2025年6月16日から7月16日までの3歳以上(2021年以前産)出資馬の近況まとめです。
この期間内にアスゴッド・ストラテージュが新たに勝ち上がりを達成。一方でカハンガハンガがレース中の故障で世を去り、古馬のドンカルロも故障再発で引退となるなど、悲喜こもごもの一か月間となりました。
トレサフィールやアンモシエラの重賞挑戦が悔しい結果に終わるなど全体的にはやや苦戦した印象ながら、成績的には春の大不振からは脱却しつつはあるかも。
ここから今年後半戦に向けて上向いていければ。
ということで以下、3歳以上出資馬たちの近況確認です。
6歳出資馬たちの近況
広尾サラブレッド倶楽部
ウィンダミアはリフレッシュ放牧を終えて帰厩。
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

前走後は6月19日にテンコートレーニングセンターへ放牧。
ショックウェーブ放射で疲労回復を図りながらも、緩め過ぎないために15-15を交えた調整をこなし、以前のこの時期のようにトモが気になることもなく順調にメニューを消化。
7月12日に無事美浦に帰厩しています。
予定などはまだ出ていませんが、順当なら7月末~8月上旬の新潟ダ1200の条件に向かう事になりそうでしょうか。
次もいつもの堅実駆けを期待!
5歳出資馬たちの近況
ドンカルロがレース後に故障再発で引退となってしまい、これでこの世代も残り2頭に。
広尾サラブレッド俱楽部
ドンカルロは上記の通り。テラステラは放牧中。
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・2勝C

チャンピオンヒルズ在厩。
最新7月16日の近況では若干左トモが固くなってきたのでショックウェーブ治療を施した旨が報告されていますが、あくまで万全を期す為という意味合いのもののようで、全体的には順調に進捗しています。
夏の中京開催が目標とのことなので、そろそろ帰厩となるはず。
休養前は成績が下降線でしたしこれまでの戦績から左回りも不安ですが、リフレッシュ効果で以前の堅実ぶりを取り戻せることを願って。
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・障害オープン

6月21日の障害オープン(阪神・障害3110)に出走して8着となったレース後に蟻洞の広がりが確認され、現役続行を断念。ファンド解散が決定しました(→レース記事)。
感想についてはレース記事の方で書いていますのでそちらで。
6月27日付で競走馬登録が抹消されています。今後は別の馬主さんの元、(治療後に)地方で走ることになりそう?
これまでありがとう!
行く道にも幸あれかし。
YGGオーナーズクラブ
トレブランシュ(美浦・伊藤伸一厩舎)牝・2勝C

転厩後初戦となった6月29日の郡山特別(福島・芝1200)は引っ掛かって最下位12着に完敗(→レース記事)。
環境変化がいい方に出れば、と思いましたがやはりそう甘くはありませんでした。
結局新潟千直専科の方針に戻り、次走は8月31日の千直戦を目指すとして7月3日に一旦森本スティーブル美浦エリアに放牧に出ています。
フィジカルの状態面には特に問題はない様子。
まずは次走出走の為の節が足りる事を祈って。
4歳出資馬たちの近況
アンモシエラの重賞挑戦などはありましたが、全体的に動きは多くありませんでした。
中京・新潟開催から再始動する予定の馬たちが多めなので、夏後半に期待!
広尾サラブレッド俱楽部
アンモシエラは交流重賞で5着敗退。パリッドキャリアは中央再登録を済ませ、ゲート試験合格後一旦放牧へ。
アンモシエラ(栗東・松永幹夫厩舎)牝・オープン

6月20日にチャンピオンヒルズから栗東へ帰厩し、7月9日のスパーキングレディーC(Jpn3・川崎・ダ1600)へ駒を進めましたが、いつもの走りが見られず5着完敗(→レース記事)。
直接の敗因としては暑さが影響したとのことですが、騎手からは走りに後ろ向きだったとの言葉があり、今後の立て直しに対する不安を吐露するコメントも出ており心配。
ともかくレース後は11日にチャンピオンヒルズへ放牧となり、夏休みへ。
外厩ではフィジカル面での問題は見られない様子。
秋の予定としては10月7日のレディスプレリュード(Jpn2・大井・1800)をステップにJBCレディスクラシック連覇を目指す方針とのことなので、そこまでにメンタルの調子を取り戻して貰えれば。
パリッドキャリア(栗東・清水久詞厩舎)牡・1勝C

チャンピオンヒルズで脚元のケアをしつつ再入厩へ向けて進められ、7月3日に遂に古巣の栗東・清水久嗣厩舎へ入厩。
坂路などに入りつつ、7月9日にゲート試験を受験し合格しています。
ただテンションの高さや脚元のこともあり、11日にリフレッシュのためチャンピオンヒルズにトンボ返り。
とはいえ夏の中京開催での出走が目標という事なので、そんなに長い放牧にはならないはず。
外厩に戻ってきた際にも歩様などに問題は無く、緩め過ぎずに乗って行くことになっているようです。
ワラウカド
門別のキングズロアは大惨敗を喫して短期リフレッシュ。ヴィレム・フラーハは7月末に出走の予定。
キングズロア(門別・小野望厩舎)牡

6月26日のHidaka Rocks賞(門別・C4-2・ダ1000)に出走し、最下位10着に惨敗(→レース記事)。
1000mを使ったこと自体が悪手の極みだったとは思いますが、レース後は左後肢の動きにスムーズさを欠いていたようで、そのあたりも敗因だったのかもしれません。
しばらく軽めの調教で様子見され、7月半ばからペースを戻しています。
次開催を予定している次で走はブリンカー着用予定。
結果が進退に関わってくると思われますので、どうか一変出来ますように!
ヴィレム(栗東・藤原英昭厩舎)牡・3勝C

前走後の吉澤ステーブルWESTへの短期放牧から6月27日に栗東帰厩。
7月26日の関ヶ原S(中京・芝2000)を目標に進められています。
夏が得意ではないとのことで暑さが懸念されますが、今のところ調教ではいつも通り好時計を叩き出しており順調。
前走から松山騎手継続という事なのでまた前に行き過ぎないかだけは心配なものの、今度こそ勝利を!
フラーハ(美浦・嘉藤貴行厩舎)牝・2勝C

前走後の血液検査でかなり疲労がたまっているとの診断でしたが、6月末ごろには概ね回復しケイツーステーブルで攻め馬を開始。
夏場は調子が良いとのことでその後の動きも良く、7月8日に美浦に帰厩しました。
7月26日の牝馬限定戦・遠州灘特別(中京・ダ1800)を当面の目標(相手関係次第では同日新潟戦の可能性もあり)として順調に調整中。
新馬戦以来の1800戦となりますが、こなせれば今後のレース選択の幅が広がるので頑張って欲しい!
YGGオーナーズクラブ
トレベルオールは中央2戦目で7着後、放牧。ホルトバージは7月出走に向けて帰厩。スウィープフィートは夏休み中。
ホルトバージ(栗東・寺島良厩舎)牡・2勝C

前走後は宇治田原優駿ステーブルで調整され、7月2日に栗東帰厩。予定通り小倉・福島開催最終週の芝レースに向けて進められています。
外厩で少し夏負けのような症状が出たものの、栗東帰厩後は大きな問題はない様子で調教の動きも良いとのこと。
複数のレースに特別登録されていましたが、最終的に出走レースは7月20日の不知火特別(小倉・芝1800)と決定。
正直今更芝か、という気持ちもありますが、鞍上は坂井瑠星騎手(もしくは川田騎手)で少頭数想定という事で、前走のように後ろに構えすぎなければ案外やれるかもしれません。
あっと言わせる結果を期待!
スウィープフィート(栗東・庄野靖志厩舎)牝・オープン

キャニオンファーム土山在厩。
暑さに気を付けつつ、リラックスできるようにゆったり調整中。
7月からは速くてもハロン16~17秒程度にとどめつつも坂路の本数を増やしており、テンションが高くなる事もなく落ち着いた中で徐々にペースアップ出来ているとのこと。
休養中の調整としては至極順調。
トレベルオール(美浦・辻哲英厩舎)牡・1勝C

6月21日の平場1勝C(東京・芝1800)に出走し7着(→レース記事)。
詰めて使う事にはメンタル面での不安があることから、レース後は27日にケイワンレーシングに放牧に出ています。
多少の疲れがあった程度で状態に問題は無く、そのまま乗り進めて行く予定。
DMMバヌーシー
ドリームクルーズは出走後も在厩して次走へ。シャンパンポップは在厩調整中。レイデラルースは回復順調。
レイデラルース(美浦・手塚貴久厩舎)牡・2勝C
ノーザンファーム早来在厩。
トレッドミル運動で調整中。レントゲン検査で問題なければそろそろ乗り出し再開の予定。
シャンパンポップ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・1勝C
栗東在厩。
6月21日のプール調教後に暴れて両トモと左膝を打撲したとのことですが幸い大事には至らず、1週間ほどで乗り出し再開。
その後は軽めの内容ながら順調に乗り込みを続けられており、骨瘤も固まりつつあるとのこと。
まだトモの筋肉量が足りないとのことで態勢が整うまでは時間を要しそうですが、とりあえずは順調の範疇。
ドリームクルーズ(美浦・戸田博文厩舎)牝・1勝C
6月21日の平場1勝C(東京・芝1800)で6着(→レース記事)。
レース後は少し背腰に疲れが出たようですがすぐに回復。そのまま在厩で次走(7月26日の新潟予定)に向けての調整に入っています。
3歳出資馬たちの近況
アスゴッドとストラテージュが初勝利を挙げ、13頭中6頭が勝ち上がり達成となり、半数突破まであと1頭。
一方カハンガハンガがレース中の骨折で予後不良に。冥福を祈ります……。
広尾サラブレッド俱楽部
アスゴッド、ストラテージュは函館ダ1000の舞台で勝ち上がり達成。コンタンゴは僅かに勝利に届かず、小倉に賭けます。
モダンは一応回復基調ではありますが……。
アスゴッド(栗東・矢作芳人厩舎)牡・1勝C

連闘での函館遠征2戦目となった6月22日の未勝利戦(ダ1000)を差し切り、ついに初勝利(→レース記事)。
レース後は25日に一旦シュウジデイファームへ放牧に出ましたが、7月2日に札幌競馬場へ入厩。そのまま12日の平場1勝C(函館・ダ1000)に出走したものの全く動けず9着に完敗しました。
「気持ちが後ろ向き」「目に見えない疲れがあったのかも」とのコメントが出ておりメンタルが懸念される状態ですが、そのまま連闘で19・20日のレースに出走の想定が出ています。
あまり無理はしないでほしいですが、果たして。
ストラテージュ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・1勝C

予定を早めて中1週で迎えた函館2戦目となった6月29日の未勝利戦(ダ1000)を先行押し切りで快勝(→レース記事)。
レース後は7月1日に真狩サマーステーブルに放牧に出ましたが、9日には札幌競馬場に入厩。
20日の平場1勝C(函館・ダ1000)への出走が予定されています。
昇級戦で持ち時計は不足気味ですが距離適性は高いと思われますので、少しでも良い結果となれば。
コンタンゴ(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利

6月22日の未勝利戦(阪神・芝1600)で逃げ切りを狙いましたが及ばず3着(→レース記事)。
レース後も在厩し、中3週となる20日の小倉芝1200戦での勝ち上がりを目指して調整されています。
前走後に熱中症のような症状が出たということですが、氷で冷やして処置し回復したとのことなので、問題ないと思いたい。
デビューからの2戦を見る限りでは距離の1200はかなり不安ながら、当時はブリンカーも付けていませんでしたしなんとかなってほしい。
どうにかなりますように。
モダン(美浦・奥村武厩舎)牡・未出走

ジョイナスファーム在厩。
6月半ばに乗り出し開始後は順調で、最新7月16日の近況では周回コースでの軽いキャンター1800mをこなすまでになっています。
とはいえ未勝利戦実施期間にまともな状態で出走することは出来そうにありません。
果たしてどうするのか……。
ワラウカド
リーティアコナルは阪神戦で4着に敗れ、勝ち上がりを目指して小倉へ。ギザキズラヴは敗戦後、喉の手術を実施。
カハンガハンガは……。
リーティアコナル(栗東・友道康夫厩舎)牡・未勝利

6月22日の未勝利戦(阪神・芝2400)ではやや距離が長く4着敗退(→レース記事)。
権利は確保したのでそのまま在厩で中3週となる7月20日の小倉芝2000m戦に向かう事となり、順調に調整されています。
どうにかなりますように。
カハンガハンガ(美浦・久保田貴士厩舎)牡・未勝利

6月22日の未勝利戦(函館・ダ1000)に出走しましたが、3角で左第3中手骨開放骨折を発症し競走中止。予後不良で安楽死の処置が取られました(→レース記事)。
感想についてはレース記事の方に書いていますのでそちらで。
今はただ冥福を祈ります……。
ギザキズラヴ(栗東・藤原英昭厩舎)牝・未勝利

頓挫続きで3ヵ月以上ぶりのレースとなった6月22日の未勝利戦(阪神・芝1600)では先行策から伸び切れず7着(→レース記事)。
レース後は在厩で調整しながらタイミングを見て北海道に輸送し、函館・札幌でレースを使う予定でしたが、7月4日の近況で喉頭蓋エントラップメントを発症していたことが判明したとの報告。
10日に手術し無事成功、その後も良好とのこと。
しかし、復帰まで時間がかからないことが多い手術とはいえ時期を考えるとかなり厳しい状況。
未勝利戦があるうちに、万全の状態を整えることが出来るかは……。
YGGオーナーズクラブ
トレサフィールはラジオNIKKEI賞(G3)に1番人気で挑みましたが6着。ブラックジェダイトは函館で1勝クラス戦を連戦しましたが掲示板まで。
ブラックジェダイト(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C

函館に遠征し、6月22日の平場1勝C(芝1800)で中団から脚を伸ばして3着(→レース記事)。
中1週で恵山特別(函館・芝1800)に連戦しましたが、ここでは伸び脚を見せられず5着に敗れました(→レース記事)。
1戦目のレース後にはダメージが少ないからという事で短期間での連戦(一時は連闘も考えられていた)を敢行しましたが、2戦目では捌きがかなり固く力を発揮できる状態では無かったようなので、結果としては短期連戦が出来るほど体が出来ていなかったのでしょう。
馬体重も想定より全然増えていませんでしたし……。
7月8日に森本スティーブル(北海道の本場)に移動し、まずは馬体回復を主眼に調整されていく模様。
一応の予定としては札幌開催後半に使えれば、ということのようです。
トレサフィール(美浦・稲垣幸雄厩舎)牡・2勝C

6月29日のラジオNIKKEI賞(G3・福島・芝1800)で初重賞挑戦。混戦の中で1番人気に推されレースを引っ張りましたが、逃げ切りならず6着に敗れました(→レース記事)。
レース翌日の朝に口の右側から原因不明の出血があったとのことですが、午後には治まり問題ないとの判断。
涼しい北海道で休みを入れる為、7月5日に森本スティーブル本場に移動しました。
体が細く、ケアも必要な状況とのことで、整歯・ショックウェーブ・蹄の改装などを行い、しばらくはマシン運動のみでメンテナンス中心に進めて行くとのこと。
DMMバヌーシー
ヘヴンリーゴールは未勝利戦を完敗。キングスコールは間もなく復帰の予定。
キングスコール(栗東・矢作芳人厩舎)牡・1勝C
シュウジデイファームでの調整を経て、7月16日に札幌入厩。1本追い切って問題なければ開幕週(26日)の平場1勝C(芝2000)に向かう予定。
若干不安な過程ですが、調子が上がらなければ延期もあるとのことなので師のジャッジを信じます。
復帰戦がどこになるにせよ、秋に大きな所を目指すためには1勝クラスでは負けられないので、新馬戦の時のようなパフォーマンスがまた見られることを祈っています。
ヘヴンリーゴール(美浦・戸田博文厩舎)牡・未勝利
7月5日の未勝利戦(福島・芝1200)に出走しましたが、スタートで躓き気味となりそのまま後方でレースを終え11着(→レース記事)。
レース中に捻挫もしていたようですが、幸い軽度のものですぐ治った様子。
とはいえかなり厳しい状況に追い込まれましたが、実質最後のチャンスとして8月30日の新潟1400戦を目指し在厩で調整を続けます。
まずは出走の為の節が足りることを祈って。
サラブレッドクラブライオン
エーグルドールは2戦目も完敗。コンフォルツァは札幌開催での復帰を目指して入厩。
エーグルドール(栗東・橋口慎介厩舎)牡・未勝利

7月5日の未勝利戦(小倉・ダ1700)に出走しましたが、3角手前から後退してしまい15着惨敗(→レース記事)。
レース後に右前歩様に違和感があり、レントゲン検査では骨に異常は無かったものの蹄を傷めていたとのこと。
8日にグリーンウッド・トレーニングに移動後は患部の排膿が進み回復に向かってはいるものの感染による炎症が残り安定しておらず、しばらくはウォーキングマシンでの運動のみにとどめてケアに努める予定。
夏負けの兆候も見られるようで、レース後は一応中京開催での出走を目指すと言われてはいましたが、あとひと月ほどで完調になれるとはとても思えない状況。
だいぶ厳しくなってしまいました……。
コンフォルツァ(栗東・松永幹夫厩舎)牡・1勝C

社台ファームでの調整はフィジカル・メンタル共に順調に進み、7月9日に函館に入厩。
牧場で500キロあった体が移動後478キロまで減ってしまうなど気を付けなければならない部分はあるものの、今の所落ち着いて過ごせている様子。
このまま8月2日の平場1勝C(札幌・芝1800)へ向けて進められていく予定。
まずはクラス突破のメドが立つようなレースをしてくれれば。
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様・サラブレッドクラブライオン様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ており、公式HPの写真等は使用しておりません)
