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断崖上の花一輪 オーヴァルブルーム 儚き散華(DMM出資馬出走報)

断崖上の花一輪 オーヴァルブルーム 儚き散華

こんにちは、まちかね太です。

9月2日の新潟7レース・3歳未勝利(芝1800)に、DMMバヌーシーでの出資馬オーヴァルブルームが出走しました。

これまで2着2回3着2回。次こそはと思い続けてここまで来ましたが、今回は落とせばもう次がない最終未勝利戦となります。

THE・崖っぷち。

まちかね太
まちかね太

なんとか……!

以下、ひたすらに勝利を願って見ていたレースのレポートです。

出走馬プロフィール・オーヴァルブルーム

オーヴァルブルーム

(牝3・ハービンジャー×レッドオーヴァル by ディープインパクト)
美浦・斎藤誠厩舎

ここまでの戦績:8戦0勝(0・2・2・1・1・2)

前走:8月13日・3歳未勝利(新潟・芝2000)5着(→レース記事はこちら) 中2週

レースまでの状況

細化した馬体を回復させるために間隔を取った代償に時間を失くし、一戦必勝で臨んだ前走で痛恨の5着敗退。

それでも優先出走権はどうにか確保し、勝ち上がりチャンスは辛うじて残りました。

レース後は新潟競馬場には留まらず、一旦美浦に帰還。馴れた環境で調整し、改めて9月2日の新潟芝1800戦で勝利を狙うことに。
鞍上も坂井瑠星騎手に決まったと早々に発表。

仕掛けどころが難しい馬なので、もう後がない場面でテン乗り騎手というのは若手トップ級であっても有利には働かない材料ではあるでしょうが、どうにか上手くエスコートしてほしいところ。

まちかね太
まちかね太

なにとぞ宜しくお願い致します!

中間の調整は体力温存を主眼にしたもので、暑さも考慮されての軽い調教に終始。

その甲斐あってかトラブルもなく、体調や馬体重は維持したままで運命が決する新潟最終週を迎えました。

ラストチャンスをモノにしたい馬たちが集結した土曜新潟7レースは、当然のようにフルゲート18頭が埋まります。

しかし、意外に骨っぽい相手は少なそうな構成。順番待ちと言えるほど安定した好走を繰り返している馬は多くありません。

まちかね太
まちかね太

これはいけるんとちゃうか?

新聞紙上などでもオーヴァルブルームが最有力扱い。

匹敵する対抗格と目されている最大のライバルはコスモシャングリラ(父ハーツクライ)。
出遅れ癖のある馬ですが、ここ5走で4着4回。4度の4着時のレースではすべて上がり1位を記録している馬。
実績的にはオーヴァルブルームより劣ると言えるでしょうが、新潟外回りの直線でその末脚は脅威です。

他には、堅実ステラデルシエロ(父ダイワメジャー)、使うごとに着順を上げているアウグーリ(父エピファネイア)、前走2着のアンクルコンシャス(父ロードカナロア)あたりに印が集まっているようです。

いずれも油断はできませんが、オーヴァルブルームにとってどうしても敵わなさそうな相手とは見えません。

まちかね太
まちかね太

これならなんとか……

枠は2枠4番。連対率・複勝率は低めですが勝率は悪くない枠。意味があるのは勝利だけという状況ではまずまずの枠では。
ただしオーヴァルブルーム自身のこれまでのレースぶりからは、内に閉じ込められる不安の方が大きいかもしれません。
鞍上に上手く捌いてほしいところ。

その坂井騎手の過去3年コース実績は、可もなく不可もなくといった趣。

ハービンジャー産駒の過去3年コース実績もそんな感じですが、他の出走馬の父産駒成績と比べると相対的に下位とはなってしまうでしょうか。

とはいえ総合すれば、データ的なコース相性は良くも悪くもないという結論になりそうです。
実力を普通に発揮できる舞台ではあるでしょう。

まちかね太
まちかね太

これならなんとか……!

普通に走れば普通に結果は出るはず。出るはずです。

最後の最後に花開けますように!

レース内容

当日7レース時点の新潟競馬場は曇り、芝は良。

オーヴァルブルームは前走比マイナス2キロの440キロでパドックに登場。
美浦から新潟競馬場までの再輸送を経ても馬体重をキープ。それでも余裕があるようには見えませんが、まずは第一関門クリアと言えるでしょうか。

単勝人気は意外にオーヴァルブルームに集まらず、最終的にどうにか一番人気にはなりましたが3.7倍。このレベルの一番人気では正直不安の方が上回ります。
差のない2番人気はコスモシャングリラ(3.9倍)。以下ステラデルシエロ(6.2倍)、アウグーリ(7.7倍)までが10倍以下でした。

その後本場馬入場から輪乗り、ゲート入りと順調に進行。オーヴァルブルームも枠に入り、大外ヒダカエクスプレスも入って準備完了。

ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

ん!

オーヴァルブルームは若干反応が鈍かったようにも見えましたが、出遅れにはならず普通のスタート。

鞍上は馬を前に持っていく気は無さそうで、最初に少し気合を入れた後はほぼ馬なりのまま、ごった返す先団馬群の後ろにつける形でレースを進めます。
順位としては10番手くらい、先頭からは10馬身ほど。

向こう正面から3コーナーへ向かう道すがら、徐々に先団の馬たちがばらけ始め、オーヴァルブルームはインコースからジワジワ前との差を詰めていきます。
順位は変わりませんが、コーナーの上り坂では逃げるエルダーサインからの差は5~6馬身ほどにまで縮まってきました。

そこから大きな動きは無いまま、馬群は坂を下って4コーナーを回り、直線の攻防へ。

先頭はまだエルダーサイン。オーヴァルブルームはそこから5~6馬身差、10番手前後で変わらず。
ただし馬群のド真ん中。前は開いていますが、右にも左にも馬がいて楽に抜け出せそうな感じではありません。

まちかね太
まちかね太

んん~~!?

内外回りの合流地点を通過。先頭はアサクサマダムとシエロエスティーボに変わり、オーヴァルブルームとの差は4馬身。
各馬ムチが入ってラストスパートに入る中、オーヴァルブルーム鞍上坂井騎手もアクションを大きくし、追い出しを開始。

しかし、外から被さるように脚を伸ばしてきたアウグーリの方が勢いがあるぞ!?

まちかね太
まちかね太

ええ~~!?

ダメなのか!?

そう思いかけましたが、直後、坂井騎手のムチに応えてオーヴァルブルームが加速を開始。

残り200手前からグイグイ伸びてアウグーリを抜き返し、そのままシエロエスティーボらにも迫っていく構え。

まちかね太
まちかね太

イケるぞ!
よっし、ん?

これならイケるかと喜びましたが、その直前から視界に入っていた怪しい動きをする影が、ここで一気に存在感を放ちます。

オーヴァルブルームの後ろにいた馬が、ハデに内に切れ込みながら前の馬たちを交わし去っていっているぞ!?

コスモシャングリラだ!!

まちかね太
まちかね太

はあ~~!?

オーヴァルブルームも外からズンズン脚を伸ばしていますが、コスモシャングリラの勢いは一枚上。

残り100、前を行くアサクサマダムとシエロエスティーボの間を割って一気に先頭に躍り出たコスモシャングリラ。

オーヴァルブルームも続いて外からその2頭を交わしていきますが、先に抜けたコスモシャングリラはそのままゴールへ飛び込んで……!

まちかね太
まちかね太

あああ~~~~

最後の勝利者の席を掴んだのは、コスモシャングリラ。

オーヴァルブルームは1馬身半及ばず、無念の2着に終わりました……。

結果

3歳未勝利(新潟・芝1800・良)
 坂井(54)馬体重440

 2着(18頭・1人気)

所感

まちかね太
まちかね太

頑張ってくれましたが……

無念……。2着じゃダメなんです……。

とはいえ関係者皆さん頑張ってくれたと思いますので、今回の結果についてあーだこーだ言う気にはなりません。

キレる馬にキレ負けした形なので、舞台が新潟である以上どうしようもないとも言えます。
オーヴァルブルームもきっちり脚を使って上がり2位(34.1)でしたが、1位だった勝ち馬にはコンマ6秒速い上がり(33.5)を使われたのでこれはちょっとどうしようもない……。

敢えて文句をつけるならば、このレースでの戦術ではなく、このレースに向かうことになった戦略面の方でしょうね。

・(前走からの話ですが)キレ勝負になりやすい新潟を最後の勝負の舞台にしたのは……
・そもそも3ヵ月半の間を置かなければ回復も出来ないほど馬体を減らしてしまったのは……
・そうなる程に勝ち切れなかったのは、相手を見たレース選択が……

などなど、今回の結果に至るまでの過程に関してならばタラレバはナンボでも出てきます。

が、それもすべて結果論。

その時その時に良かれと思って取った選択が最良の結果につながらず、それが積み重なっただけであり、言っても詮無き事でしょう。

まちかね太
まちかね太

これも競馬……

結局、2戦目のハナ差負けがこれら一連の流れを産んだとも言えますので、結論としては勝つべき時に勝っておくべきだったという話になるでしょうか。

あのハナ差は、そのまま運命を決する差になってしまいました。

オーヴァルブルームの競走結果を総括するなら、「運が悪かった」という言葉に集約されるのでは。

まちかね太
まちかね太

残念です……

しかし、レース後には園田競馬に移籍して現役続行となる旨が発表されました。
首尾よく規定の勝利数を挙げることが出来れば、中央復帰する目論見とのこと。

ただ、JRAで勝利まであと一歩に迫ったオーヴァルブルームではありますが、芝専科のハービンジャー産駒であること、近親の活躍馬はおしなべて芝馬であること、自身の馬体が小さいことなど、ダート適性については正直不安しかありません。

この時期の園田には中央ダートで勝ち上がり寸前だった馬たちも集結するでしょうから、相手関係的にも相当厳しい戦いにはなるでしょう。

そういう覚悟はしつつも、実力そのものは充分以上に通用することもまた、ひいき目なしに確実。

今度こそ、良かれと思って取った選択が最良の結果に繋がりますように。

中央では咲き切れないまま儚く散ってしまったオーヴァルブルームですが、違う場所で新たな芽吹きを見せてくれることを願っています。

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)

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