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黎明、今は遠くとも リーティアコナル&ビースペシフィック The sun will shine someday(ワラウカド出資馬出走報)

黎明、今は遠くとも リーティアコナル&ビースペシフィック The sun will shine someday

こんにちは、まちかね太です。

4月19日の中山12レース・サンシャインステークス(3勝C・芝2200)にリーティアコナル、同日の阪神5レース・3歳未勝利(芝2200)にビースペシフィックと、ワラウカドでの出資馬2頭が出走しました。

ブリンカー装着以降安定した走りを続け、ここ2走連続逃げ切り完勝で一気にクラスを駆け上がってきたリーティアコナルは、準オープン級への昇級初戦。
2歳秋という常識外れの時期に出資募集されたビースペシフィックは、待望のデビュー戦となります。

魔境たる3勝クラスに挑むリーティアコナル、ほぼ予定通りとはいえ3歳4月デビューとなったビースペシフィック共に状況的には楽ではないでしょうが、調子は良さそうで期待感は充分。

まちかね太
まちかね太

目指せ3連勝&デビュー勝ち!

以下、2頭の勝利を願って見ていたレースのレポートです。

出走馬プロフィール・リーティアコナル&ビースペシフィック

リーティアコナル

(牡4・Kingman×Fahan Mura by English Channel)
栗東・高橋一哉厩舎

リーティアコナル260419

ここまでの戦績:13戦3勝(3・1・1・3・1・4)

前走:3月28日・4歳以上2勝C(中山・芝2000)1着(→レース記事はこちら)中2週

ビースペシフィック

(牡3・ハービンジャー×ゲットイクスプリシット by Get Stormy)
栗東・河嶋宏樹厩舎

ビースペシフィック260419

ここまでの戦績:初出走

レースまでの状況

3月28日の2勝C戦を完勝したリーティアコナルはレース後も状態に問題は無く、4月1日の近況更新でそのまま在厩して続戦する方針が発表。
騎手とも相談の結果、中2週となる4月19日のサンシャインSを目標とすることになりました。

もう少しインターバルを取るかと思っていたので、個人的にはやや意外な積極方針。
未勝利時代には中1~3週間隔で連戦していた馬なのでタフネスは問題ないとは思いますが、今年初戦で休養前より10キロ以上馬体重を減らしてから戻さないままここまで来ているので、短期間での連続遠征には一抹の不安を感じはしますが……。

まあその状態で結果を出してきているわけですから、ここからまた大きく減るようなことが無ければ大丈夫でしょう!

まちかね太
まちかね太

無問題無問題!

中山コースは合っていると思いますし、2200は初勝利を挙げた距離なので延長も気にしなくていいはず。

その後レース当週までの調整も問題なく進み、迎えた準オープン初戦はフルゲート18頭が埋まり混戦模様の様相。

連勝中のリーティアコナルも優勝候補の一角と目されていますが、他にも複数の有力候補がおり、誰が1番人気となるのかもわからないような状況です。

優勝候補たちの中にはヴィレムの勝利したウェルカムSの2・3着馬であるウインオーディン・パンジャや、リーティアコナルを未勝利戦で破ったアロンディ(当時リーティアコナルは5着)の名もあり、なかなかに趣深いメンバー構成。

ハンデ戦であるこのレースでリーティアコナルに課せられた斤量は56キロ。
まずまず妥当なラインかとは思いますが、リーティアコナルの前走と同日の中京で2200mの2勝C特別戦を勝利してきたディーガレジェンド(洒落ではないでしょうがディー騎手騎乗)が55キロなので、ちょっと損してる感もあります。

向こうは特別、こっちは平場での勝利なのでシステム的にはあっちのレースの方が格上。2着馬との着差も1馬身1/4と1馬身3/4で大して変わらないのに!(タイム差表記なら0.3と0.1ではありますが)

まちかね太
まちかね太

ウチが56なら向こうも56が
妥当じゃね?

なおディーガレジェンドはこれまたリーティアコナル同様前走逃げ切り勝ちしてきたので、展開的にも目の上のたんこぶになり得る存在。
あちらが1枠2番、こちらは5枠9番となったので尚更めんどくさそう。

まあリーティアコナルは前走後にこの先は逃げないレースも試していきたい旨もコメントされていましたし、未勝利勝ちの時のように番手付けの競馬も問題なく出来る馬なので、ゲートを出たなりの状況次第で小崎騎手がいいように対応してくれるでしょう。そこまで気にしなくともいいはず。

あとは中2週・再遠征となるので当然ながら、中間の調整が軽いのは気になると言えば気になりますが、新聞の調教評価などは前走以上というものになっているので素直に信じます。

とかくこの通り、やはり3勝クラスともなるとなんやかんや不安のタネも尽きませんが、予想印を見ても即通用の目も充分以上にあるはずというのも間違いありません。

ライバルにウェルカムS上位馬が揃ったのも何かの縁。
彼らを打ち倒し、ついでにアロンディへの雪辱も果たして、堂々ヴィレムの後継として名を挙げる3連勝を飾ってくれることを願って!

まちかね太
まちかね太

勝ってオープンへ!

一方同日の阪神5レースでは、ビースペシフィックが初陣の日を迎えることに。

現3歳世代のパカパカファーム生産馬としては元々クラブにラインナップされたら出資しようかと思っていた馬でしたが、1歳当時はサマーセールに出されることとなり願いは叶わず。

ただ結局セール上場はキャンセルされ、その後音沙汰なしとなっていましたが、どうやらOCDが確認され手術していたとのこと。
諸々の経緯で育成開始が遅れたこともあり、2歳9月というあまり聞いたことのない時期でクラブ追加募集馬としてノミネートされることになりました。

募集時点で「出走時期は来年(つまり3歳)の春前」想定。
こういうものは最大限楽観的な予想でしょうから、実際的には夏前にデビューできれば御の字と言う感じでしょうし、今までの出資馬を振り返っても1~2歳の育成時に数か月単位で調教停止するようなアクシデントを経験した馬は成績的には軒並み悲惨な結果に終わっている(たとえ調教でいい動きを見せても、レースに足りる体力がなかったりするのが大半)ことが多いので、まあ目に見える地雷かなとは思いましたが……。

まちかね太
まちかね太

ええい、ままよ!

元々募集を期待していた馬でしたし、常識的には厳しい状況な分だけ価格も安かった(募集総額1000万円)ので、言葉は悪いですがダメ元で出資決定。
栗毛だし。

そういうわけで予定外に我がチームメンバーに加わったビースペシフィックでしたが、2歳9月末にダーレーキャッスルパークに移動して本格育成開始後は大きなトラブルも無く非常に順調。
11月半ばには坂路15-15を開始し、その動きも良いとのことで12月12日には早々に北海道を発ち、本州の吉澤ステーブルWESTに移動しました。

到着後負荷を強めた際に浮腫みが出たことはありましたがそれもすぐに治まり、以後吉澤WESTでも概ね順調に調教を積んで3月4日には栗東へ入厩。
12日にはゲート試験に合格し、あれよあれよという間にデビューへの下準備が整いました。

そして精神面での疲労も見られなかったため、そのまま在厩してデビューを目指していくことに決定。
追い切りを重ねるごとに動きは良くなっているようで、しばしば調教に騎乗した池添騎手の感触も良さそう。

河嶋師のコメントには随所に成長途上を示唆するものがあるので初戦からいきなりという感じではありませんが、デビューに向けて一応の態勢は整えられたと言って良さそうです。

というわけで出資時点の自分の予想より早めの始動となったデビュー戦は、池添騎手の「中距離から長めの芝が合いそう」という意見もあり4月19日の阪神芝2200m戦に決定。

出走頭数は13頭。そのうちビースペシフィック含め4頭がここでデビューする馬。既走馬は9頭ですが、過去掲示板に載ったことがある馬が1頭だけという低調なメンバー構成のレースとなりました。

唯一の掲示板経験馬ミエノクラウンは前2走連続2着という馬なのでここでは明らかに上位ですが、他は五十歩百歩。
こういう構成であることもあってか、ビースペシフィックも人気サイドに推されそうな情勢に。

本格育成開始が2歳9月からということで絶対的な調教量の積み重ねが足りていないのは自明であり、これまでの出資馬達同様直前の状態が多少良かろうが初戦はまあ体力不足で厳しかろうという覚悟の方をだいぶ先にキメていたので、いざレースを迎える段になってのこの好評価はちょっと予想外でしたが、褒められればその気になるし欲も出てきます。

まちかね太
まちかね太

為せば成る!
……かも?

俄かに湧いてきた期待も持って、さあ初陣へ!

レース内容

当日は仕事だったのでどちらも録画観戦。阪神5レース時点の天候は晴れ、芝は良。

2枠2番となったビースペシフィックは馬体重516キロで初戦を迎えました。パドック動画では先入観のせいかやや余裕があるようにも見えますが、落ち着いて歩けている様子で状態は良さそうです。

人気はミエノクラウン(1.9倍)、スクランプシャス(3.7倍)、オープンザパンドラ(5.8倍)と続き、ビースペシフィックは彼らに次ぐ4番人気11.5倍。初出走馬では断トツの支持を受けていました。

それらを確認後、レース映像へ。
大外ダノンシーホークが枠入りする場面が映り、準備完了。

ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

んん~~

ビースペシフィック、出遅れ!
ゲートが開いてからワンテンポ遅れて動き出すという、新馬戦でよく見る光景。
鞍上池添騎手は最初だけ少し促し気味だったもののすぐに馬なり態勢となり、ホームストレートで早くもかなり縦長の隊形となった馬群の後方寄り、9番手くらいの位置で最初のコーナーへ向かいます。先頭からは10馬身くらいか。

向こう正面でも位置取りは変わりませんが、3角に向けて馬群全体が少しずつ凝縮していく中、ビースペシフィックも先頭との差を詰め始め、3角での差は6馬身くらい。

それまでは枠なりに内目を走っていましたが、4コーナーへ向けて外方向に進路を変え、前を追いかけようとする態勢に。

しかし勢い、手ごたえともに芳しくは無いか!?

まちかね太
まちかね太

んん~~~

前方馬群直後、外目から向かった直線では伸びが悪く、前のグループに突き放され、後ろから来た馬にも抜かれて、残り200地点でブービーまで後退。
これは厳しい……!

まちかね太
まちかね太

ああ~~

そのまま挽回も叶わず、結局ブービー12着で入線。11着馬からも5馬身離されてしまいました……。

なお優勝したのはダノンシーホーク(10馬番人気)。ミエノクラウンは今回も2着となっています。

ビースペシフィック結果

3歳未勝利(阪神・芝2200・良)
 池添(57)馬体重516(初)

 12着(13頭・4人気)

そして中山12レース、サンシャインS。天候は晴れ、芝は良。ひとつ前に行われたG1・皐月賞がレースレコードを通り越してコースレコードでの決着となるような馬場。

リーティアコナルは前走比プラス6キロの486キロで登場。馬体が減らなかったことは喜ばしいですが、輸送込みでそれなりのプラス体重なのが中間軽め調整の影響なら吉凶如何なるや。
ともあれ歩様などには問題はなさそうに見えます。

人気はやはり大きく割れ、6頭が10倍を切り1番人気が5.7倍(パンジャ)という混戦模様。リーティアコナルは前日や午前時点ではあまり売れていなかったようでしたが、確定オッズでは2番人気(6.1倍)まで上がっていました。

それらを確認後、レース映像へ。
大外モズマーヴェリックの枠入りが映り、準備完了。

ゲートオープン!

リーティアコナル、まずまずのスタート!
鞍上小崎騎手はかなり押して前に上がって行きます。

まちかね太
まちかね太

んん……?

これは完全にハナを奪いに行く態勢だな!?

内側からはディーガレジェンドも前に行こうとする動きを見せていましたが、被せるように抑え込んでやや強引に先頭へ。
単騎でハナに立って1コーナーを回って行きます。

そしてコーナーから向こう正面に掛けて、後ろとの差は徐々に拡大。
一時は4~5馬身程のリードを取って3コーナーに向かいましたが、そこから後続も徐々に接近を開始。

3~4角中間、内外回り合流地点あたりでは一気に1馬身ほどまで差を詰められてくることに。

ただ、手ごたえは後ろに迫ってきたディーガレジェンドよりむしろ良さそう。
4角に向けて外からウインオーディンが捲り上げてくるなど後続も動きを見せますが、これらにも並ばせはせず1馬身のリードを保ったまま、リーティアコナルが先頭で直線へ!

まちかね太
まちかね太

そのままーー!

リーティアコナル、逃げる逃げる!
しかしディーガレジェンドも1馬身後ろをぴったり離れずついて来る!
その後ろからは芦毛のロジシルバーが内ラチ沿いをスルスル伸びて来た!

残り200、リーティアコナルまだ先頭!
しかし坂に入ってやや苦しくなったか、脚色が……!?

その隙にロジシルバーが内を突いてリーティアコナルに並び、スパッと交わす!

まちかね太
まちかね太

ああ~~

続いて外からディーガレジェンドにも交わされ、更に一気に強襲してきたパンジャやサクソンジェンヌら後続勢にも捉まったところでゴールイン……。

まちかね太
まちかね太

ああ……

リーティアコナルは最終的に7着で入線。
優勝は一気に突き抜けたパンジャ。アタマ差2着にロジシルバー(6番人気)、更にハナ差3着にディーガレジェンド(8番人気)で決着となりました。

リーティアコナル結果

サンシャインステークス(3勝C)
(中山・芝2200・良)
 小崎(56)馬体重486(+6)

 7着(18頭・2人気)

所感

まちかね太
まちかね太

甘くない……

特にリーティアコナルの方には勝利を期待していましたし、少なくとも2頭とも掲示板はあってもおかしくないと思っていたのですが、現実は甘くありませんでした。

まあビースペシフィックに関してはスタートも含めていかにも初戦という感じではあったので、今後レース慣れすれば変わり身も見込めるはず。
最後力尽きたとはいえ、それこそリーティアコナルのデビュー戦よりは全然レースの形にはなっていましたし。

距離が少し長いのかなとも思いましたが、初戦ということもあってか力みがちな走りになっていたようですし、現状色々途上の状況ではあるのでこの一戦で判断するのは早計でしょうね。

とはいえ実際問題もう4か月程度しか未勝利戦実施期間も残っていませんし、出来るだけ早く適性を掴めることを願います。
色々慣れて体力が間に合って適性が合うところに出られて調教に見合う走りが出来れば、もっとやれるはず(ウチのビースぺ君に限らず皆そうでしょうが)!

なんにせよこの状況は覚悟しての出資でしたからね、後は好転していくことを信じるのみです!

まちかね太
まちかね太

次はもっといいレースが
出来るはず!

リーティアコナルに関しては、7着という着順ではありましたが着差は勝ち馬から0.3秒(5着馬とはハナ・クビ差の同タイム)というものでしたし、3着馬や5着馬は自分より軽ハンデでもありました。
いきなり勝てるほど3勝クラスは甘くはなかったですが、ここで戦っていけるメドは充分に立つ内容だったと言えるでしょう。

最後200mで止まってしまったものの、距離や坂のせいというよりはスタート後にだいぶ押して強引に行った分消耗が早かったと見るべきのように思います。このコースはスタート直後も坂ですし。
前走後に示した育成方針を貫いて、逃げない競馬をした方が良かったかなと。
理想としてはディーガレジェンドのやったレースで、今回は最初ディーガが行く気を見せていた時に強引にハナを奪わず、行かせて2番手に付ければ良かったかとは思いますので端的に言えば戦術ミスだったとは思いますが、まあそれも全て結果論。

今回に関しては、直前の皐月賞で行った行ったのレコード決着になっていたことも騎手の心理に影響があったかもしれませんし、馬の力を信頼しての戦法であったことも間違いないでしょう。

ローテ的にも楽ではありませんでしたし、今回の敗戦を次への糧にしてもらえるなら問題ありません。

先述した通りこのクラスで戦っていけるメドは立ったと思っていますので、また小崎騎手とのコンビで鮮やかな勝利が(出来れば近いうちに)見られる日を待ってます!

まちかね太
まちかね太

今後とも宜しくお願いいたします!

いずれにせよ、この先を陽光差す未来へ繋げていくためにも、まずは2頭とも無事に!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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