2024年7月25日から8月21日までの3歳以上(2021年以前産)出資馬の近況まとめです。
この期間中は暑さ真っ盛りとなりましたが、久々の勝利を挙げてくれたトレブランシュの他、ホルトバージやテラステラが2回走ってくれるなど健闘。
夏休み中の馬たちは概ね順調に過ごしつつ、そろそろ秋への準備も始まろうとしている模様。
なお、3歳勢は未勝利クラスのアスロスとパリッドキャリアが残念ながら勝ち上がれず地方移籍が決まり、これで勝ち残りに関しては出資全馬の結果が出ました。
よって自分にとっての未勝利戦は一足早く終了となっています。
ということで以下、3歳以上出資馬たちの近況確認です。
5歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド倶楽部
ドグマは転厩初戦を完敗。ウィンダミアはもう間もなく復帰予定。
ドグマ(美浦・上原佑紀厩舎)牡・3勝C

7月28日の佐渡S(3勝C・新潟・芝1400)で転厩初戦を迎え、快調に先行するも直線で早々に後退して15着敗退(→レース記事)。
レース後は使ったなりの疲れはあるものの反動は無く、そのまま在厩で調整。
次走は再びダートを試すべく9月1日の桶狭間S(3勝C・中京・ダ1400)を目指すという話でしたが、8月25日の長岡S(3勝C・新潟・芝1600)にも特別登録。
登録だけかと思われましたが、特別登録の時点でフルゲートに満たない頭数のため無条件で出走可能ということもあってか、どうやら出走する方向になりそうです。
個人的にはダートより距離延長の方が嬉しいので、このまま出走決定になるとありがたい。
前走でハイペースの中をスイスイ先行してしまったので距離延長では折り合い面が心配ではありますが、上手く溜めることが出来れば。
一発期待!
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

7月31日にテンコートレーニングセンターから美浦に帰厩。
早速8月25日の岩室温泉特別(2勝C・新潟・ダ1200)が目標になると発表され、以後順調に調整されています。
調教ではいつも通りモタれてはいるようですが程度はひどくなく、左回りでは初の1200挑戦という事もあって陣営サイドの期待はそれなりに高い様子。
既に特別登録は済ませており、問題なく出走も出来そうです。
雨は降ってほしくないという話ながら週末の天候が微妙そうなのは不安材料ですが、いい結果を期待!
YGGオーナーズクラブ
ミーナティエルナは昇級初戦を敗れたものの、概ね順調。
ミーナティエルナ(船橋・新井清重厩舎)牝

地方移籍初勝利を挙げた前走後も順調に調整を重ね、8月20日にC1級に昇級しての初戦となる染色月特別(浦和・ダ1400)に挑戦しましたが、逃げ馬を深追いする形になって最後まで脚が残らず4着まで。
スタートで出負けしたこともあり、次走では尾持ちなどの対策を取られるとのこと。
何も問題なければこのまま次の浦和開催へ続戦の予定。
4歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
テラステラは連闘で2戦頑張ってくれましたが勝てず。ドンカルロの打撲症からの回復は順調。
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・2勝C

7月27日にチャンピオンヒルズから栗東に帰厩。状態が良さそうという事で当初の予定を繰り上げ、8月10日の新発田城特別(2勝C・新潟・芝1400)に出走し4着(→レース記事)。
そのレース前から言われていた通りに次週の中京スポニチ賞(2勝C・中京・芝1400)への連闘を敢行するも、ここは9着に敗れました。
中京スポニチ賞では道中いい感じに見えましたが、直線で全く伸びず。
真夏の連闘で、見えないダメージが大きかったのかもしれません。
更に中一週で続戦するプランも選択肢としてはあったようですが、そのあたりのことも考慮されて一旦放牧してリフレッシュを図ることになり、21日にチャンピオンヒルズへ放牧されています。
しっかり回復を!
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・障害オープン

グリーンウッド在厩。
前走で負った左前の打撲症は、傷痕は残っているものの回復自体は順調な様子。
歩様、触診、エコーいずれも異常は見られないとのことで、8月8日以降騎乗運動を再開。
現在は15-15を行っても反動は無く、このままピッチを上げていくことが出来そうとの外厩コメントが出ています。
このまま順調に調子を取り戻していってくれれば。
ワラウカド
ヒズハイネスは調子が戻り切らず、復帰が遅れそう。
ポーレットは引退が決定……。
ヒズハイネス(園田・新子雅司厩舎)牡

園田在厩。
8月前半で復帰する予定でしたが、息遣いが戻り切らず延期。
結果としてゲート試験が必要にもなり(月末予定)、復帰戦は9月以降となりそうです。
3歳未勝利馬が大挙押し寄せてくる時期に重なってしまったので今後も楽な展開にはならないでしょうが、なんとか頑張って欲しい。
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝・1勝C

北海道開催3連敗となった前走後も現役を続行する流れでファンタストクラブへ放牧されていましたが、8月16日の近況更新で一転。
現役を引退し、繁殖入りする旨が発表されました。
レースでのダメージが大きくリカバリーが進まなかったことで、諸々の状況を考慮してこの決断に至ったとのこと。
近走成績ではやむなしとはいえ、
残念……。
しかしこの状況は、余力を残して五体満足なまま繁殖に上がれるという事でもあります。
第二のステージで輝いてくれるための道筋という事ならば、それもまた良し。
どうか母として大成を!
いつか子供に出資することが出来れば幸いです。
YGGオーナーズクラブ
トレブランシュは休み明けの閃光特別を制し、久々の勝利。
レーヌドゥールもB級クラスでの初勝利を挙げています。
レーヌドゥール(笠松・笹野博司厩舎)牝

前走から中一週で迎えた7月31日の笠松B7組(ダ1400)で苦しみながらも逃げ切り、B級2戦目で初勝利(→レース記事)。
レース後は少し疲れがあるという事で一開催見送っていますが不安があるわけでは無く、その後は疲れも回復した様子で順調に在厩調整が進められています。
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・2勝C

ダート転向の予定でしたが福島での復帰予定が新潟までずれ込み、せっかくの新潟だからということで芝千直への挑戦が決定。
8月18日の閃光特別(1勝C・新潟・芝1000)に出走し、直線のせめぎあいを制して見事勝利を果たしました(→レース記事)。
レース記事を上げたばかりなので感想はそちらで。
DMMバヌーシー
モルトヴェローチェの脚部不安は回復傾向ではある様子。
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C
リバティホースナヴィゲイト在厩。
エコー検査では悪い時の状況からは脱したようですがまだ血流が残っていて完全ではないとのことで、この一ヵ月はトレッドミルでの調整が続いています。
馬自身は非常に元気である様子。自分をリーダーだと思っているらしい。
3歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
アンモシエラの夏休みもそろそろ終わりに近づいてきました。
アスロス・パリッドキャリアは勝ち上がれず、一旦ファンド解散して地方からの出戻りを狙う事に。
アンモシエラ(栗東・松永幹夫厩舎)牝・オープン

チャンピオンヒルズ在厩。
7月下旬に目の周りの黒ずみなどが調教師により指摘され、ビタミンや電解質を多く含むサプリメントを与えつつ調教を進めて行くことに。
加えてショックウェーブ治療を行ったことなどが功を奏し、馬体の張り艶が良くなってきたとのこと。
馬体重も520キロと余裕を取り戻した体つきに戻り、8月末から9月上旬あたりでの栗東帰厩に向けて準備が進められています。
夏場が得意で無さそうなので午前3時頃に調教を付けて貰っているという事で、外厩の皆様の対応には感謝しきりです。
次走は明言されていませんが十中八九9月末のマリーンCになると思われますので、そこまで順調に進みますように。
パリッドキャリア(盛岡・橘友和厩舎)牡・ファンド解散(地方移籍での出戻り挑戦中)

7月27日の未勝利戦(新潟・ダ1800)では初戦とは見違えるレースぶりを見せてくれましたが、距離が長く6着まで(→レース記事)。
優先権を取れずレースへの出走が難しくなったことからここで一旦ファンドを解散し、地方からの出戻りを狙う方針となりました。
新たな所属先は盛岡・橘友和厩舎となり、8月1日に盛岡競馬場に移動。
輸送で減った馬体を戻しつつ、今のところ9月2日のダート1200m戦を目標に調整されています。
まだキャリア2戦ですし前走の内容には見どころもあったので、まだまだ上積みはあるはず。地方での年内2勝は充分現実的な目標でしょう。
いい結果が出ることを願っています。
アスロス(美浦・蛯名正義厩舎)牡・ファンド解散(地方移籍での出戻り挑戦中)

8月3日の未勝利戦(札幌・芝2000)で6着に敗れ(→レース記事)、こちらもパリッドキャリア同様ファンド解散して地方からの出戻りを狙う事に。
移籍先は門別・桧森邦夫厩舎となり、8月6日に当地へ移動。早速8月27日のC3・C4-1(ダ1800)に出走する方向で調整が進められています。
門別の白砂への適性がやや不安ではありますが、それに対応出来さえすれば年内2勝の目はあるでしょう。
パリッドキャリアと共に中央に舞い戻って来れることを願います。
ワラウカド
ヴィレムは秋の復帰に向け、近く北海道を出発予定。フラーハは疲れが取れず停滞気味。
キングズロアはまだまだ時間がかかりそう。
キングズロア(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利※中央登録抹消、地方移籍決定済み

パカパカファーム在厩。
獣医師チェックがサマーセールの影響で遅れているようですが、ウォーキングマシン運動1時間からのパドック放牧というメニューは順調に消化。
とはいえまだまだ時間がかかりそうです。
ヴィレム(栗東・藤原英昭厩舎)牡・2勝C

ファンタストクラブでのケアで腰の状態も良くなり、強い調教を掛けても反動が無くなるなど順調。
秋の始動戦にはセントライト記念もしくは神戸新聞杯を予定されており、本州帰厩へのステップとしてまずは8月16日に函館競馬場へ移動(ファンタストクラブ出発時の馬体重は535キロ)。
8月23日に栗東へ向かって出発する予定となっています。
輸送熱などが無いよう注意するとのこと。
重賞でもここ2戦のような末脚を発揮できれば好勝負の目はあるはずなので、まずは無事に出走まで持っていきたいところ。
目指せ大舞台!
フラーハ(美浦・嘉藤貴行厩舎)牝・1勝C

前走直後はダメージが無さそうという事で在厩続戦も模索されていましたが、数日後に飼葉食いが落ちてきたため結局リフレッシュ放牧に出ることに決定。
7月25日にケイツーステーブルに移動しています。
ケガなどは無いものの内面にダメージがあるようで毛艶も良くなく、気持ちの面でもいい時ほどの強さがないとのことで、暑さもあってか現在でもまだ飼葉食いもイマイチで良化の気配がうかがえない状況。
少し時間がかかりそうです。
まずは体調を整えてから。
YGGオーナーズクラブ
短期間に出走を重ねたホルトバージは連続好走。スウィープフィートは秋に向けて近々帰厩予定。
コスタドラーダは頓挫で小休止中、トレベルオールは順調に使えていますが結果が出ません。
ホルトバージ(栗東・寺島良厩舎)牡・1勝C

前走から中一週で臨んだ7月27日の平場1勝C(新潟・ダ1800)で人気薄ながら2着に健闘(→レース記事)した後、更に中一週で続戦した8月11日の平場1勝C(中京・ダ1800)でも3着に好走(→レース記事)。
この後はさすがに少し間隔を開けて9月末の中京開催予定ということで(言うて1ヵ月そこらしか休めませんが)、13日に宇治田原優駿ステーブルへ放牧に出ました。
到着時に460キロの馬体重を戻せるように進めて行きたいとのこと。骨瘤や背腰の治療が入るかもしれませんが大きな問題にはならなさそうです。
短期間やけどしっかり
リフレッシュしておくれ。
スウィープフィート(栗東・庄野靖志厩舎)牝・オープン

宇治田原優駿ステーブル在厩。
順調に調整されていましたが、7月末から8月初頭には暑さを気にして調教ペースダウンする場面もあったようです。
それでも早い時間帯に調教してもらうなどしてペースも戻し、8月24日予定の栗東帰厩に向けて概ね問題なく進捗している感じ。
ローズSでの復帰予定は暑さが堪えれば取りやめになる可能性もありましたが、この分なら大丈夫そう。
なかなか強力なライバルたちが揃いそうですが、このまま順調に進んで自分の力を発揮出来さえすれば。
好勝負期待!
コスタドラーダ(船橋・新井清重厩舎)牡

前走後に蹄冠部に痛みが出てしまったため、7月26日に茨城県の石井ファームに放牧に出ました。
マシン運動で調整されつつ傷がふさがるのを待っており、順調に蹄が伸びてきているのでそろそろ騎乗運動も開始できそうとのこと。
トレベルオール(佐賀・真島正徳厩舎)牡

前走後も問題は無く調整され、8月10日の盛夏賞(B・佐賀・ダ1750)に出走。1番人気に推されましたが、スローペースに耐えられずに道中でハナに立ち、粘り切れずに2着に敗れました(→レース記事)。
不本意な内容が続いていますが、幸い馬自身は元気。
次の開催はパスして、目標のロータスクラウン賞の前の開催で一叩きしてから本番に向かう方針になっています。
DMMバヌーシー
レイデラルースは2勝C昇級戦を完敗するも、すぐに次走へ向けて切り替え。ドリームクルーズは復帰近し。
シャンパンポップは相当時間がかかりそうです。
レイデラルース(美浦・手塚貴久厩舎)牡・2勝C
7月28日の阿寒湖特別(2勝C・札幌・芝2600)に出走しましたが、色々噛み合わない内容で7着敗退(→レース記事)。
レース翌日に右肩を外傷して3針縫ったとのことですが大事なく、次の目標として挙げられた9月21日の九十九里特別(2勝C・中山・芝2500)に向けての調整に入りました。
7月31日に北海道から美浦に戻り、8月2日にノーザンファーム天栄に移動。
8月末から9月頭予定の美浦帰厩に向けて、順調に進められているようです。
シャンパンポップ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・1勝C
ノーザンファーム早来在厩。蟻洞治療中。
感染は止まり、後は蹄が伸びるのを待っている状態。年内は治療に専念の見通し。
ドリームクルーズ(美浦・戸田博文厩舎)牝・1勝C
山元トレーニングセンターで調整されていましたが体調がすこぶる良く(蹄の質は元々良くないので蹄鉄の間にゴムを挟むことになったようですが)、8月31日の平場1勝C(新潟・芝1600)を目標することが決定。
7月31日に美浦帰厩となり、以後も飼葉食いも良く順調に進められています(美浦では蹄のゴムは外したとのこと)。
なお、厩舎の牡馬はみんなドリームクルーズが好きらしい。
全体の所感
ポーレットの引退決定などはありましたが、他は先月の状況からの延長線上という感じで概ね順調な期間だったのではないでしょうか。
トレブランシュの復活勝利もありましたし。
3歳未勝利組はアスロスもパリッドキャリアも勝ち上がれなかったのは残念ではありましたが……。
ただ2頭とも出戻りチャレンジをすることになりましたし、故障療養中のキングズロアも含めて中央に戻って来れることを願います。
3歳出資馬15頭(地方含む)のうち中央勝ち上がりは8頭(地方2頭)ですが、ここまでで完全リタイアとなったのがリヤンイヴェールとカポデテュティカピの2頭だけ。
もちろん全て上手く行っているわけでは無いにせよ、皆よく頑張ってくれたと言って良いでしょう。
この先もよろしく!
秋はエース級の馬たちが続々復帰、重賞戦線を賑わせていってくれる予定。
とはいえまだまだ暑く急な体調不良も怖いので、まずは皆無事に目標レースに出走出来ますように!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
