こんにちは、まちかね太です。
9月17日の中山2レース・2歳未勝利(芝2000)に、DMMバヌーシーでの出資馬レイデラルースが出走しました。
初戦完敗から巻き返して3着とした前走から在厩で続戦となり、迎えた3走目は芝2000という条件。
ダート転向予定を覆しての芝での続戦という形ですが、相手関係はそこまでキツくなさそうな組み合わせになりました。
千載一遇のチャンス!
課題もまだまだ残っているとはいえ、ここはモノにしたい!
以下、相応の不安は抱きつつも好結果を期待して見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・レイデラルース
レイデラルース
(牡2・レイデオロ×カンデラ by ダイワメジャー)
美浦・手塚貴久厩舎
ここまでの戦績:2戦0勝(0・0・1・0・0・1)
前走:8月20日・2歳未勝利(新潟・芝1800)3着(→レース記事はこちら)中3週
レースまでの状況
初戦12着から巻き返して3着に力走した前走後も状態に問題はなく、そのまま在厩での続戦が決定。
「じわじわと伸びる脚の使い方をする(=切れる脚がない)」という見方で、早々に次走はダート戦に向かう方針が定められました。
北村宏司騎手は、レース中に行きたがる部分を抑えるためにハミは変更した方がいいという意見(ジェーンビット→リングハミ)でしたが、ダート変更に関しては異論は無さそうで、9月16・17日に組まれていた中山ダート1800戦のどちらかを目標に進めていくことに決定。
しかし1週間後、「口向きが良くなってきているのでもう一度芝を」という厩舎スタッフさんからの意見があったようで、騎手を交えて再度進路相談が行われた結果、9月17日の中山芝2000戦に目標が変更となりました。
この舞台を選んだ理由の一つとして、最初のコーナーまで距離があることからスタートに不安の残るレイデラルースでも先行しやすい、というものが挙げられています。
その後の調整は順調に進捗。相変わらず行きたがる面もあり、ハミを変えたことで追いづらい部分もあったようですが、併せ馬が出来るようになるなど、僅かずつでも成長を見せてくれている模様。
最終追い切りは3頭併せの形で、遅れはしたものの大きく追走してのものであり状態面に心配はいらなさそうです。
逃げる気はないのかな?
「先行しやすい」という条件が上がっていたことから逃げ戦法を取るのかと思われましたが、追い上げる形をとった最終追い切りの内容を見るとあながちそうでもないのかもしれません。
出遅れ対策なだけかもしれませんが。
まあ戦法はゲートを出たところで決まる部分も多そうな馬なので、始まる前はゲートをすんなり出てくれることを願うだけではあります。
さて、そんなこんなで無事に出馬確定したレースの出走馬は10頭。
存外にメンバーの層は薄く、3着内を経験している馬はレイデラルースのみ。
他に前走で掲示板内の馬も、前走新潟芝1800のデビュー戦4着のスカイレディ(父Teofilo)と、同じく前走新潟芝1800のデビュー戦(スカイレディとは別レース)5着のロードヴェスパー(父キタサンブラック)の2頭だけという組み合わせになりました。
これはチャンスでは!?
有力ライバル2頭もレイデラルースと同じく前走は新潟芝1800戦ですが、走破タイムはレイデラルースの方が3秒ほど速め。
レイデラルース自身も初戦から2戦目で持ちタイムを6秒以上詰めましたし、そもそも走った日やペースが違いますからタイムはあくまで参考値に過ぎないとはいえ、客観的に見て最有力視されるのはレイデラルースで間違いないところ。
新聞誌上でも重い印がズラッと並んでいます。
しかし、枠は1枠1番。
好走率的には中の下と言ったあたりで許容範囲内ですが、気性面などを考えると最内の奇数枠には若干の不安が。
北村騎手の過去3年コース実績は特にどうこう言うほどのものでもありませんが、今回出走の騎手中では上位と言っても良さそう。
レイデオロ産駒のコース実績は一週前の2歳未勝利戦1度だけ(ロジデオロ・10頭立て8番人気7着)なので、相性云々言うにはデータ不足。
まあ今回のレイデラルースに関しては、データどうこうよりもまず気性問題などを出来るだけ表面化させず、自分の力をしっかり発揮できるか否かというところに勝敗が掛かってくるでしょう。
普通に走ってさえくれれば……!
どうにかこの好機を掴んでほしい!
レース内容
当日2レース時点の中山競馬場は曇り、芝は良。
レイデラルースは前走比2キロ増の478キロで登場。
当方パドック中継には間に合いませんでしたが、後から動画を確認した範囲では大きなイレ込みなどもなく歩けていたようで、パドック解説でも上位に取り上げられていたとのこと。
人気はやはりレイデラルースが1番人気(2.1倍)。しかし、スカイレディ(3.4倍)、ロードヴェスパー(5.8倍)、エコロレイズ(6.2倍)と10倍以下の人気馬も他に3頭居り、油断はできません。
さて、私が中継を見始めたのはゲート入りが始まる頃からだったのですが、どうも枠入りを渋っている馬がいる様子。
って、レイデラルースやんけ~!
押しても回しても枠に入ろうとしない我が愛馬。一度は大きく跳ねるように後ずさったりもしていましたが、係員さんが手綱を離さなかったおかげもあって放馬という事態には至らず。
しかしこれは……大丈夫か?
不安が募りましたが、ゲートの前扉が開けられると、それまでのゴネっぷりが嘘のようにあっさり枠内に進んでゲートイン。
なんやねん!?
心配かけさせよって!
若干拍子抜けではありましたが、まあ一安心ではあります。他馬には迷惑をかける形になってしまいましたが……。
その後、残っていた馬たちも続々ゲートイン。若干渋る馬も居ましたがレイデラルースほどゴネる馬はおらず、大外ホワイトシップも入って準備完了。
ゲートオープン!
ヨシ!
直前の状況から不安が募っていたスタートは、むしろ好発馬。
最内という事もあってそのまま前に行くのかと思いきや、鞍上は積極的に行こうとまではしていないようで、外からファインデイが並びかけてくるとあっさり先頭を譲ります。
更に外から4頭ほどがダーッと前へ上がっていくとこれもそのまま見送り、彼らに続く形で1コーナーへ。
が、ずっと最内を通っているのでカーブ中にコーナーワークで勝手に位置取りは上昇。
大逃げ態勢に入ったファインデイから離れた2番手を走るホワイトシップ・ノーブルビーチから1馬身強遅れた4番手をエコロレイズと並走する形になりました。
やや首が高めの走りにも見えますが、折り合いを欠いているような動きはありません。
よーしよし!
向こう正面はそのまま淡々と流れ、レースは3コーナーへ。
残り800標識から600標識までの間にファインデイと後続の差は一気に詰まり、馬群全体が凝縮。
先行組からはホワイトシップとエコロレイズが外から仕掛け、4コーナーへ向けて逃げ馬を交わして一気に先頭へと躍り出ていきます、
ずっと最内を通っていたレイデラルースはしばらくじっとしていましたが、バテて下がってきたファインデイをパスするために外寄りへと進路を持って行った際にそのまま上昇を開始。
先に仕掛けた2頭を追って3番手で4コーナーを回り、直線へ向きます。
前の2頭との差は2馬身ほどか。
どうだ!?
伸びそうな感じはありますがシュッと反応するというわけでもなく、ジリジリ前との差を詰めていくような脚色。
内に潜り込んで並びかけてきたロードヴェスパーの方が手応えが良さそうにも見えるぞ!?
それでも、ロードヴェスパーと2頭並ぶ形でエコロレイズらとの差を着実に詰めていくレイデラルース。
残り200、前の2頭の内、内目を通るホワイトシップは既に失速気味となりエコロレイズが単騎先頭へ。
しかしレイデラルースらは既にその直後まで来ており、もう射程圏内。
イケるぞ!
差せ~~!!
レイデラルースがエコロレイズに外から並びかけようとする中、レイデラルースの内目に居たロードヴェスパーは前方をエコロレイズ、右方をホワイトシップ、左方をレイデラルースに阻まれる形になる格好に。
ホワイトシップが下がって行った為すぐに内側は空いたものの、勝負所で痛恨の踏み遅れ。
そんなライバルを尻目にレイデラルースは残り100でエコロレイズに並び、抵抗はされたもののゴール前でグイッと抜け出して先頭でゴールイン!
よっしゃー!!
優勝はレイデラルース!
半馬身差の2着はエコロレイズが粘り通し、ロードヴェスパーが更に1馬身1/4遅れの3着という結果になりました。
結果
2歳未勝利(中山・芝2000・良)
北村宏(55)馬体重478
1着(10頭・1人気)
所感
頑張ってくれました!
1番人気で1着ですので順当な結果と言われればそうなのですが、なにしろ同じく1番人気だった新馬戦での前科があるので……。
正直なところ、あの新馬戦から2か月程度で勝ち上がりにまで至ったのはかなり上出来な話だと思います。
この間に色々と試行錯誤を繰り返してくれていた陣営の努力の賜物でしょう。
ありがとうございました!
もちろんゲート入りの問題を始め、多くの課題は残ったままではあります。
正直な話、今回はメンバーに恵まれていたというのも事実。翌日の芝1800未勝利戦とかだと、こうはいかなかったかもしれません。
が、大事なのは勝ったという事実。
勝ち上がってしまえば今後は課題克服のための試行錯誤に時間制限が無くなりますし、余裕を持ってスケジュールを組み立てていけますからね。
勝てる局面でしっかり勝ち切ったのは大きい。
色々な意味で先が明るくなる初勝利でした。
次走は12月まで間を開けて同じ舞台の葉牡丹賞を目指すことになるようです。
東京開催は向いていなさそうという判断を早期から示されているので、まあ予想通りの流れではあります。
今回も上がり1位でこそありましたが、末がキレたという感じはまったくありませんでしたし。
調教師コメントを読む限りでは、そこの結果次第では再びダートへという話が出て来そうな感じもちょっとありますが、いずれにせよまだ先に話。
レイデラルースにはまずはきっちりリフレッシュしてもらって、それからまた少しずつ課題を克服していってほしいと思います。
今回は頑張ってくれてありがとう、また次で更に成長した姿を見せてくれることを期待しています!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)