こんにちは、まちかね太です。
7月26日の新潟11レース・3歳以上1勝クラス(芝1800)に、DMMバヌーシーでの出資馬ドリームクルーズが出走しました。
昨年10月の東京芝1600戦では1勝クラス昇級2戦目にして僅差3着となり、このクラス突破も近いかと思われましたが、その後適性を探って迷走気味のローテとなりスランプに突入。
しかし近走では芝中距離で逃げ戦法を採ることで徐々にレース内容も良くなり、不振脱出の機運も見えてきました。
今回のメンバー構成では何が何でもハナに立ちたいという馬は他に見当たらず、展開は向きそう。
完全復活へのきっかけを
掴みたい!
以下、久々に複勝圏内に入れるかもという期待を持って見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・ドリームクルーズ
ドリームクルーズ
(牝4・エピファネイア×パセンジャーシップ by ダイワメジャー)
美浦・戸田博文厩舎
ここまでの戦績:17戦1勝(1・2・2・2・1・9)
前走:6月21日・4歳以上1勝クラス(東京・芝1800)6着(→レース記事はこちら)中4週
レースまでの状況
春の東京開催4戦目となった前走後は少し背腰に疲れが出たとのことですが、状態そのものは問題ないとのことで更に在厩継続で次走に向かう事に決定。
逃げ戦法で安定してきた近走の状況から福島は合うのではと思いましたが、陣営は福島開催をスキップして新潟開催開幕週の芝1800戦に照準を合わせるとのこと。
「先手を取りやすいコース形態」であるという理由での選択のようです。
最初にそのコメントを見た時には「また直線長い所か……」と思いましたが、たしかにドリームクルーズは出脚が速いタイプでは無く、小回りコースで1コーナーまでの先行争いが発生した場合に後れを取る蓋然性は高いかもしれません。
ハナさえ切れれば新潟なら直線は平坦ですし、府中よりは向いていそうでもあります。
それに前走後多少なりと疲れを見せているというなら無理して詰めて使う必要も無く、間隔を取って状態を良くしてくれる方が結果にも期待できるはず。
健康第一!
というわけで次走まで若干の猶予が出来た(といっても中4週ですが)ドリームクルーズは、7月初旬までは疲労回復も兼ねてゆっくりめのペースで調整。
10日の追い切り以降は時計も出し始めましたがリフレッシュはちゃんと取れたようで飼葉食いも良く、「いつも通りすごい勢いで厩舎でゴロゴロ」しているそうで、フィジカル・メンタル共に問題は無さそう。
その後も問題なく調整を重ね、順調にレース当週を迎える事が出来ました。
目標の26日芝1800戦の出走馬は14頭。
新聞で有力視されているのは、春に弥生賞に挑戦し前走1勝C2着のベストシーン(父レイデオロ)、前走未勝利勝ちの牝馬ウアーシュプルング(父スクリーンヒーロー)、プリンシパルS挑戦(9着)以来となるアスクヴォルテージ(父Frankel)などの3歳勢。
以下クラウドセイル、ピースヒロフェイス、トゥルーサクセサーなどこのクラスで好走実績のある古馬勢が続いていく様相。
ドリームクルーズはその有力古馬勢の一角に入れるかどうかの、予想家によっては連下には抑えている程度の複穴扱いと言った感じでしょうか。
クラウドセイルには3走前に先着していますし、ここらあたりとはそう差は無いと思いますが、まあ近走成績からは妥当な評価でしょう。
枠は3枠3番に決定。奇数番ですが勝率が高めに出ている枠ですし、開幕週であることと脚質を考えても好枠と言っていいでしょう。
鞍上吉田豊騎手の過去3年コース実績には結構不安がありますが、エピファネイア産駒のそれは充分上等と言えるもの。
総合すればコース相性データ的は決して悪くはないはず。
なにより今回のメンバー構成では、過去3走で逃げを打った馬はドリームクルーズ以外にはピースヒロフェイスしかおらず、彼女も逃げたレースでは潰れている為積極的に逃げたいというわけでは無いはず。
更に言えば逃げどころか先行タイプも多くない様子で、行く気になれば楽に行くことが出来そうな組み合わせ。
千載一遇の好機では!?
そこまで少頭数でもないのにこれはラッキー。
展開面では確実に恵まれそうで、前走で見せた渋太い粘り腰を発揮できればメンバーレベル的にも前走の6着以上、つまり掲示板内は充分狙えるはず。
あわよくば複勝圏内に残ることも……。
今後にいい流れを作る為にも、ここではいい結果を残してほしいところ。
好走頼んます!
レース内容
当日は仕事があったので録画観戦。暑熱対策による競走時間拡大に伴い17:55発走となった11レース時点の新潟競馬場は晴、芝は良。
ドリームクルーズは前走比マイナス2キロの486キロでパドックに登場。好走を続けていた時期は496キロ前後をキープできていたので戻り切らない現状は心配ですが、パドック動画で映る範囲では細すぎるという事もなさそうですし前走ともほぼ変わらないので、まあ大丈夫でしょうか。
最終単勝オッズはベストシーンが2.5倍で1番人気。以下ウアーシュプルング(3.6倍)、アスクヴォルテージ(4.5倍)、ピースヒロフェイス(9.8倍)までが10倍以下で、ドリームクルーズは彼らに続く5番人気12.4倍。
DMMブーストもいくらかはあるのでしょうが、思ったより人気がある印象。
それらを確認してからレース映像へ。
大外ピースヒロフェイスの枠入りが映り、準備完了。
ゲートオープン!
んんー……
ドリームクルーズ、微妙な飛び出し。これでハナを取れるのかー?
しかし鞍上吉田騎手はスタート直後からガシガシ手綱をしごき、ドリームクルーズはそれに応えて内目からスルスルと前方へ進出。
外の馬にコースを塞がれる前に先頭へ行き切り、単騎でハナを確保!
ヨーシヨシ!
ウアーシュプルングなどが後ろに続きますが、それら後続各馬にハナを奪おうとする意志は見えず、ドリームクルーズは一応楽逃げの形に。
とはいえ最後方までも10馬身ほどしかなく、馬群は一団の団子状態。
ドリームクルーズを先頭に各馬凝縮してバックストレッチを通過し、3コーナーへと入ります。
順位に大きな変動は無いまま3~4コーナー中間を回り1000m標識通過、時計は1:00:6と表示。
開幕週の良馬場、これは良いペースでは?
長い長い直線に入っても、先頭は相変わらずドリームクルーズがキープ。
後続は徐々に外へ向けて広がり始めましたが、ドリームクルーズは最内を淡々と進行。
内外回りの合流地点を過ぎ、ドリームクルーズに叱咤のムチ!
後続との差は若干広がり、2馬身ほどになったか。
ドリームクルーズに止まる気配は無く、そして後続に目立つ伸びが見られそうな気配も無い!
これ行けるんちゃうの!?
ドリームクルーズ逃げる逃げる!
後ろとの差は縮まるどころか開いて行くぞ!
残り200通過、リードは3馬身。これは貰った!
マジでー(喜)!
ドリームクルーズ、そのままゴールまで後続を寄せ付けず、もつれる2着争いを尻目に独り旅完遂のゴールイン!
優勝はドリームクルーズ!
1馬身3/4差の2着には9番人気のラルンエベールが差し込み、ハナ差3着にウアーシュプルング。1番人気ベストシーンは6着で決着しました。
結果
3歳以上1勝クラス(新潟・芝1800・良)
吉田豊(56)馬体重486(-2)
1着(14頭・5人気)
所感
真夏の夢航海!
好走は期待してましたが、まさか勝ち切ってしまうとは嬉しいサプライズ!
懸念のスタートダッシュはイマイチでしたが多少強引にでもハナを取りに行ってくれたことを始め、鞍上の好騎乗が光った一戦だったと思います。
昨年9月の昇級初戦で同騎手で同じようなスタートから控えて11着に敗れたことがありましたが、その反省も活かしてくれた……というのは考えすぎでしょうが、いずれにせよあの時の溜飲も今更ながら下がるというもの。
新潟開幕週を選択した厩舎側の判断も当たりでした。
福島で今回のようなスタートだった場合、すんなり行けたかどうかは怪しかったでしょうし。
吉田豊騎手、戸田師はじめ厩舎スタッフの皆様、そしてクラブ関係者の皆様には大いに感謝を!
そしてもちろん、在厩での連戦を続けながら、夏の暑さにも負けず遂に2勝目をもぎ取ったドリームクルーズの頑張りには最大限の感謝を捧げたいと思います!
「芝中距離での逃げ」という「好走の型」を確立できたのは今後に向けても大きなこと。
今回はメンバー的に展開に恵まれた面はあると思いますので、昇級して同じような競馬が常にできるかと問われればそれは難しいでしょうが、ハマれば今回のような強さを発揮できるなら「いつでも展開次第で一発」の楽しみを持てます。
コンスタントに毎度上位争いとはいかずとも、これからもタフに数を使いつつどこかで一発、というような逃げ馬らしいスリル感を楽しませてくれれば。
まあ今後のことはさておき、この結果でドリームクルーズにもようやく本格的なお休みがもらえる様子。
いまや美浦の厩舎が家のようなものかもしれませんが、身体のメンテナンスは外厩の方がしっかり出来るでしょう。
しばしドックでゆっくり調整してもらい、万全の状態でまた夢の航路に旅立ってもらいたいと思います!
夏休みを満喫しておくれ!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)