2022年3月7日から3月13日までの広尾サラブレッド俱楽部出資馬の週報です。
13日に行われた桜花賞トライアル・アネモネS(L・中山芝1600)にアリシアンが挑戦。
加藤調教師がレース選択を迷いに迷った末、自己条件への出走を決めたのに17分の1の抽選に外れて(当たって?)出走できず、フルゲート割れしていたアネモネS(L)に再投票するというややイレギュラーな形ではありましたが、桜花賞への出走権奪取に挑みました。
レポートは下記。
他の出資馬たちではドグマが帰厩し、次走予定も発表。
入厩中のウィンダミア・タレントゥーサは次走へ向けて順調。
外厩のアンジアンは特に変わりなし。
出資馬以外の話題としては、3月26日開始予定の倶楽部15周年記念特別募集の詳細が発表されています。
3/7~3/13の出走馬
アリシアン アネモネステークス(L) 出走レポート
この世代のマイ出資馬に7頭いる(元は8頭いた)牝馬たちの中で現状唯一の勝ち馬である希望のヒロイン・アリシアンが、3月13日の中山11レース・アネモネS(L・芝1600)に出走しました。
アリシアン
(牝3・エピファネイア×ベネディーレ by クロフネ)
美浦・加藤征弘厩舎

レースまでの状況
昨年12月に中山芝1200で行われた未勝利戦を快勝後、2番人気で臨んだ1月9日の朱竹賞(1勝C・中山芝1200)を不利などもあって4着に敗れ、その後リフレッシュの為にリバティホースナヴィゲイトに放牧に出ていたアリシアンが美浦トレセンに戻ってきたのは2月9日。
その時点で既に、次の目標レースは3月13日のアネモネSか同日の平場1勝C(中山芝1200)のどちらかであると明言されていました。
個人的にはトライアル出走を希望していました。
もっと言うとアネモネSよりフィリーズレビューに挑戦して欲しいとすら思っていましたが、まあそれは余談ですね。
さてアリシアンですが、帰厩当初は調教での動きがやや重い感じだったものの、日を重ねるにつれて良化。
3月に入る頃にはレースに出走するに足る状態まで持っていけていたようですが、レース10日前の時点の3月3日の公式HP近況更新でもまだ候補2レースのどちらに出走するかを決めかねているようでした。
ただこの時点で、もし平場戦に出走する場合はアリシアン未勝利戦勝利の立役者である石川裕紀人騎手を確保できているという事でしたが、アネモネSの場合は騎手未定という事で、陣営としては平場戦に気持ちが傾いているのかなとは思っていました。
石川騎手はアネモネSではノルマンディーのホワイトターフに先約があったようですね。
そして迎えたレース当週の水曜日、出走想定ではアリシアンの名は平場戦の方にありました。
正直残念。でも決まったからには応援あるのみ!
レースの想定では出走希望馬はアリシアン含めて17頭、フルゲートは16頭なのでまず出走できるでしょう。この時点から回避する馬もいるかもしれませんし。
メンツは前走でコンマ1秒先着されたシゲルファンノユメや未勝利戦でクビ差下したネレイドら、これまで僅差の勝負をして来たライバルたちに加え、サンデーレーシングのスクルトゥーラなどもおり、平場とは言えそんなに楽な相手とは言えません。
これは気を引き締めねば……!
私の気が引き締まってようが緩んでようがまったく結果に関係ないのは百も承知ですが、出資者としてはそんな気にもなる訳です。
そしてメンバー確定の木曜日、いつも通りJRA-VANのスマホアプリを立ち上げてマイ注目馬の出走予定をチェック。
我がアリシアンは……。
アレ? マジ?
何故か平場戦ではなく、アネモネSの方で出馬確定しているではありませんか!
一体誰が乗るんじゃと思って騎手欄を見ると、吉田豊騎手。
広尾民的には先日のパンサラッサの印象が強く、悪くない選択にホッと一息。
想定を見てアネモネSでも十分やれると思って変更したのかな、とその時は思いましたが、後で公式の更新を見てズッコケました。
「レースはどちらにするか迷った末に、距離を戻していくのは腰など体が一層しっかりしてからでもいいのではとも考え、自己条件を選んだのですが、たった1頭の除外馬に該当してしまいましたので、フルゲートを割っていたアネモネSに再投票」(加藤調教師)。
JRAのHPを確認すると、出馬表の一番下に燦然と輝く「非当選馬 1頭 アリシアン」の文字が。
ワラウカド馬かーい!
私の加入している別クラブであるワラウカド所属馬は、一時期ネタのように落選確率がかなり低いはずの抽選落ちを繰り返していましたが、それは私の加入前の話で、自分の出資馬にはその災いが降りかかった事は無かったのでどこか他人事のように感じていました。
が、まさか広尾の馬でその事象を初体験するとは。
幸か不幸かアネモネSにも登録していたアリシアンは、フルゲート割れしていたそちらへスライド出走という形になった訳です。
結果的に、私の望んでいた桜花賞トライアル挑戦が叶う形に。
禍福は糾える縄の如し、これがいい結果に繋がるとええなぁ。
という事で、改めてアネモネS(出走はアリシアン含めて14頭)のライバルたちをチェック。
1番人気が予想されるのは社台RH・国枝厩舎のディープインパクト産駒ウィズグレイス。
前走セントポーリア賞で圧倒的な人気を集めたものの、ドゥラドーレスに3馬身差完敗の2着。
しかし、相手がバケモノの可能性がある牡馬という事で、評価は下がっていません。
鞍上は次代のスタージョッキー候補・横山武史。
2番人気が予想されるのはノーザンファーム産のキタサンブラック産駒ビジュノワール。
新馬勝ち直後のフェアリーS(G3)で4角10番手から3着まで追い込んだ末脚に魅力あり。
前2走は共に中山芝1600と、舞台経験にも一日の長。
鞍上は関東の最上位ジョッキーの一人・戸崎圭太。
他には勝ち上がり直後のラズベリームースやリヴォリ、1勝CやフェアリーSで好走してきたアンクロワ、フィールシンパシー、ブルトンクールなどに印が多くつき、アリシアンはまったくの人気薄。
まあそれも当然ですわな。
私は出資馬だからこそアリシアンに注目もしますが、まるで無関係だったら「前走1200の1勝Cで4着止まりの馬が400m延長して格上挑戦」なんてのは馬券的にはほぼ無視するでしょう。
しかし、今回は格上挑戦とは名ばかり。
アネモネSの出走馬は、人気馬たちも含めて全馬1勝馬なのですから!
名ばかりの格上挑戦というか、このレース自体が名ばかりのリステッド競走で、実質「ちょっとレベル高めの菜の花賞」的存在であると言えましょう。
ちなみにフェアリーSもそんな感じでした。
だからフェアリーS上位馬おそるるに足らず、とは言いませんが、1勝Cで実際に僅差の勝負をしてきた実績のあるアリシアンなら、距離さえこなせれば一発あっても決しておかしくは無いはずです。
枠番は7枠11番に決定。
内枠ゲーの中山芝1600ではいい枠とはお世辞にも言えませんが、前日からの馬場傾向的に外差し馬場になってきている感もあり、不利も多少は軽減されるか(ちなみに人気のウィズグレイスは8枠13番、ビジュノワールは8枠14番とそろいもそろって最悪の枠順)。
父エピファネイアの中山芝1600との相性は可もなく不可もなく、特に強調はできません。
吉田豊騎手の最近のコース実績も強調できるものではありません。
以上のようにレース条件的には強調材料は少ないですが、新聞などでの加藤調教師のレース前コメントは出走経緯の割に意外と強気。
加藤師は「吹く」系の方とはいえ、心強くは感じられますな。
ぶっちゃけた話、一口馬主参入(実質)一期生のアリシアンが桜花賞トライアルに出走してくれた事だけでもかなり満足している自分がいます。
故に例えこの挑戦が惨敗という形で終わったとしても、特段文句はありません。
無事にレースを終えてくれればそれだけでも充分ではありますが、それでももちろん好走して欲しいし、贅沢を言えば桜花賞に出走だってして欲しい。
レース名となっているアネモネの花言葉には色々ありますが、「儚い夢」「希望」という対極の言葉を併せ持っているようです。
レース後に体現されているのはどちらの言葉か。
願わくば、「希望」の方でありますように。
レース内容
グリーンチャンネルでライブ観戦。
中山競馬場の天候は晴れ、馬場は良。
発表された馬体重は前走比マイナス4キロの484キロ。
体つきには問題は感じられませんでしたが、パドックでは映像に映っている場面では常にチャカチャカしていて落ち着きがなく、正直あまり良くは見えませんでした。
最終的な単勝1番人気・2番人気は予想通りウィズグレイス・ビジュノワールの順でしたが、思ったほどこの2頭で抜けた人気という形にはならず、それぞれ2.6倍・3.8倍止まり。
ラズベリームースが5.7倍、リヴォリが6.2倍でこの4頭が10倍以下という形になり、その次の5番人気アンクロワは12.0倍だったので、人気的には上位4頭の四つ巴という評価だったようです。
アリシアンは73.3倍の12番人気。
前日からずっとブービー人気で、最終的にもようやく下から3番目。
そこまで舐めるなよ……?
人気薄が当然と思ってはいても、いざここまで人気が無いのを目の当たりにすると流石にそう思ってしまいますね!
是非ともアリシアンの事など眼中にない方々の心胆を寒からしめてやって欲しい。
さあ、いざレースへ。
枠入りは全体的にスムーズ。入ってから立ち上がったりする馬もいましたが、特に遅れる事もなく準備完了。
ゲートオープン!
よっし!
ややバラついたスタートとなりビジュノワールらが出遅れましたが、アリシアンはいいスタート。
そのまま前へ行くかと思いましたが、枠の差もあったのか、すぐに内枠の馬たちが形成した先行集団をその直後から追走するような形に。
その先行集団もリヴォリ、クロスマジェスティ、アンクロワらが次々と前に抜けていったことですぐに形を失くし、アリシアンが先に抜けた3頭を追う位置に外から上がろうとした2角手前、更に外から切れ込んで来る馬が。
うおぉい!
外枠だった人気のウィズグレイスがアリシアンに被さるように上がって来て追い抜いていき、そこで鞍上が抑える素振りを見せたアリシアンは口を割って首を上げてしまいます。
激しく引っかかった訳ではなさそうなものの、そこからしばらくは首が高めの走りをすることになってしまいました。
それでもアリシアンが大きく位置を落とす事は無く、レースは向こう正面へ入って全体の並び順が固まってきました。
単騎先頭に立ったのはリヴォリ。
そこからそれぞれ半馬身程の差でクロスマジェスティ、ウィズグレイス、アンクロワと続き、2馬身程開いてアリシアンがラズベリームースと並んで前を追走。
人気の一角ビジュノワールは、出遅れた後はムリに押し上げず後方3番手。
しばらくそのまま淡々とレースが流れていきましたが、残り800標識を過ぎてクロスマジェスティがリヴォリに並び掛けていき、レースが動きます。
前を行く2頭がペースアップし後続との差が開いていく中、3~4角中間地点で3番手のアンクロワ、ウィズグレイス以下も上昇を開始。
インベタのアンクロワ、それを外から手綱を扱いて躱そうとするウィズグレイス、そして先ほどとは逆にウィズグレイスの外から上がっていくのが我らがアリシアン!
イケんじゃね!?
すぐ内を走る人気のウィズグレイスより、アリシアンの方が手応えは上回っているように見えます!
4角を回って先頭に抜け出たクロスマジェスティと、その内でまだ粘るリヴォリを2馬身追いかけて直線に向いたアンクロワ、ウィズグレイス、アリシアンは3頭横並びの状態に。
あっ!?
ここでアンクロワが外に、アリシアンが内にヨレ、真ん中にいたウィズグレイスと接触(したように見えた)。
挟まれたウィズグレイスは元々3頭の中で手応えが見劣っていた事もあって、そのまま後退。
アリシアンも一瞬脚が鈍り、鞍上の鞭に応えて再び伸びようとし始めた時には既に外からラズベリームース・コントディヴェールらが勢いをつけて伸びてきており、伸び負けする形で抜かれてしまいます。
この時点で桜花賞の優先権圏内に入る事は不可能に。
くっ! いや、まだ掲示板には載れるッ!
しかし既に完全に抜け出していたクロスマジェスティをラズベリームースらが追いかける中、アリシアンは接触の影響が最も小さく一歩前へ行っていたアンクロワに追いつけず、脚が止まったリヴォリはなんとか躱したものの、ゴール直前で後方から来たビジュノワールにもギリギリ抜かれて6番手で入線。
くううっ、惜しい!
見せ場は充分以上にあったと思いますが、掲示板に載る事はならず。
レースは8番人気クロスマジェスティが押し切って1着、1馬身1/4差でラズベリームースが2着。3着に11番人気コントディヴェールで決着。
上位2頭が桜花賞への優先出走権を獲得。
ウィズグレイス9着、ビジュノワール5着、リヴォリ7着と、ラズベリームース以外の人気馬は総崩れの波乱決着でした。
結果
アネモネS(L)(中山・芝1600・良)
吉田豊(54)馬体重484
6着(14頭・12人気)
所感
という事で、アリシアンの桜への挑戦が終わりました。
結果として桜花賞への出走権を得ることはできず、掲示板にも載れなかったのですから、一競馬ファン的な目線で見るとチャレンジ失敗だったとも言えますが、やはり一口馬主目線で見ると全然違いますね。
大健闘だったと思います!
2角でスムーズに行ければ、直線の接触が無ければ……というタラレバは尽きませんが、不利の無いレースなどそうそうあるものでもありませんので、出た結果が今日の実力だったという事で納得しましょう。
そもそも、充分に魅せる走りを披露してくれたと思います。
12番人気という低評価でありながらあと一歩のところで掲示板だったのですから、健闘を称えられこそすれ文句を言われるような走りではありませんでした。
(最後の直線でヨレて他馬に迷惑をかけた件は申し訳ない(流石に2角手前の件での意趣返しでは無いと思います)ですが、複数頭が競り合う展開だとありがちな事ですし、アリシアン自身もあれが無ければ掲示板はあったかもしれないので……。)
その上で、今回のレースで得た収穫と課題を。
まず、距離が1600でも本質的に問題は無さそうです。
2戦目(札幌ダ1700)はダート戦なのでノーカンとして、初戦(函館芝1800)で大バテしたのはあの時点での成長度やデキが足りなかったのもあったのでしょう(余談ですが、あの時あんなに強かったトップキャストの現状を見ると悲しくなってきますね。あんなに負ける馬では……。シンティレーションは頑張っているのに。出資馬を完膚なきまでに打ち負かした馬には強くあって欲しい)。
今回も最後は伸びきれていないようにも見えますが、接触の影響もあるでしょうし、止まってはいないのでこの距離は守備範囲と見ます。
なお、レース後の調教師コメントでは「伸びきれないのは上に向かって走るような格好になるからなのでは」という見解が示されており、そうだとしたらなおさら距離云々の問題ではありませんね。
いずれフォーム改善の訓練が必要になるのかもしれません。
しかし現状のままでも、現級(1勝C)では上位の力を持っている事は充分に示せました。
今回のレースはリステッドとしてはレベルの低いレースだったとは思いますが、1勝クラスとして見れば上級のメンバー。
ここで今回のようなレースができたという事は、標準的なメンツの1勝C競走なら、牡馬混合でも勝ち負けを争う事は必定でしょう。
ま、それは前走の時点で既にわかり切ってる事やけどね。
そういう意味では、本来アリシアンが出走しようとしていたレースであり、結局シゲルファンノユメが勝った平場1勝Cに除外されずに出れていたらどういう結果になったのか、というIFを想像するのもなかなかに楽しいかもしれません。
兎にも角にも、桜花賞の夢は断たれたとはいえ、距離や現級での相手関係への目途は立ち、今後への期待はむしろ高まる希望のある敗戦だったと言えるでしょう。
なお、この後は馬の様子を見ながらになりますが、問題なければもう1走くらいするかもしれないとの事。
続戦するとしてもさすがに最低中2週は取ると思うので、4月2日の平場1勝C(中山芝1600)、16日の平場1勝C(中山芝1200)、同日の雪うさぎ賞(福島芝1200)あたりが次なる目標となるでしょうか。
続戦するにせよ間を開けるにせよ、まずは激闘の疲れを癒やし、次走に万全の状態で向かって欲しいと思います。
今日は夢を見せてくれてありがとう!
次もまた新しい夢を見せておくれ!
3/7~3/13の出資馬たちの近況
公式HPで出資馬の近況が更新されています。
以下、アリシアン以外の各馬の現況への所感です。
3歳馬
ウィンダミア、タレントゥーサは次走に向けてなかなか良い調教をこなしています。
ドグマはいきなりの帰厩。アンジアンは大きな変化はありません。
ドグマ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・1勝C

3月9日にチャンピオンヒルズから栗東へ帰厩。
週末には早くも時計を出しており(3月13日CW6F92.0-75.8-59.4-42.6-26.9-13.4、他にも帰厩後毎日時計を出している様子)、早々に臨戦態勢が整いそう。
問題なければ3月26日平場1勝C(阪神芝1400)を目指すとの事。
非常にありがたい、ありがたいのですがツッコんでもいいですか。
先週のコメントでチャンピオンヒルズで少しずつ速めの時計を入れていきたい言うとったやんけー!
あのコメントがあったから帰厩は遅れるものと覚悟を決めていたというのに、なんという肩透かし。
先週のタレントゥーサの帰厩もそうでしたが、某大牧場直営のクラブ(同一馬主の入厩数制限があるのでクラブ側である程度調整せざるを得ない)と違って調教師側がイニシアチブを完全に取れる場合は、外厩のスケジューリングよりも調教師側のスケジューリングが優先されているという事なのでしょうね。
外厩で完全に仕上がっていなくても栗東なら設備に不足はありませんし、腕のある調教師なら外厩から引き継いで良い状態へ仕上げることができるでしょうから、これがある意味健全な形であるとは言える。
これからは(特に栗東の馬については)外厩での帰厩時期感触は参考程度に聞いておくことにします。
という事で、結局チャンピオンヒルズに放牧に出た時点での次走予測が一番当たってたという形になりました。
色々言ってはみましたが半分ネタのようなものでございまして、実際問題コンスタントに使ってくれるのであれば何一つ文句はございません。
次走予測なんか、当たっても一銭の得にもなりませんからね。
さて、その次走ですが、距離を伸ばすのはむしろいいと思います。
「前走も踏まえて、距離に関しては、なにも1200mに固執する必要はないでしょう」と、調教師も仰っていますし。
そもそも別に誰も固執はしていなかったとは思いますケド。
なんにしても、もしそこを勝てればアーリントンC→NHKマイルCの目も少しは残ってる?
ローテがキチキチになるのでもし勝ててもやらないとは思いますが、夢は出て来ましたかね。
しかし、そんな先の事よりまずは目先の勝負に向けて入魂ですかな。
新馬戦で鮮やかすぎる勝ち方をしたおかげでここまで期待ばかりが先行してきたドグマですが、流石にそろそろ結果が欲しい。
1勝Cなら力上位のハズ。よろしくお願いしますよ!
タレントゥーサ(栗東・池江泰寿厩舎)牝・未勝利

栗東在厩。
3月10日CW6Fを一杯に併せ、83.3-67.7-52.8-37.7-11.7(5)。ゼッフィーロ(1勝C)一杯に0.2遅れ。
併せ馬の相手に少し遅れはしたものの、順調に良化している模様。
「動き、時計ともに良かったですし、一度レースを経験して心身ともに成長が感じられます」と、調教師コメントも上々。
本気で言ってるやんね?
信じまっせ?
先週の帰厩時点では次走予定が明言されていなかったので、もしかしてダート戦もあるかと思っていましたが、結局3月26日の中京芝1400未勝利戦が目標と決まったようです。
鞍上も発表され、前走と同じく松田大作ジョッキーを予定。
タレントゥーサは牝馬の5%買戻しルール対象馬なので、生産者がレースや騎手の選択に及ぼす影響は相対的に低いかと思っていたんですけど、2戦続けて松田騎手騎乗という事はそうでもないんでしょうか。
まあそうなるかもなあ、とは思っていたんで想定内やけども。
継続騎乗で馬のクセを知っているのは悪くないと思いますので、是非いい結果をお願いします。
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・1勝C

美浦在厩。
3月9日坂路を強めに併せ、52.7-38.7-25.2-12.2。ウィリン(1勝C)に0.3先行0.4遅れ。
調教パートナーのウィリンがフィリーズレビューに挑戦した為、その調教映像でウィンダミアが華麗に置き去りにされるシーンも流れていましたが、ウィンダミアのタイムも動きも別に悪くはありません。
予定通り3月20日の平場1勝C(中山ダ1200)に向けて順調であり、騎手も前走に続き丸山元気騎手騎乗と決まりました。
もし除外されて27日の同条件にスライドした場合でも、丸山騎手が騎乗してくれるようです。
「特に心配な点はありませんが、強いてあげるとすれば、併せた時にいくらか他馬を気にするところがあるくらい」という調教師コメントが出ているので、レースでは枠にもよるでしょうがまた後ろから大外を回す形をとるのかもしれませんね。
それだと展開に左右される部分が大きくなってくるので、出来れば未勝利勝ちの時のように横綱相撲を出来るようならいいなあと思いますが、さて。
なんにせよ好勝負を期待!
アンジアン(栗東・藤原英昭厩舎)牝・未勝利

吉澤ステーブルWEST在厩。
坂路にて17~18秒ペースのキャンター1本。430キロ。
まだ見た目に細い為、もう少しふっくらしてからペースを上げていきたいとのコメント。
馬体にダメージは無く、以前見られた気性的に気負う部分も問題なくなっているとの事なので、状態としては良好のようです。
せめて今くらいの体重でレースに出られるくらいには成長して欲しい。
1歳馬
3月11日に1歳馬の近況更新がありました。順調に育っているようです。
デプロマトウショウ21(美浦・栗田徹厩舎予定)牝

パカパカファーム厚賀分場在厩。
昼夜放牧にて順調に管理。
今はまだ冬毛でモコモコのようです。
かわいい。
「雪が降り積もり、深いところでは馬の膝くらいまであるのですが、本馬はわざわざその深いところへ入っていき、顔面を雪まみれにしながら芽吹いた牧草を食べていました。他馬が手を付けない場所に攻め込んで楽しそうでしたよ」(山田担当)
かわいい。
健やかに育っているようでなによりです。
サンドクイーン21(栗東・松永幹夫厩舎予定)牝

パカパカファーム厚賀分場在厩。
昼夜放牧にて順調に管理。
馬格が群を抜いているが太め感は無く、父ブリックスアンドモルタルの馬体に似てきているという事で、お褒めの言葉がたくさん並んでいます。
それ自体は素晴らしい事なのですが、山田担当のお話なのに面白エピソードが無い……。
THE・真面目ちゃんか!?
精神的には(もしかすると体格的にも)もうオトナの女なのかも……。
競走馬として期待できそうですね!
クラブの話題
アリシアン以外に、広尾TC所属の馬はアシタカが出走。
待望のデビューを迎えましたが、本領発揮には至らず10着に終わりました。
地方からの復帰を狙う元クラブ所属馬としては、2連勝中で中央復帰リーチだったマミリアスが3連勝を目指しましたが、調子落ちもあって9着に敗退。
また、3月26日に募集開始される倶楽部15周年記念特別募集馬2頭の立ち写真・動画と募集価格が公表されています。
クラブ馬出走結果
アシタカ、初戦は動けず
3歳世代(2019産)の募集時俱楽部内人気ナンバー1だったと言っていい期待馬・アシタカ(牡3)が、3月12日阪神の未勝利戦(芝2000・16頭)で遂にデビュー。
飛節などの不安でここまで遅れたものの、父キズナ・半兄パンサラッサという旬の血統にずっと周囲の期待度は高かった馬ですが、ことデビュー戦に関しては調教師側のコメントは使ってからという感じのものが多く、どちらかと言えば弱気。
また、初戦でドウデュースとコンマ1秒差の勝負をしてそれ以来の出走となるガイアフォースが出てくるなど、メンバーも強めでした。
それでも流石は期待馬、最終的には5番人気での出走となります。
レースではゲートを出た後に前に進んで行かず、道中は最後方を追走。
3角から坂井騎手が追い通してマクり上げようとしましたがそこが唯一の見せ場となり、直線では伸びきれずに10着に敗れました。
とはいえ全く走れていないわけではなく大型馬でもあり、レース慣れしていけば上昇は見込めそう。
調教師側も長い目で見て欲しいという事のようなので、叩いての上積みに期待していきたいですね。
マミリアス、ストレート中央復帰はならず
大井移籍後12月・1月に連勝して中央復帰にリーチをかけていたマミリアス(牡4)が、3連勝を目指して3月11日の大井C2二三・八ツ瀬川賞(ダ1600・14頭)に出走。
近況ではピークを過ぎているというコメントで状態が良くなかったようですが、それでも1番人気に推されました。
レースでは躓くようなスタートになったものの先団最後尾の5番手につけ、流れに乗っているかのように見えましたが、4角から鞍上の追い出しにまったく反応を見せず後退。
9着完敗に終わりました。
残念ながらストレートでの復帰はなりませんでしたが、状態が戻ればもう一つ勝つことはできるはず。
まずは体調の回復に専念してもらいたいところ。
その他の話題
15周年記念募集全容公開
血統と厩舎だけは発表されていた募集馬の価格や写真・動画などが公開されました。
・エンパイアブルー21(牡・父マジェスティックウォリアー)矢作芳人厩舎
3300万円
・ゼロカラノキセキ21(牝・父ホッコータルマエ)尾関知人厩舎
1500万円
予想よりも安かったか高かったかは、会員それぞれによって違う感想になるかと思います。
特別募集は早期出資による早割ポイント特典が無いので、通常募集に比べるとややお得感が低くなりますから、そこをどう捉えるかというのもありますね。
一応、近い内に昨年11月募集の1歳馬たちと合わせて別記事を立ててみようかとは思っています。
それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様公式HPより許可を頂き掲載しております。)
次週の記事はこちら
先週の記事はこちら
なお、他クラブ出資馬の同週週報はこちら↓
ワラウカド



