こんにちは、まちかね太です。
2歳戦が始まっておよそ1ヵ月が経過し、早くも悲喜こもごもの声が聞こえてきていますが、我がチームの2歳馬たちに未だにデビューの明確な予定の立っている馬はいません。
昨年(現3歳世代)はアリシアンが7月25日にデビューしたのがチーム最速、8月にドグマ、ウィンダミア、ミーナティエルナが続いてくれましたが、今年(2歳世代)は7月にデビューできる馬はいなさそうで、8月デビューもトレブランシュが行けるかどうか、というところ。
順調に来ていた馬がここにきて軽く頓挫しているのが痛いですね。
特にワラウカド組は、ヘリックス・ポーレットが血腫の為、しばらく要安静。
ファンタストクラブで育成中だったヒズハイネスは骨瘤の為パカパカFに送り返しと、頓挫が多くなっている印象。
3歳世代に続き、故障・病気続出とは流石になってほしくないのですが……。
大丈夫かいな。
広尾組もセントアイヴスがゲート試験連続落第したり(3度目で合格)、テラステラがソエからの再始動にようやく着手したばかりと、やや順調さを欠いている印象。
これ以上のトラブルはご勘弁でお願いしたいところです。
というわけで、ちょっと不安が大きくなってきた2022年7月8日までの2歳・1歳出資馬の近況まとめです。
2歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
美浦入厩中のセントアイヴスは、苦戦の末三度目の正直でゲート試験になんとか合格。
テラステラはソエ治療後の再ペースアップに着手。
他の3頭はまだまだ北海道から移動の目途は立たなさそう。
カグヤ(栗東・池江泰寿厩舎)牝

吉澤ステーブル在厩。
おもにBTCの屋内坂路や芝コースを併用し、ハロン17~18秒ペースのキャンターを消化。週1回、ハロン13~15秒ペースで乗り込まれています。
育成場のマネージャーに走り方は褒められていますが、操縦性や折り合いなどにはやや難がある様子。
調教師も先月末に確認に来ていて、「今夏の暑さが和らいできた頃にトレセンに迎え入れたい」という事で、移動は秋以降になりそう。
マネージャー・調教師ともに、課題として馬体がもう一回り大きくなってほしいというのを挙げています。
昨年末以降、440キロ台前後から増えていません(先月末448キロ)から、その懸念は当然。
このままの馬体重だと、レースに向けての本格調教・競馬場への輸送を経るとレース時410キロくらいになってしまってもおかしくないですからね。
ただ、この半年一向に大きくなってきていないので、成長待ちをするなら本州移動・入厩はだいぶ遅れそうな気も。
池江師に限らず、調教師の言う移動予定は月単位で遅れることがままあるので、秋移動と言われたなら、何も異常がなくてもワンシーズン遅れて冬移動になる可能性も十分あると覚悟はしておきましょう。
年内デビューできるかどうか微妙なラインと思っときます。
もし本当に「暑さが和らいできたころに」トレセンに入れたら万歳三唱。
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡

シュウジデイファーム在厩。
おもにBTCの坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター2本を消化。週1回、坂路にて3F40秒程度で乗り込まれています。馬体重483キロ。
6月初頭に兆候が見られたソエは治療により落ち着きを見せ、6月末から再びピッチを上げなおしているところ。
そこまで大きな頓挫でもないとは思いますが、1ヵ月ペースダウンしたなら3ヵ月は予定が遅れると見た方が精神衛生上安全なので、デビューは早くても秋、それこそ暑さが和らいできたころだと思っておきます。
矢作師はこの馬を速攻要員として考えているみたいなことを何かの記事で見た気がするので、ここからピッチを一気に上げてあっという間にデビューへ突き進む可能性もなくはないかもしれませんが、モーリス産駒は基本晩成なので、母方が早熟とはいえ焦らなくてもいいかなとは思います。
この血統、無理すると本格的な故障が怖いですし。
果報は寝て待て精神で。
のんびりしすぎない程度に、Festina Lenteで行きましょう。
ソアヴィータ(栗東・四位洋文厩舎)牝

三嶋牧場・西舎共同育成場在厩。
おもにBTCのダートトラックや直線ダートコースにてハロン15~20秒ペースのキャンターを乗り込まれています。馬体重414キロ。
気性面での成長が見られず、馬体も全く増える気配もなしと、なかなか状況は厳しそう。
6月24日の更新では「これ以上、馬体が減るようなことはなくなっていますので、変化の兆しは出てきています(藤井担当)」となっていましたが、その次の7月8日の更新ではさっそく馬体が減っていました。
「この中間は1600mのトラックで長めの有酸素運動を中心に進めてきましたので、そのぶん体重が減ってしまいましたが、トラック以外では落ち着きが出てきていることですし、走り出すと気が出過ぎるとは言え、何とか辛抱して乗れていますよ。目下は人も馬も我慢して成長を待ってあげることが大事だと思います(藤井担当)」
という事ではありますが、あと数か月でドラスティックな変革が起こりそうには思えないので、少なくとも年内デビューは無理っぽいかな。
まあ色々覚悟はしておきます。
ポテンシャルはあると思うんやけどなあ。
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡

シュウジデイファーム在厩。
おもにBTCの坂路にてハロン17~20秒ペースのキャンター2本を消化。週1回、坂路にて3F40秒前後を上限として乗り込まれています。馬体重446キロ。
ハロン12秒台で上がる日もあるなど、調教自体は順調な様子ですが、こちらも馬体重に不安アリ。
気性がピリピリしているというのが馬体重が増えない要因の一つと見られているようで、精神面に課題を抱えているタイプのようです。
「余計な消耗を避け、440kg台の馬体重を維持していけるかどうかが、成長や順調度の目安になってくるかと思います(石川代表)」
という事で、維持が目標という事は、逆に言うとこれ以上の馬体重増はあまり見込みなしという見立てですかね。
以前から言われている通り、やはりダート路線は無理そう。
動きそのものの評価は悪くなさそうなので、芝適性が高い事を祈ります。
セントアイヴス(美浦・中舘英二厩舎)牡

美浦在厩。
6月22日に美浦トレセンへ入厩後、坂路でのキャンターとゲート練習で調整。
6月30日にゲート試験を受け、出が悪いという判定で不合格。
7月7日に中舘師を背に再受験するも、またも出が悪く不合格。
7月8日、3度目の受験で同時受験の古馬に釣られるような形でゲート発進し、ようやく合格をもらえました。
この後はフラットコースでの追い切りなどを経験させてから、秋競馬に向けて一旦放牧する形になるようです。
なんだかんだ我がチーム中では相当順調な方。
ゲートにかなり不安を残す形にはなりましたが、調教師には「性格が良い」「素直」「落ち着きがある」と何度も気性面を褒められており、評価は悪くなさそうです。
このままデビューまでアクシデントなしでお願いします。
ワラウカド
ここにきて入厩済みのヘリックス、本州移動済みのポーレットが相次いでトモに血腫を発症。
ヒズハイネスは新たな骨瘤を発症しパカパカファームに送還と、にわかに暗雲が立ち込めてきました。
とはいえ、いずれも大事ではない(ハズ)なので、これ以上のアクシデントが起こらないことを願います。
クリプティクコード(栗東・藤原英昭厩舎)牡

ファンタストクラブ在厩。
ウッドチップ坂路、ダート坂路を中心に順調に調整中。494キロ(7月1日)。
「もう少し最後に粘りが欲しい」と言われてはいますが、前向きさを前面に出しながら最後までしっかり走り切ることが出来るようになってきたという事で、順調にステップアップしているようです。
以前によく言われていた精神的な敏感さを示すコメントは最近見られなくなってきていますので、そちらの面でも進歩があるようですね。
順調そうに見えますが、6月10日更新の藤原師のコメントでは「夏場の暑さを避けて秋の競馬で行ければと考えています」という事なので、晩秋から冬競馬でのデビューになると思っておきます。
正直血統背景的にはもうワンシーズン早めて欲しかったですが、贅沢は言えません。
ヘリックス・ポーレットが血腫発症、ヒズハイネスが骨瘤発症、ミロスラヴァは球節に不安を抱えており、概ね健康体を維持したままここまで来ているワラウカド出資馬はもはやこの馬だけですから、それだけでもめっけもの。
どうかこのまま無事に行きますように。
ヘリックス(美浦・大竹正博厩舎)牡

美浦在厩。486キロ(7月1日)。
3週間ほど検疫待ちしていましたが、6月3週目末に入厩。
しかしその直後、右トモに血腫を発症。
数日騎乗運動が出来なかったものの、次週にはゲート練習中心の乗り込みは出来るようになり、30日にはゲート試験を合格しているので、大きな問題にはならないかとも思われましたが、結局血腫が大きくなってきているという事で7月1日に切開して血抜きを実施。
「血腫になった箇所に漿液がたまらないように、ゆっくり傷が塞がるようなケアをして行きますので、10日前後はあまり動かさないようにして行きます」
という事で、7月8日の更新では傷口が少しずつ塞がりつつあるとの報告がありましたが、現在も安静療養中です。
当然、この後のデビューへ向けての青写真は一旦白紙に。
残念ですが無理をしても仕方がないので。
10月頃にデビューできれば御の字と思っておきます。
それより早ければ嬉しいですが、とりあえず万全な状態を取り戻せるように。
ヒズハイネス(栗東・斎藤崇史厩舎)牡

ファンタストクラブ在厩。454キロ(7月1日)。
両前に骨瘤が出ていましたが、6月末ごろの更新では、だいぶ固まってきて調教の負荷を上げていこうとなっていました。
ところが7月8日の近況で、骨瘤の状況確認のための獣医師チェックで、右前に新たな骨瘤が出来ていることが判明したとの報告。
新たな骨瘤は痛みを伴っており、動かさず安静にする為、一旦パカパカファームで休ませることに。
数週間はパカパカFで療養となるようです。
まあ仕方ない。
元々私は完治するまでは無理に進める必要はないと思っていたので、この際じっくり休んでついでに体も膨らませておいてほしいと思います。
また、状況が状況なので、年内デビューはないものとの覚悟はしておきます。
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝

チャンピオンヒルズ在厩。476キロ(6月17日)。
チャンピオンヒルズ移動後の6月10日の更新以降、「緩い」「背中周りの強化を」「口向きを矯正」など、ファンタストクラブ在厩時と一転して渋めのコメントが頻出し始め、やはりデビュー前の実戦向け訓練はそれまでとは違うなという感じではありましたが、それでも暑さにへこたれた様子もなく概ね順調に調整を重ねていました。
しかし7月8日の更新で、「ポーレットは週明けに左トモ付近に腫れが見られました。検査の結果筋肉の損傷が確認されましたので様子を見ていましたが、損傷箇所からの出血が多く、血腫となってしまいました。大変申し訳ありませんが、切開での治療対応とさせて頂きました。血腫の部分に漿液が溜まらないように、ゆっくりと損傷箇所を塞いで行くことと、筋肉の損傷の治癒状況によりますが、3週間程度の休養となる見込みです(吉岡師)」という発表。
ヘリックスに続き、ポーレットも血腫を発症。
コメントを見る限り、ヘリックスよりも程度は重そうに見えます。
7月8日の更新は(クリプティクコード)→ヘリックス→ヒズハイネス→ポーレットの順に見たので、安静中→牧場送還→負傷と、ネガティブ報告を立て続けに目にすることに。
ヘリックスの血腫は以前からの物ですし、ヒズハイネスの新たな骨瘤もまあ予想の範疇ですが、更にポーレットまで加わるとなると……。
出資馬に相次ぐアクシデントに、流石に気持ちもダウン……。
順調に回復しても、三週間安静ではほぼ一からの立ち上げ直しとなるでしょうから、予定は大きく後ろにずれる事になるでしょう。
晩秋にデビュー出来れば御の字と思っておきます。
ともかく無事に回復しておくれやす。
ミロスラヴァ(美浦・林徹厩舎)牝

ファンタストクラブ在厩。
ダート坂路を中心に調整中。454キロ(7月1日)。
7月8日の更新では、頭が高い走りだったのが矯正馬具で改善されてきており、それに伴い足高だった走りも改善。
スピード感が増し、更に調教を続けても馬体が減らないようになって安定してきたというコメント。
林師のコメントもあり、トモの緩さなど課題を指摘されながらも良化を認められているという内容だったので、ここまで基本ネガティブ評価が多かったミロスラヴァにしてはかなり良い評価をされていたと言えます。
7月8日の更新を最後に確認したのは以前から球節に不安を抱えているこの馬で、6月中の更新では順調でも「脚元を確認しながら~」という枕詞がついて回っている状況だったので、ヘリックスから続く流れからミロスラヴァにもなにかしらアクシデントがあるのではないかとビビりましたが、この馬についてはポジティブコメントだったので安心しました。
とはいえ前週7月1日の更新では「調教前後に脚元のチェックをしていますが,もう少しの我慢かと思いますのでケアをしながら動かしています」というコメントがあるので、脚元の状態に関しては油断は禁物。
デビューは年末ごろを目安にしていると思われるので、このまま全体的に良化していってくれればと思います。
まずは無事に行ってくれますように。
YGGオーナーズクラブ
流石はYGGというか、オルフェーヴル産駒の出資馬2頭もデビューはそこそこ早そう。
レーヌドゥール(美浦・尾関知人厩舎)牝

グリーンマイルトレーニングセンター在厩。
坂路1本、キャンター2400mのメニューを中心に調整。488キロ(7月7日)。
順調に調整を重ねていますが、坂路のペースは6月後半で20-20程と進捗は遅め……と思っていたら、7月1日の更新で「順調に乗れていますので、そろそろ具体的な移動スケジュールについて尾関調教師とも相談致します」というコメント。
後は美浦近郊の外厩、もしくはトレセンで鍛えていくという事でしょうか。
オルフェの仔なので2歳戦では期待値は高くないですが、早めにデビューできるならそれはもちろんありがたい。
秋口にデビュー出来たら嬉しい。
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝

森本スティーブル美浦エリア在厩。
坂路中心に調整中。463キロ(7月7日)。
稲垣師のコメントで「状態次第にはなりますが7月後半から8月頭あたりに入厩させる事も考えています」とありましたので、あと半月から1ヵ月ほど外厩で調整後、デビューへ向かうようです。
8月後半の新潟開催くらいになるんでしょうかね。
トレブランシュ最大の懸念点だった馬体重が、5月25日に433キロだったのが1ヵ月ちょいで30キロ増量という成長ぶりを見せてくれているので、これならレース時430キロくらいあってもおかしくはなく、やや小柄くらいで収まりそうなのは朗報。
おそらく今年の出資馬一番槍になると思うので、今から健闘を期待しています。
暑いけど、このまま無事にデビューを!
DMMバヌーシー
概ね順調。ただし馬体重面には両馬ともに不安アリ。
オーヴァルブルーム(美浦・斎藤誠厩舎)牝
社台ファームで育成中。
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡
札幌競馬場に入厩。7月8日にゲート試験合格。
1歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
6月の新規募集に際し、ステラリード21(と昨年から募集中だったサンライズシェル21)に出資しています。
デプロマトウショウ21(美浦・栗田徹厩舎)牝

パカパカファーム厚賀分場在厩。
ご飯の時間を楽しみに、のんびり過ごしている模様。
食事中は常に飼い葉桶から離れず、食べることに集中しているようです。
大きくなれよ~
サンドクイーン21(栗東・松永幹夫厩舎)牝

パカパカファーム厚賀分場在厩。
同期の群れでのリーダー格。
隣の放牧地の引退母馬たちと積極的にコミュニケーションを取りに行くことが気を休める時間になっているようだとのこと。
先輩には素直な、しっかり者の委員長タイプ?
サンライズシェル21(栗東・清水久詞厩舎)牡

メイタイ牧場で病気やケガもなく順調に成長し、6月27日に初期馴致の為早々に吉澤ステーブルに移動。
超順調。
ここからも健康優良児でよろしく!
ステラリード21(栗東・矢作芳人厩舎)牡

様似木村牧場在厩。
日に16時間ほどの夜間放牧にて管理。
集牧時に人間を見向きもせず、のんびり屋さんな一面があるとのこと。
気性が穏やか……でいいのか?
全体の所感
春先までは概ね順調だったワラウカド出資馬たちが、ここにきて頓挫の嵐。
現3歳馬にも頓挫が多く、それに比べると程度はマシですが、今年もクラブ全体的にデビューは遅めになりそうです。
ここまで来ると、ちょっと呪われてる感もあり。
あとは、出資馬の中で小さめの馬たちがまったく成長してくれない……。
レース時には最低450キロくらい欲しいので、育成時点で470キロくらいはあるのが理想なんですけど、大半の馬がここ半年ほど全然馬体が増えてきません。
もう少し成長してくれることを見込んで出資した馬も多いんですけど、今のところ目算が狂っていますかね。
幸か不幸かデビューが早い馬もほとんどいないので、競馬場に姿を見せられる頃にはもう少し大きくなってくれていることを願います。
それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。記事は非会員でも入手できる情報のみで構成し、公式HPの写真等は使用しておりません)
