こんにちは、まちかね太です。
2月11日の東京6レース・3歳未勝利(牝馬限定・芝1800)に、DMMバヌーシーでの出資馬オーヴァルブルームが出走しました。
馬体の維持を常に気にされるような小さな体ながら、前走まで中2週での連戦を続けて好走。
とはいえ体への負担は相応にあるでしょうし、次走は優先権がギリギリ失効しない程度までは間を開けるのかと思っていたら、なんと中1週での続戦となりました。
見ている方としては不安にもなるローテですが陣営からはネガティブな言葉は伝わって来ず、むしろ強気一辺倒にさえ聞こえます。
ならば信じるのみ。
以下、なんとか勝ってくれと思いながら見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・オーヴァルブルーム
オーヴァルブルーム
(牝3・ハービンジャー×レッドオーヴァル by ディープインパクト)
美浦・斎藤誠厩舎
ここまでの戦績:4戦0勝(0・1・1・1・0・1)
前走:1月28日・3歳未勝利(東京・芝1800)3着(→レース記事はこちら) 中1週
レースまでの状況
前走では、勝ちに行ったものの勝ち馬アスコルティアーモの圧倒的な力の前に及ばず返り討ちという形になりはしましたが、オーヴァルブルーム自身も未勝利クラスなら普通に上位であるという事を示したレースでもありました。
とはいえ、前走は12月に走った2戦目から中2週続きでの3連戦目(通算4戦目)。
この時期の芝未勝利戦は芝の新馬戦に間に合わなかった馬が未勝利戦デビューしてくる事で既走馬の枠が少なくなる為、せっかく得た優先権を捨てることはかなり勿体ないですが、オーヴァルブルームは元々小さい体で馬体の維持をテーマに掲げられていた馬。
私は負担を考慮して間を開けるか、続戦する場合であっても短期放牧などを挟みつつ優先権をギリギリ生かせる範囲内で次走を選択するのだろうと思っていました。
が、陣営の採った選択は2月11日の牝馬限定芝1800戦への中1週での続戦。
マジすか!?
前走後も脚元に問題は無く、飼い葉も食べており馬体も維持。
疲れもない……というか、むしろ使うごとに緩さが取れて良くなっているという騎手の評もあり、今回の決定に至ったようです。
体は小さくてもタフな牝馬なのかもしれません。
まあだからと言って「わあそれなら安心だあー」とはなりませんが、それが毎日実際に馬を見てくれているプロの判断であるなら外野が益体もなくやいのやいの言うのも詮無き事。
その判断を信じて結果を待つのみ。
実際、オーヴァルブルームは前走後も順調そう。近況などでは「牝馬限定戦なので決めて欲しい」というニュアンスのコメントが常に(といっても中1週なのでコメント更新も2回だけですが)出ています。
ただ、目標となった11日の牝限戦にはかなり強そうな馬が出てくる予定という話は漏れ聞こえていました。
そしてレース当週水曜の想定にはやはりその馬が名を連ねており、翌日にそのまま出走確定。
その名はブレイディヴェーグ(父ロードカナロア)。
昨年8月の新潟芝1800でデビューし、圧倒的人気で勝ち馬からアタマ差の2着(3着馬には5馬身差)している馬です。
どうやらレース中に骨折していたという話ですが、それでもなおそのパフォーマンスを見せた事で実力は疑いようもなし。
今回のレースはそのデビュー戦以来の実戦とはなりますが、一本被りの人気が予想されます。
うーむ、強そう。
向こうさんの陣営ではこのレースは既に勝ち確として、次走にはフラワーカップを視野に入れているとか何とかいう話も。
それが事実なのか単なる噂なのかは知りませんが、いずれにしてもこのレースでの(オーヴァルブルームを含めた)ライバルたちなど眼中にない感が窺えはします。
もちろんオーヴァルブルームサイドに属する私としては
そこまでナメるなや……?
とは思うワケですが。
相手の素質は認めつつも、故障明けの休み明け、初コース、乗り替わり(福永→ルメールというトップリレーですが)と、不安点も垣間見えます。
逆にオーヴァルブルームは使い詰めですが、その分キャリア・実績はメンバー中でも最右翼。
鞍上はデビューから一貫して手綱を取るデムーロ。
先々はともかく今回は逆転があってもおかしくないハズ!
まあ出資者としては当然そう思いますが、一般的な戦前の評価としてはオーヴァルブルームは2番手筆頭。
他のライバルにはガールズレジェンド(父ロードカナロア)、マテンロウカノン(父サトノダイヤモンド)がいますが、16頭の出走馬全体で見れば正直層は薄く、ブレイディヴェーグを筆頭にした上位数頭による争いが展開されると思われます。
オーヴァルブルームの枠は7枠13番に決定。
複勝率は高めながら勝率・連対率はやや低めに出ている枠で、勝ちを目指すオーヴァルブルームにとっては微妙感もありますが、ゲート不安が払拭されたわけでは無いので、包まれにくいという意味ではそう悪くもないか。
騎手・種牡馬のコース実績は前走から中1週で大して変わりも無いので、騎手は上位、種牡馬は微妙な感は変わらず。
ただしブレイディヴェーグの鞍上ルメール・ロードカナロア産駒のコース実績が共に今回の出走メンバー中では最高レベルなので、ライバルとの相対比較上は優位ではありません。
まあ何はともあれ……。
頑張れ~!
目指せ初勝利!
レース内容
この週は関東地方がまたも寒波に見舞われ、前日の雪の影響で東京競馬の開催自体が危うい状況になりかけましたが、午前中のレースの発走時刻を繰り下げてどうにか施行に至りました。
6レースから定刻通りの発走に戻り、その時点では天候は晴、芝は稍重という状況。
オーヴァルブルームは前走比マイナス2キロの428キロでパドックに登場。お世辞にも余裕がある馬体には見えませんが、ゆったりと歩けており力を発揮する分には問題なさそう。
人気はやはりブレイディヴェーグが圧倒し、最終オッズはなんと1.2倍。
……やりすぎじゃね?
オーヴァルブルームは5.2倍の2番人気で、ブレイディヴェーグ以外唯一の10倍以下。ガールズレジェンドとマテンロウカノンが10倍台で続きましたが、5番人気は既に60倍以上という凄まじい格差オッズとなりました。
まあ気にしたら負け!
その後枠入りで1番ブラックルージュがかなり嫌がり手こずっていましたが、他に大きくごねる馬は無く最後の16番ガールズレジェンドもすんなりゲートインし、発走準備完了。
ゲートオープン!
んっ!?
全体的にバラついた感じのスタート。
ガールズレジェンドが伸びあがるような体勢になって後手を踏み、ブレイディヴェーグも1馬身ほど後れを取りました。
ライバルたちが出遅れる中、オーヴァルブルームは普通のスタートを切っています!
よーしよし!
まずは第一関門突破。
鞍上デムーロ騎手は軽く押している感じで、それなりに位置を取りに行こうとする構えを見せています。
馬群の先頭でハナを争うのはラスパルマスとマテンロウカノン。しばらく競り合っていましたが、やがてラスパルマスの方が前に出ました。1馬身差でマテンロウカノンが2番手に落ち着きます。
さらに1馬身差でショウナンアシベが続いていましたが、その外に被さって来たのが人気のブレイディヴェーグ。出遅れを挽回し、一気にこの位置まで押し上げてきました。
また1馬身差でブリーゼが続き、その直後にオーヴァルブルーム。ブレイディヴェーグを見る位置です。
悪くない、悪くないよ!
隊列は固まってレースが流れていきますが、残り1200の手前で出遅れたまま最後方に居たガールズレジェンドが一気に捲り上げていきます。しかし先団までは行かず、中団まで押し上げたところで進出を一旦停止。
前方のグループはそのまま変わりなく3コーナーから4コーナーへと進入していきます。
先頭は相変わらずラスパルマス、2番手もマテンロウカノンのまま。ブレイディヴェーグはその2頭の外を回る形で差なく3番手。
オーヴァルブルームはその後ろ、馬群の中で5~6番手。前は充分射程圏。
ここから!
直線に向き、ブレイディヴェーグは持ったままで早々にマテンロウカノンを外から交わしにかかり、そのままラスパルマスにも迫ります。
オーヴァルブルームもデムーロ騎手の手が動き始め、ブレイディヴェーグの後を追うように直線へ。
さあどうや!
直線に向いた時に一瞬ブレイディヴェーグに進路を阻まれたようにも見えましたが、軽くルメール騎手が手を動かしたことで彼女があっという間に先頭へ抜けていったため、結果的にオーヴァルブルームの前はオープンコースに。
残り400、さあ後は伸びるだけ! ……なのですが……。
おいおいおーい……
ルメール騎手のアクションが大きくなると、ブレイディヴェーグがドンドン加速。
オーヴァルブルームも鞍上のムチに応え、逃げ馬らを交わして早々に単騎2番手に上がりましたが、ブレイディヴェーグには追いつくどころか差が広がっていく一方。
これは……ちょっと……
残り200、ブレイディヴェーグとオーヴァルブルームの差は5馬身。
これは流石に勝負アリ。
レースはブレイディヴェーグがそのまま最後まで独走し、オーヴァルブルームに6馬身差を付けて圧勝。
オーヴァルブルームは追い込んできたガールズレジェンドの追撃は3/4馬身差抑え込みましたが、2番手での入線となりました。
結果
3歳未勝利(牝)(東京・芝1800・稍重)
デムーロ(54)馬体重428
2着(16頭・2人気)
所感
相手が悪かった……
(2走連続2度目)
今回もこの一言に尽きますね。現時点のこの条件では逆立ちしても勝てなかったでしょう。お手上げです。
オーヴァルブルーム自身は頑張って力走してくれてきっちり2着をキープ。3着馬の後ろには更に5馬身差を付けてもいるので、メンバーレベルが低かったとはいえ自身にも力があることは今回も証明しています。
前走に続きゲートも普通に出てくれましたし、進歩も見せてくれてるんですがね……。
相手が悪かった。ブレイディヴェーグ、事前の評判は張り子のトラではありませんでした。
もう笑うしかない。
ここまで我らが愛馬に完勝してくれた以上、ぜひとも重賞・G1で上位を賑わせる馬になってくださいませ。
オーヴァルブルームに関しては、個人的には東京よりも中山の方が向いてるんじゃないかなとは思いますが(今回の結果は向いてる向いてないの次元ではありませんがそれは置いといて)、ゲートに関しては東京の3走で普通・中山の2走で出遅れという形になったので、中山ではまだ安心し切れはしない面もありはします。
まあそのあたりは次走以降でまた計れるでしょう。
とはいえ流石にこれ以上の続戦は無く、一度外厩で立て直しを図られるとのこと。
優先権を放棄する形にもなるので、少なくとも2ヵ月程度は間を開ける形になるのではないかと思われます。
4走前にハナ差で勝利を逃して以降、前々走「距離が短い」前走「相手が強すぎ」今回「相手がバケモノ」と、使うレースが(結果的に)悪く、勝利が近くて遠い状況が続きますが……。
復帰する頃には春もたけなわ、花の季節になっているかと思いますので、リフレッシュ中に成長もしてもらって早々に勝ち抜き、花開いてほしいものです。
そしていずれは、成長して力を付けた状態でブレイディヴェーグやアスコルティアーモに再び挑みたい!
その為にも、まずはゆっくり体を休めて調子を万全に整えておくれやす。
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)