2022年8月13日から9月18日までの2歳・1歳出資馬の近況まとめです。
この中間では、YGGのトレブランシュがデビュー。逃げて2着と健闘してくれました。
ただ、2歳世代14頭のうちトレブランシュがやっと2頭目のデビューで、他に9月中にデビューしそうな出資馬はおらず、出遅れ感がはっきりしてきました(昨年は出資馬11頭中4頭が夏までにデビュー済み)。
しかし、頓挫していた馬たちが回復基調にある事もあり、ここから順調なら大半は年内にはなんとかデビューできそう。
ここから先はなにとぞ順調に。
2歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
デビュー済みのテラステラがソエでペースダウン。また、セントアイヴスは調整に時間をかけていて、デビューはまだ遠そう。
それでもドンカルロが入厩しゲート合格、カグヤも本州移動するなど、徐々に態勢が整いつつもあります。
カグヤ(栗東・池江泰寿厩舎)牝・未入厩

「暑さが和らいだ頃には」トレセン入厩させたいと言われていましたが、馬体を一回り大きくしてからとも言われていたので、450キロ前後から一向に増えない馬体重を理由にどんどん先延ばしにされるのではと懸念していましたが、9月16日の近況更新で13日に吉澤ステーブルを出発し14日に吉澤ステーブルEASTに到着していると明らかにされました。
ワンクッションを挟んでから吉澤ステーブルWESTに移動する予定との事で、完全放置されている訳でないことがわかってまずは一安心。
まだまだ油断は出来ませんが。
ここから外厩でまた「馬体重が~」と言われて放置される可能性もありますが、そうでなければ10月中には入厩出来るでしょう。
吉澤ステーブルでは順調に乗り込まれているように見えますし、それこそ大きな馬ではないので仕上がりは早いでしょうから、入厩してゲート試験合格後そのままデビューとなってくれれば嬉しいですが、厩舎的にそこまでは期待薄でしょうか。
年内デビューの目もある、くらいに思っていた方が精神衛生上良さそう。
ここからは頓挫も放置も
ありませんように。
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・未勝利

デビュー戦3着後、中1週で8月21日の札幌芝1500戦に1番人気で臨みましたが、またもチグハグなレースぶりで7着に完敗(→レース記事)。
レース後は24日に一旦栗東へ帰厩、島上牧場を経て26日からはチャンピオンヒルズに移動しています。
トモの疲れを取るためのショックウェーブ放射や整歯など、体調面を整えながら走行フォームの改善に努めていければというコメントでしたが、9月14日のコメントでは若干右前のソエが気になり始めたとの報告。
そこまで重度のものではなさそうで、調教もケアしつつメニューを軽めにしながら続けられていますが、順調とは言い難い状況なのは確か。
まあなんにせよ、「ハミをグーッと取って走りたいだけ走り、疲れたら勝手にやめてしまうような感じ」と言われた走り方をどうにかしないことには始まらないのでしょうが。
このコメント、まさにデビューからの2レースでのテラステラの走り方を如実に表しています。
やはり変な癖が
ついてしまっていた……。
同じことの繰り返しになっても困りますので、どうか矯正されますように。
多少時間がかかっても
やむなし。
ソアヴィータ(栗東・四位洋文厩舎)牝・未入厩

三嶋牧場・西舎共同育成場在厩。
9月2日の近況では馬体重が415キロまで回復しましたが、近況の内容が馬体重に関する事ばかり。
まともな調教が出来ている様子はなく、進捗の遅れはかなり深刻。
……。
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・新馬

8月20日に栗東に入厩。一時駐立に不安定な面が出たようですが、9月7日にゲート試験に合格しました。
その後は、「食べたものがなかなか身にならず、体つきがフックラしてこない点がどうか。もう少し馬体を戻したうえでデビューを目指していきたい(高柳師)」という事で、10日にチャンピオンヒルズへ移動。
9月14日の外厩コメントで「体つきがもう少し戻ってきてから速めの時計を出していければ」と出ていましたので、少なくともひと月程度は外厩調整だと思っていましたが、その後の更新で9月17日に栗東へ戻り、坂路にも入っていることがわかりました。
……?
急遽馬房に空きでも出て、ゲート合格済みの即戦力として呼び戻されたのでしょうか?
私は「多少待ったところでいきなり馬体が大きくなるわけもないので今あるモノで勝負するしかない派」なので、不確実な成長待ちでデビューが延期されるよりは早まってくれた方が嬉しいですが。
体が小さいなら小さいで、それに合わせた調教メニューを組むのも調教師の腕の見せ所でしょうし。
まあ詳しい事情は分からないのですが、もし10月中にデビューできるようなら全力応援。
頑張っておくれやす。
セントアイヴス(美浦・中舘英二厩舎)牡・新馬

NSR在厩。
夏負けからは回復し、8月末からは15-15を開始するなどしています。
9月14日の更新では15-15を週2本に増やしたという報告もあり、徐々に良化してはいる様子。
しかし、あまり悪いコメントが出ているわけではありませんが、雰囲気的にイケイケな感じは全くありません。
なんとなくですが、体力不足の判定を受けているっぽい?
デビューはまだ遠そう。
ワラウカド
クリプティクコードが本州へ移動し、頓挫で停滞していた他の馬たちもそれぞれに良化を示し始めました。
やっと始動体制が整ってきた感じ。
クリプティクコード(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未入厩

8月26日にファンタストクラブを出発し、30日に吉澤ステーブルWESTに到着。
移動直後に熱発し、馬体重も落ちてしまったようですが、すぐに回復したようです。
その後順調に調教に入っており、「まだ自分から行くというよりは促されて行く感じではあるものの、操縦性が良く馬力もありそう」「奥がありそうですね。乗り込みを進めることで更に変わってくると思います」というコメントをいただいているので、ファンタストクラブに引き続き吉澤WESTでもなかなかの評価を得ているという事でよさそう(ファンタスト程手放しの褒め一辺倒コメントではありませんが)。
調教師からは9月末から10月頭くらいに入厩してゲートまで進めたいという予定が来ているという事なので、順調なら年内デビューには間に合いそう。
まずはゲートまで、という感じなので、その後の流れを考えるとデビューは早くても11月半ばくらいという感じでしょうが。
朝日杯は無理かな……。
まあ先々の夢を見るより、まずは無事にデビューできるかが大事。
どうかこのまま順調に。
ヘリックス(美浦・大竹正博厩舎)牡・新馬

松風馬事センター在厩。
血腫の治癒後、今度は右前蹄に違和感が出たことでまたも調整に狂いが生じていましたが、検査で異常は見られず歩様も日増しに改善されていったという事で、若干の不安は残しながらも9月に入ってからはほぼ通常メニューをこなせるまでになってきたようです。
9月16日の近況では「この後乗り込みを進めて行って次の装蹄交換の際に問題なければ、トレセンに送り出せると思います」という外厩コメントが出ているので、10月中に入厩は出来そう。
ただし、血腫・蹄と立て続けの頓挫により2ヵ月ほどまともに調教できていない期間があったワケで、そのまますんなりデビューに至れるかは……。
大竹師は、血腫発症前も歩様が乱れる前も入厩させようとしてくれていたので、積極的に使おうとしてくれているように見受けられるのですが、馬の状態が追い付かないことには。
これ以上何も起きませんように。
ヒズハイネス(栗東・斎藤崇史厩舎)牡・未入厩

ファンタストクラブ在厩。
立て続けの骨瘤発症で療養を余儀なくされていましたが、8月末ごろから骨瘤部分に痛みが無くなってきたようで、少しずつ調教を再開。
徐々に負荷を強めていきながらも骨瘤に痛みが戻る事はなかったようで、9月16日の近況では屋内ダート坂路を週2回2本ずつ(速めの際は14-13/Fまで時計を出している)追える程までに状態を戻してきています。
9月12日に斎藤師が来場し、「本州に移動させて目の届くところで調教を進め、タイミングが来たらすぐにトレセンに入れられる体制を取りたい」という事で、馬運車の手配が出来次第チャンピオンヒルズへ移動する予定となりました。
まともに乗り込み再開してから1ヵ月も経っていないので、本州に移動してもすぐにデビューどうこうなることは無いでしょうが、思っていたよりは順調な進捗になりそう。
まずはこのまま無事に。
これ以上のアクシデントはご勘弁、ここからは順調にお願いします。
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝・未入厩

チャンピオンヒルズ在厩。
血腫の治癒後、当初は「馬の状態はだいぶ良くなって来ていますが、春にファンタストで見た時ほどの状態にはまだ戻りきっていません(吉岡師)」と言われながらも調教の負荷を上げ、8月末からは週2本の15-15をコンスタントに行いつつ馬体重も480キロ前後をキープ。
9月14日の更新で、「状態が上がってきているので、ここで一度入厩させてまずはゲート試験までを目標に進めることとなりました」と発表されました。
とりあえずゲートまでという目算のようですが、まずはめでたきかな。
順調に行けば11月中か、遅くとも年内にはデビュー出来るでしょう。
とりあえずゲート合格
目指して!
ミロスラヴァ(美浦・林徹厩舎)牝・未入厩

ファンタストクラブ在厩。
8月中は前脚の張りに悩まされてまともな調教が出来ませんでしたが、9月に入ってから治まってきたようで、坂路調教が再開されました。
最新9月16日の近況では、屋内ダート坂路で週2回17/Fと15/Fの2本ずつ追えるほどにまで回復している模様。
速めをいくと足高な走りになるのは相変わらずのようですが、以前よりは改善されているとの事。
林師も来場して馬見し、「だいぶ脚元がすっきりしてきましたね。また来月見に来る予定にしていますので、このペースで乗り進めてください」とおっしゃっていたそうです。
来月半ばまでは北海道に居ることが確定したとも言えますが、現状では移動うんぬん言える状態でもないでしょうから、まあ当然ではあります。
ちゃんと確認してくれて
いるのはとてもありがたい。
願わくばこれ以上脚部不安が出てこないことを……。
YGGオーナーズクラブ
トレブランシュは見せ場充分のデビュー戦を走り、その後も順調。
レーヌドゥールも本州に移動しました。
レーヌドゥール(美浦・尾関知人厩舎)牝・未入厩

8月にモヤついた右前は月末頃には落ち着き、9月3日にスピリットファームへ移動しました。
到着直後から両前(特に左)膝の裏に張りがあると言われていますが、若馬にありがちな症状なので様子を見ながら進めていけるだろうとの事。
「乗り込みが足りない印象で、調教後に息が入るのに時間もかかる」という事で、2週間程度は普通キャンターで体力作りから始めていくようです。
北海道でロクに時計を出していた様子はないので、さもありなんというところですかね。
ゲート試験を通すために入厩はするかもしれませんが、デビューはまだまだ先の話になりそうです。
まあ気長に待ちます。
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・未勝利

9月11日の中山芝1600新馬戦でデビューし、2着(→レース記事)。
レースまでの経緯はレース記事にて。
出走後は大きな疲労感もないという事で、すぐに10月8日の東京芝1400戦を目標にすると決定しましたが、厩舎の馬房都合で一旦外厩(森本スティーブル美浦エリア)に短期放牧という事になるようです。
次走にも期待!
DMMバヌーシー
概ね順調。
オーヴァルブルーム(美浦・斎藤誠厩舎)牝・新馬
外厩で調整中。
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・新馬
外厩で調整中。
1歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
少し待ちましたが、記事がいつものペースから遅れすぎるので……。
デプロマトウショウ21(美浦・栗田徹厩舎)牝

この1ヵ月間近況更新がなかったので書ける事がありません。
「情報が入り次第、更新いたします。もうしばらくお待ちください(9月16日近況)」
サンドクイーン21(栗東・松永幹夫厩舎)牝

この1ヵ月間近況更新がなかったので書ける事がありません。
「情報が入り次第、更新いたします。もうしばらくお待ちください(9月16日近況)」
サンライズシェル21(栗東・清水久詞厩舎)牡

吉澤ステーブル在厩。
主に角馬場にて集団でダクやハッキングを消化し、ハミや左右周回などを学習中。
飼い葉もしっかり食べているようです。
今月下旬くらいからBTC(軽種馬育成調教センター)に入り、スクーリングを開始する予定という事で、順調。
ステラリード21(栗東・矢作芳人厩舎)牡

9月9日に初期馴致開始の為シュウジデイファームに移動。
「立ち上がろうとしたり、バタついて見せたりと、この血統らしく少々ピリッとしたところはありますが、初期馴致については順調にやれていますよ」との事。
まだ馴致も初期も初期のようですが、今のところ順調な様子。
DMMバヌーシー
概ね順調……多分。
カンデラ21(美浦・手塚貴久厩舎)牡
順調。
シャンパンルーム21(栗東・武幸四郎厩舎)牡
うーん、順調……?
全体の所感
2歳馬はデビューした馬は少ないですが、デビューした2頭は初戦それぞれ3着・2着と頑張ってくれた(テラステラは2戦目で崩れましたが)ので、他の馬たちにも続いてほしいものです。
来月の近況まとめまでにデビューした馬が増えているかは疑問ですが、ここにきてデビューへの道筋が立ってきた馬も多くなってきたので今後に期待。
11~12月にまとまりそうな感じなので、同じレースでデビューが被ったりしなければいいのですが。
まあまずは無事に
デビュー出来ればヨシ!
1歳馬はおそらく今月末にワラウカドの新規募集があり、来月後半のYGG秋募集と合わせて何頭かメンバーが増える予定。
楽しみ!
先立つモノの準備が大変ですが、その分長く楽しませてほしいものです。
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。DMMの記事は非会員でも入手できる情報のみで構成し、公式HPの写真等は使用しておりません)
