こんにちは、まちかね太です。
12月10日の阪神11レース・阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)(芝1600)に、YGGオーナーズクラブでの出資馬スウィープフィートが出走しました。
抽選を潜り抜けて立つ晴れの舞台は、鞍上永島まなみ騎手の初G1騎乗になることもあってメディアでも多く取り上げられていました。
もちろん出資者にとっても、この一週間(正確には特別登録以降の二週間)は出走が決まる前から血沸き肉躍るお祭り状態。
自分にとっても出資馬初のG1出走ですので、当然その狂奔の渦中です。
ただの記念出走ではなく、前走で見せた力を遺憾なく発揮できれば十分好勝負を見込めることも、その状況に拍車をかけているのでしょう。
狙え一発!
以下、大舞台での豪脚一閃を夢見て見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・スウィープフィート
スウィープフィート
(牝2・スワーヴリチャード×ビジュートウショウ by ディープスカイ)
栗東・庄野靖志厩舎

ここまでの戦績:3戦1勝(1・1・1・0・0・0)
前走:11月26日・白菊賞(1勝C・牝)(京都・芝1600)2着(→レース記事はこちら) 中1週
レースまでの状況
前走を僅差の2着とした後、予定通り阪神ジュベナイルフィリーズに特別登録。
レース後も馬に変わりはなく中1週でも出走に支障なし、騎手も引き続き永島まなみジョッキーで行くと早々に公表されましたが、登録時点での出走確率は11分の3という狭き門でした。
この時点で既にSNS上などでは「阪神JFへの出走確率を左右する他陣営の動向は如何に」「抽選落ちした場合はどこへ行くのか(行くべきか)」「そもそも中1週で使うのはどうなのか」などの議題で盛り上がっていましたが、次週朝日杯フューチュリティSにも特別登録されたことで陣営サイドが強気であることが知れ渡ると、「阪神JFより(弱メンでローテ的にも余裕のある)朝日杯に行った方がむしろいいのでは」論も加わり喧々諤々。
さらに「(価格的には安馬である)スウィープフィートが大舞台に出てくれることへの純粋な感謝と応援」「スウィープフィートが好走できる根拠の提示」など他にも色々な議題で百家争鳴、話題は尽きない様子。
さながらYGGラプソディ!
色々な意見が飛び交っていましたが、基本的には皆さんポジティブで楽しそうなのが印象的でした。
これぞ一口の醍醐味ですね。
ちなみに個人的には、「朝日杯が弱メン」という見方はちょっと相手をナメすぎと感じていた(曲がりなりにも重賞勝ち牡馬3頭が登録していた)ので、普通に阪神JFの抽選が通ってほしいと思っていました。
中1週に関しては、前走を使う前からの当初の予定通りなので問題なしというスタンス。
しかしもちろん、どこに出たとしても全力応援するのに違いはありません!
レース当週を迎えてからは、鞍上予定の永島騎手が抽選が通った場合にはG1初騎乗となるという話題性もあって、スウィープフィートのメディアへの露出も多く、否が応でも期待が高まっていく中で迎えた抽選日(7日)。
有力馬ボンドガールの直前回避などで一時は8分の4と報じられた当選確率(回避を伝えられていたヒヒーンが抽選に参加してきた為、最終的には9分の4)の中、スウィープフィートの抽選結果は……。
当選!
やった!
晴れてG1出走決定です!
同日にはレースに向けての最終追い切りも行われ、中1週という事もあって軽めの調整ではありましたが「ほぼ予定通りの時計ですし終いも馬なりで動けていて良い内容だったと思います(庄野師)」という事で、不安なくレースに臨むことが出来そうです。
さらに師は「出来れば内を捌いて距離ロスがないように勝ちに行く競馬をしよう」と騎手と話しているというという事で、勝つ気マンマン。
楽しみです!
そんなワクワク感の中で迎える事になる2歳牝馬チャンピオン決定戦・阪神ジュベナイルフィリーズ。
出走頭数は当然フルゲート18頭。
最有力候補の一角だったボンドガールが回避したこともあり、人気はかなり割れる形となりました。
上位人気を形成するのは、前走アルテミスS(G3)でチェルヴィニアの2着している良血サフィラ(父ハーツクライ)、3連勝で京王杯2歳S(G2)を制してきたコラソンビート(父スワーヴリチャード)、新潟2歳S(G3)を制して以来の無敗馬アスコリピチェーノ(父ダイワメジャー)など。
しかしいずれも中心的な存在感があるとまではいかず、萩S(L)勝ちのルシフェル(父ハーツクライ)、マイルの1勝Cを勝ってきたステレンボッシュ(父エピファネイア)やキャットファイト(父ディスクリートキャット)あたりを含めての上位混戦状態という評価。
スウィープフィートの一般的な評価は、彼女らからは一枚落ちだが一発はあり得るかもという感じ。複穴レベルと言ったところでしょう。
実績面を見れば妥当な評価でしょうが、前走の末脚を見れば一介の1勝馬ではないのはわかり切っていますので、評価を覆す走りを期待です。
なお、前走で後塵を拝したプシプシーナよりは人気がありそう。合わせて彼女への雪辱にも期待。
枠は6枠11番に決定。
好走率としては可もなく不可もない枠。ゲート不安があるだけに出来れば偶数番が欲しかったところではありますが……。
騎手・父産駒のコース経験は少ないので参考の域を出ませんが、共に勝率はともかく連対率は悪くなく、減点材料にはならなさそう。
充分に期待は持てそうです。
さあ大駆けの時だ!
レース内容
レース当日の阪神競馬場は晴、芝は良。12月とも思えない陽気の中で11レースを迎えます。
スウィープフィートは前走比プラス2キロの446キロで登場。パドックではこれまでチャカ付く場面が目立っていましたが、今日は入場当初から落ち着いた雰囲気。パドックの中にも外にも人が多い状況でしたが、今までで一番どっしり構えていたのではないでしょうか。
まあ流石に周回時間のラスト近くや、騎手が騎乗してからはチャカチャカし始めていましたが、そこはご愛敬。
単勝人気は最後まで割れたままで、1番人気のサフィラでも4.6倍。以下コラソンビート(4.8倍)、アスコリピチェーノ(5.9倍)、キャットファイト(6.2倍)、ステレンボッシュ(8.7倍)、ルシフェル(9.0倍)まで6頭が10倍以下。
スウィープフィートは34.2倍の9番人気でした。
見返したい!
その後、本場馬入場以降も特にトラブルなく進行。ファンファーレが母校の後輩によるものだったようですが、音を外していて失礼ですが逆にこちらの緊張が和らぎました。
それでも手に汗握って見守る中、全馬の枠入りが完了。
ゲートオープン!
明らかに出遅れた赤い勝負服の馬がいるぞ!
スウィープやんけ~!
他にも出遅れ気味の馬はいましたが、一頭抜けて立ち遅れてしまいました。普通に出た馬からは2馬身ほどのビハインド。
覚悟はしていたとはいえ厳しい洗礼!
そのまま最後方からの立ち回りを余儀なくされるスウィープフィート。
こうなったら開き直って直線一気に賭けるしかないか。
つまり前走と同じにやればいい!
そう気を取り直してレース観戦に集中。
しかし3コーナー過ぎ、最後方から早々に加速して前に上がって行くスウィープフィートの姿が。
……んん?
仕掛けた、というより持っていかれているように見える……?
画像がアップになるとやはり鞍上は抑え気味のように見えましたが、3~4コーナー中間ともなるともうそのまま馬の気に任せて大外を駆け上がっていきます。
そして4角を回り、最後の直線へ!
大外を回った分位置取りはまだかなり後方。先頭とは10馬身近くあるか?
ここからどこまで!?
行けー!
内外回りの合流地点で右ムチ!
すぐ前に居たサフィラと共に、ジワジワと脚を伸ばしていくスウィープフィート!
しかし前走ほどの爆発的な脚は見られない!
……勝ち負けまでは苦しいか!
ともかく頑張れー!!
残り200、それでも大外からジワジワと脚を伸ばし続けるスウィープフィート!
残り100、掲示板争いで8頭ほどがごった返す中位馬群に追いつく!
掲示板! 来い!
4頭ほどを一気に交わし、その前へ!
しかし5番手争いの組には僅かに及ばず、ここでゴール!
くぬう~~~!
前方で繰り広げられていた激しい優勝争いを制していたのはアスコリピチェーノ。クビ差2着がステレンボッシュ、3着はコラソンビート。
スウィープフィートは5着馬からクビ+クビ差の7着での入線となりました(8着馬とは更にハナ差)。
結果
阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)
(阪神・芝1600・良)
永島(55)馬体重466
7着(18頭・9人気)
所感
残念……
出遅れ、3角での掛かりと、やや不完全燃焼感のある負け方だったので残念は残念。
出遅れは戦前から覚悟していたことなのでともかくとしても、掛かりが無ければ掲示板はあったかも。
個人的には出遅れた時点で開き直って仕掛けを待ってくれれば……とは思いましたが言っても詮無き事。
とはいえこれまで同様大外一気の形(=慣れた形)での敗戦なので、多少の着順上下動の可能性はともかく、現状でのトップクラスとの力差が素直に出たと見る方が正解でしょうか。
戦前のプラン通り内を捌けていたとしても、内から伸びていたのはスウィープフィートとハナ差での8着だったドナベティくらいしか見当たらなかったので、7着より上に来れていたかどうかは怪しいですし。
まあ新しい戦法を試せなかったのは残念。
冷静に見れば9番人気で7着ですし、現状での客観的な評価に近い形での決着だったとも言えます。
それでも最後まで脚は使っていましたし、勝ち馬からの着差も0.9秒。出遅れ分も加味すれば、全然悲観するようなものでもありません。
プシプシーナ(15着)への雪辱はとりあえず果たせましたし。
騎手のレース後コメントで反省の弁もありましたが、今後課題を詰めて、春までには今日敗れたメンツとも堂々渡り合えるような成長につなげてくれれば。
とりあえずゲートはどうにかしたい!
まあ(勝手な)期待が高かった分結果には少し落胆もしましたが、この1週間楽しく夢を見て過ごすことが出来ましたし、大きな舞台で頑張ってくれたスウィープフィートには感謝しかありません。
ありがとうありがとう!
出来ればこの後も何回も夢を見させてほしいなあ……という事で、既に春へ向けてのローテーションが発表となっています。
この後はエルフィンSからチューリップ賞へ進む予定とのこと。レース後に自分が希望した展望とドンピシャなので、もちろん文句などあろうはずもありません。
永島騎手とコンビ継続成るかどうかはエルフィンSの結果に掛かっているようですが、エルフィンSで結果を出せないようならその先への希望が持ちにくくなるのも事実ですので、即物的な理由ですが永島騎手にはこの機会を掴むべく頑張ってほしいと思います!
スウィープフィートにはゆっくり疲れを取って、万全の状態で次はクラシック出走の夢へ向けてまた頑張ってもらいたい!
まだまだ勝手に期待させてもらいまっせ!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報はYGGオーナーズクラブ様公式HPより許可を頂き掲載しております。)