こんにちは、まちかね太です。
8月20日の新潟2レース・2歳未勝利(芝1800)に、DMMバヌーシーでの出資馬レイデラルースが出走しました。
前走(デビュー戦)では回ってくるだけの結果に終わってしまい、難しい面を露呈する形に。
しかしそのままで終われるはずもなく、巻き返しを期して臨む2戦目が今回のレースとなります。
気性面などへの対策は講じられていますが手探りな部分も多そうで、一朝一夕に効果が出るものではないでしょうが、曲がりなりにも1番人気でデビューした馬。
持てる素質の一端でも見せてくれれば、少なくとも前進は出来るはずです。
光が見える結果が欲しい!
以下、期待半分不安半分で見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・レイデラルース
レイデラルース
(牡2・レイデオロ×カンデラ by ダイワメジャー)
美浦・手塚貴久厩舎
ここまでの戦績:1戦0勝(0・0・0・0・0・1)
前走:7月2日・メイクデビュー福島(2歳新馬)(福島・芝1800)12着(→レース記事はこちら)中6週
レースまでの状況
1番人気に推されたデビュー戦では幼さを随所に出してしまいレースにならず、最後は流すような形で完敗。
鞍上デムーロ騎手に「頭が難しい」と言われてしまいました。
戦前から漏れ聞こえていた気性面の問題そのものが結果にそこまで影響したわけでもなかったようですが、いずれにせよ色々と「難しい」馬であることがハッキリ露呈。
陣営のトーンは、素質は認めながらも「これから少しずつ積み重ねて……」といったニュアンスのものになりました。
どうか矯正が効きますように……
気性とはすなわち生来の気質ですから修正は簡単ではないですが、こちらとしては陣営を信じて祈るのみ。
ただ、レース後も馬体にはなんら異常はなかったということでそこは一安心。
とはいえ輸送を経ての実戦後とあって馬体は細化し、精神的にも煮詰まってきているということで、リフレッシュのために7月4日にノーザンファーム天栄に放牧に出ました。
デビュー戦前の外厩仕上げでは結果的に余裕残しでの送り出しとなったということもあってか、厩舎サイドは次走へ向けての仕上げは美浦トレセンで行うという意向で、外厩ではケア重点の調整。
そして7月26日、改めて美浦に帰厩となりました。
外厩サイドからは8月12日の新潟芝1800戦が目標として挙げられていましたが、厩舎サイドは急なペースアップによる馬の精神面への負担を考慮し、8月20日の新潟芝1800を次走に設定。
ハミをジェーンビット(左右の動きに効果があるが、代わりに前後の動きに弱くなるそうです)に変え、鞍上は難しい馬に馴れているという北村宏司騎手に依頼し追い切りにも乗ってもらうなど、状況への対策も着実に進行。
「走りがワンペースなのでゆくゆくはダート」という話が出てきたりしつつも、ハミ変更後はそれまで激しかった発汗も減ってまっすぐ走れるようになるなど徐々に対策の効果も見え始めた中で、ついに2戦目の日がやってきます。
レースの出走メンバーは9頭。
大本命と目されているのは、現在旋風を巻き起こしているスワーヴリチャード産駒でルージュバックの半弟でもあるシトラール。
6月11日の東京芝1800でのデビュー戦で出遅れながらもダノンエアズロックの3着とし、ここはそれ以来のレース。
新聞では本命対抗の印がズラリと並び、グリグリ状態です。
対抗格は初戦2着、2戦目3着と安定して上位争いを演じてきているマイファミリー(父ダノンバラード)。
実績だけ見れば、シトラールに対抗できそうなのはこの馬だけとも言えます。
他の出走馬7頭に掲示板に入った経験のある馬はおらず、そういうメンバー構成ということもあってか前走完敗のレイデラルースにもそこそこ印は回っていて、マイネルブリックス(父ブリックスアンドモルタル)やハットルグリムス(父モーリス)あたりと並んでの3番手グループと位置付けられている感じ。
このメンバーなら……
いきなり勝つまではともかくとして、不安点を抱えていようと上位を窺うくらいはしてほしいのが正直なところ。
枠は8枠8番。デビュー戦に続いて8枠となりました。
好走率が優れているわけではない枠ですが、上位枠との差もそうないですし、少頭数でもあるので気にするほどでもないでしょう。
北村騎手の過去3年コース実績は数字だけ見れば全く論外ですが、騎乗数そのものも少ないのでノーカンにしたい。
レイデオロ産駒は今年デビューなのでコース実績は無い……というわけでもなく、前週までに既に5頭が出走して4着1回5着1回着外3回。うーむ……。
なお、レイデラルースが福島でデビューした理由の一つに「東京で瞬発力を生かすタイプではない」というものがあったので、それなら上りが速くなりやすい新潟外回りもどうなん? とずっと思っていたのですが、新聞紙上での関係者コメントにも新潟外回り適性を不安視するものが……。
トホホ……
ま、まあそれでも敢えてここに使ってきた以上は、いくら積み重ねの段階であるとは言ってもなんらかの成算はあるはず……あるハズ!
事ここに至ってはそう信じるのみ。
レイデラルースに
光あれ!
レース内容
当日は仕事があったので録画観戦。2レース時点の新潟競馬場は晴、芝は良。
レイデラルースは前走比プラス4キロの476キロで登場。パドック動画に映っている範囲では、今回もパシュファイヤー装着ではあるものの普通に歩けているように見え、そこまでヤバい感じは受けません。まあ前走もそうでしたが……。
人気はやはりシトラールが圧倒し、最終的に1.4倍。マイファミリーが3.6倍、その後は11.9倍(ハットルグリムス)まで開きました。
レイデラルースは17.2倍の5番人気で落ち着いた模様。
……まずまず妥当かな?
それらを確認した後、レース映像へ。大外ハットルグリムスの枠入りが映り、準備完了。
ゲートオープン!
ん!?
両隣のマイファミリーとハットルグリムスより遅れて出たように見えたので出遅れたかと思いましたが、マイファミリーらが好発だっただけで、レイデラルースも悪くないスタートでした。
隣の2頭はそのまま前に行きますが、レイデラルース鞍上北村騎手はスタート直後こそ手綱を少し動かしたもののその後は特に促しもせず、内側から前に出ようとする他馬を見送っていきます。
そのまま後ろから3頭目くらいの位置にまで順位を落としたレイデラルースでしたが、ごちゃつく先頭争いがようやく一段落しそうな感じになったと同時に、おもむろに外からグーンと上昇。
お?
ハットルグリムスやマイネルディレクト、マイネルブリックスらと並走するような形で一気に先頭集団へ加わりました。
急な動きに見えましたが、引っ掛かっているという感じではありません。
と、ここで先頭グループの最内を走っていたサノノブレイダーが突然内ラチに接触!
い!?
派手にバランスを崩して後退するサノノブレイダーですが、他馬の多くは外目を走っていたこともあり不幸中の幸い巻き込み事故にはならず。
レイデラルースも無事に走り続けています。
ふう……
アクシデントはありましたがレースは続きます。
3コーナーではハットルグリムスと共に集団の先頭に立ったレイデラルース。
ハットルグリムスがレイデラルースと1頭分以上間を開けて外を走っているので、競り合うという感じではありません。
そのまま4コーナーを回り、長い直線へ。
残り600地点では並走していた逃げる2頭ですが、徐々にハットルグリムスが後退。
しかしレイデラルースは北村騎手のムチに応え、頑張っています!
内・外回り合流地点では、単騎先頭へ!
頑張れぇ~~!!
逃げるレイデラルース!
しかし内側からジワジワ差を縮めてくるマイネルブリックスの黒い影、そして外からハットルグリムスを交わして一気に急襲してくるのは人気のシトラールだ!
残り200手前、マイネルブリックスが内からスルッとレイデラルースを捕まえる!
あ~~~
ほぼ同時に外から並びかけてきたシトラールには一瞬抵抗の構えも見せましたが、残り200過ぎでこれにも交わされてしまいます。
ああ~~~
しかしレイデラルースは交わされてからも止まらず、残り100m以上そのまま2頭に食らいついて差なくゴールに到達!
……頑張った!
勝ったのは内から抜けたマイネルブリックス。圧倒的人気のシトラールは1馬身及ばず2着まで。
レイデラルースはそこから1馬身1/4差の3着。4着マイファミリーには5馬身差を付けていました。
結果
2歳未勝利(新潟・芝1800・良)
北村宏(55)馬体重476
3着(9頭・5人気)
所感
光は差した!
アクシデントもありましたし、展開も特殊な感じはしましたが、最後までファイトしての3着。
前走からは大きく前進し、この先競走馬として戦っていける目途が立つ一戦となったのではないでしょうか。
ただ、映像に映っていなかった返し馬や枠入りなどではだいぶ怪しい挙動をしていたという話を聞きます(特に返し馬はヤバそうだったとか)ので、課題はまだまだ多いというのも間違いなさそうです。
これからも要教育継続!
また、今回は少頭数で道中比較的スムーズに気分を損ねず動けたのも、最後まで頑張れた要因の一つではあるかもしれません。
流れはごちゃごちゃしていましたが、レイデラルース視点だとやりたい時にやりたいように動けていたと思いますので。
再び多頭数の競馬となったときに、ご機嫌に最後まで走ってくれるかというのは正直未知数ではあるでしょう。
等々、油断も楽観も出来ないままではあるものの、期待馬が輝きを取り戻してくれそうなのは何より。
メンバーレベルも全体的に見れば軽かったのは間違いないのでしょうが、勝ち上がりも視野に入れることができる結果だったと見ても然程親バカでもないのでは。
イケるイケる!
さて、こうして目途も立ったところで、次走は以前から話に出ていたダート戦に向かう公算が大きそうです。
母はダート1700~1800で3勝、半兄・半姉は芝からのダート替わり(+距離短縮)で変身したという実績を持つ一族なので、良い方に作用する確率は高いでしょう。
個人的には、兄姉同様ダートだとマイル以下の方がいいんじゃないかという気はしますが、そこらは厩舎の方針にお任せ。
いずれにせよまだまだ手がかかる事は間違いないので、厩舎の皆様には教育に苦労をかけることになると思いますが、レイデラルースを良い方向に導いてくださいますよう宜しくお願いいたします!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)