2022年1月23日までのワラウカド出資馬の週報です。
ハービンジャー産駒の栗毛牝馬セルフエスティームが初勝利を目指し、小倉で2戦目に臨みました。
また、出資馬以外ではスパイラルノヴァが東雲賞(2勝C)を勝利し、今年のワラウカド初勝利を記録しています。
1/17~1/23の出走馬
セルフエスティーム 3歳未勝利 出走レポート
セルフエスティームが1月23日小倉7レース・3歳未勝利戦(芝2000)に出走しました。
セルフエスティーム
(牝3・ハービンジャー×セルフプリザヴェーション by Lion Heart)
栗東・寺島良厩舎

レースまでの状況
昨年11月21日のデビュー戦を5着した後、やや疲労があるという事で次走は間隔を開けて年明け(1/29)の小倉2000m牝馬限定戦が目標になり、すぐに宇治田原優駿ステーブルに調整に出されました。
が、ずっと歩様のコトコト感と左前膝裏の熱感が気になるというコメントが続き、一応の良化が見られて坂路15/Fの調教が始まったのは移動して1か月ほども経った12月22日ごろから。
そこからはケアしながらも坂路15-15調教などを行えていたようですが、ここまでの経緯は当初の予定から考えると正直順調に行っていないと窺える更新内容でした。
なのでてっきり予定を後ろ倒しにするものかと思っていたら、1月7日の更新で明日栗東に帰厩するという発表。
おう……予定通りいくつもりなんや……。
寺島師は使える状態なら積極的にレースを使っていくタイプの方なので、レースには耐えられる状態だと判断されたという事でしょう。
予定を遅らせるどころか更に早めて、1月23日に変更(早めたのは、乗り込むうちに固さが出始めたという事も理由の一つのようですが)。
一旦は岩田望来ジョッキーで中京2200m戦にということだったのですが、最終的に同日の小倉2000m戦の方で出走確定しました。
水曜想定時点で既に岩田ジョッキーは中京戦の方でノルマンのディナースタに騎乗予定となっていましたので、先約を反故にされたとかでなければその時にはもうほぼ小倉に行く事が決まっていたんでしょうかね。
最終追切は栗東CW6Fを一杯に追って81.9 - 66.4 - 52.2 - 37.8 - 24.2 - 12.3 、新聞各誌の評価はB~Cくらい。
特段良くも悪くもない調教だとは思いますが、外厩でまともに追えた期間が短い上に栗東でも2回しか追い切っておらず、単純に調教量が不足している感はどうにも否めません。
レースの出走頭数は想定より増えて14頭となり、中京2200m戦の9頭や前日の中京牝馬限定2000m戦の7頭に比べると多くなりましたが、メンバーレベルとしてはその辺りよりもむしろかなり低いでしょう。
このレースのメンバーの中では前4走で3度3着しているメイショウウネビ(父メイショウサムソン)、キャリア7戦で3度の連対歴があるウロボン(父シルバーステート)が実績では明確に上位でしょうが、両馬ともに詰めが甘く、付け入る隙が無いわけではありません。
他の出走馬はセルフエスティームと五十歩百歩かそれ以下の実績。
きっちりアンテナを張って、好勝負できる可能性がより高くなるレースを選択してくれていると思います。
悪材料も多いけど、勝負を捨ててる訳ではなさそう。
騎手は西村淳也ジョッキーに決定。小倉での実績は充分で、文句はありません。
私との相性的には、セルフエスティームの半姉セラヴィーに2回騎乗してもらって2度とも2ケタ着順(セラヴィーの成績、というか私の出資馬成績の現状ワースト1・2)と現状あまり良いとは言えませんが、妹で汚名返上してくれることを勝手に期待。
枠は8枠13番。
外枠ですが小倉2000mでの8枠はむしろ良い枠。
ハービンジャー産駒の小倉中距離戦の実績はなかなか良好。
産駒の傾向としては稍重馬場での成績が明らかに良いですが、馬場が悪化しすぎるとパフォーマンスを落とす向きがあるので当日の雨予報は少し心配。
馬体重が前走時450キロで中間も増量した気配はなく、輸送による馬体減りの不安はあります。
総合すると期待半分不安半分、といったところ。
体質の事もあるのでまずは無事にとは思いながらも、それでもメンバーレベルを考えると最悪でも掲示板は確保して欲しいという本音も持ちつつ、いざレース当日。
レース内容
当日の小倉競馬は雨の中のレースとなり、7R時点での馬場状態は重発表。
懸念していた馬体重は4キロ減の446キロで持ちこたえ、パドックでの様子も悪くはなく見えました。
単勝人気は最終的に11.2倍の6番人気。
1番人気はメイショウウネビ、2番人気にはイズジョーアーサーが推され、以下ウロボン、テーオーサンドニ、レッドファーロまでが10倍以下。
枠入りはスムーズに進み、ゲートが開くと各馬横一線のスタート。
セルフエスティームもなかなかいいスタートを切ると、馬の行く気に任せて前目の位置へ。
コーナーワークで先団の直後となる6番手の位置取りとなり、人気のメイショウウネビを斜め前に見るいい形でレースを進めます。
すぐ後ろにはイズジョーアーサー、レッドファーロなど。
いいよいいよー!
逃げるラエールが作ったペースは、馬場を考えるとやや速め。
それでもメイショウウネビ(角田騎手)は3角手前から早々に前を捕らえに動き出し、レースの流れ自体がそこで一気に動きました。
セルフエスティームもメイショウウネビを追いかけるように進出を開始しようとしたのですが……。
ア、アレ……?
鞍上がドッスンバッタンと音が聞こえてきそうな派手なアクションをしているのに、反応が鈍い。
一応進出はしてきているものの、外から被せて来たイズジョーアーサーに比べても明らかに手ごたえが悪い……。
そうこうしているうちに直線に入ってすぐ逃げ馬を捕らえ、馬場の中ほどを抜け出そうとするメイショウウネビ。
4角で大きく外を回してそれを追いかけるイズジョーアーサー。
セルフエスティームは4角で既にムチが入りながらなんとか3番手まで上がって来たものの、イズジョーアーサーの勢いに完全に負けてしまい……。
あかん……。
それ以上は伸びる気配もないまま、直線では一歩遅れてスパートをかけたレッドファーロほかの後続にも次々と呑み込まれ、最後は流す感じになって一気に中位まで順位を落としてしまいます。
レースは1着はメイショウウネビ、2着レッドファーロ、3着イズジョーアーサーで決着。
セルフエスティームは8着での入線となりました……。
結果
3歳未勝利(小倉・芝2000・重)
西村淳(54) 馬体重446
8着(14頭・6人気)
所感
直線入口で3番手まで上がって来ているので見せ場はあったと言えばあったんですが、その時点で勝負は決している感じだった上にすぐ後続に呑み込まれてしまったので、あまり見せ場感は無かったですね。
もしかすると重馬場が向いていないのかもしれませんが、ペースアップするところでギアチェンジが遅れるのはデビュー戦でもそうだったので、そういう特性があるのがハッキリしたという見方でいいのかもしれません。
それでもデビュー戦では最後まで伸びていたのに今回は伸びきれなかったのは、外から被せて来られたのも影響しているかもしれませんね。
現状の課題が浮き彫りになったレースだったという事になるでしょう。
人気は6番人気だったので馬券目線で見ると8着は妥当な着順なのかもしれませんが、一口馬主目線ではこのメンバーで掲示板を外してしまったのは残念至極です。
ただ、直線入口の手ごたえを見た時にはもっと派手に止まって2ケタ惨敗も覚悟しましたが、どうにか踏みとどまって8着には残れたのは不幸中の幸いでした。
今年から9着にも奨励金が出るとはいえ、9着だとスリーアウトの対象になってしまいますからね。
とりあえずそこら辺の心配がないだけでも、まあ……。
現状ではすぐに捌きが固くなるという体質的な欠点を抱えているようなので、この後すぐ続戦というわけにはいかないかもしれませんが、流れ次第でチャンスがあるという所は見せられていると思うので、問題点を少しずつ克服しながら進めていけるようになってほしい。
その為にも、とりあえずはこの後無事でいる事を願います。
まだまだこれから、これから!
出資馬たちの近況
公式HPで出資馬の近況が更新されています。
以下、セルフエスティームを除く各馬の現況への所感です。
3歳馬
故障したマテウスも悪化はせず、他の馬たちはまずまず順調に進めています。
マテウス(栗東・昆貢厩舎)牡・未勝利

チャンピオンヒルズ在厩。
栗東トレセンの診療所で故障個所などの精密検査を行う予定も、検疫や馬房の都合で入厩できていないとの事。
入厩出来れば検査を行い、その後は育成場に移動する予定だそうです。
育成場という事は、パカパカファームに戻るんかな?
ミレーレ(美浦・大竹正博厩舎)牝・未入厩

松風馬事センター在厩。
キャンター調教に加えてゲート練習中。馬体重552キロ。
ゲート入りに躊躇する面が出て来たとの事で少し心配ですが、問題なくなればトレセンに入る予定。
ここは早々に乗り越えて欲しい……!
インアスピン(栗東・四位洋文厩舎)牝・新馬

栗東在厩。
順調に調整中で、1月19日には坂路4F55.9 - 40.5 - 25.7 - 12.6 を計時。
2月6日の中京芝1600の新馬が目標と明言されました。
現状時計面ではまだまだなので、どこまで仕上げられるか。
それ以前に除外が怖いですけども。
芝の新馬戦はこの週が最後ですからね。出走希望馬が殺到する気がします。
2歳馬
みんなファンタストクラブ在厩。屋内ダートコースでのキャンター調整、屋内ダート坂路で17-18を1本など。
概ね順調。
ヴェイルドイントリーグ20(栗東・藤原英昭厩舎)牡

馬体重482キロ。
馬格がしっかりしているので大きく体重を落とさず育成が進められているとの事。
ゲートも集団での通過は問題なし。
うむ、順調。
アップワードスパイラル20(美浦・大竹正博厩舎)牡

馬体重450キロ。
調教を重ねて絞れてきたが、馬格に対しては少しさびしく映ると。
ただ、飼い葉は食べているのでそのうち身体もできてくるだろうというコメント。
ゲート通過は問題なし。
まあ順調……かな?
プリンセスプリンセス20(栗東・斎藤崇史厩舎)牡

馬体重436キロ。
調教の負荷で体重が落ちているが、元気いっぱいだし脂肪がとれて筋肉を増やしていく段階であるので心配ないとのコメント。
ゲート通過は問題なし。
ものは言い様感がちょっとある……。が、まあ順調かな?
ポウリナズラヴ20(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝

馬体重482キロ。
体が絞れてシルエットが変わってきたとのコメント。
全体的に幼いのでゆっくり進めていくが、体調面での問題はなく順調。
ゲート通過は問題なし。
文句なく順調。
ボカイウヴァ20(美浦・林徹厩舎)牝

馬体重434キロ。
調教の負荷で馬体が減っており、馬格があるので飼い葉が身になるのに少し時間が掛かりそうとのコメント。
飼い葉自体はよく食べているし調教でも苦しそうなところは無いらしいですが……。
ゲートでも微妙に枠を気にするシーンがあったとの話。
この子だけ微妙にネガティブ……。ま、心配するほどでもないやろ。
クラブの話題
ワラウカド所属馬はセルフエスティーム以外にも、スパイラルノヴァ・ルヴォルグ・エスタスが出走。
スパイラルノヴァが勝利し、クラブは今年の初笑いを達成しました!
1月22日に行われた東雲賞(2勝C)をスパイラルノヴァ(牡4)が快勝。
7頭立てとはいえ、道中は中位でじっくり構え、直線は外から堂々と前を抜き去り後続の追い上げも完封する横綱相撲での勝利でした。
元々アイビーSでオーソクレース・ラーゴム・アドマイヤハダルといった現オープン馬たちと競った実績のある馬、これくらいはできても全くおかしくないでしょう。
更に上のクラスでの活躍を期待します。
見事でした! 我が出資馬の弟妹たちも兄の活躍にあやかってほしい!
そしてこの勝利は今年のワラウカド初勝利であると同時に、クラブ初の特別競走勝利でもありました。
昨年はクラブ全体で2勝止まりと苦戦が続きましたが、これを契機に上級クラスでの活躍が当たり前になれるといいですね。
ってか、なってください。
なお、ルヴォルグは障害未勝利戦で4着、エスタスは地方交流競走(未勝利級)で5着でした。
とりあえず掲示板は確保!
それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)
次週の週報はこちら
先週の週報はこちら
他クラブ出資馬の同週週報はこちら↓



