2024年9月26日から10月22日までの3歳以上(2021年以前産)出資馬の近況まとめです。
前回に続きこの期間中も勝利した馬はいませんでしたが、ヴィレムやドリームクルーズが自己条件戦で好走するなど、全体的に一時の絶不調からは脱しつつはあります。
アンモシエラのJpn1挑戦も決まったので、ここから皆で巻き返して行ってほしいところ。
ということで以下、3歳以上出資馬たちの近況確認です。
5歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド倶楽部
ウィンダミアは休み明け3走目を4着とした後、放牧へ。
ドグマは自己条件戦でまたも完敗に終わり、厳しい状況になってきました。
ドグマ(美浦・上原佑紀厩舎)牡・3勝C

9月28日の秋風S(3勝C・中山・芝1600)に出走するも、後方ままの13着(→レース記事)。
レース後から右前繋靭帯の付着部に痛みが見られたとのことで、ケアとリフレッシュのために10月2日にトゥモローファームへ放牧に出ています。
外厩移動後は痛み云々に関するコメントは出ておらず普通に調整されているようなので、大事ではなさそう。
ただ、レース後の調教師コメントで「これで4走連続して二桁着順。ちょっと難しくなってきてしまいました」と言われてしまい、現役続行に黄信号が灯っている感じです。
矛先をダートに変えるというコメントもありますのでまだチャンスは貰えそうですが、すばるS当時のレース内容を見る限りはダートに行ったところで見通しは厳しいと言わざるを得ません。
なお、初めての滞在地となるトゥモローファームではフォームの矯正からやり直していく形になっている様子。
今更感はあるものの、効果が出てくれることを祈るしかありません。
どうにか……
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

10月5日の平場2勝クラス(東京・ダ1400)に出走し、先行して4着(→レース記事)。
これが8月の新潟で復帰してから3戦目で、春に4連戦して着順を落としたことも顧み、無理せず放牧を挟むことに決定。
10月10日にテンコートレーニングセンターに移動しています。
その後の獣医師検査で異常は見られず坂路での軽いキャンター1本で調整されており、17日からは坂路2本に移行の予定。
「あまり緩めすぎないように」との調教師指示が出ているようなので、順調ならそう間を開けずに戻ってこれそうでしょうか。
まずはしっかりリフレッシュ
してもらえれば。
YGGオーナーズクラブ
ミーナティエルナは在厩調整中。
ミーナティエルナ(船橋・新井清重厩舎)牝

船橋在厩。
勝利した前走後に多少疲れは出たようですが馬に走る気はあるとのことで、順調の範疇。
次走は得意の浦和開催を目標としていましたが、条件の関係で10月の開催では出走出来ないため、船橋1200戦に向かう事になっています。
4歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
テラステラは外厩調整が少し長引いています。ドンカルロは放牧からすぐ帰厩。
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・2勝C

チャンピオンヒルズ在厩。
9月末ごろに左トモに若干の硬さが出てショックウェーブ治療を実施。
良い頃に比べると息遣いがもう一つとのことですが、涼しくなってきたこともあり体調自体は安定。
ただ、トモの件もあったからか未だに帰厩の具体的な予定は立っていない様子。
11月10日のドンカスターC(京都・芝1400)あたりで復帰してくれると嬉しいのですが……。
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・障害オープン

9月26日にグリーンウッドに放牧に出され、特段前走の疲れも見せず順調に調整。
10月18日に栗東帰厩し、坂路調教を開始されています。
次走の具体的な予定は出ていませんが、そろそろ前進を見せないと厳しくなるので、次走には万全の態勢で臨めますように。
YGGオーナーズクラブ
トレブランシュは昇級戦を完敗。レーヌドゥールは移籍先の佐賀に移動しました。
レーヌドゥール(佐賀・真島正徳厩舎)牝

9月28日に佐賀の真島正徳厩舎に到着。10月3日から乗り出しが開始されています。
当初は飼葉食いが遅く、掛かり気味な部分も見せていたとのことですが、どちらも徐々にマシになってきているとのこと。
「一度使ってみないと何とも言えない所ですが、今のところ良い形で進められていると思います」という調教師コメントが出ています。
このまま順調に!
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・2勝C

8月に1勝C戦を勝って以来のレースとなる10月12日の飛翼特別(2勝C・新潟・芝1000)では、枠に恵まれず14着完敗(→レース記事)。
レース後、18日に森本スティーブル美浦エリアに放牧に出ました。
背腰に疲れは見られるものの脚元に問題は無く、通常のリフレッシュ放牧で収まりそうです。
とはいえ厩舎の傾向的に、これが今年のラストランとなっても全く驚きませんが……。
次走候補として挙げられているのもダート1000や平坦芝1200などの条件なので、番組的にもその覚悟はしておきます。
DMMバヌーシー
モルトヴェローチェは復帰戦に向けて帰厩。
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C
リバティホースナヴィゲイトでトレッドミル調整を重ね、9月27日に美浦帰厩。
11月9日の平場1勝C(福島・芝2600)を目標に調整されています。
外厩でのエコー検査で血流がなくならず、もうそういうものだとしての見切り発車感も感じられる過程なので不安もありますが、一応順調に来てはいる様子。
状況的に一戦一戦が勝負とならざるを得ませんので、復帰戦からいきなり結果が欲しいところ。
頑張っておくれ!
3歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
アンモシエラはマリーンC(Jpn3)でよもやの完敗を喫してしまいましたが、本番には出走出来そう。
パリッドキャリアは療養中。アスロスは再ファンド断念となってしまいました……。
アンモシエラ(栗東・松永幹夫厩舎)牝・オープン

秋初戦となった9月26日のマリーンC(Jpn3・船橋・ダ1800)では1番人気に推されましたが、先手を取ったものの道中執拗に絡まれてしまい失速。4着に終わり、掲示板を外してしまう結果に(→レース記事)。
これにより11月4日に行われるJBCレディスクラシック(Jpn1・佐賀・ダ1860)への出走が危うくなりましたが、賞金上位組に回避馬が出たことでどうにか滑り込みで出走枠を確保することが叶いました。
ラッキー!
10月1日にチャンピオンヒルズに放牧に出ていましたが、涼しくなって捌きがスムーズとなり馬体の戻りも早いとのことで、問題なく16日に栗東に帰厩しています。
既に冬毛が出始めているとのことですが体調が悪いわけでもなく順調な様子なので、一叩きした本番では本領発揮してくれることを願って!
好勝負期待!
パリッドキャリア(盛岡・橘友和厩舎)牡・ファンド解散(地方移籍での出戻り挑戦中)

シュウジデイファーム在厩。
骨片除去手術後ひと月ほどの舎飼いを経て、10月15日のレントゲン検査でも問題が無いことを確認。
ウォーキングマシン運動を開始されています。
アスロス(門別・桧森邦夫厩舎)牡・ファンド解散

10月3日のジャノメギク特別(門別・C2-2 C3-1・ダ1800)に出走し、出遅れから道中捲り上げるも最後失速して5着。
この結果を以て再ファンドを断念することが決まりました。
気性面の改善が見られず勝ち星を得られない状況からの判断とのことですが、騎乗予定の騎手が負傷の為直前変更となってしまい、最後まで運に見放された格好となってしまいました。
ぶっちゃけ移籍先や移籍後の使い方、判断の速さなどを見る限り、本気で再ファンドを狙っていたかは怪しい気はしますので、既定路線ではあるのでしょうが……。
それでも悔しい!
2歳時の骨折さえなければ……とはどうしても思ってしまいます。血統的に覚悟はしての出資でしたのでそれそのものは仕方ないですが。
また、骨折後も前々厩舎からは躊躇なく放出、一応の治癒後も拙速感がある復帰戦で完敗、北海道のレースでは大きな不利もあり、地方移籍後は前述の通り。運にも運用にも恵まれなかった馬だったというのが正直な感想。
残念な結果とはなりましたが、状況に恵まれない中、ボルトが入ったままの脚で頑張ってくれたアスロスの頑張りにはそれでも大いに感謝!
ここまで頑張ってくれてありがとう!
この先の道行きに幸あらんことを!
ワラウカド
ヴィレムは自己条件戦で3着。フラーハはそろそろ帰厩の見通し。
キングズロアもようやく調教再開となりそう。
キングズロア(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利※中央登録抹消、地方移籍決定済み

パカパカファーム在厩。
中間熱発や軽い筋肉痛などがあったようですが大事なく、主にロンジングと騎乗運動で軽い調整をされています。
育成場に空きが無いようでなかなか移動が出来ませんでしたが、ようやく育成先が確保できそう。
近況の書き方的にワラウカド御用達のファンタストクラブではなさそうなので、ちゃんとした設備があるところに行けることを願います。
ヴィレム(栗東・藤原英昭厩舎)牡・2勝C

10月19日の村上特別(2勝C・新潟・芝2000)に出走し3着(→レース記事)。
レース記事を上げたばかりなので感想はそちらで。
フラーハ(美浦・嘉藤貴行厩舎)牝・1勝C

ケイツーステーブル在厩。
疲れもようやく無くなり、調子は上向きに。
追うごとに良くなっているとのことで10月14日の週で帰厩の予定でしたが、帰厩直前に熱発があり延期。
とはいえ大きな狂いにはならず、帰厩が一週遅れる程度で済みそうです。
復帰戦は11月17日の平場1勝C(東京・ダ1300)の予定。
体質が弱いのかなかなか順調に行きませんしレースになると馬体重もごっそり減ってしまう馬ですが、10月11日時点で510キロの体を出来るだけ維持してダート短距離戦でスピードを存分に生かしてほしいところ。
力を見せておくれ!
YGGオーナーズクラブ
スウィープフィート・ホルトバージは外厩で調整中。
トレベルオールは佐賀三冠最終戦を敗れた後、JRAへの移籍が決定しました。
ホルトバージ(栗東・寺島良厩舎)牡・1勝C

宇治田原優駿ステーブル在厩。
9月30日に獣医に診てもらい両トモへの水鍼治療を行い、その後は乗り出しを開始。
以降のケアはマッサージのみとのことですが歩様や以前からある骨瘤の状態に問題は無く、順調なようです。
このままリフレッシュしつつ
調子を整えて貰えれば。
スウィープフィート(栗東・庄野靖志厩舎)牝・オープン

キャニオンファーム土山在厩。
まだ万全とは行かないようですが、汗のかきは徐々に良くはなり、飼葉食いも良いとのことで、良化はしている様子。
とはいえまだトレッドミルと角馬場をダクでの調整に留まり本格的な調教は始められていませんので、まだまだ時間はかかりそう。
個人的には年内の復帰はもう諦めましたので、じっくり回復を図ってもらえれば。
トレベルオール(佐賀・真島正徳厩舎)牡

レース前から元気が無いと言われる中で挑戦した佐賀三冠最終戦・ロータスクラウン賞(重賞・ダ1860)でしたが、案の定勝負にならず8着に完敗(→レース記事)。
レース後も疲れが残っているようで、一旦休養して立て直すことを真島師から提案されましたが、クラブはこのタイミングでJRAに移籍することを発表。
新たな所属先は美浦・辻哲英厩舎に決定し、15日に佐賀を出発。翌16日にケイワンステーブルに到着しています。
移動後の獣医師チェックで右前の歩様が気になり、左球節のいびつさも気になるとのことでレントゲン検査を実施。
結果、右前球節に骨膜があり剥がれかかっている部分が見受けられましたが、現状はすぐに手術どうこうという事ではなく、このまま進めて行けるとの獣医の見解だったとのこと。
また、左前は問題なかったですが、球節炎になりやすい形をしているので気をつけて行く必要はあるようです。
腫れ、熱感はあるものの歩様には出ておらず進めて行ける状態なので、気を付けながら立ち上げていくことになりそう。
ちょっと心配な状況ではありますが、芝はずっと試してほしかった条件なので、無事JRAデビューに漕ぎつけられることを願います。
なんにせよまずは
状態を整えてからですが!
DMMバヌーシー
ドリームクルーズは叩き2走目で3着。
レイデラルースは外厩調整中、シャンパンポップは療養中。
レイデラルース(美浦・手塚貴久厩舎)牡・2勝C
ノーザンファーム天栄在厩。
馬が良くなりパワーが付いてきたとのことですが、その分スイッチが入った時に制御が難しくなっている様子。
次走まではまだ間があるので、それまでにどうにか上手くいい方向へ持って行ければ。
シャンパンポップ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・1勝C
ノーザンファーム早来在厩。
蟻洞はかなり下がってきた様子で、この後は裂蹄に注意しつつの更なる回復待ち。
11月いっぱいくらいまではウォーキングマシン運動のみで様子を見るとのこと。
ドリームクルーズ(美浦・戸田博文厩舎)牝・1勝C
10月14日の平場1勝C(東京・芝1600)で先行策からよく粘り3着(→レース記事)。
レース後も状態に問題は無く、中1週で27日の平場1勝C(東京・芝1400)に向かう事が決定しています。
鞍上は武豊騎手を予定。
次はもっと上へ!
全体の所感
アスロスの再ファンド断念は残念でしたが、それ以外は概ね順調。
新たに故障などを発症した馬はおらず(トレベルオールはちょっと微妙ですが)、現在療養中の馬は快方に向かっているので、このまま行ってくれれば。
あとはレース結果が伴ってくれるのを待つだけなので、直近に出走予定があるドリームクルーズやアンモシエラにはぜひいい結果を出して貰って流れを完全に上向かせてほしい!
願わくば勝利を!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
