こんにちは、まちかね太です。
7月20日の小倉9レース・不知火特別(2勝C・芝1800)に、YGGオーナーズクラブでの出資馬ホルトバージが出走しました。
今年に入ってから2勝クラスで7戦し全て掲示板内に入る堅実ぶりを見せながらも勝ち切れず、一息入れての(と言っても前走から2ヵ月も開いてませんが)仕切り直しのレースとして久々の芝挑戦!
……まあ正直なところダート専念以前の成績から考えると2勝Cの芝で勝ち負けまでは厳しい気はしますが、鞍上もトップジョッキーが自薦して乗ってくれるとのことですし、少頭数でもあるので掲示板なら今回も充分狙えるでしょう。
既に今年8戦目となりますがこの後もさほど間を置かず連戦するのでしょうし、今回は現状打破への刺激として次走以降に繋がってくれれば。
まずは今回も無事に!
以下、ひとまずは掲示板連続確保記録継続を願って見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・ホルトバージ
ホルトバージ
(牡4・キンシャサノキセキ×プレインズウーマン by Zensational)
栗東・寺島良厩舎

ここまでの戦績:26戦2勝(2・6・3・4・3・8)
前走:6月1日・與杼特別(2勝C)(京都・ダ1800)5着(→レース記事はこちら) 中6週
レースまでの状況
中1週続きでの3連戦目だった前走後も馬体に問題は無く、6月4日にいつものルーティーン通り宇治田原優駿ステーブルへ放牧。
同時に次走の見通しも発表され、「夏場は一戦、福島の最終週に2000m芝と小倉の最終週に1800m芝が組まれているので、馬体に問題がなければそこに合わせて戻して使おうと思います(寺島師)」とのこと。
えっ、今更?
初勝利は芝で挙げましたし、ダート専念の前に芝1勝Cでの2着も1度ありますが、芝の1勝C以上のレースで後ろから数えた方が早い結果で無かったのはその一戦のみなのですが。
いわんや2勝クラスとあっては苦戦は必至のような……。
まあ同時に「ここでまた芝を1度使ってみるのもありかなと思いますので、その走りを見てやはりダートが良さそうであればまたダートに向かえば良いと思いますし、夏場はその一戦だけで秋の阪神に備えようと思っています」というコメントも出ていますし、ダート戦で好走を続けているとはいえ停滞感もある現状打破のためのお試しカンフル剤的な側面もあるのでしょう。
唯一の芝1勝C連対時は小倉2000でしたし、小倉に向かうならコース適性もある程度は保証されています。
やってやれないことはない!
……か?
ともあれ、まずは暑さを乗り越えて無事にレースに進んでくれなくては適性もへったくれもありません。
ホルトバージは宇治田原移動後一週間ほど楽をさせてもらい元気いっぱいと言う話でしたが、6月19日の近況では「今週急に暑くなった事もあって少し堪えている様子がある」とやや心配な内容も。
昨年スウィープフィートで夏負けからの長期リタイアを経験している身としては無事を祈るのみでしたが、その後少し気温が落ち着いたこともあって動きは良くなり、7月2日に無事栗東帰厩。
栗東でも動きは問題なく飼葉も食べており、どうやらいつもと同じくらいの状態でレースに向かえそうという事でとりあえず一安心。
そして迎えたレース前週末、ホルトバージは3つの特別戦に登録。
福島の芝2000戦(猪苗代特別)、小倉のダート1700戦(熊本城特別)、そして小倉の芝1800戦(不知火特別)。
本命は不知火特別で、どうやら少頭数になりそう。
ホルトバージが芝で苦戦していた最大の理由は無駄な後方待機から直線一気に賭けていたことだったと思います(まあ前走もそうでしたが)ので、早めに前に動きやすい少頭数で(前走を除く)ここ最近と近いレース運びが出来れば、或いは以前と違う結果も期待できるかも。
鞍上も坂井瑠星騎手に声を掛けつつ、彼が自厩舎の馬の動向で乗れない場合は川田将雅騎手に「乗りたい」と声を掛けて貰っているとのことで、どちらとなってももちろん不足なし。
……これなら好走の目もある?
少し色気も出てくる中で、ホルトバージは予定通り不知火特別に川田騎手騎乗で出走確定。
自身を含んだレースの出走馬は8頭。
数は少なくなりましたが、そのうち半数ほどに勝利の可能性があると見られる混戦模様を呈しています。
その中でも中心視されるのは牝馬エルフストラック(父カリフォルニアクローム)でしょうか。
3走前に1勝Cを突破した後、1800mの2勝C戦で2着・3着と好走を続けています。全て牝馬限定戦の実績ではありますが、最も安定感のあるのはこの馬でしょう。
他には、ホルトバージを断った坂井騎手が騎乗する、このレースで斤量優位な唯一の3歳馬オンザムーブ(父モーリス)、このクラスで2着2回・3着1回の実績があるロードマンハイム(父ロードカナロア)などが新聞紙上での有力候補。
ホルトバージは、4月に逃げて1勝Cを勝ってきて以来のクリノアドバンス(父Al Wukair)と並んで上位3頭に続く評価という感じですが、そう差がある風でもありません。
枠は5枠5番。好走率は可も不可も無くと言った感じですが、そもそも少頭数なのでそこまで神経質に見なくてもいいか。
キンシャサノキセキ産駒の過去3年コース実績はサンプル不足ですが、ホルトバージは使っている距離が一般的なキンシャサ産駒とは違うのでこれも気にしない。
川田騎手の過去3年コース実績は、好走率的には今回の騎手中では文句なく最優。今回もいかんなくその手綱さばきを披露してもらいたいところ。
それでも勝ち切るまでの自信は持てませんが、掲示板確保継続は充分現実的な目標。
あわよくば複勝圏もあり得るでしょう。
今回も無事に、
堅実に駆けておくれ!
レース内容
当日は仕事だったので録画観戦。9レース時点の小倉競馬場は晴、芝は良。
ホルトバージは前走比マイナス8キロの466キロで登場。昨年11月以降は474~478キロで競馬をしていたので、およそ1年前の水準に戻ってしまった事になります。パドック動画に映っている範囲ではそんなに悪くは見えませんでしたが、ちょっと心配。
単勝人気はエルフストラックが1番人気で2.8倍。以下オンザムーブ4.1倍、ロードマンハイム4.2倍、クリノアドバンス5.7倍と続き、ホルトバージも5.7倍でしたが5番人気の位置。その後は26.4倍(ビヨンドザドリーム)と大きく開いていました。
以上を確認してからレース映像へ。
大外ロードマンハイムの枠入りが映り、全馬準備完了。
ゲートオープン!
ホルトバージは若干反応が鈍い感じながらも遅れずに出ましたが、直後に少しゴチャついたこともあって後方へ。
それでも1コーナーへ向かうまでにスムーズに位置を上げ、逃げるビヨンドザドリームから5馬身差ほどの5番手でコーナーに入ります。
コーナーで内目を進んだことで位置はさらに上がり、向こう正面に入った時には4番手。すぐ前にエルフストラックやクリノアドバンスを見る形でレースを進めて行きます。
いいんじゃないですか~
3角手前から前の3頭がペースアップを図り、ホルトバージは一旦置かれ加減になりましたが、コーナーで鞍上が少し気合を付けるとすぐに前3頭の直後まで戻して虎視眈々と4角を通過。手応えは悪くなさそうです。
……これはイケるのでは?
そして直線入口、川田騎手が狙うのは、逃げて最内を通るビヨンドザドリームとその外をやや大きめに回って行くエルフストラックの間!
ぽっかり空いた空間へ、突っ込む!
やれー!
鞍上の檄に応え、ホルトバージが内からエルフストラックに並んだところで残り200標識!
先頭は最内を粘るビヨンドザドリーム、1馬身差でホルトバージとビヨンドザドリームが追いかける!
ホルトバージとエルフストラックが馬体を併せ一瞬の競り合い、そして直後に相手を突き放したのはホルトバージ!
行けぇーー!!
勢いのままに逃げるビヨンドザドリームにも一気に並び、呑み込む!
よおおぉぉーーし!!
鞍上は手綱を緩めず、そのまま決定的に抜け出したところでゴールイン!
優勝はホルトバージ!
1馬身半差の2着にはビヨンドザドリームが粘り、エルフストラックは更にアタマ差の3着で決着となりました。
結果
不知火特別(2勝C)
(小倉・芝1800・良)
川田(58)馬体重466(-8)
1着(8頭・5人気)
所感
これは望外!
いい意味で予想を裏切る快勝!
出資者でありながら信じ切れていなかったことをここに謝罪いたします。
開催最終週で時計を要したこと、少頭数で立ち回りがスムーズに行ったこと、その立ち回りで最上の誘導を見せてくれた鞍上の手腕など、全てが噛み合った結果ではあるでしょうが、それらすべてを導いたとも言えるここを選んだ寺島師の戦略眼が見事に嵌まっての勝利、お見事でした!
川田騎手、寺島師と厩舎スタッフの皆様、外厩の皆様、そしてクラブ関係者の皆様には大いに感謝を!
そしてもちろん、今年8戦目でも素晴らしい走りで尽きぬ闘魂を見せつけ快勝してくれたホルトバージに、限りない感謝を!
というわけで久々の芝レースで快勝劇を見せてくれたホルトバージですが、レース後の鞍上コメントはにべもなく「芝よりダートの方が良いですね。速いスピードはないですし芝馬ではなと思います」というもの。
あらら……
まあ自分も同意ですので、さもありなんと言う感じではあります。
よってこの後は再びダート戦に回帰して3勝クラスを戦っていくことになるようです(荒れた芝なら狙っていく事もありそうですが)。
3勝クラスは魔境。少頭数になることも少ないでしょうし、今回のようにスムーズに立ち回ることも難しくなるでしょうから、一筋縄ではいかないとは思います。
それでもホルトバージもまだ4歳。ここから更に成長してもおかしくないですし、充分戦っていけるはず。
とりあえずこの後は一息入れて、当初の予定通り秋の阪神開催くらいが目標とのことなので、一度ゆっくり体を休めてから(と言う程の間隔でもないかもしれませんが)また頑張ってもらえれば。
手当込みの獲得賞金は一億円に迫り、既にこれ以上なく一口馬主孝行な相手にこれ以上を求めるのも贅沢な話ではありますが、これからも闘魂あふれる走りをタフに続けて行ってくれることを期待してます!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報はYGGオーナーズクラブ様公式HPより許可を頂き掲載しております。)