2021年振り返り・総合成績(3歳馬の成績含む)はこちらになります。
では引き続き、2021年のMy出資馬振り返り・2歳馬(2019年産世代)編です!
2歳馬(2019年産)成績
私が一口馬主を始めた2020年夏以降に新規募集をかけられていた世代。
最初に入会した広尾の5頭(アンジアン・タレントゥーサ・ドグマ・ハキ・アリシアン)への出資から始まり、あれよあれよという間に出資馬が増えて最終的に12頭に。
最終的な出資馬たちとそれぞれの出資比率は以下の通り。
1/500……アンジアン・タレントゥーサ・ドグマ(以上広尾)・ミレーレ・マテウス・セルフエスティーム・インアスピン(以上ワラウカド)
1/1000……ハキ・アリシアン・ウィンダミア(以上広尾)・サイレントブラック(DMM)・ミーナティエルナ(YGG)
ちなみに実際に出資できた馬以外に、広尾入会時にキングエルメスのキャンセル募集にも申し込みましたが、こちらは順番が回って来ず。
私が申し込んだすぐ後に、申し込みが多すぎてキャンセル募集の受付が停止となるくらいでしたから、残念ですがまあ当然か。
なんにしても、やっぱり新規募集がかかると出資したくなってしまうんですよね……。
これが噂の「ポチらずにはいられない病」……?
出資馬選定にオリジナルの「基準ポイント制」を導入したのも、募集写真や動画、コメントなんかを見ているとみんなに出資したくなってしまうので、客観的に歯止めを掛けられるようにしたというのも理由の一つです。
ちなみにこの世代の出資馬は、最初の出資で基準ポイントを作っていなかった広尾初期5頭の内ドグマ・ハキが条件を満たしていませんが、後の馬は全馬それぞれの募集価格帯での基準値(募集価格が高い程高ポイントが必要)をクリアしています。
ただ、逆に基準ポイントを越えてさえいれば、出資への免罪符を得たとばかりにポチってしまうようになってしまいました。
予算が……と一旦踏みとどまっても、折角基準値越えてるんだし……と、後になって(割引などの特典が薄くなってから)出資する事もしばしば。この世代だと、セルフエスティームとかがそのパターン。
なんたる意味の無さよ。
おお神よ、意志の弱い我をどうにかしておくれやす……
ま、自分の意志薄弱っぷりの改善はいつかの回心を願って神頼みに任せるとして、出資した以上は開き直って楽しむのみ。
ただ、12頭中2歳でデビューできた馬はどうにか半数をギリ越える7頭だけ(うち2戦以上出来た馬は5頭)と、早速厳しい洗礼を浴びることになりました。
日高のクラブ中心の構成なので半ば予想していた事とはいえ、やはり「出走する」という最初の関門を越える事も難しいものですね。
ですが、出走まで漕ぎつけた馬たちは結構頑張ってくれました!
では、その成績です↓

クラブ別だと以下の通り(3歳馬の成績も混じってます)↓

同世代のクラブ馬全体との2021年末時点での比較です(この時点で登録されていないミレーレ・インアスピン・ハキはデータ対象外)↓

という事で、合計成績は20戦3勝(3・1・3・2・4・7)となりました!
デビュー出来た7頭中3頭が勝ち上がり。20走中13回(65%)は5着以内となり、7頭全馬が掲示板に最低1度は載ってくれています。
奨励金が出る8着以内というくくりでは、18回(90%)に到達。
走りさえすれば、とりあえずほぼ何かしらの賞金を咥えて帰って来てくれたという事ですね。
馬主孝行でありがたいことです。
クラブ別成績では、広尾の出資馬が好調。
勝ち星は全て広尾組(ドグマ・ウィンダミア・アリシアン)です。ただ、現状唯一のこの世代での引退決定馬(ハキ)も広尾。
ワラウカドも、上の表では前世代のセラヴィーの成績も入っているのでアベレージが落ちていますが、2歳世代のデビュー済み2頭(マテウス・セルフエスティーム)の成績は3着2回と5着1回なので、勝ててはいないものの掲示板率は100%。
YGGただ1頭の出資馬ミーナティエルナも勝てはしませんでしたが、5回も出走して楽しませてくれています。
DMMもサイレントブラック1頭のみ、こちらはまだデビュー出来ていません。
では、個別の成績振り返りと来年(もう今年か)の展望を、現状での獲得賞金上位順に見ていきたいと思います。
2021年のドグマ(広尾)
ドグマ
(牡・キタサンブラック×ショウナンカラット by ブライアンズタイム)
栗東・武幸四郎厩舎
2021年の獲得賞金ランキング1位は、広尾のドグマでした!
2021年戦歴
8/15 2歳新馬(小倉・芝1800) 柴山(54) 1着(16頭・8人気・馬体重478)
デビュー戦。調教は悪くなかったと思うが人気は無かった。レースではゲートを歩く様に出て後手を踏み、中団後方の位置取りに。1角では掛かっており、超スロー展開にもなってもうダメかと諦めかけたが、3角過ぎから徐々に進出を開始。
直線では上位に来れそうな脚色で「いけるいける2着はあるよ、2着なら!」とか思っていたら、ゴール前で更に猛然と伸び、前を行くヒドゥンヒルズを一気に捕らえてまさかの優勝。
私の一口馬主初勝利となり感謝感激雨あられ。いやあ、カッコよかった。
10/2 芙蓉ステークス(OP)(中山・芝2000) ルメール(54) 4着(10頭・1人気・馬体重478)
初戦の豪快な勝ちっぷりに加えてルメール騎乗で人気は爆騰。1番人気でレースを迎える事に。
スタートは悪くなかったが、そのまま掛かり気味に2番手を追走、4角で先頭に立つという、ほとんどの人が思っていたのとは違う展開。
結局、直線でグランドラインにぶつかるように並びかけられた時に抵抗できず、ラーグルフらの強襲も許して4着に終わった。
11/13 デイリー杯2歳ステークス(GⅡ)(阪神・芝1600) 武(55) 6着(7頭・5人気・馬体重474)
なんとなく騎手と厩舎の都合も感じられた(回避した同厩ドーブネの代打?)が、重賞初出走。
だが、パドックではチャカつき気味で、レースでもスタートは良かったが終始掛かり通し。直線では軽い不利もあったが脚も無かったように見え、流れ込んでのブービー6着が精一杯。ほろ苦い重賞初挑戦となった。
年間成績 3戦1勝(1・0・0・1・0・1)
獲得賞金(奨励金等込み) 1583万円
所感・来季への展望
初期出資馬5頭の内の1頭。募集時の顔写真が父似のイケメンだった事が出資の理由。
初戦の勝ち方が派手だったので、以降尻すぼみ気味となった事にガッカリ感を持っている人がいるようですが、そもそも初戦は8番人気だったわけで、多くの人は2歳戦からバリバリトップクラスで戦えるとは思っていなかったはず。
現状重賞では足りないのは認めますし、掛かりグセがついているのが不安でもありますが、馬格もしっかりしているし今後の成長は充分以上に期待できるでしょう。
少なくとも1勝クラスを勝てる力はあるはず。
騎手は距離短縮を進言したようですが、調教師は安易に短縮したくないとの事。
本馬の祖母はニュースヴァリューで、父キタサンブラックにはバクシンオーの血も入っている事から、血統的にスプリントをこなせる下地はあるのかもしれませんが、実際問題として仮に1200とかで勝てたとしても春先に目標になるレースが無いので、しばらくは1600以上にチャレンジし続ける方針でいいと私も思います。
どうしても引っ掛かりが酷く、まともなレースが無理なら春後半くらいから距離シフトを考えたらいいんじゃないでしょうか。
外厩とかのレポートを見ているとそこまで気性に問題があるようにも思えないんですけど、馬は難しいですね。
マジメな感想はここまでとして、個人的には一口馬主初めての勝利をくれたメモリアルホースとして忘れられない馬の1頭になりました。
勝ち方が私の競馬人生最愛の馬・マチカネタンホイザがアメリカJCCを勝った時によく似ていて、それもグッと来ましたね。
上にもちょっと書きましたが、この馬はマイ出資基準ポイントを満たさない……というか、ポイントは足りてるんですけどNG項目に引っかかる馬なんで、もし最初の出資馬というタイミングでなかったら出資していなかったかもしれません。
幸運な巡り合わせで出資馬となったドグマ、これからも大いに期待していきたいと思います。
取り敢えずは1勝クラスを突破して、春時点でのオープンクラスを目指してほしいですな。
2021年のウィンダミア(広尾)
ウィンダミア
(牡・ミッキーアイル×クエストフォーワンダー by Makfi)
美浦・林徹厩舎
ドグマに続くマイ賞金ランキング2位はウィンダミアでした。
2021年戦歴
8/14 2歳新馬(新潟・芝1600) 武士沢(54) 7着(17頭・12人気・馬体重438)
デビュー戦。難しいところを持っているという事で、武士沢騎手が指名された。
まったく人気が無かったが、15番枠からポンと飛び出して楽に先行、残り200までは勝ちもあるかというくらい見せ場たっぷりのレースを披露するも、最後は脚が止まって2着争い集団の最後方7着で入線。
やや距離が長かったような印象を受けた。
10/23 2歳未勝利(東京・芝1600) 武士沢(55) 8着(13頭・4人気・馬体重454)
少し間隔を開け、馬体重を増やして臨んだ2戦目。前走を評価されてか人気はだいぶ上がったが、レースでは普通に出て普通に回って普通に負けた感じで8着。
3角でややガチャガチャしたが不利という程の物でもなく、メンバーレベルも然程高くは無かったと思われるので、現状この条件では力不足の感じ。
11/6 2歳未勝利(東京・ダ1300) 三浦(55) 1着(15頭・4人気・馬体重456)
中1週で距離短縮、初ダート挑戦。一発回答の完勝で初勝利、やったね。
前走同様普通に出て普通に回り、そして今度は普通に勝利した感じ。2着馬にはやや抵抗されたが、この条件では力上位というのを見せつけた。
12/5 2歳1勝C(中山・ダ1200) 丸山(55) 5着(10頭・5人気・馬体重456)
意外にも在厩したまま続戦。頭数こそ少ないもののそこそこメンツが揃った感じの昇級戦。
いつも通りの好スタートだったが、陣営の差し競馬を教えるという意図もあり前には行かず。道中内側から5番手を追走し、そのまま抜かず抜かれずで5着入線。昇級戦としてはまずまず及第点。
12/25 2歳1勝C(中山・ダ1200) 丸山(55) 2着(16頭・8人気・馬体重454)
更に続戦。頭数こそ増えたがレベルは前走の方が高かった印象、しかし人気は下がった。何故だ。
スタートは良かったが、今までに無く後方を追走。ついていけていないのかとも思ったが、4角手前で大胆に大外を回し、直線では一頭だけ違う脚色で一気に追い込んでみせた。
完全に抜け出していた1着馬は流石に捉えられなかったが、3着以下には差をつけての2着。期待以上だったと言っていいだろう。
このクラスでも勝ち負け出来ることを証明した。
年間成績 5戦1勝(1・1・0・0・1・2)
獲得賞金(奨励金等込み) 1362万円
所感・来季への展望
2020年秋の募集で出資。出資馬達の中では個人的期待値は低い方(基準ポイントはギリクリア)だったのですが、なかなか見事な活躍っぷり。
大変失礼いたしました。
ダート変わりで変身しましたが、個人的には距離短縮の方が効果が高かったと思っており、1200~1400の距離なら芝でもワンチャンあると見ています。
2戦目の後に距離延長を考えているような事が近況で語られた時には「え、マジで?」と思いましたが、「まあ、プロの見立てだし……」とむりやり納得しようとしていたんですけど、結局短縮の道を選んでくれた陣営に感謝。
差し競馬も板につきつつありますが、毎度スタートが良く、行こうと思えば前にも行けるというのは今後どんな展開にも対応できる自在性を持てるという事で非常に有望。
とはいえ流石にオープンクラスまでは望みません(行ってくれればもちろん嬉しいですが)ので、今後も身の丈に合った条件でコンスタントに好走を重ねていってくれるとありがたく思います。
年末には2勝クラスの上位常連くらいになってくれていると楽しいかな。
2021年のアリシアン(広尾)
アリシアン
(牝・エピファネイア×ベネディーレ by クロフネ)
美浦・加藤征弘厩舎
ランク3位はアリシアン。この世代のマイ出資馬は牡馬4頭牝馬8頭というバランスの悪い構成なのですが、その数多い牝馬たちの現状トップです。
2021年戦歴
7/25 2歳新馬(函館・芝1800) 吉田隼(54) 4着(8頭・1人気・馬体重494)
デビュー戦。調教で格上を煽る動きを見せて期待が高まり、1番人気に推された。
レースでは逃げたトップキャストの後をすんなりと先行したが、快調に飛ばす逃げ馬とは裏腹に早々に苦しくなって後退。
結局大バテの末に大差完敗となったが、周りも同様に止まる馬が多かったお陰で4着入着。
8/21 2歳未勝利(札幌・ダ1700) 横山武(54) 9着(11頭・4人気・馬体重492)
初戦の結果を受けて早々に路線変更のダート挑戦。
やや立ち遅れ気味のスタートではあったが、結局そのまま中団より前に出る事すら一度も無く、3角で既に騎手の手が動いてジ・エンド。
戦前からある程度予想されていたとはいえ、想定以上にダート適性が無かった。
12/11 2歳未勝利(中山・芝1200) 石川裕(54) 1着(16頭・8人気・馬体重488)
4か月ぶりの出走で一気に距離短縮。相手は揃っており、人気はガタ落ちだった。
まずまずのスタートから促して好位キープ。やや頭の高い走りではあったが、余裕を持って先団直後の最内を追走し、手応え充分に直線へ。逃げ馬に進路を締められるシーンもあったが、5着馬が下がって開いたスペースに落ち着いて持ち出し、ゴール寸前できっちり交わしてゴールイン。見事な初勝利となった。
新馬戦の時ほど調教も目立っていた訳でもなかったのであまり期待はしておらず、どうにか今後に目処が立つ走りを見せてくれればと思っていたが、嬉しい誤算。
夏場の評価の高さは幻ではなかった。
年間成績 3戦1勝(1・0・0・1・0・1)
獲得賞金(奨励金等込み) 1023万円
所感・来季への展望
初期出資馬5頭の内の1頭。馬体が良く見えた事が出資の理由。 後から計算すると、一応マイ出資基準ポイントは越えました。
関東馬なのにデビュー前はチャンピオンヒルズに行ったり、調教の動きが抜群だったりでデビュー前の評価がかなり高かったのが、2戦続けて完敗した事で大きく評価を落とし、以後はリバティホースナヴィゲイトでの調整となって景気のいい言葉はほとんど聞かれなくなっていましたが、年末の一戦で完全に名誉挽回。
デビュー戦に関しては、個人的には元々デビュー前に骨瘤が出たりしていて不安要素もあると思っていたし、チャンピオンヒルズ(滋賀)から美浦、更に北海道と短期で立て続けに長距離輸送を重ねた事から「大丈夫かいな」と思っていました。
でも調教が良かったので、まあ心配ないかと安心していたらあの有様。
2戦目のダートに関しては、まあエピファの子だからね、という感想しかありませんが、母の父がクロフネだし馬格もあるし、調教で煽った格上馬がダート馬だったので、陣営の選択も理解はできます。
結局1200で強い勝ち方を見せてくれた訳ですが、スプリンターなのかどうかはまだわからないと思います。
早速年始の1200の1勝C(朱竹賞)から始動となるので、まずはその結果待ちですが。
結果がどうであれ桜花賞を目指す姿勢は見せて欲しいなあ。
春先までは格上挑戦を重ねてもいいのではと。
今のところエピファ産駒は成長力に疑問を呈されているし、母ベネディーレのこれまでの上級産駒も早熟寄りなので、3歳の内にどこまで上に行けるかが重要だと思います。
2021年のミーナティエルナ(YGG)
ミーナティエルナ
(牝・ドゥラメンテ×プレインズウーマン by Zensational)
栗東・寺島良厩舎
4位はミーナティエルナ。ここからは現状未勝利の馬たちとなり、まずは勝ち上がりを賭けた戦いが待っています。
2021年戦歴
8/1 2歳新馬(牝)(新潟・芝1600) 松本(51) 9着(17頭・8人気・馬体重432)
デビュー戦。出遅れた上に前残りの展開、更に直線では行くとこ行くとこ壁になって追い出しが遅れ、不完全燃焼の敗北。
ただ、ゲート試験入廐から直接デビューとなり、動きは良かったようだが明らかに追い本数は足りていなかったと思う。
鞍上が当初予定していた浜中から当週に急遽変更となった影響もあったか。
8/14 フェニックス賞(OP)(小倉・芝1200) 松本(54) 7着(10頭・9人気・馬体重426)
まさかの中一週での格上挑戦だったが、相手関係を見れば充分成算がある良い番組選択だったと思う。
しかし、何故か減量メリットも無いのに前走に引き続き松本騎手を起用。結果、出遅れた上に少頭数にもかかわらず見事な詰まりを披露し、出走した中央馬中最下位の入線となった。
人気通りと言えばそれまでだし距離も短かったようだが、掲示板くらいは現実的に狙えたと思うが……。残念。
9/20 2歳未勝利(牝)(中京・ダ1200) 岩田望(54) 3着(13頭・7人気・馬体重430)
調教師は芝2000の番組とどちらに出すか迷っていたようだが、最終的にメンバーを考慮して(ダート適性の確認も兼ねて)この条件を選択。
チークピーシーズを装着した効果もあってか(或いは騎手の差か)、前二走とは段違いの好発進から枠を生かしてそのままインベタで先団直後をスムーズに追走。直線入り口で少しゴチャつくシーンはあったが、すぐ進路を確保し、鞍上の鞭に応えてもう一伸び。前からは離されたものの、見事3着入線を果たす。
明らかに弱メンではあったが、一応はクラスにメドを立てた。
10/2 2歳未勝利(牝)(中京・ダ1400) 角田(51) 8着(14頭・7人気・馬体重430)
好スタートから先行策に入ろうとした所で他馬と接触して大きく躓いてしまい後退。落馬寸前のアクシデントであり、完全に参考外の一戦。
馬自身はこの状況でも最後まで止まらず8着入着と根性の有るところを見せてくれたが、松本騎手との2戦を見ても、未熟な見習いジョッキーが御する事は難しい馬なのかもしれない。
10/17 2歳未勝利(牝)(阪神・ダ1200) 岩田望(54) 5着(11頭・7人気・馬体重426)
ソエや間隔詰まりの影響もあって明らかに万全には遠い状態だったように思うが、前走の不利の影響を感じさせない走りで掲示板確保。
今回も好スタートからの先行策。4角手前で外から被され、直線では3頭併せの真ん中の形になって伸び切れなかったものの、不利さえ無ければ安定して走れるところを見せてくれた。
が、帰厩後橈骨遠位端骨折が判明。全治6ヶ月の見込みで、手術し、以後春まで療養に入ることに。
年間成績 5戦0勝(0・0・1・0・1・3)
獲得賞金(奨励金等込み) 598万円
所感・来季への展望
YGG初出資馬。マイ出資基準ポイントをギリギリクリアしていますが馬格が無く、迷いましたが栗毛であるという事を決め手に出資。
馬格の問題で苦戦するだろうとは思っていましたが、それ以前に色々と噛み合わなかったなあという印象。
全体的に急ぎ過ぎていたきらいがあるように思います。
2戦目で未勝利馬の身でオープンに挑戦した事からして、自身の状態が整わなくても強豪がデビューしてくる前に勝ち上がり(或いは賞金稼ぎ)を狙おうという戦略だったのかもしれませんが。
そういう意味ではフェニックス賞挑戦も無駄ではないですね。7着でも奨励金などで150万以上の賞金を稼いでいますから。
チークを着けてからはスタートが良くなり、安定して先行策からの粘り込みが出来るようになってきていたので、故障は痛恨事。
復帰は晩春以降になるでしょう。
精神的にはタフな馬だと思うので、休養ついでに体を増やしてくれれば復帰後に勝ち上がりを狙う事は充分イケると思います。
元々中距離を考えられていた馬なので、より楽に先行する為に距離を伸ばしてみるのもいいんじゃないでしょうか。
所属クラブ的には、もし勝ち上がれなくても地方移籍してファンド続行するとは思いますが、出来れば中央で勝って欲しい。
ともあれ、とにかくまずは順調な回復を願います。
2021年のマテウス(ワラウカド)
マテウス
(牡・モーリス×ボカイウヴァ by Teofilo)
栗東・昆貢厩舎
5位はマテウス。シーズン前にこの世代の牡馬で一番期待していた馬でもあります。今も期待してるよ!
2021年戦歴
10/23 2歳新馬(東京・芝2000) 横山典(55) 3着(16頭・3人気・馬体重506)
デビュー戦。調教が良く、相手が強い事を承知の上で新馬勝ちを期待したが3着。とは言え、初戦としては上々の結果か。
スタートは普通。枠を活かしてスムーズに先行したが、直線ではややモタれたせいもあって先に抜け出した1着馬を捕らえられず、一旦交わしたように見えた2着馬にも内を掬われてしまった。
若干距離が長かったような気もしなくもないが、マテウス自身も最後まで止まらずにしっかりと走り切ってみせているので大丈夫だろう。
11/7 2歳未勝利(阪神・芝1800) 横山典(55) 3着 (13頭・4人気・馬体重502)
予想外にも中一週での連戦で、相手もそこそこ揃っているレースであったが、前走内容から勝ちも意識していた。
ところが、ゲートが開く直前に立ちあがってしまい大出遅れ、その時点でゲームオーバー……と思っていたら、開き直っての後方ポツンから直線だけで3着まで巻き返すことに成功。
直線で外に行き過ぎた気がしないでもないが、完全に抜け出していた1・2着馬以外は全てゴボウ抜きしたのだから、焦って前を追いかけるより良かっただろう。
そうは言ってもやや不本意な結果ではあったが、未勝利クラスでは完全に力上位なことは示せた。
12/5 2歳未勝利(阪神・芝1800) 横山典(55) 競走除外 (11頭・-人気・馬体重508)
レース直前の輪乗りの際に競走除外に。返し馬のどこかで蹄をぶつけたようだとのこと。
年間成績 2戦0勝(0・0・2・0・0・0)
獲得賞金(奨励金等込み) 477万円
所感・来季への展望
何事も無ければ勝ち上がれるだろうという、根拠のない自信に満ちて出資した馬。マイ出資基準ポイントは余裕でクリア。
実際、初戦・2戦目のパフォーマンスからは勝ち上がりもすぐそこに思えました。
両レースとも2着馬はすぐ勝ち上がりましたし、順当なら次は……のはずだったのですが、発走除外の原因となった蹄の痛みがなかなか治まらず、その理由も不明という事で、やや先行きに暗雲が立ち込めて来ています。
走れる状態まで戻してくれさえすれば勝ち上がりは出来るはずなので、とりあえずは回復を優先してケアに専念して欲しい。
モーリス産駒が晩成傾向にあるという事は初年度産駒の結果からハッキリしてきたので、既にある程度の力を示している以上は焦る必要は無いと思います。
馬格もあるし、無事に行ってくれさえすれば上級クラスまで期待できるという思いは変わっていません。
「順調に行く」というのが一番難しい事はわかっていますが……。
とにかくまずは回復を。
2021年のセルフエスティーム(ワラウカド)
セルフエスティーム
(牝・ハービンジャー×セルフプリザヴェーション by Lion Heart)
栗東・寺島良厩舎
6位はセルフエスティーム。この世代のワラウカド馬で最初に満口になった、クラブ内での人気馬。
2021年戦歴
11/21 2歳新馬(阪神・芝2000) 岩田望(54) 5着 (8頭・5人気・馬体重450)
デビュー戦。ポンと好スタートを切ったが前には行かず、先団3頭から少し離れた位置を枠なりにインベタで追走。
道中同じような位置にいた勝ち馬が3角からまくり上げた時に付いていく事が出来ず、それでも大きく置かれる事はなく直線では脚を伸ばしたものの、結局前に行った組には追いつけないまま5着入線。
追い本数も足りていなかったし、僅差とはいえ上がりは2位。
そこまで悲観するような内容でもないだろう。
年間成績 1戦0勝(0・0・0・0・1・0)
獲得賞金(奨励金等込み) 146万円
所感・来季への展望
マイ出資基準ポイントをクリアしていたものの、募集開始当時は予算の都合上見送った馬。馬格に不安もあったので……。
……だったのですが、流星もち栗毛という超好みのルックスに後ろ髪を引かれまくって、結局割引施策が全終了してから出資。
この馬がワラウカド出資馬で最高額なので、結局まるで無駄な逡巡でした。
3月ごろの近況では夏の北海道でデビューできれば、という話でしたが結局秋も深まり切った11月末のデビューに。
馬格があまり無いので出来れば早めにデビューしてアドバンテージを築いておくのが理想だったのですが、まあ仕方ない。
ワラウカドの馬は育成に入るのが遅めなので、その辺りは最初から覚悟の上です。
そのデビュー戦ではまずまずの走りを見せ、充分戦っていける所を見せてくれましたが、その後からはずっと歩様に不安があるというようなコメント続き。
そもそもデビュー前にも右ヨレが酷いという話が出ていたり、やっぱり全体的に体力不安、成長が遅い所があるのかもしれません。
一応は続戦していく予定のようなので、くれぐれも無理せずに進めていってもらえたらと。
この時期に大きな故障をすると、もう挽回が難しくなってきてしまいますからなぁ。
2021年のタレントゥーサ(広尾)
タレントゥーサ
(牝・モーリス×ショウナンタレント by アグネスタキオン)
栗東・池江泰寿厩舎
7位はタレントゥーサ。ここまでが2021年中にデビューできた組です。
2021年戦歴
12/18 2歳新馬(牝)(阪神・芝1400) 松田(54) 5着 (18頭・2人気・馬体重434)
デビュー戦。戦前の調教師からは非力でまだまだというコメントばかりでお試し感漂う出走だったが、ライバル達も似たり寄ったりの状況の馬が多く、相対的に調教が悪くなかったからか、最終的になんと2番人気に推されてのレースに。
レースでは無難なスタートから先団直後を追走。3角でごちゃごちゃして少し下がったように見えたが大きな影響はなく、直線ではスムーズに馬場の中程に持ち出しスパート。
勝ち馬には後ろからあっさり抜き去られたものの、3着には上がれそうな手応えだったが、坂で脚色が鈍って伸びきれず、4着馬の強襲も抑えきれずに5着で入線。
確かにパワーが不足していたかなという内容ではあったが、初戦としては悪くない。
年間成績 1戦0勝(0・0・0・0・1・0)
獲得賞金(奨励金等込み) 132万円
所感・来季への展望
初期出資馬5頭の内の1頭。母馬の名に懐かしさを感じたのと、栗毛だったのが出資の理由。後から計算すると、マイ出資基準ポイントは越えました。
5月に本州移動、8月末には入厩とそれなりに順調に進捗しているように見えましたがそこからが長く、デビューは年末までずれ込みました。
その間クラシック登録がされていないという事が発覚してひと悶着もあったりと、なかなか騒がしい感じでしたね。
デビュー戦ではまずまずの内容で5着。
勝ち馬はともかく他の出走馬のレベルはそう高くなかったとは思いますし、調教師のコメント通りにややパワー不足の印象もありましたが、勝ち上がりは充分狙っていけるでしょう。
この馬もモーリス産駒ですし、成長力に期待(母方は早熟寄りですが)。
ただ、レースでは思ったよりも馬体重が減っていた事は不安点。
出来れば450くらいでレースに臨めるようになって欲しい。
とりあえずは順調にレースを使っていけるかがまずは焦点。
なまじ有力厩舎に所属しているだけに、理由なく放置されない事を祈っとります。
2021年のアンジアン(広尾)
アンジアン
(牝・キングカメハメハ×サティアナ by Street Cry)
栗東・藤原英昭厩舎
ここからは未出走馬です。出走が近そうな馬から所感を述べていきたいと思います。
まずは広尾のアンジアンから。
所感・来季への展望
初期出資馬5頭の内の1頭。かなりお高いとは感じました(5000万円募集)が、キンカメラストクロップというのと厩舎のネームバリューに魅かれて出資。クラブの特典「4口まで無料」もありましたし。
なお、マイ出資基準ポイントはクリアしています。
馬体重がなかなか増えない上に何かあるとすぐ減ってしまうという状況で、大きな頓挫は無いもののなかなか移動のお声が掛からず、北海道を出発して外厩に到着したのは9月。栗東入厩は11月で、ゲート合格後は再び外厩での調整を続けていました。
そして年末に栗東へと帰厩。デビューへ向けて調整中です。
どうにも成長が遅い感じで、今のところあまり景気のいい話は聞こえてきません。
現状のままでのデビューやと苦戦は覚悟せなあかんかもなあ……。
とは思いますが、広尾の前世代の牝馬たちのように気性に極端な問題点を抱えているというわけでもないので、とにかくポテンシャルを発揮出来るようにと願います。
2021年のインアスピン(ワラウカド)
インアスピン
(牝・モーリス×アップワードスパイラル by Teofilo)
栗東・四位洋文厩舎
ワラウカドのインアスピン。入厩済みで、デビューは割と近そう。
所感・来季への展望
2021年4月に突如追加募集された牝馬。ワラウカドではセルフエスティームに出資した事で既に予算オーバーでしたが、基準ポイントをギリギリクリアした事と流星持ち栗毛の外見に魅かれて(またかよと言われそうですが)出資。
確か夏前くらい? にtwitterで秋口くらいに入厩出来たらとかなんとか調教師に言われていたような記憶があるのですが、実際には北海道を出たのが11月でした。
まあ、そんな事は覚悟の(以下略)。
12月末に栗東に入厩し、上手くいけば1月末か2月頭くらいにはデビューできそうな雰囲気。
馬体重も今のところ480前後をキープしているので、レースにも最低460くらいで出られるでしょう。
育成場や外厩での評価は悪くなさそうなのでそれなりに期待しているのですが、四位調教師が現状やや期待外れっぽい成績なのが不安点ではあります。
ま、この馬が四位厩舎の代表馬になれれば無問題やけどね!
2021年のサイレントブラック(DMM)
サイレントブラック
(牡・キタサンブラック×カウガールズドントクライ by Pure Prize)
栗東・辻野泰之厩舎
DMMのサイレントブラック。ゲート試験は通っていますが……。
所感・来季への展望
2021年千葉トレーニングセールで購買された社台F生産馬で、6月に追加募集馬として募集されました。
当馬の雄大な馬格に魅かれた事が、それまで決めかねていた正規入会第3のクラブ(YGGはライト会員で続けるつもりだったので)にDMMを選ぶ決め手に。
基準ポイントはギリギリクリア。
が、雄大過ぎて馬体重は今や540オーバーとなり、半年間ずっと緩い緩いと言われ続けているのもむべなるかな。
一応入厩済み、ゲート試験合格済みなので、デビューしようと思えばいつでもできる態勢ではありますが、緩さが解消して来ないという事で外厩に送り返され、現在も調整中。
準備が整うまではもうしばらくかかりそうです。
ちなみにDMMのこの世代、正規募集の馬たちで出資基準ポイントをクリアしていたのはセットリストとスージーテイラーなのですが、サイレントブラックと同じくキタサンブラック産駒のセットリストは未デビュー、スージーテイラーはタレントゥーサと同じレース(つまり年末)でデビューして9着と、あまり芳しくない状況。
でも、彼女たちも準出資馬としてウォッチしていきたいと思います。
さてそれはともかくサイレントブラック自身に関しては、気性面では何も不安が無いという事ですし、今のところ脚部不安なども無いので、緩さが解消してくれさえすれば馬格は武器になるはず。
父キタサンブラックも年明けデビューでしたし。
父に少しでも近づけるように……と言いたいところやけど、とりあえず無事デビューを!
2021年のミレーレ(ワラウカド)
ミレーレ
(牝・オルフェーヴル×ナンシーフロムナイロビ by Sixties Icon)
美浦・大竹正博厩舎
ワラウカドのミレーレ。全体での個人的期待度ナンバー1! なのですが……。
所感・来季への展望
推し種牡馬オルフェーヴルの大型牝馬で、ミスプロ2本(遠いですが)に加えサドラーと、オルフェと相性のいい血を血統表内に備えた大流星持ち栗毛馬。
個人的に出資しない理由がないですね。基準ポイントもクリアしてますし。
まあ、募集時点で既に体重が520オーバー、写真で見る限りは膝や繋ぎにやや弱い部分がありそうにも見えたので、脚部不安が出る可能性は織り込み済みでした……が、それがすぐに表面化。
1月に育成場に移動してすぐの歩様の乱れによる調教休止から始まり、途中で4か月坂路に入らなかったりなど、細かい不安が連続。
大きな故障は無いものの、他馬と比べると周回遅れの育成過程になってしまいました。
12月に時間切れとばかりに本州に送り出されましたが、未だ入厩には至らず。
馬体重はいまや550を超えているようなので、大型を通り越してもはや巨女と呼べるまでになっていますから、慎重派の大竹調教師がいつ入厩させてくれるかが不安になってきました。
そもそも正直、大竹調教師にオルフェ産駒という組み合わせはあまり……。
ソーヴァリアント事件とかホウオウピースフルの3歳春の進路迷走・この間のカシオペアSでの文字通りの迷走とか、ヴィディア(ピクシーナイトの姉)の急死とか、あまり相性が良いようには思えない(別にご本人が悪いわけでは無い事も混ざってますが)ので、そこも不安だったんですけど。
その一例に加わったらいややなぁ……
とにかく、首尾よく運んだとしてもデビューは春以降、馬格と脚元の関係からおそらくダートを舞台に戦う事になるでしょう。
いや、出資時から関東オークスもありかなあ、とか思ってたんですけどね。
関東オークスを実施してる頃までにデビュー出来てるかなぁ。
オルフェーヴル産駒は超晩成型も多く、ダートもこなせる場合が多いので、その辺りの遅れについては大きな問題ではないと思いたい。
オルフェ産駒に懸念される気性問題も、今のところ何も言及されていませんし。
最悪、早々に地方移籍しての出戻り狙いもしくは地方のてっぺんを目指していく感じでもいいので……。
とにかくデビューに目途を立てておくれよ……。
2021年のハキ(広尾)
ハキ
(牝・マジェスティックウォリアー×レフィナーダ by サンデーサイレンス)
美浦・高柳瑞樹厩舎
広尾のハキ。すでに引退が決定しました……。
所感
初期出資馬5頭の内の1頭。 父マジェスティックウォリアーに興味があったのと、母レフィナーダの良血ぶりに魅かれて出資。
後で基準ポイントを計算すると問題外の値になってしまい、NG項目も複数ヒットしてしまいましたが……。
20年12月に寛骨臼の骨折が確認され治療に努めてきましたが、一応の治癒後も育成のペースを全く上げられず。
客観的に見て1歳馬よりも育成が遅れており、デビューできればそれだけで御の字だろうなぁと思っていました。
なので、21年12月に未出走引退の決定が下された事も、残念ではありますが
ま、意外でも何でもありませんが。
という感想にしかならないですね。
一口馬主をやるならこういう事態も起こり得ることは覚悟の上でしたから、やいのやいの言うつもりはありません。
結局この馬に関する一番の思い出が、名前が決まった時に一部の人が気に入らないとクレームをつけて暴れたらしいというネガティブなものであるのは出資者としては残念ですが。
繁殖には上がれるらしいので、第二の馬生に幸あらんことを。
まとめ
という事で、21年年始時に12頭でスタートした2019年産世代ですが、早々に1頭脱落して11頭で3歳を迎えることになりました。
目標の60%以上勝ち上がりまではあと5頭。
うーん、やっぱり厳しいですかね。
広尾組は既に半数勝ち上がっているので、ワラウカド組の奮闘に期待したいと思います。
現状ではなかなか順調に運んでいない馬が多いですが……。
ともあれ、まずは皆無事に。
そして出来るだけ沢山走って、一喜一憂を楽しませてくれる事を願っています。
これからまた1年、よろしくお頼みいたします。