ワラウカド 一口馬主

はげしかれとは祈らぬものを ポーレット 今日も憂き世の風が吹く(ワラウカド出資馬出走報)

はげしかれとは祈らぬものをポーレット今日も憂き世の風が吹く.

こんにちは、まちかね太です。

6月11日の函館4レース・3歳未勝利(牝馬限定・芝1800)に、ワラウカドでの出資馬ポーレットが出走しました。

今回は開幕したばかりの函館での一戦。

ここまで4戦して3着3回5着1回。不利を受けたレースが多かったこともあってあと一歩が足りない現状ですが、函館が始まったという事は3歳未勝利馬にとっては最後の夏が始まったと同義でもあり、もう悠長にしている時間もありません。

一般的に洋芝得意のイメージがあるハービンジャー産駒であるポーレット、舞台を変えたことが最後の一押しに繋がるか。

まちかね太
まちかね太

なんとかここらで……

もう「惜しかった」とは言いたくない。

以下、そう祈りながら見ていたレースのレポートです。

出走馬プロフィール・ポーレット

ポーレット

(牝3・ハービンジャー×ポウリナズラヴ by Mizzen Mast)
栗東・吉岡辰弥厩舎

ポーレット260415.jpg

ここまでの戦績:4戦0勝(0・0・3・0・1・0)

前走:4月15日・3歳未勝利(牝)(福島・芝2000)3着(→レース記事はこちら) 中7週

レースまでの状況

先行して3着に敗れた前走後は、「適性からも洋芝は合うでしょうし、前に出られるようになってきましたので、函館の芝2000mで勝負」(吉岡師)という方針が早々に示され、放牧へ。

ただし、いつものチャンピオンヒルズに空き馬房が無かったことから、今回の放牧先はグリーンウッドに変更されています。

外厩移動直後は背中からトモにかけての疲労感が強く、ショックウェーブでケアされながらの調整。

回復には若干手間取った様子でしたが、5月に入ってからは徐々に調子も上向いてきたようで、5月16日に栗東へ帰厩。

帰厩後は「一息入れて馬体もふっくらして戻ってきており、気持ちもフレッシュさがあって良い雰囲気」(吉岡師)ということで、予定通り函館競馬場で次走を迎えるべく、23日に北海道へ出発しました。

そして輸送熱などもなく無事に函館競馬場へ到着。1週目に間に合いそうという事で、目標は6月11日の牝馬限定芝1800戦となりました。

以後も函館で順調に調整を重ね、なんの問題もなくレース当週を迎えます。

ただ、函館開幕週の牝馬限定戦という条件を狙ってきた陣営はやはりそこそこあったようで、前走から中7週のポーレットでは出走できるかどうかギリギリのライン。
しかし、確率3分の2の抽選を潜り抜け、なんとか出走は叶いました。

まちかね太
まちかね太

ふう、やれやれ。

というわけでフルゲート16頭が埋まったレース。ポーレットはもちろん最有力馬の一角としての出走となりますが、予想段階でポーレットと同等以上の評価を受けている馬も2頭います。

まずはここ4走続けて2着という、ポーレット以上にあと一歩足りない善戦ウーマンぶりを見せているミヤビブレイブ(父ハービンジャー)。2年目で躍進中の佐々木騎手を鞍上に、減量の恩恵と父ハービンジャーの血の後押しで函館での初勝利を狙います。

そしてデビューから5戦して2着2回3着1回5着1回という、こちらも善戦ウーマン・ノレッジビューティ(父キタサンブラック)。洋芝目当てに前走から2ヵ月(中8週)の間隔を開け、鞍上は関東トップ級の横山武史騎手と、この条件を狙い澄ましてやってきた馬。

どちらもポーレットとある意味ご同類。この時期の未勝利戦で上位を争う馬はどうしても似たようなプロフ持ちが揃う事になりますが、今回のレースで先んじて勝ち抜けるのは誰になるか。

まちかね太
まちかね太

もちろんポーレットだと
信じています!

他にも5戦3着2回5着3回のスコプルス(父ゴールドシップ)を始め入着級の馬は何頭もいますが、勝ち負けという意味ではほぼ3頭の勝負と見ていいメンバー構成ではないでしょうか。

枠は7枠13番。
勝率は最高水準ですが連対率・複勝率はそこまででもなく、頭か飛ぶかという傾向の枠。勝ち切りたいポーレットにとっては決して悪くない枠ではないでしょうか。

鞍上吉田隼人騎手の過去3年コース実績は、今回の騎手中ではかなりのハイアベレージ。上手くポーレットを導いてくれることを期待出来ます。

ハービンジャー産駒の過去3年コース実績は実は言うほど優れてもいませんが、今回出走馬の他の父馬たちよりもコース出走回数が図抜けて多いこともアベレージには影響しているでしょう。別に悪いわけでもないので問題はありません。

総合すれば、ポーレットにとって充分勝利への後押しが期待できるコースデータと言えます。

まちかね太
まちかね太

なにとぞ……!

レース内容

当日4レース時点の函館競馬場は曇り、芝は良。とはいえ週中の雨の影響があり、パンパンの良馬場という状態ではなさそう。

ポーレットは前走比プラス8キロの464キロでパドックに登場。体重が増えたのはいい事だと思いますが、カメラ角度によっては若干余裕があるようにも。

まちかね太
まちかね太

まあ気のせいかな?

最終人気はミヤビブレイブが2.1倍、ノレッジビューティが3.5倍、ポーレットが6.7倍。10倍以下は3頭だけですが、ポーレットは上2頭よりは一枚落ちの評価でしょうか。連対実績が無いので仕方ないことかもしれません。

まちかね太
まちかね太

結果で見返してくれればヨシ。

本場馬入場、輪乗りを経て枠入りへ。奇数番で早めに入ったポーレット、枠入り自体は問題ありませんでしたが、他馬を待っている間に枠の中で首を上げ下げしている様子が映ります。

まちかね太
まちかね太

大丈夫かいな……

大外トーセンダリアが入り、準備完了。ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

よし!

ポーレットが首を下げた瞬間に開いたようにも思えましたが反応は悪くなく、周囲と同等のスタート。

鞍上吉田隼人騎手は当初そこまで手を動かそうとしていませんでしたが、外から15番ナンヨーノサラがハナを奪うべく一気に上がっていくと、それについていくように最初のゴール板手前あたりからややアクションを大きめにして前目へ上がっていきます。

1コーナー手前では外から3番手まで来ており、コーナーに入ってすぐに内を走るノレッジビューティを抜いて2番手まで上昇。

逃げるナンヨーノサラから2馬身差ほどの位置で単騎2番手を確保したまま2コーナーを回り、向こう正面へ入ります。

隊列はそのままで流れていき、1000m通過は1.00.4。

まちかね太
まちかね太

ん~……

今日の状況ではちょっと速いかな? 気にするほどのものでもないか?

そんなことを思っている内にレースに動きがありました。中位に居た人気のミヤビブレイブが進出を開始してきたのです。

3コーナーを回り、残り600地点でポーレットの外半馬身ほどの位置にまで迫りくるミヤビブレイブ。追い立てられるようにポーレット鞍上吉田騎手の手も動き出し、2頭がナンヨーノサラとの差を詰め始めます。
もう1頭の人気馬ノレッジビューティはまだ動かず、ポーレットらから2馬身ほど遅れたコース内側を淡々と追走。

残り400を切り、馬群は4コーナーを回って直線へ。

依然先頭のナンヨーノサラですがもはや手応えに余裕はなく、外から鞍上のアクションが大きくなったポーレット、更に外からミヤビブレイブが肉迫。
内側からはコーナーワークで差を詰めたノレッジビューティがスルスルと上がってきています。

まちかね太
まちかね太

行けポーレットー!

人気3頭の中で最初にナンヨーノサラに迫ったのはポーレット、しかし手応えにそう余裕は無さそう!?

残り200、ポーレットがどうにかナンヨーノサラを交わせるかというところで、その2頭の間を突いてノレッジビューティが一気に前へ出ます。

同時に外からはミヤビブレイブに並びかけられ、そして脚色はそちらの方が上。

まちかね太
まちかね太

そんなぁ~

内のノレッジビューティには一気に抜け切られましたが、外のミヤビブレイブに対してはそれでも一瞬抵抗するような感じはあったものの、そこまで。

一度離されるとあとはもうついていくことは出来ず、それどころか後ろからヒタヒタと迫ってきていたスコプルスにも交わされ、更に後ろから来た馬たちに詰め寄られたところでゴール。

勝ったのはコース取りが良かったノレッジビューティ。ミヤビブレイブは3/4馬身及ばず5戦連続の2着。更に1馬身3/4差の3着にスコプルス。

ポーレットはスコプルスからクビ差の4着に終わりました……。

結果

3歳未勝利(牝)(函館・芝1800・良)
 吉田隼(54)馬体重464

 4着(16頭・3人気)

所感

まちかね太
まちかね太

惜しかった……
とは言いたくなかった……

馬は頑張ってくれましたし、騎手もソツなく乗ってくれたとは思いますが、勝利を、少なくとも前進を期待していただけに、3着すら外してしまった結果には落胆を禁じ得ません。

王道の横綱相撲で勝ち切るには力が足りなかったと言われればそれまでではあるのですが……。

上がり3F36.7はメンバー中14位。それだけ見ればむしろよく4着に残ったという感じではあります。
前走も好位からの絶好の展開で伸び切れず3着に敗れていることからも、前に行くと末が甘くなる傾向にあるのは間違いなさそうです。

騎手のレース後コメントでも「無理して行ってないのに、道中は突かれてようやくハミを取っている感じで怪しい雰囲気でした。馬の後ろで運んだ方がいいのかもしれません」というものが出ているようです。

ただそうなると、先行大正義の函館ではレース展開の組み立てが難しくなってしまいます。「長く脚を使う」ことを主眼にして組み立てるなら、今回ミヤビブレイブがやったようなレースが出来れば理想(ミヤビブレイブも2着でしたが)ということになるのでしょうが……。

まちかね太
まちかね太

ううむ……

ただ今回は絶好位につけられたがゆえに他の有力馬たちにとって格好の目標となってしまった部分もあるでしょうし、除外の可能性もあったので仕上げの難しさもあったかもしれません。

まあ実際に除外されたリスノワールは同週の牡馬混合2000戦に出走しているので、仮にポーレットの方が除外になっていたとしても同様のプランBを発動していただけでしょうから、少なくとも仕上げ云々に関しては「負けに理由を付けたいだけのこちらの願望」であるのもわかってはいますが。

いずれにせよ、すでに中1週で24日の芝2000戦に連戦する予定が出ています。今度は権利があるので除外の心配はありません。

牡馬混合戦ですし、ここ最近は使った後のダメージが大きそうな感じが続いているのでその点も心配ではありますが、今のところは状態に問題が無いという事なので今度こその期待を込めて。

状態さえ良ければ牡馬相手だろうが力は間違いなく足りるはずなので、展開ひとつ。

祈りよ届け、願いよ叶え!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

-ワラウカド, 一口馬主
-, ,