一口馬主 広尾サラブレッド俱楽部

アリシアン、周るエンドレスエイト(広尾TC出資馬出走報)

アリシアン、周るエンドレスエイト

こんにちは、まちかね太です。

2月12日の小倉6レース・4歳以上1勝クラス(芝1200)に、広尾サラブレッド俱楽部での出資馬アリシアンが出走しました。

昨年11月の福島での前走後、約3ヵ月ぶりのレースとなる今回は、はるばる小倉に遠征しての一戦に。
芝1200に拘るなら番組上ほぼそれ以外の選択肢がありえない状況だったので、予想通りと言えば予想通りの展開。

ですが、昇級して以降ここまでに7戦してその内6回が芝1200戦、そしてその7戦中6回が4~6着の範囲に収まるという結果。

もちろんそれぞれのレースごとに展開も違い、また不運も多くあったとはいえ、馬柱だけ見れば延々と似たような結果が続き、さすがにそろそろ違う結果が欲しいのがホンネ。

昇級後8戦目となる今回も芝1200の条件ではありますが、初コースでどうにか変わり身を見せて欲しいところです。

まちかね太
まちかね太

アリシアンにとっては今年初戦。
先行きに明るさを見せて欲しい!

以下、今度こそと思いながら見ていたレースのレポートです。

出走馬プロフィール・アリシアン

アリシアン

(牝4・エピファネイア×ベネディーレ by クロフネ)
美浦・加藤征弘厩舎

アリシアン221124

ここまでの戦績:10戦1勝(1・1・0・3・1・4)

前走:11月20日・3歳以上1勝クラス(福島・芝1200)6着(→レース記事はこちら)中11週

レースまでの状況

昨年11月20日の前走後、23日にリバティホースナヴィゲイトに放牧。

前走は中1週での出走でしたが特に疲れがあったという訳でもなく、節稼ぎを兼ねてのリフレッシュという形だったようです。

前走のレース後には既に次は年明け以降と明言されており、番組編成上芝1200に拘るなら小倉遠征となるのは必定かと思われましたが、他距離なら関東圏にも番組はあるので「距離延長策を試してくれないかな~」などと思ってはいました。

まちかね太
まちかね太

叶わぬ願いと思いながらも……

外厩移動後も順調でしたが、12月の近況では「この馬は冬場が向いていない」というようなコメントが何回か出てくるようになり、距離や遠征がどうとか以前に冬競馬を全スルーするつもりではないかとの疑惑が勃発。

まちかね太
まちかね太

おおう……

しかしその懸念は結果的に杞憂に終わり、年が明けての1月8日に美浦に帰厩してくれたので、まずは一安心と相成りました。

以降も調整は順調に進み、1月26日の近況で次の目標は2月12日小倉の芝1200戦になると発表。

ある意味残念ながら予想の範疇からは外れない次走予定となりましたが、一度は春まで全休を覚悟しただけに、使ってくれるだけ良かったとは言えるでしょう。

優先権は無いもののしっかり節を開けた甲斐があり、出走には問題なし。鞍上には浜中騎手を確保。
そして2月7日に美浦を出発し、8日に遠路はるばる小倉競馬場に到着。状態は良好なようです。

まちかね太
まちかね太

遠征の負担に見合う結果が欲しいぞ!

この時期の芝短距離1勝クラス戦ですから、レースは当然フルゲート18頭の枠が埋まっています。
しかし、前走JRAのレースで掲示板を確保しているのはその内5頭のみ。

掲示板の常連級の実績の持ち主はそれなりに居ますが、常に勝ち負けというほどの馬はおらず、五十歩百歩のメンバー構成という感じになりました。

まちかね太
まちかね太

まあ五十歩百歩の中には
アリシアンも含むわけですが。

新聞紙上の人気も分散気味で、人気サイドになりそうな馬もイラーレ(父スクリーンヒーロー)、ナリタローゼ(父ダイワメジャー)、クリーンジーニアス(父ビッグアーサー)、タウゼントシェーン(父ディープインパクト)、デフィデリ(父ベーカバド)など候補は多く、アリシアンもその一翼。
とはいえそれ以外の馬が突っ込んできても全くおかしくはない混戦模様と言えるでしょう。

アリシアンの枠番は7枠13番に決定。
好走率は高い枠で、直線で馬場の内側を避けて走る馬が多くなっている現状から見ても好都合か。

浜中騎手の過去3年コース実績は取り立てていいというほどのものでもありませんが、マイナス視する材料には成り得ません。
前走から4キロ増となる斤量の影響は気にはなりますが……。

エピファネイア産駒のコース実績については、芝1200なので当然アレです。
それでも他のコースの1200成績に比べれば小倉は幾分マシな気もしますが、少なくとも強調材料にするには遠い状況。

まあ全体的にはそう悪くもない条件ではないでしょうか。
なんにせよ、アリシアンの実力ならこのクラス・このメンバーでは充分以上にやれるはずです。

まちかね太
まちかね太

混戦を絶って、勝利を!

レース内容

レース当日6レース時点の小倉競馬場は晴、芝は稍重のコンディション。

アリシアンは前走比マイナス6キロの488キロでパドックに登場。前走の馬体重が前々走から8キロ増えてのものだったので、輸送込みで考えればこんなものでしょう。
パドックではかなりチャカついた様子。テンションが高いのもいつも通りとは言えますが、ちょっと度が過ぎているようにも見えなくもない。

まちかね太
まちかね太

うーん……

人気は締め切り直前までアリシアンが1番人気でしたが、最終的には3番人気。
クリーンジーニアス(5.3倍)、タウゼントシェーン(6.2倍)、アリシアン(7.5倍)、ナリタローゼ(7.9倍)、デフィデリ(8.8倍)、イラーレ(8.9倍)と6頭が10倍を下回り、やはり混戦オッズとなりました。

進行はその後問題なくゲート入りまで進み、最後の枠入りとなった17番カメハメハタイムが収まって準備完了……してから1番デフィデリがゲート内で飛び上がるような動きを見せましたが、ちょっと待っただけでゲートオープン!

デフィデリは出遅れましたが他は横一線のスタート。ゲートにやや不安のあるアリシアンも普通に出ています。

まちかね太
まちかね太

OK!

アリシアン鞍上浜中騎手は、スタート直後は結構大きなアクションで馬を促していましたが、アリシアンの内からナリタローゼ、外からインプロバイザーが進出するとそれ以上は追わず、あとは流れに任せるような形に。

先頭に出た2頭に続く集団の前目に居たアリシアンでしたが、更に内からプリファードランやホウオウエンジェルが前に行こうとするとこれも追わず前に行かせ、外からアドヴァイスが上昇していきましたがこれもそのまま見送ります。

頭が高く、やや抑え加減な走りにも見えますが……。

まちかね太
まちかね太

大丈夫か?

どんどん位置が下がっていくので心配しましたが、3コーナーに入るとアリシアンも徐々に前へと動き出しました。

浜中騎手が手を動かし始めると、残り600から馬群の外を回ってグンと上昇。

先頭争いをするナリタローゼ・インプロバイザー・アドヴァイスが3頭並んで4コーナーを回った2馬身後を追って、4番手で直線へ向きます。

直線手前でムチが入り、進路は前3頭を飲み込まんとする大外。

まちかね太
まちかね太

イケるか!?

しかし、前の3頭が止まらない!

アリシアンは直線に入った後にむしろ一瞬引き離されるような形になり、喰らいついていくのが精いっぱいという脚勢に。

まちかね太
まちかね太

あ~~~

前に追いつくどころか、内側からコーナーワークで上昇したホウオウエンジェルを抜き返すのにも手間取り、更に外から来たタウゼントシェーンも合わせての4番手争いを展開するのが限界という形となって、結局そのままゴールに雪崩込み。

レースは7番人気インプロバイザーが9番人気アドヴァイスをクビ差抑えて優勝、更に半馬身差の3着にナリタローゼで決着。

アリシアンはタウゼントシェーンには交わされたもののホウオウエンジェルはハナ差捉え、どうにか掲示板に載る5着でレースを終えました。

結果

4歳以上1勝クラス(小倉・芝1200・稍重)
 浜中(56)馬体重488

 5着(18頭・3人気)

所感

まちかね太
まちかね太

悪くは無い、悪くは無いが……

今回もまた勝ち馬からコンマ4秒差の5着と、いつも通りのもどかしい着順に終わってしまいました。

毎度毎度フルゲートの戦いを掲示板前後にまとめて賞金や手当を稼いできてくれているのでもちろん感謝はしているのですが、「あともう少しどうにかならんやろか……」と思ってしまうのは人間としては避け得ぬ業、というか欲深さというか。

まちかね太
まちかね太

罪を誘う魅惑の女、
それがアリシアン……

冗談はさておき、戦後のコメントを見ると今回も小さな不利があってハミを噛んでしまった事で最後の伸びを欠いたという見解のようですが、多頭数の短距離戦である以上その程度の不利は日常茶飯事でしょうから言い訳にはならないでしょう。

流石にこれだけ似たような結果を繰り返せば、「アリシアンのこの条件下における実力は現状掲示板前後(展開が向けば上位もあり得る)と見るのが適当である」という結論を認めざるを得ません。

もう既に手当込みでの獲得賞金額は自身の募集額を超えていますし、毎度堅実に頑張ってくれているので、これ以上を望まずともチャリンチャリンで満足するというのもアリなのでしょうが……。

芝1200という条件に拘らなければ……とは思いますが、「今日の条件自体は合っていたと思います」という調教師コメントも出ていますし、方針は変わらないでしょうね。

加藤師は先日目にした日刊スポーツのノンコノユメの記事の中で「結果が出なくてもローテを変えなければ馬は復活する」と仰っていましたが、それがアリシアンの状況とは全く違うものとは承知しつつも重ねて見てしまったのは許していただきたく。

まあアリシンに関しては、実際問題として距離延長は気性面などから難しいのでしょうし、仮に条件を変えたからと言って結果が好転するとは限りませんが、一度使って惨敗するならそれはそれで以降のタラレバ雑音(今まさに私がやっているようなコレです)を封印することにも繋がりますので、一考に入れていただければ……とは(ずっと)思っています。

結果は欲しいですが、それ以上に納得感が欲しいのです……。

とりあえず、「次走叩き2走目でいい方に大・変・身!」という都合のいい状況にならないならば、似たような条件で似たような結果を延々と繰り返すエンドレスループから脱出する方策を何か見せて欲しい。

変化……変化を~……。

まちかね太
まちかね太

……それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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