも純スプリンターではないと見ているのがわかります。

さてそれはさておき、多少間を取ったとしても5月中にはまた走ってくれるものだと思っていましたが、5月4日の更新で次走は北海道になる事が示唆されました。

函館の芝コースは1200の次の距離設定が1800まで飛びます。
今更いきなり600m距離延長するとも思えないので、この時点で次走も1200になる事がほぼ確定。

函館開幕2週目(6月18日)の立待岬特別(芝1200)か、その前後の週の平場1200戦を狙うのかと思っていましたが、5月30日にチャンピオンヒルズから移動した先は坂東牧場。

まちかね太
まちかね太

すぐ使う気はなさそうやな……。

状態面は相変わらず好調そうなのに後回しにされている気配を感じたので、このまま札幌開催まで放置するつもりかとも思いましたが、6月16日に函館競馬場に移動。

函館開催残り2週となる7月9日or10日のレースを目標とすることが発表されました。
7月2日の長万部特別にも登録されていましたが、そこは登録だけで予定通り次週へ。

特別戦の下北半島特別と平場戦の二択でしたが、私は断然特別戦を希望。

まちかね太
まちかね太

だって優勝賞金が300万円も違うし。

多少メンバーが濃くなろうが勝てるはずなので、なら当然実入りが多い方がいいですよね?

300万円と言えば5ヵ月分の維持費相当(1ヵ月60万円で計算)に匹敵するので、(進上金その他で実際の手取りはだいぶ少なくなるとはいえ)あるとないでは一口収支的には大違い。

まちかね太
まちかね太

私のスタイルは回収率重視型ではないですが、
回収率ガン無視というわけでもありませんので。

陣営として特別・平場のどちらが本線なのかは明言されていませんでしたが、前週にも特別登録したあたりを見ると、特別戦の方が本線のような雰囲気。

レース当週、下北半島特別の特別登録には30頭超が登録し、すわ除外かと身構えましたが、平場戦の方に回った馬も多く最終的に出走頭数は11頭に収まりました。

ドグマは特別の方で出走登録し、首尾よくメンバー入り。

まちかね太
まちかね太

まずは一安心。

決定したメンバー中ではドグマは最有力馬の一頭と評価されていますが、他にもここ2走同級連続2着している馬がネレイド(父ビッグアーサー)・マイネルチューダ(父マツリダゴッホ)と2頭います。
その2頭とも前走は函館のレースを使ってきており、気づけば3ヵ月の休み明けとなっていたドグマに比べるとローテ面では順調。

斤量有利な3歳牝馬でかつ逃げ馬のネレイドはコース特性的に特に強敵でしょうが、彼女は広尾のアリシアン(出資馬)が勝ち上がった2歳未勝利戦の2着馬。
半年以上前の話なので参考程度にしかなりませんが、ドグマにとっては(というか私にとっては)負けたくない相手です。

彼女たちの他にも近走で同級上位入線を果たしている馬が多く、出走数自体は控えめながらこのクラスとしてはメンバーレベルが高いレースになったと思いますが、ドグマの最有力馬の座は揺ぎ無し

枠順は6枠7番。
奇数番ですが勝率・連対率は高めの枠で、良いところ。

父キタサンブラック産駒はこのコース3戦2着2回。
2度の2着はいずれも今年デビューの2歳馬ブルジュドバイによるものなので参考記録以外の何ものでもありませんが、少なくともマイナス点とする理由には成り得ないでしょう。

武豊騎手はこのコース過去3年58戦14勝2着11回3着7回。
同レースに騎乗する他騎手を圧倒するハイアベレージ、得意中の得意コースと言ってもいいでしょう。

レースの施行条件もドグマにとって相当に有利。

まちかね太
まちかね太

さあ、祝杯の準備をしていざレースへ!

レース内容

雨も心配されましたが、当日の函館競馬場は9レース時点で天候は曇り、芝は良。

3ヵ月ぶりのドグマは前走比+6キロの484キロで登場。
パドックでは前走に引き続き、以前のチャカつきぶりは影を潜めてきたように見えました(時折片鱗は見せますが)。
ちょっと物見が多かった印象はありますが、カメラのタイミングかな。

単勝人気は、前日からドグマが圧倒的な1番人気。
いつもの広尾パワーかと思っていたら今回は最後までそのままで、最終的にも1.8倍の抜けた1番人気に推されました。

以下ネレイド4.6倍、マイネルチューダ5.5倍で、10倍以下はこの3頭だけ。

まちかね太
まちかね太

きっと勝つ!

特にトラブルもなく本場馬入場・輪乗りを経て、各馬続々ゲートイン。

たまに出が悪いドグマにとって、注意するべき文字通り最初の関門。

ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

いッ!?

半馬身ほど立ち遅れ気味のスタートではありましたが、それよりもその後ダッシュがつかず、一気にほぼ最後方まで後退

まちかね太
まちかね太

ちょ待---!!

1200のレースは容赦なく流れ、好スタートから一気に先頭を奪ったネレイドが作るスローペースの中を、ドグマは9番手前後から進めざるを得なくなってしまいます。

しかも鞍上武騎手、なぜかドグマが行くのを抑え込んでいるように見える。

まちかね太
まちかね太

いやいやいや、そりゃアカンやろ!

他にも数名騎乗馬を抑えている騎手がいたので、ペースから来る折り合い懸念だったのかもしれませんが。

とかなんとか考えている内に、レースはあっという間に3コーナーへ。

快調に飛ばすネレイド、それを追いかけるラピカズマ、マイネルチューダ、ディアナグランらの2番手集団。

ドグマは馬群の外を上がっていこうとしていますが、手応えはありそうですが同様にペースアップを図る先行組に追いつけません。

ネレイドが先頭のまま4コーナーを通過、手応えは充分。

ドグマは大外に回って武騎手のムチが入るも、コーナーワークもあって直線入ってすぐではブービーの位置まで後退。

まちかね太
まちかね太

ええええ~~~

しかし残り150m地点からやっと加速を開始。

グングン伸びて中位の5頭ほどをまとめて抜き去り、そのまま前のグループへと迫る!

が、時はすでに遅きに失していました。

ネレイドがラピカズマの追撃をこらえる1馬身後方で3着争いをしていたヒノクニ、ディアナグランには肉薄したものの、結局その2頭もわずかに捕まえきれないところでゴール板。

レースはネレイドがラピカズマをクビ差抑えて優勝、1馬身差の3着にはヒノクニがディアナグランをクビ差躱して入りました。

ドグマは、ディアナグランから更にクビ差遅れての5着入線に終わってしまいました……。

結果

下北半島特別(1勝C)(函館・芝1200・良)
 武(54)馬体重484

 5着(11頭・1人気)

所感

まちかね太
まちかね太

嘘……だろ……

まさか複勝圏すら外すとは。

スタートの後手がそのまま最後まで尾を引いてしまったという事なんでしょうが……。

パトロールビデオを見るとスタート直後に馬がヨレているので、あれでは前へ行けなかったのも仕方ないとは思いますが、もう少し早めに前へ行こうとする素振りが鞍上に全く見られなかったのは少しモヤっと来るのが正直な感想。

新聞などでのコメントを見る限り、スローペースなのもしっかりわかっていた上でのレース運びだったようなので尚更ですね。

まちかね太
まちかね太

うーん……。

納得感がない敗戦になってしまいましたが、そもそも出遅れた(というかダッシュがつかなかった)馬が悪いと言われればまあそれまで……うーん、それでもやっぱりモヤりますね。

とりあえず一旦感情は脇に置いて、反省点としては、どうやらドグマは休み明けはゲート反応が鈍る傾向にあるようです。

ここまでゲートが悪かったのは新馬戦とかささぎ賞の2回。

どちらも小倉でのレースでしたが、それ以外に前走から間が開いていたという共通点があります。

新馬戦はいわずもがな初出走、かささぎ賞は3ヵ月ぶり(中11週)でのレースでした。

今回も3ヵ月ぶりのレースだったので、そのあたりが発馬に影響した可能性はあるでしょう。

いずれも叩いて2走目はスタートもよく、掛かり気味に前へ行くレースぶりへと変身を見せているので、今回も次走での大変身を待っています。

一応収穫があったとすれば、差しに回って上がり1位の脚を繰り出せたことでしょうか。

これは新馬戦の時を彷彿とさせてくれました。
やはり他馬に外から被されさえしなければ、かなりいい脚が使えます。

ちょっと反応するまでが遅めではありますが。

まちかね太
まちかね太

もうブリンカーとか着けたらいかが?

まとめると今回は運がなかったので叩いた次走に改めて期待、という事ではあるのですが、今回既にかなりの期待をしていたので私の心に大ダメージ。

今週はドグマ含めて出資馬4頭で3レースに挑んだのですが、前日9日の未勝利戦に出走した3頭は皆掲示板を外してしまい、仕方ないと思いながらもガッカリしていたのも事実。

それでもまだこの日のドグマが控えているから、と思っていたのに、まさかスタートで事実上レースが終わるとは

タレントゥーサ、出遅れて終了。
インアスピン、逃げられず終了。
セルフエスティーム、2度の詰まりで終了。
ドグマ、ダッシュつかず終了。 ←New!!

スムーズに行った馬が少なかったのも痛い。

まちかね太
まちかね太

不利は競馬に付き物と承知しているとはいえ、
こんなに一気に来なくてもいいじゃないデスカ~。

この週は自分の直接の出資馬もそうですが、広尾のキングエルメスがジュライカップで完敗、ワラウカドのファベルが未勝利戦をあと一歩で勝てずクラブの世代初勝利を逃すなど、同クラブで応援している馬たちも上手くいきませんでした。

まちかね太
まちかね太

ええことな~んもなかったなあ。

テンションは下がりましたが、落ち込んでいても事実は変わらないので切り替えましょう。

まちかね太
まちかね太

はいはい次や次!
次行くで~!

とりあえずドグマは無事なら続戦するようなので、次こそは勝利を!

距離はやっぱり1200だとこころもち短くは感じるので、次走札幌でしょうから1500とか、もういっそダート1700とかどうでしょう。

調教では動くのでダート適性も高いかもしれませんし、今のうちに一度試してみるのもいいのでは。

と好き勝手言っていますが、1200でも1500でもダートでも無事でさえいればこのクラスでは勝ち負けになるはずなので、とりあえず無事に次へ向かえますように。

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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