ワラウカド 一口馬主

ワラウカド2023年募集(22年産)を考える

ワラウカド2023年募集(22年産)を考える

こんにちは、まちかね太です。

今回は、ワラウカドの23年新規募集馬についての感想文です。

今回新たに募集をかけられるのは、ファハンミューラ22・キトゥンズロア22・アップワードスパイラル22・カフェソサエティ22・レイロー22・オールアイキャンセイイズワウ22・サンタメテ22・デザートオブライフ22の8頭。

ラインナップ発表前は色々と不安と憶測を呼ぶような状況でしたが、なんだかんだお馴染みの血統馬が大半という形に収まったのではないでしょうか。

というわけで以下、いつも通り血統論も馬体分析もない(記事執筆時点では写真も動画も無いのでしようもないですが)ただの感想になりますが、お暇でしたらお付き合いください。

記事執筆時点で公表されていない測尺などの情報は、公表後に追記していきます。
(※9/23 公表された馬体写真・測尺などを追記しました)

※以下文中敬称略。各種実績は記事執筆時点の物になります。なお、種牡馬などのプロフは以前投稿した同種の記事から一部流用しています。
※文中における海外馬の成績について、アローワンス競走・クレーミング競走・コンディション競走などは「一般戦」、下級ハンデキャップ競走は「ハンデ戦」もしくは「一般戦」、ノングレードのブラックタイプ競走は「特別戦」と表記しています。

募集馬プロフィール&感想

募集口数は中央募集馬は全馬500口で、地方競馬(川崎)での募集となるデザートオブライフ22のみ100口。
中央馬は関西馬3頭、関東馬4頭となっています。

外国産馬は2頭。いずれも兄に続いてのクラブ入りになりますので、ご新規様感はありません。

また、サマーセールに上場されたもののクラブが落札(実質主取り)して募集に回ってきた馬が3頭います。

※9/23追記
・会員先行募集:2023.9.27 10:00 〜 2023.10.3 9:00 
この期間中に出資した場合、最大18%OFF(地方馬は最大10%OFF)・10%ポイント付与のキャンペーンあり(出資口数・支払方法によって割引率・ポイント付与率は変動。なお、中央馬は応募総口数200口までが対象)
・通常募集期間でも2023.10.4 10:00 〜 2023.12.31までは最大10%OFF・10%ポイント付与のキャンペーンあり(注意事項は先行期間同様)。この期間中は新規入会金無料キャンペーン・お友達紹介キャンペーンも実施。

各キャンペーンの詳細はクラブHPを確認されたし。

ファハンミューラ22

ファハンミューラ22
Kingman(種付け時 10歳)
Fahan Mura(出産時 8歳)
母の父English Channel
性別
誕生日4/5
生産牧場Paca Paca Farm Overseas
調教師友道康夫
募集価格7000万円

父・Kingman

2011年生まれの英国産馬。父Invincible Spirit、母Zenda、母の父Zamindar。

母Zendaは英愛仏米9戦3勝。
プールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー)-仏G1を制したクラシックウイナー。名種牡馬Oasis Dreamの半姉で、Kingmanの他にRemote(ターセンテナリーS-英G3)、First Eleven(カンバーランドロッジS-英G3・3着)などを産んでいる。

Kingman自身は英愛仏8戦7勝。愛2000ギニー、サセックスSなどG1・4勝を含む重賞6勝。2014年のカルティエ賞年度代表馬。

2歳6月のデビュー戦、8月のソラリオS-G3(サンダウンパーク・芝7ハロン16ヤード)、故障休養明けの3歳4月のグリーナムS-G3(ニューベリー・芝7ハロン)と3連勝した後、初のマイル戦だった英クラシック第1弾2000ギニー-G1(ニューマーケット・芝1マイル)で、グリーナムSで4馬身半差をつけ下していたNight of Thunderに不覚を取り2着。
しかし次走、愛2000ギニー-愛G1(カラ・芝1マイル)を5馬身差で圧勝すると、続くセントジェームスパレスS-英G1(アスコット・芝1マイル)でNight of Thunderを2着に下して雪辱。
古馬相手となったサセックスS-英G1(グッドウッド・芝1マイル)、ジャックルマロワ賞-仏G1(ドーヴィル・芝1600)も連勝。
その後感染症で引退となるも、カルティエ賞年度代表馬、最優秀3歳牡馬に輝いた。

2015年から英国で種牡馬入り。

初年度産駒からプールデッセデプーラン(仏2000ギニー)などG1を3勝し、凱旋門賞でも3着したPersian King、2年目産駒から欧州最強マイラーPalace Pier(ジャックルマロワ賞-仏G1連覇などG1・5勝)と大物を続けて輩出し、種牡馬としての評価を高めた。

日本でもシュネルマイスター(NHKマイルC-G1など重賞3勝)、エリザベスタワー(チューリップ賞-G2)が重賞ウイナーになっている。

その他の代表産駒にDomestic Spending(ハリウッドダービー-米G1などG1・3勝)、Kinross(ブリティッシュチャンピオンズスプリントS-英G1、フォレ賞-仏G1など重賞8勝)、Sauterne(ムーランドロンシャン賞-仏G1)など。

2022年欧州種牡馬リーディング8位(ブラッドホース誌より)。

ファハンミューラ22は7世代目の産駒。

2023年種付け料12万5千ポンド(1ポンド180円換算で約2250万円)。※前年から2万5千ポンドダウン

母・Fahan Mura

2014年生まれの米国産馬。父English Channel、母Celtic Cross、母の父Giant's Causeway。

母Celtic Crossは米21戦2勝。Sweet Catomine(BCジュヴェナイルフィリーズ-米G1などG1・3勝を含む重賞5勝)・Life Is Sweet(BCレディスクラシック-米G1などG1・2勝を含む重賞4勝)の従姉妹、Pirate's Revenge(ミレイディH-米G1など重賞2勝)・Sweet Life(ビヴァリーヒルズH-米G1・2着)の姪。
繁殖としては、Fahan Mura以外に特筆すべき実績を残した産駒はいない。

Fahan Mura自身は米26戦9勝。ロバートJフランケルS-米G3勝ち馬。

2歳8月にデビューし、3歳1月のガルフストリームパーク芝1マイル戦で初勝利。4戦目だった。
直後のレース4着を挟み、5月のベルモントパーク芝1マイル戦で2勝目を挙げる。その後、3歳シーズンは芝1マイル前後の条件を中心に一般戦を6走したが、2度の3着が最高で勝ち星を増やすことは出来なかった(ダートは3歳最後に一度だけ走って6頭立ての5着)。
しかし、4歳から本格化。年明け1月から5月までの間にサンタアニタ芝1マイルの一般戦を4連戦し全勝。
初重賞挑戦となったベルモントパークのニューヨークS-G2は6着に敗れたが、すぐにデルマー芝8.5ハロンの特別戦を勝利して巻き返し、9月のデルマー芝9ハロンのG2・ジョンCマビーS-G2では3着に健闘した。
続いて10月のサンタアニタ芝1マイルの特別戦を勝利し、同じコースのG2・ゴルディコヴァSでも2着好走する。
初G1挑戦となった12月のメイトリアークSではブービー12着に大敗してしまったものの、年の瀬にサンタアニタ芝9ハロンで行われたロバートJフランケルS-G3で2着Excellent Sunsetに3/4馬身差を付け優勝。重賞制覇を果たした。
ところが5歳となってからは急に精彩を欠いてしまい、1月のペガサスワールドカップターフ-G1で最下位10着(勝ち馬はブリックスアンドモルタル)、2月のブエナヴィスタS-G2も最下位9着と連続で完敗。5月の一般戦でも最下位5着に敗れ、これがラストレースとなった。

ブエナヴィスタSこそ惨敗したもののサンタアニタ競馬場では非常に強く、それを除けば7戦6勝2着1回とほぼ完璧な成績を残した。
2度の重賞連対もサンタアニタでのもの。

2019年のファシグティプトン・ノーヴェンバーセールでパカパカファームに45万ドルで落札されている。

初仔はワラウカド所属の現2歳カポデテュティカピ(父Frankel、未出走)。

ファハンミューラ22は第2仔。

馬名はおそらくアイルランド北部の地名Fahan(アイルランド語でFathain Mura)、その地の守護聖人である聖ムーラ(Saint Mura McFeredach、Muru mac Feradaig※男性)に由来すると思われます。
母名が「ケルト十字(アイルランドの宣教師によって伝道された地域で広まった環状の十字架)」なのでそこからの連想でしょうか。父のEnglishも関係あるかも?
もし本当にそれが由来であるならば、Fathain Muraとは「小さな緑」を意味するそうです。

生産牧場・Paca Paca Farm Overseas

おそらくパカパカ海外牧場だと思われます。

調教師・友道康夫

獣医学科卒、馬術経験もある関西のベテラン敏腕トレーナー。2002年開業。

ワラウカドではファベルを管理中。

2022年JRAリーディング11位。
年間40勝前後という数字をコンスタントに叩き出し、調子が良い年はリーディング1位を争える力もあるトップ厩舎。

代表管理馬はドウデュース(日本ダービー-G1、朝日杯FS-G1など重賞3勝)、マカヒキ(日本ダービー-G1など重賞3勝)、ワグネリアン(日本ダービー-G1など重賞3勝)など。

騎手の起用は、最近は坂井瑠星騎手や岩田望来騎手など若手を積極的に登用する傾向が見える(と言ってもガチのアンちゃんでは無く若手トップ級ですが)。

外厩は、ファベルでは吉澤ステーブルWESTを主に使用。

測尺

[体重kg / 体高cm / 胸囲cm / 管囲cm] : 459 / 158 / 176 / 20.1 (9/22時点)

所感

・外国産だが、父産駒には日本での実績がある
・母は重賞勝ち馬で出産時年齢も若く、走り頃の2番仔。
・トップ厩舎所属
・昨年募集の兄と比較して割安

・割安感はあっても絶対的に高額。外国産なので回収には困難が伴う
・漂うアブない放置の香り

募集価格は7000万円。続くキトゥンズロア22・アップワードスパイラル22が3500万円なので、実に2倍の差を付けて今年の募集馬の中では堂々トップの価格となります。

とはいえ昨年募集された半兄カポデテュティカピがフランケル産駒で8500万円、同様に昨年募集されたキングマン産駒キングズロア(母がG2勝利・G1連対)が8000万円募集だったこと、そして昨今の馬の価格高騰や円安情勢を考えれば、むしろ割安と言って良いくらいでしょう。

まちかね太
まちかね太

だからと言って
懐に優しいわけではないですが。

外国産馬は手当が内国産馬より少ないので、特に下級クラスにいる間は回収効率が悪くなりますし、そもそも下級クラスでは出走面での制約も厳しくなります。

なので「下級戦で戦う機会を出来るだけ少なくし、チャンスをは全てモノにしてさっさと上級クラスまで駆け上がれる力を持っている」ことが、この価格帯の外国産馬に求められる最低条件。

その点、キングマン産駒からはシュネルマイスターという日本の大レース好走馬も出ていますし、現3歳世代まででJRAで走った産駒20頭中10頭が勝ち上がりということで、勝ち上がり率も良好(複数勝利馬は3頭)。
欧州の種牡馬ではありますが、充分賭けに出る価値はあるのではないでしょうか。

まあ、JRAで複数勝利を挙げた産駒3頭(シュネルマイスター、エリザベスタワー、ダノンジャスティス)すべてが五代血統表内に持っているKrisのクロスはファハンミューラ22にはありませんが、母馬がまだ若く競走成績も良い馬なので、そのポテンシャルでカバーしてくれれば。

注意点としては、記事執筆時点でJRAでの産駒勝利17勝は全て芝、かつその内15勝は1600m以下であるということ。
地方での勝利もほぼ1600m以下なので、日本では完全に短距離型種牡馬という実績。

そもそも本質的にマイラー型種牡馬なのは間違いないところではありますが、地元欧州では今年も産駒フィードザフレイム(Feed The Flame)がパリ大賞(ロンシャン2400mの3歳G1)を勝っていたりするように、米国芝も含めて2000m越えの距離で活躍する産駒も珍しくありませんが、こと日本においてはクラシックなどへの期待は最初から持たない方が無難かと思われます。

芝がダメだったからダートに、という形の潰しも効きにくいでしょう。

その代わりにというか早期始動は期待でき、日本での勝ち馬10頭中9頭は2歳戦での勝ち上がり(7頭は新馬勝ち)。
キングズロアもそろそろデビューできそうですし、ファハンミューラ22もワラウカドののんびり育成であっても早いうちから臨戦態勢を整えることは期待できるのではないでしょうか。

厩舎が諸刃の剣的な友道厩舎なので、放置されなければという前提での話になりますが。
実績には文句のつけようがない厩舎ですが、ワラウカドではレイローもファベルも3歳4月デビュー。また、ファベルの使われ方などを見ている限りは、こと出走機会という面において全幅の信頼を寄せるには一抹の不安は拭えませんが……。

それでも、以上の諸々の期待と不安を天秤に掛けた結果、結論としては自分は賭ける価値ありと判断するので出資したいと思います。

まあ御託を並べてはみましたが、一年前にファハンミューラの第2子がキングマンの仔だと知った時点でもし募集されたら出資しようと思っていたので、初志貫徹するだけとも言えます。

どんな結果でも後悔はしません!

まちかね太
まちかね太

でもとりあえず神様、
「放置されませんように」
とだけは祈らせて!

キトゥンズロア22

キトゥンズロア22
Pinatubo(種付け時 4歳)
Kitten's Roar(出産時 10歳)
母の父Kitten's Joy
性別
誕生日2/20
生産牧場Paca Paca Farm Overseas
調教師久保田貴士
募集価格3500万円

父・Pinatubo

2017年生まれの愛国産馬。父Shamardal、母Lava Flow、母の父Dalakhani。

母Lava Flowは仏6戦2勝。ロンシャン2200mのリステッド・ラセーヌ賞優勝の実績がある。
Mount Elbrus(プティトエトワール賞-仏L)の娘で、Strobilus(伊グランクリテリウム-伊G1・2着)の半妹。
繁殖としては、Pinatuboの他にSundoro(リステッド2勝、ヴィシー賞-仏G3・2着、ベルトランドタラゴン賞-仏G3・2着)を産んでいる。

Pinatubo自身は英愛仏10戦7勝。デューハーストS-英G1などG1・3勝を含む重賞4勝。

2歳5月にデビューするや、怒涛の連勝街道を驀進。リステッド・G2を連勝して初のG1挑戦となったヴィンセントオブライエンナショナルS-愛G1(カラ・芝7ハロン)では2着馬に9馬身差をつける圧勝を飾り、21世紀の2歳馬としてFrankelらを上回る最高のレーティング値128が与えられた。続く英国2歳チャンピオン決定戦デューハーストS-英G1(ニューマーケット・芝7ハロン)も危なげなく差し切り、2歳時は6戦全勝でフィニッシュ。カルティエ賞最優秀2歳牡馬に輝いた。
しかし、3歳初戦として迎えた英2000ギニー-G1で、もう一つの英国2歳チャンピオンレース・フューチュリティT勝ち馬のKamekoに差され、2歳時は問題にしていなかったWichitaにも届かず3着と敗れ、初黒星を喫する。
続くセントジェームズパレスS-英G1もPalace Pierの2着に敗退。次走ジャンプラ賞-仏G1(ドーヴィル・芝1400m)を制して3歳初勝利を飾ったが、最終戦となったムーランドロンシャン賞-仏G1ではPersian Kingの2着に終わった。

結果として1400m(7ハロン)以下で無敗、1600m(8ハロン)では全敗という成績になっている。

2021年から英国で種牡馬入り。豪州にもシャトル種牡馬として出向いている。

キトゥンズロア22は初年度産駒。

2021年種付け料3万5千ポンド(1ポンド180円換算で約630万円)。※23年の種付け料は見つけられませんでした。豪州では21年4万4千豪ドルから23年5万5千豪ドルに値上がりしている模様

母・Kitten's Roar

2012年生まれの米国産馬。父Kitten's Joy、母Bambolina、母の父War Chant。

母Bambolinaは米11戦2勝。
競走成績に特筆すべきものはなく、Kitten's Roar以外に目立った繁殖実績もない。
孫Cast Member(Kitten's Roarの半妹の仔)が昨年米国のステークス競走を2勝しているのが目立つ程度で、それ以外にはかなり遡らなければ近親にも活躍馬が出てこない。

Kitten's Roar自身は米加22戦7勝。ゴルディコヴァS-米G2勝ち馬。

デビューは3歳4月と遅かったが、ガルフストリームパーク芝7.5ハロン戦で初出走初勝利。3戦目の6月ベルモントパーク8.5ハロンの一般戦も勝利したが7月の4戦目以降は休養に入り、3歳シーズンは4戦2勝(2・3着各1回)で終了。
10ヵ月の休養を経て4歳5月にレース復帰。復帰後4戦目の9月ケンタッキーダウンズ芝1マイル戦、10月キーンランド芝8.5ハロン戦と一般戦を連勝し、11月のチャーチルダウンズ芝9ハロンG3・カーディナルHで重賞初挑戦。勝ち馬からは4馬身千切られたが、2着に好走する。次走の特別戦2着で4歳シーズンを終了、この年は7戦2勝(2着4回)となった。
5歳となった翌年からは本格的に重賞戦線に参入。年明けからの特別戦1・2着を経て、4月のジェニーワイリーSでG1に初挑戦し、4着。続くベルモントパーク芝10ハロンG2・ニューヨークSで3着、アーリントンのG1・ビヴァリーD.Sで5着と、重賞で好走を重ねた。
そして9月にケンタッキーダウンズ芝10.5ハロンのリステッド・ラムジーファームSを2着に2馬身1/4差を付け完勝すると、カナダ・ウッドバイン芝10ハロンG1・EPテイラーSで勝ち馬Blond Meから1馬身差の2着に入り、続くデルマー芝1マイルG2・ゴルディコヴァSでは1番人気に応え2着Thundering Skyに2馬身1/4差を付けて見事に勝利。重賞制覇を達成する。
この年の最終戦となったG1・メイトリアークSでも2番人気タイの高評価を受けたが、ここでは8着と崩れてしまい、5歳シーズンは9戦3勝(2着2回・3着1回)。
翌6歳シーズンは2戦のみの出走となり、2月のスワニーリヴァーH-G3で4着、4月のジェニーワイリーS-G1で7着。ここで現役生活に別れを告げた。

キャリア初期の使い方を見る限りでは若い頃には何かしら体質不安があったようにも見受けられるが、4歳5月以降はほぼ毎月のように出走を重ねていたので、パンとしてからはむしろ頑丈な馬だったと思われる。

また、全22戦中16戦で3着内、6着以下は3回だけ(うち2回はG1)という、堅実に走る馬でもあった。

2018年のファシグティプトン・ノーヴェンバーセールでパカパカファームが50万ドルで落札。

ここまでに産んだ仔は全て輸入され、ワラウカドで募集。
3歳の初仔がウィンザーロア(父Frankel、現役未勝利)で、2歳の第2仔キングズロア(父Kingman)がデビューを控えている。

キトゥンズロア22は第3仔。

馬名は、父名とRoar(咆哮、雄叫び、轟音)の組み合わせ。母の父がWar Chantなので、それと父名を合わせての連想だと思われます。

生産牧場・Paca Paca Farm Overseas

おそらくパカパカ海外牧場だと思われます。

調教師・久保田貴士

馬術畑出身の、関東の中堅トレーナー。2003年開業。

2022年JRAリーディング63位(関東に限れば20位)。
ここ10年ほどは、年間20勝を少し超える程度、リーディング50~60位くらいで良くも悪くも安定していたが、今年(23年)は9月14日時点で24勝と既に例年の平均値を上回る勝利を挙げ、リーディングも10位台後半の位置にいる。
この調子をこれからも維持できるか。

代表管理馬はマリアライト(宝塚記念-G1、エリザベス女王杯-G1)、イルーシヴパンサー(東京新聞杯-G3、京都金杯-G3)、ワイルドワンダー(根岸S-G3など重賞3勝)など。

騎手は田辺騎手や吉田兄弟、菱田騎手など、特定の騎手を多用する傾向。

測尺

[体重kg / 体高cm / 胸囲cm / 管囲cm] :465 / 157 / 179 / 20.0 (9/22時点)

所感

・輸送費などを考えれば、血統からしてかなり割安
・母の競走実績は今回の募集馬中でトップ。出産時年齢も若めで、3番仔と走り頃

・父の種牡馬能力・日本適性が未知数
・近親に活躍馬が乏しく、長兄も未勝利
・外国産馬
・厩舎が地味

もはやお馴染みとなったキトゥンズロアの息子。兄ウィンザーロア、キングズロアに続き、期待の新種牡馬ピナトゥボとの間の仔になる弟もクラブでの募集馬となりました。

今回の募集馬の中では価格順で2位タイとなる3500万円での募集ではありますが、兄たちと比べれば半額以下(ウィンザーロア8500万円募集、キングズロア8000万円募集)とかなりのプライスダウン。

父が新種牡馬ということに加え厩舎が関東の中堅厩舎になったことも一因でしょうが、両親の競走実績、諸経費の高騰を考えれば相当に割安ではあるでしょう。

この馬への出資を考えるにあたっての一番のキーポイントは、やはり父ピナトゥボをどう考えるかというところでしょうか。

種牡馬能力も日本適性もやってみないとわかりませ~ん、では身も蓋もないので真面目に考えてみます。

2歳時無敵・3歳時イマイチという戦績だけを見れば一見アラジやフェイヴァリットトリックを彷彿とさせる感があるので、「種牡馬としても似たような感じになるのでは……」という懸念もありますが、ピナトゥボは3歳時もG1を制していますし、負けたレースでもパレスピアやパーシャンキングと言った最強マイラークラスに食い下がっていますので、加齢で極端に能力が落ちたわけでは無いでしょう。
4着以下に落ちたことは一度もありませんし。

2歳時に期待されたほどの圧倒的な力が無かったのは事実だとしても3歳時も普通に一流レベルの馬だったのは間違いなく、また単純にマイルは微妙に長かったのだとも個人的には思っています。
血統的には仏ダービー馬みたいな馬ではありますが。

まちかね太
まちかね太

ウイニングポスト的に言えば
距離適性1300~1500、みたいな?

現役時がスプリンタータイプの種牡馬が成功する場合、産駒は母系がどうあれ父馬の現役時代の特徴を強く押し出した短距離型が多くなるパターンが多いような気がしますので、ピナトゥボも成功するなら2歳戦から勝ち馬を量産する早熟スプリンター型になるのではと予想。

イメージとしては、アクラメーション(Acclamation)やその仔ダークエンジェル(Dark Angel)、メーマス(Mehmas)あたりと近い傾向の種牡馬成績になるのではないかなあ、と。

スピードタイプなら、ある程度日本の馬場にも適応してくれるのでは。

逆に失敗してしまう場合は、自身の母の父ダラカニなどの影響が必要以上に濃く出てしまった鈍重な中長距離型の産駒が多くなるパターンになるかと。

この場合は日本適性も厳しくなるでしょうし、キトゥンズロア22にはサドラーズウェルズの軽いインブリードもある(4×5)ので、ピナトゥボの産駒傾向がこちらだった場合は相乗効果でマズい感じになる可能性も考えられますが……。

まちかね太
まちかね太

その場合はそもそも失敗種牡馬だった
ということになるでしょうから。

キトゥンズロア22に出資するなら「ピナトゥボ種牡馬として成功、産駒は初年度から大噴火!」の目に賭ける訳ですから、あまり気にする必要もないかな。

母キトゥンズロアの競走成績は晩成型ですが、息子が活躍するとしたら早い時期かなと個人的には思います。

というわけで、ピナトゥボが成功する場合はキングマン産駒の日本での傾向と似た産駒傾向になるかと思われますので、注意点はほぼファハンミューラ22と同じ感じになるでしょうか。

つまり、「クラシックは期待薄、ダートも期待薄、しかしワラウカドでも早期始動には期待できる」みたいな?

逆に言えば、頓挫などでデビューが遅れたりしたら期待値はかなり下がる、とは両馬ともに言えるかも。

2頭の比較では、キトゥンズロア22には母以外の近親に活躍馬が少ない(というかいない)ことを鑑みても確実性ではファハンミューラ22の方が上だとは思いますが、その分価格も安いのでバランスは十分取れているのでは。

それでも結局のところ外国産馬なので手当の少なさやローテ面の不便さなどはありますし、厩舎実績もファハンミューラ22の友道厩舎とは大きく違うので、出資に関してはそのあたりのリスクと天秤に掛けることになるでしょうか。

という事で、さて、自分としてはどうするか。

母キトゥンズロアは堅実に勝ち上がり産駒を出すタイプではなくとも1頭は大物を輩出するような気がしていますが、それは兄のキングズロアではないかと思っていること、そしてキトゥンズロア22が栗毛ではなかった(この両親だと25%の確率で栗毛系になる)ことで一旦は候補から外しかけました。

……が、ピナトゥボ産駒に出資する機会もそうそうないと思いますし、価格も魅力的なので出資する方向で考え直しました。

厩舎は失礼ながら地味な成績ですし、自分にとっては未知の調教師さんでもありますが、自分的に出資可能な基準値には届いている成績でもありますので。

まちかね太
まちかね太

目指せどっかの2歳ステークスで大噴火!

アップワードスパイラル22

アップワードスパイラル22
キズナ(種付け時 11歳)
アップワードスパイラル(出産時 12歳)
母の父Teofilo
性別
誕生日4/30
生産牧場パカパカファーム
調教師藤原英昭
募集価格3500万円

父・キズナ

2010年生まれの日本産馬。父ディープインパクト、母キャットクイル、母の父Storm Cat。

母キャットクイルは英国で2戦0勝も、パシフィカス(ビワハヤヒデ・ナリタブライアン兄弟の母)の半妹という良血であり、近親に日本での活躍馬多数。
繁殖として優秀で、キズナの15歳上の姉としてファレノプシス(桜花賞などG1・3勝を含む重賞4勝)を産んでおり、他にもピーターパンS-G2勝ちのサンデーブレイクも出している。

キズナ自身の競走成績は日仏14戦7勝。日本ダービー-G1など重賞5勝。

2歳10月にデビュー勝ちし、条件戦も連勝。初重賞挑戦となったラジオNIKKEI杯2歳S-G3はエピファネイアの3着に敗れた。
3歳初戦の弥生賞-G2も5着に終わった事で、陣営は目標を日本ダービーに絞る。毎日杯-G3、京都新聞杯-G2を連勝し、1番人気で臨んだ本番では見事にエピファネイアを半馬身差で下し、世代の頂点に立った。
秋にはフランス遠征を敢行。ニエル賞-仏G2で同い年の英ダービー馬Ruler of the Worldを短頭差で下して勝利し、凱旋門賞-仏G1でも4着に入る健闘を見せる。
その後、古馬になってからは骨折などもあり順風満帆とは行かず、4歳初戦の産経大阪杯-G2を勝ち星に加えるに留まった。

2016年から種牡馬入り。
社台SS繋養ではあるものの、外様のせいか社台グループ(というかノーザンF)にはあまり力を入れられている様子は無かったが、初年度・2年目の二世代だけで重賞勝ち馬が10頭を超えるなど産駒は初期からコンスタントに活躍し、以後は繁殖のレベルも上がっている。
なかなかG1ウイナーが出て来ない事だけが悩みの種だったが、21年11月にアカイイトがエリザベス女王杯を制してその呪縛も解けた。

他の代表産駒はソングライン(安田記念-G1連覇、ヴィクトリアマイル-G1など重賞5勝)ディープボンド(フォワ賞-仏G2など重賞4勝)、バスラットレオン(ゴドルフィンマイル-首G2など重賞3勝)など。

産駒傾向は勝ち上がり率の高いアベレージヒッタータイプ。
早い時期から中距離を中心に活躍し、成長力も充分ある。馬格に恵まれる事も多くダートでの活躍も見込める為、潰しは効きやすい。

アップワードスパイラル22は6世代目の産駒。

2022年JRA総合リーディング4位。2歳リーディング8位。

2022年種付け料:1200万円(受胎確認後・フリーリターン特約付)。※前年から据え置き
2021年種付け頭数195頭。2022年種付け頭数170頭。

馬名の意味は「絆」。

母・アップワードスパイラル

2010年生まれの英国産馬。父Teofilo、母Welsh Cake、母の父ファンタスティックライト。

母Welsh Cakeは英11戦1勝。Trans Island(ロンポワン賞-仏G2、ダイオメドS-英G3)・Welsh Diva(セルジオクマーニ賞-伊G3)の半妹、Creekside(メルドS-愛G3・3着)の半姉。
繁殖としてはアップワードスパイラルの他に英国の上級条件戦を勝った馬を産んではいるが、特筆すべき実績を持った産駒はいない。

アップワードスパイラル自身は英米9戦2勝。重賞で4着が2回ある。

2歳5月にサンダウンパークの芝5ハロン10ヤード戦でデビュー勝ち。次走は6月にアスコット5ハロンで行われたG2・クイーンメアリーSに進み、勝ち馬Ceiling Kittyから2馬身半差の4着に入る。
その後、9月の一般戦2着を経てニューマーケット6ハロンのチーヴァリーパークSでG1に挑戦。11頭立ての7番人気タイと事前評価は高くなかったが、勝ち馬Rosdhu Queenから2馬身1/4差の4着と健闘した。
11月には米国に遠征。サンタアニタ6.5ハロンのリステッド・ブリーダーズカップジュヴェナイルターフスプリントプレビューSに出走。10頭立ての3番人気だったが7着に敗れ、ここで2歳シーズンを終戦。
そのまま米国に移籍して3歳4月に復帰したが、短距離戦で2戦続けて6着に終わり、苦戦する。
しかし、距離をマイルに延ばした8月の一般戦で4着とすると、更に距離延長した9月のゴールデンゲート芝8.5ハロン一般戦を快勝して移籍後初勝利、通算2勝目を挙げた。
それが現役最後のレースとなる。

繁殖としては、ワラウカド所属の第3仔スパイラルノヴァ(現役4勝、父キズナ)がアイビーS-Lで3着し、ブラックタイプとなっている。
ただし、それ以外のJRAで走った産駒4頭は23年8月現在入着すら一度も無く、英国の障害で走った初仔Ehmajも4着が最高着順。

アップワードスパイラル22は第7仔。

馬名の意味は「上方スパイラル」……「好循環」ですかね?

生産牧場・パカパカファーム

言わずと知れたワラウカドの母体。
大樹ファーム場長、待兼牧場ゼネラルマネージャーなどを歴任したアイルランド出身のハリー・スウィーニィ氏が2001年に開設。

生産頭数は年間20~30頭弱。

2007年にピンクカメオがNHKマイルカップを制して生産馬がG1初制覇。
2012年にディープブリランテが日本ダービーを制し、クラシックタイトルも手に入れている(他に東京スポーツ杯2歳S-G3勝利)。
2023年にはContinuousがセントレジャー-英G1を勝利し、英国クラシックホース輩出にも成功した(他にグレートヴォルティジュールS-英G2、トーマスブリアン賞-仏G3勝利)。

2022年JRAリーディング45位。

他の主な生産馬にクラリティスカイ(NHKマイルC-G1)、ゼノヴァース(東京ハイジャンプ-JG2)、Power Gal(セリーニS-加G3)など。
※Continuousは母預託での生産馬の為、欧州競馬の表記上では生産者はパカパカファームにはなりません(母馬の所有者が生産者とされる)。

調教師・藤原英昭

毎年のようにG1戦線を賑わせる馬を出し続ける関西のベテラン敏腕トレーナー。2001年開業。

ワラウカドでは現3勝クラスのヴィアルークスの他、キングズロア・ヴィレムを管理中。

2022年JRAリーディング9位。
最近はかつてリーディングトップを争っていた頃よりは成績も落ち着いてきているが、それでも年間30勝は普通に超えてくる。

代表管理馬はシャフリヤール(日本ダービー-G1、ドバイシーマクラシック-G1など重賞3勝)、エイシンフラッシュ(日本ダービー-G1、天皇賞・秋-G1など重賞4勝)、エポカドーロ(皐月賞-G1)など。
昨年もシャフリヤール、ヴァレーデラルナが海外と地方でG1を制するなど活躍はJRAに留まらず、ローテーションは多彩。

騎手の起用は所属の岩田望騎手が最優先だったが、彼がフリーになって以降は殆ど騎乗が無くなり、代わりの位置を西塚騎手が占めつつある。

外厩は、吉澤ステーブルWESTを主に使用。

測尺

[体重kg / 体高cm / 胸囲cm / 管囲cm] :455 / 157 / 176 / 19.5 (9/22 時点)

所感

・オープン馬スパイラルノヴァの全妹
・安定と信頼の藤原厩舎

・スパイラルノヴァ以外の兄姉の成績は壊滅的
・やや遅生まれ

オープン入りしたスパイラルノヴァの全妹。一般的にはともかく、クラブ的には良血と言って良いのでは。

募集価格3500万円はキトゥンズロア22と並んで今回の募集馬中2位タイの価格ですが、こちらは内国産牝馬という事を考慮すれば、個体への純粋な評価額としてはこちらの方が上と見ることも出来るでしょう。

2200万円募集だった全兄スパイラルノヴァより値上がりしていますが、兄の募集当時よりキズナの種牡馬評価・種付け料が上昇し、厩舎は文句なしの名門、そもそもの馬代が高騰している現状も考えれば妥当の範疇。

後は、母産駒が全兄以外不振を極めていることをどう捉えるか。

スパイラルノヴァ以外にJRAで走った現3歳以上の産駒は3頭いますが、計8戦して入着なし……というか一桁着順すら一回だけ(平均着順は12.75)。
デビュー時期も3歳6月、3歳2月、3歳7月と一様に遅く、まず出走することすらままならないという状況。

まちかね太
まちかね太

ううむ……

ただし、現2歳のサンデーダイヤ(父サトノダイヤモンド)は7月にデビューし、既に2戦を消化。着順は9着(12頭立て)、7着(9頭立て)と今のところ振るってはいませんが、ここから変わる可能性はあり得ます。

ともあれ、スパイラルノヴァの半兄弟だった彼らとは違いアップワードスパイラル22は父キズナを同じくする全妹であるので、出資の可否は同じ成功体験が繰り返される(もしくはそれ以上の爆発をする)可能性を信じるか否かというところが決め手になるでしょう。

スパイラルノヴァが母にとって空胎明けの第3仔なのに対してアップワードスパイラル22は5年連続出産での第7仔、兄は2月生まれなのに対し妹はほぼ5月という遅生まれであることなど、兄に比べて明確に不利な条件はあります。

一方でキズナ産駒は牝馬も高い勝ち上がり率を誇りますし、現状では産駒の獲得賞金トップ5中4頭は牝馬。
大物狙いならむしろ牝馬という考え方も出来、兄があれだけ走ったのなら妹はもっと、という期待の仕方は当然アリでしょう。
特定の種牡馬相手でしか走る馬を出さない繁殖牝馬というのも実際にいますし。

自分は厩舎が発表されるまでは迷っていましたが、厩舎が藤原厩舎に決まったという事で、価格も含めて少なくともクラブ側はエース級の期待をしていると感じた為、不安は持ちつつも出資する方向で行きたいと思います。

兄がオープン入りしたばかりという勢いの中ですし、これに乗らない手はない!?

まちかね太
まちかね太

巻き込まれたいぞ、
このUpward Spiralに!

カフェソサエティ22

カフェソサエティ22
パイロ(種付け時 16歳)
カフェソサエティ(出産時 6歳)
母の父マンハッタンカフェ
性別
誕生日3/15
生産牧場パカパカファーム
調教師小林真也
募集価格1500万円

父・パイロ

2005年生まれの米国産馬。父Pulpit、母Wild Vision、母の父Wild Again。

母Wild Visionは米1戦1勝。Carol's Wonder(エイグリームH-米G3)の娘で、Wild Wonder(マーヴィンリロイH-米G2など重賞3勝)の全妹、Cuvee(フューチュリティS-米G1など重賞3勝)・Early Flyer(サンヴィセンテS-米G2など重賞2勝)・Fun House(ブエナヴィスタH-米G2)・Will He Shine(トゥルーノースH-米G2)の従姉妹、Olympio(ハリウッドダービー-米G1など重賞6勝)の姪。
繁殖としては、パイロの他にWar Echo(シルヴァービュレットデイS-米G3)、Farrier(ジェベルハッタ-首G1・2着)、Longview Drive(オールアメリカンS-米G3・2着)などを産んでいる。

パイロ自身の競走成績は米17戦5勝。フォアゴーS-米G1など重賞4勝。

2歳7月にチャーチルダウンズのダート6F戦でデビュー勝ち。一般戦3着を経て2歳G1戦線に挑むも、シャンペンS-米G1、BCジュヴェナイル-米G1と2戦続けてWar Passの前に完敗の2着に終わる。
3歳初戦のリズンスターS-米G3(フェアグラウンズ・ダ8.5ハロン)を制して重賞初制覇、続くルイジアナダービー-米G2(フェアグラウンズ・ダ8.5ハロン)も制したが、ケンタッキーダービー前哨戦のブルーグラスS-米G1を10着大敗し、本番も8着と振るわなかった。
その直後のノーザンダンサーS-米G3(チャーチルダウンズ・ダ8.5ハロン)を勝利したものの、3歳シーズンは以降善戦までとなる。
しかし、休養を挟んで4歳7月のマーヴィンリロイH-米G2(サラトガ・ダ7ハロン)で2着すると、次走フォアゴーS(サラトガ・ダ7ハロン)でKodiac Kowboy以下を抑えてG1初勝利。7ハロン戦で栄光を掴んだ。
以後はマイルG1を2戦連敗する形で現役を終え、そのまま2010年から日本で種牡馬入り。

産駒は主に地方競馬で活躍。JRAリーディングの最高位は21年の19位だが、地方リーディングではトップ3の常連であり(ただし1位になったことは無い)、ここまで輩出した重賞馬8頭中6頭は交流重賞を勝利している。
また、記事執筆時点での産駒の重賞級勝利14勝の内10勝は1800m以上の距離でのものであり、7ハロン戦でG1ウイナーとなった自身の戦績とは裏腹に産駒は中長距離戦で強さを見せる。

代表産駒はメイショウハリオ(帝王賞-Jpn1連覇、かしわ記念-Jpn1など重賞級5勝)、ミューチャリー(JBCクラシック-Jpn1)、デルマルーヴル(名古屋グランプリ-Jpn2、兵庫ジュニアグランプリ-Jpn2)など。

2022年JRA総合リーディング24位。2歳リーディング41位。

カフェソサエティ22は12世代目の産駒。

2023年種付け料:400万円(産駒誕生後)。※前年から100万円UP
2021年種付け頭数126頭。2022年種付け頭数131頭。

母・カフェソサエティ

2016年生まれの日本産馬。父マンハッタンカフェ、母アクアリスト、母の父コロナドズクエスト。

母アクアリストは不出走。Oyster Catcher(リステッド勝ち、コンコードS-愛G3・3着)の娘で、Sequoyah(モイグレアスタッドS-愛G1)、リッスン(フィリーズマイル-英G1)の姪、Henrythenavigator(英愛2000ギニーなどG1・4勝を含む重賞5勝)、タッチングスピーチ(ローズS-G2)、サトノルークス(菊花賞-G1・2着)などの従姉妹。
繁殖としてはファッショニスタ(JBCレディスクラシック-Jpn1など重賞級3勝)を産んでおり、孫の代にコンバスチョン(ヒヤシンスS-L、全日本2歳優駿-Jpn1・2着)がいる。

カフェソサエティ自身は2戦0勝(JRA1戦0勝、兵庫公営1戦0勝)。

3歳5月に新潟ダ1800未勝利戦でデビューするも13着(15頭立て)。
1年後の4歳5月に園田競馬ダ1400C2級で復帰するも10頭立ての最下位に終わり、結局この2戦だけで引退となった。

カフェソサエティ22は第1仔。

馬名の意味は「上流社会の人々が集まるパーティーの常連」。
ちなみに冠名カフェと直接の関係は無く、現役時の馬主はゴドルフィン。

生産牧場・パカパカファーム

アップワードスパイラル22の同項参照

調教師・小林真也

2021年に開業したばかりの関西の新進厩舎。

ワラウカドではゼノヴァースを再生した厩舎として名を高め、その後ホワイトキャンバスやシームレスの管理体制が好評で評価急上昇中。

22年JRAリーディングは11勝で137位だったが、今年は既に14勝を挙げ、9月14日時点のリーディング順位も78位と100位以内に割って入ってきている。
年末までに現馬房数の18を上回る勝利数を挙げる可能性も十分ありそう。今後の飛躍が期待される。

代表管理馬はゼノヴァース(新潟ジャンプS-JG3・2着)、サンライズアムール(京都競馬場グランドオープン記念-OP・3着)など。

主な起用騎手は永島騎手、酒井騎手、西村騎手など。

外厩は、チャンピオンヒルズや宇治田原優駿ステーブルなどを使用。

測尺

[体重kg / 体高cm / 胸囲cm / 管囲cm] :497 / 161 / 183 / 20.0 (9/22時点)

所感

・信頼感の高い小林厩舎
・お手頃価格

・母は入着実績のない未勝利馬
・地方ダート血統の牝馬

クラブ民の好感度が非常に高い(気がする)小林真也厩舎の今年の正規預託馬。

明らかにダート向き、それも地方向きな血統に見えるものの、父パイロ・母の父マンハッタンカフェはメイショウハリオと同じで、他にもオープン馬イバルが出ているなど、中央でも活躍馬を出している組み合わせ。

しかし母は未勝利馬。500キロを大きく超える馬格を誇りましたが、使われ方を見る限りは丈夫な馬では無かったように思えるので、カフェソサエティ22が初仔ということもあり個人的には不安の方が勝ります。

また、パイロはダート種牡馬なので当然ではありますが、産駒の活躍馬には圧倒的に牡馬の方が多く、JRAでの獲得賞金額トップ10中8頭、トップ20中15頭が牡馬。

勝ち上がり率自体は牝馬も牡馬と遜色ない数字を出してはいますが、ダート牝馬は上級条件に行くとレース選択の幅が狭まるのが難点。距離がこなせれば交流重賞という手が使えますが。

とは言ってもカフェソサエティ22は価格的にそこまで上級クラスへの出世を前提に、というタイプではありませんし、1勝クラス~2勝クラスのダート牝馬限定戦で長く活躍できるなら、今回募集の価格上位馬たちより回収効率は遥かに優秀になる可能性はあり得ます。

まずは1勝できるかどうか。
その観点で見れば、母カフェソサエティの半姉スモーダリングはパイロ産駒でJRA3勝を挙げている(ダ1300~1400)ので、この牝系とパイロの間には既に一定の結果が出ています。

まちかね太
まちかね太

決して分の悪い賭けでも
無さそう。

また、スモーダリングはコンバスチョンの母でもあるので、カフェソサエティ22を将来の母馬候補として唾を付けておくという考え方もありかも?
ワラウカドに母優はありませんが……。

その辺をどう考えるかにもよりますが、自分としてはハナからダート! という血統の牝馬には魅力をあまり感じないこともありますので、出資は見送ります。

レイロー22

レイロー22
タワーオブロンドン(種付け時 6歳)
レイロー(出産時 7歳)
母の父オルフェーヴル
性別
誕生日2/22
生産牧場パカパカファーム
調教師鈴木慎太郎
募集価格1200万円

父・タワーオブロンドン

2015年生まれの日本産馬(持ち込み馬)。父Raven's Pass、母スノーパイン、母の父Dalakhani。

母スノーパインは仏国7戦2勝。エルノヴァ(エリザベス女王杯-G1・3着)・Glen Innes(ミュージドラS-英G3・2着)・Lake Toya(フロール賞-仏G3・3着)の半妹、Sixth Sense(シェーヌ賞-仏G3・3着)の半姉、ディーマジェスティ(皐月賞-G1など重賞3勝)・Sobetsu(サンタラリ賞-仏G1など重賞2勝)の叔母。
繁殖としては、タワーオブロンドンの他にJRA現役3勝のサスツルギを産んでいる。

タワーオブロンドン自身の競走成績は日香18戦7勝。スプリンターズS-G1など重賞5勝。

2歳7月にデビュー勝ち。4戦目に京王杯2歳S-G2を、3歳初戦でアーリントンC-G3を勝利するなど早くから活躍するも、朝日杯FS-G1は3着、NHKマイルC-G1は1番人気で12着に敗れるなど、G1タイトルにはなかなか届かなかった。
4歳2戦目の京王杯スプリングC-G2レコード勝ちの後は安田記念には向かわずスプリント路線に舵を切り、秋にセントウルS-G2レコード勝ちからスプリンターズSも連勝して念願のG1制覇。
5歳時はやや精彩を欠いたが、2021年から無事種牡馬入りした。

レイロー22はその初年度産駒。

2023年種付け料:150万円(産駒誕生後)。※前年から据え置き
2021年種付け頭数134頭。2022年種付け頭数157頭。

馬名の意味は「ロンドン塔」。

母・レイロー

2015年生まれの日本産馬。父オルフェーヴル、母タイキクラリティ、母の父スペシャルウィーク。

母タイキクラリティはJRA18戦1勝。菜の花賞-OP(中山芝1600)3着の実績がある。
タイキダイヤ(クリスタルC-G3)の娘で、タイキフォーチュン(NHKマイルC-G1、毎日杯-G3)、タイキリオン(ニュージーランドT-G2)の姪。
繁殖としては、クラリティスカイ(NHKマイルC-G1、いちょうS-重賞)、クラリティシチー(東風S)を産んでおり優秀。

レイロー自身はJRA4戦0勝。ワラウカド第一期の募集馬3頭のうちの1頭。

デビューは遅く、3歳4月末の新潟芝1800未勝利戦。既走馬相手に4番人気に推され、8枠から果敢に先行したものの最後まで抵抗は出来ず11着に終わる。
2戦目は6月の阪神ダート1800戦で、2番人気での出走。しかし、つんのめり気味のスタートとなってしまう。鞍上がかなり押し気味に行って好位は取れたものの、3コーナー過ぎから既に手応えが怪しくなり、4角手前から後退して14着に完敗してしまった。
以降は夏の小倉で芝1800、芝2000を使うも14着、11着に敗退。
血統的ポテンシャルを発揮できないまま引退となった。

繁殖としての初仔アモフリューゲル(父ファインニードル)は現在3歳。勝ち星は無いが、デビュー3戦目の東京ダ1600未勝利戦で2着している。

レイロー22は第3仔。

馬名の意味は「玲瓏。美しく澄み切っている様子。母名より連想」

生産牧場・パカパカファーム

アップワードスパイラル22の同項目参照。

調教師・鈴木慎太郎

2021年に開業したばかりのの関東調教師。

2022年JRAリーディング155位(関東に限れば67位)。
22年は8勝止まりだったが今年は9月14日時点で既に14勝しており、リーディング70位台。このまま年間リーディング100位の壁を越えられるか。

代表管理馬はファイアダンサー(韋駄天S-OP・2着)、ノヴァエクスプレス(クローバー賞-OP・3着)など。

騎手の起用は内田博幸騎手が中心だが、関東の調教師の割には若手騎手もよく使っている印象。

外厩は、広尾の馬ではカイザーノヴァでは吉澤ステーブルEASTを使用されていました。

測尺

[体重kg / 体高cm / 胸囲cm / 管囲cm] :465 / 158.5 / 182 / 19.9 (9/22 時点)

所感

・発信の多い厩舎で、クラブ経由以外の情報が期待できる
・母7歳時の第3仔と、走り頃
・お手頃価格

・母が入着実績のない未勝利馬
・父の種牡馬能力は未知数

ワラウカド第一期生だったレイローの仔が、ついに募集ラインナップに載りました。
父はゴドルフィンのスプリンター・タワーオブロンドンで、その第一世代。

父は当然、母も第一仔が3歳になったばかりなので繁殖能力はまだ判然としませんが、上の兄姉2頭の父であるファインニードルよりはタワーオブロンドンの方が母レイローには合っているのではないかと思います。

血統論は全く分かりませんが、現実としてオルフェーヴル産駒にとってサンデーサイレンスのインブリードはマイナス方向に作用している面が大きそうで、現時点での重賞ウイナー21頭中サンデークロス持ちはたったの4頭。
そしてその内2頭はKris.Sの血を持っており、残りの2頭は母の父がキングカメハメハ。

サンデーサイレンス3×3というキツいインブリード持ちのレイローにはKris.Sの血もキングカメハメハの血もなく、母方に回りはしましたが更にサンデーのクロスを重ねる形になるファインニードルとの組み合わせが良いとは思えなかったので。

まちかね太
まちかね太

と、単なる一オルフェファンの
愚考であります。

タワーオブロンドンだと5代血統表内に新たに発生するインブリードはMiswaki5×5しかないので、(ウイポ脳的にも)悪影響は無いでしょう。

母の父としてのオルフェーヴルは、初年度産駒が5歳の時に産んだ世代が今の3歳世代で、ドゥラエレーデが既にG1制覇。

5歳の時に産んだという事は3歳までに引退して4歳で種付けしたという事で、「競走馬としては未勝利」もしくは「何らかの理由で(未出走を含む)早期引退」だったという事であり、血統面はともかくとして競走能力は担保されていない母馬という事になりますが、そんな中でもG1馬を出したわけで、ブルードメアサイアーとして優秀である可能性はあります。

まあ勝ち馬率自体は現状そんなに高くもないのですが、現2歳世代でもコラソンビート(ダリア賞)・ナナオ(函館2歳S-2着)と既に2頭のオープン馬を輩出しているので、BMSとして期待を掛けても問題は無いでしょう。

もっともレイロー自体が「血統面はともかくとして競走能力は担保されていない母馬」であることも事実ですが、「兄弟にG1馬がいる未勝利馬」という履歴はドゥラエレーデの母マルケッサ(サトノダイヤモンドの妹)と同じ。
向こうは未勝利戦での掲示板歴は3回あるので、4戦すべて二桁着順に終わったレイローと比較するのはおこがましいと言われてしまいそうですが、レイローにも血統的なポテンシャルとしては可能性を見てもいいと思います。

レイローの母タイキクラリティがG1馬クラリティスカイを産んだのは9歳時・3番仔だったので、レイローがレイロー22を出産した時(7歳時の3番仔)と状況的には近く、価格がお手頃なことを含めれば十分出資する価値はあるのでは。

父タワーオブロンドンも未知数ですし距離に限界はあるでしょうが、順当なら早い時期から活躍することが出来そうですし。

……とポジティブ要素を並べてきましたが、私個人としては出資は見送ります。

まちかね太
まちかね太

なんでやねーん!

と言われそうですが、今期の自分ルールだと母の実績が出資許容基準に達しないんですよね。
まあ一定の基準は設けないとアレもコレも出資したいとなってしまうので、その辺の自己ルールは守らねば。

ちなみに預託先の鈴木調教師は情報発信に熱心な方で、サイトもSNSもYouTubeチャンネルも持っていらっしゃるので、レイロー22も入厩後はクラブ側の許可さえあれば取り上げて貰えるのではないでしょうか。

そのあたりに魅力を感じる方にはいい預託先だと思います。

オールアイキャンセイイズワウ22

オールアイキャンセイイズワウ22
サトノアラジン(種付け時 10歳)
オールアイキャンセイイズワウ(出産時 17歳)
母の父Street Cry
性別
誕生日4/14
生産牧場パカパカファーム
調教師牧光二
募集価格1200万円

父・サトノアラジン

2011年生まれの日本産馬。父ディープインパクト、母マジックストーム、母の父Storm Cat。

母マジックストームは米12戦3勝。モンマスオークス-米G2勝ち馬。
繁殖としても優秀で、サトノアラジンの他にラキシス(エリザベス女王杯-G1、大阪杯-G2)、フローレスマジック(福島牝馬S-G3・2着)などを産んでいる。

サトノアラジン自身は日香29戦8勝。安田記念-G1など重賞3勝。

2歳8月にデビュー勝ちし、直後から重賞戦線に挑戦。好走はするものの賞金加算には至らず、春のクラシックには出走出来なかった。夏に自己条件を連勝し、秋の菊花賞には出走が叶うも6着。
以降はマイルから1800の距離を中心に走り、4歳春にオープン入り。秋にはマイルチャンピオンシップで4着と、一線級でも好走できる力を身につける。
5歳時に京王杯スプリングC-G2を制して重賞初制覇。秋にはスワンS-G2も勝ったが、この年はG1では入着まで。
翌年の安田記念で連覇を狙ったロゴタイプを最後に捉えて勝利し、ついに念願のG1ウイナーとなった。

2018年から種牡馬入り。
21年デビューの日本での産駒に重賞勝ち馬はまだ現れていないが、シャトル先のニュージーランドでの産駒は大活躍。
ATCオーストラリアンオークス-豪G1・ニュージーランドオークス-新G1を制したPennywekaの他、複数の重賞勝ち馬を輩出している。

日本での代表産駒はレディバランタイン(春雷S-L・3着)、ウェルカムニュース(名古屋城S-OP・3着)、ウェイビー(コスモス賞-OP・3着)など。

牡馬産駒はダート中距離、牝馬産駒は芝短距離での活躍が目立つ。

2022年JRA総合リーディング44位。2歳リーディング45位。

オールアイキャンセイイズワウ22は第4世代の産駒。

2023年種付け料・100万円(受胎確認後・フリーリターン特約付)。※前年から据え置き
2021年種付け頭数124頭。2022年種付け頭数64頭。

馬名の意味は「冠名+人名より」。

母・オールアイキャンセイイズワウ

2005年生まれの米国産馬。父Street Cry、母Crown of Jewels、母の父Half a Year。

母Crown of Jewelsは米26戦1勝。Excellent Meeting(サンタアニタオークス-米G1などG1・4勝を含む重賞7勝)・Crown of Crimson(ポカホンタスS-米L)の半姉、Crowning Meeting(フォーティナイナーH-米L)の半妹。
繁殖としてはコンスタントに勝ち馬を産んではいるが、オールアイキャンセイイズワウ以外に特筆すべき実績を持つ産駒はいない。

オールアイキャンセイイズワウ自身は愛米14戦3勝。デルマーマイル-米G2・2着などの実績がある。

2歳6月にレパーズタウンの芝6ハロン戦でデビュー勝ち。リステッド4着を経て9月にカラ芝7ハロンのG1・モイグレアスタッドSに挑戦し、勝ち馬Saoirse Abuから5馬身差の5着に入線(9頭立て)。その後一般戦を2戦するも勝てず、2歳シーズンを終える。
3歳は4月のダンダークAW10.5ハロンのリステッド・サルサビルSを勝ち馬からクビ差2着してスタート。続いてナースの芝10ハロンG3・ブルーウィンドSで4着に入線(7頭立て)したが、勝ち馬からは10馬身以上離された。7月のリステッドは大敗し、休養中に米国へ移籍となる。
4歳4月にハリウッドパークAW8.5ハロンの一般戦をクビ差勝ちし移籍初戦を飾ると、そのままハリウッドパークで連戦。5月にAW8.5ハロンのG2・ミレイディHでZenyatta・Life Is Sweetに続く3着に健闘し、6月のAW9ハロンG1・ヴァニティHではZenyattaに次ぐ2番人気に支持されたが、ここは6頭立ての5着に終わった。しかしその次走で芝8.5ハロンの一般戦を勝利し、3勝目を挙げる。
その後は再び芝へ。8月のデルマー1マイルG2・デルマーマイルハンデで勝ち馬Ferneleyから1馬身半差の2着とし、重賞での最高着順を更新した。次走10月のオークトゥリー芝1マイルG2・オークトゥリーマイルSでは5着に敗れ、それがラストレースとなった。

2009年11月のファシグティプトンミックスセールでパカパカファームが37万5千ドルで落札。

繁殖としては、初仔のキネオダンサー(父ディープインパクト)が芝中距離で3勝、第3仔ディープエクシード(父ディープインパクト)が芝マイルで2勝し毎日杯-G3で6着に入っている他、米国に輸出された第5仔Premier Event(父エンパイアメ-カー)は下級戦ばかりだがダート1マイルで3勝を挙げている(すべてローレルパーク。未勝利戦は10馬身差勝ち)。
ワラウカドには第7仔シェノン(父キズナ)、第9仔ホワイトキャンバス(父レッドファルクス)が所属していたが、いずれもJRA未勝利。

オールアイキャンセイイズワウ22は第11仔(生後直死産駒含む)。

馬名の意味は、Goo○le博士によると「私が言えることは、すごいということだけです」だそうです。

生産牧場・パカパカファーム

アップワードスパイラル22の同項目参照。

調教師・牧光二

馬術畑出身の、関東の中堅トレーナー。2008年開業。

2022年JRAリーディング80位(関東に限れば27位)。
開業4年目で32勝を挙げ躍進してから5年ほどの間は毎年25~30勝前後を挙げ続けていたが、近年はやや低迷気味で、最近5年ほどは年間20勝挙げられるか否かという感じに。
リーディングも60~100位前後で落ち着いてしまいつつあり苦戦傾向。

代表管理馬はアニメイトバイオ(ローズS-G2)、ミトノオー(兵庫チャンピオンシップ-Jpn2)、ベストリーガード(平城京S-OP・2着)など。

オールアイキャンセイイズワウ22の半姉キネオダンサーの管理厩舎でもあった。

騎手は木幡巧也騎手や石橋脩騎手など、特定の騎手を多用する傾向が非常に強い。

測尺

[体重kg / 体高cm / 胸囲cm / 管囲cm] :482 / 157 / 183 / 20.5 (9/22 時点)

参考:体高155センチ・胸囲181センチ・管囲21.6センチ(サマーセール時)

所感

・価格はお手頃
・(セール時点の)測尺は充分
・姉を知る調教師

・父産駒の実績
・母高齢
・歳の近い兄姉は不振

サマーセールにパカパカファームが上場し、ワラウカドが税込み660万円で落札。実質的には主取りでしょう。
個人的には、ぶっちゃけこの血統で台付け価格600万円というのは高かったというのが正直な感想。

とはいえ測尺値はしっかりしていますし、牧場側としては普通に自信をもってセールに送り出したのだと思いますが、市場の需要には合致しなかったようです。

そこから1200万円での募集ですが、牡馬であることに加え経費などを考えれば妥当の範疇だとは思います。

あとはこちらがその価格に見合う馬かどうかをそれぞれに判定するだけ。

1勝すれば十分回収を望める価格設定なので、ボーダーはそれが出来るかどうかというところでしょうか。

セール時の写真を見る限りでは自分的には結構好みのタイプなんですけど(目は怖いですが)、自分はサトノアラジン産駒の形が好きなようなのでなんの強調点にもなりはしません(出資馬もよそのクラブで好みだった馬も未勝利)。

そもそもサトノアラジン産駒は勝ち上がり率が高いわけでもなく、性別ではっきり好走カテゴリが限られるタイプ(牡馬は中距離ダート・牝馬は短距離芝)なので、そのカテゴリに興味がない場合は検討の俎上に載せる意味すらありません。

オールアイキャンセイイズワウ22は牡馬ですし、母方からも(セール時測尺から推測される)馬格からも普通にダート適性である可能性は高いでしょう。

自分はあまり興味のないカテゴリですし(結果的にそこが活躍の場となるのは全然OK)、母も高齢、かつ現3歳~7歳世代の兄姉4頭がJRAで勝てていない(姉ミギーフェイスは交流戦で勝っていますが)ことなどを考えると食指が動きません。

あと、厩舎は兄弟で最も活躍した長姉のことを知るという意味では心強いのですが、特定騎手を起用する傾向が強いようなので、特にその騎手のファンでもない自分にはちょっと……。

まちかね太
まちかね太

All I can say is
自分には向いていなさそう……

サンタメテ22

サンタメテ22
Raven's Pass(種付け時 16歳)
サンタメテ(出産時 9歳)
母の父Intense Focus
性別
誕生日2/27
生産牧場パカパカファーム
調教師岩戸孝樹
募集価格1200万円

父・Raven's Pass

2005年生まれの米国産馬。父Elusive Quality、母Ascutney、母の父Lord At War。

母Ascutneyは米11戦2勝。ミエスクS-米G3勝ち馬。
Words of War(リステッド3勝、キーンランドBCS-米G3・2着など)の全妹で、No Matter What(デルマーオークス-G1)・E Dubai(サバーバンH-米G2、ドワイヤーH-米G2)・Polonius(ウィルロジャーズS-米G3)の叔母。
繁殖としてはRaven's Passの他にGigawatt(マイアミマイルH-米G3)を産んでいる。

Raven's Pass自身は英仏米12戦6勝。BCクラシック-米G1、クイーンエリザベス2世S-英G1など重賞4勝。

2歳7月のデビュー戦から9月のソラリオS-英G3(サンダウンパーク・芝7ハロン16ヤード)まで3連勝を飾り、デューハーストS-英G1を3着して2歳戦を終える。
3歳時は初戦のクレイヴンS-英G3を2着してシーズンをスタート。以後好走するも勝ち切れず、英2000ギニー4着を挟んでセントジェームズパレスS・ジャンプラ賞・サセックスSとG1で3戦連続2着。2000ギニー・セントJPS・サセックスSではHenrythenavigatorに屈した。
しかし8月のセレブレーションマイル-英G2(グッドウッド・芝1マイル)で久々に勝利すると、勢いのままクイーンエリザベス2世S(アスコット・芝1マイル)でHenrythenavigatorを遂に撃破し、G1初勝利。
続く米国遠征でのBCクラシック(当時のサンタアニタはオールウェザーコース、10ハロン)で再びHenrythenavigatorを破り、地元米国のCurlinらもまとめて下して優勝。
この勝利を手土産に引退、種牡馬入りした。

種牡馬としてはポツポツG1勝ち馬も出してはいるものの、大物と呼べるほどの馬は出せていない。
なんなら日本の短距離戦線で活躍したタワーオブロンドン(スプリンターズS-G1など重賞5勝)が一番の大物とすら言える。

他の代表産駒はMatterhorn(アルマクトゥームチャレンジラウンド3-首G1)、Romantic Proposal(フライングファイヴS-愛G1)、Royal Marine(ジャンリュックラガルデール賞-仏G1)など。

2022年欧州種牡馬リーディング103位(ブラッドホース誌より)。

サンタメテ22は13世代目の産駒。

2021年種付け料7500ユーロ(1ユーロ155円換算で約120万円)。※23年の種付け料は見つけられませんでした

母・サンタメテ

2013年生まれの愛国産馬。父Intense Focus、母ウェイクミーアップ、母の父ロックオブジブラルタル。

母ウェイクミーアップは愛7戦0勝。Dawn Approach(2000ギニー-英G1などG1・4勝を含む重賞5勝)・Herald The Dawn(フューチュリティS-愛G2)の半姉。
繁殖としては、日本輸入後に産んだジュンヴァルロがJRA2勝を挙げているが、今のところ目立った実績は無い。

サンタメテ自身は伊9戦2勝。
詳細な内容は調べられませんでした。

繁殖としては、欧州で産んだ初仔Sangiovesa(父Mujahid)と第4仔Sanrib(父Ribchester)がイタリアで1勝ずつしているようですが、やはり詳細不明。第3仔Lochside Lass(父Ribchester)は英国で4走し、初戦と2戦目で4着したのが最高着順のようです。

サンタメテ22は第5仔。

馬名の意味も不明ですが、イタリアにそういう地名があるっぽい(Sant'ermete)のでそれでしょうか? もしくはその元となったと思しき聖人とか教会とか?

まちかね太
まちかね太

色々ミステリアスな女……。

生産牧場・パカパカファーム

アップワードスパイラル22の同項目参照。

調教師・岩戸孝樹

関東のベテラントレーナー。元騎手。2002年開業。

2022年JRAリーディング110位(関東に限れば43位)。
2014年前後の年間10勝に満たない最低迷期は脱したが、それでも年間20勝は厳しく、苦戦中(21年は不祥事を起こした他厩舎の管理馬を引き受ける為に馬房数が増えていた為、参考外)。
年間15勝くらい、リーディング100位前後で安定しているとも言える。

代表管理馬はラヴアンドポップ(東京ハイジャンプ-JG2、東京ジャンプS-JG3)、ゲットフルマークス(京王杯2歳S-G2)、フサイチアソート(東京スポーツ杯2歳S-G3)など。

騎手は木幡巧也騎手や丹内騎手、菊沢騎手、横山武史騎手などを起用することが多い。

測尺

[体重kg / 体高cm /胸囲cm/ 管囲cm] :475/154/180/19.7 (9/22時点)

参考:体高154センチ・胸囲183センチ・管囲20センチ(サマーセール時)

所感

・栗毛。ド派手な栗毛。
・(セール時点の)測尺は充分

・父の種牡馬実績に不安あり
・母・祖母共に競走実績・繁殖実績が目立たない
・厩舎実績が不振

サマーセールにパカパカファームが上場し、ワラウカドが税込み550万円で落札。実質的主取り2頭目。

一昔前の欧州馬は繁殖サイクルが早く、父レイヴンズパスと同期の英ダービー馬ニューアプローチ(New Approach)はサンタメテ22の大叔父に当たるドーンアプローチの父になるので、だいぶ世代を跨いだ配合のように見えます。

まちかね太
まちかね太

ハッキリ言うと父方は古臭く見える。

父レイヴンズパスはもう種牡馬としてのキャリアも長いですが、競走実績に比するとあまり活躍馬を出せているとも言い難く。
現役時のライバルだったヘンリーザナヴィゲーターよりはだいぶマシですが。

JRAではこれまで13頭が走って勝ち馬3頭(勝ち上がり率23%)。全9勝のうち7勝はタワーオブロンドンが挙げたもので、残りの2頭は共に1勝どまり(デヴィルズマーブルにはファルコンS-G3で4着の実績はあります)。
その2頭はともに芝1400での勝利なので、タワーオブロンドンの勝利と合わせて9勝全てが芝1600m以下、うち7勝が芝1400以下と好走カテゴリも限定されています。
タワーオブロンドンは活躍しましたが、どう見ても例外的存在でしょう。日本競馬への本質的な適性には不安が否めません。

母は現役時の詳細が分かりませんでしたが、2勝を挙げているとはいえイタリアでのもの。
個人的に欧州競馬の全体レベルとしては英愛仏>独>>伊だと思っていますので、勝利しているとはいえ自分的には強調材料にも成り得ず。
繁殖実績も詳細不明ですが、同様に強調点は無いように見えます。

祖母ウェイクミーアップも現在日本で繁殖生活を送っていますが、活躍したと言えるほどの馬は出せていません。

セール時の測尺値は悪くないですが、総じて出資するには強調点に欠ける……というのが、字面だけ見た際の正直な感想。

まちかね太
まちかね太

しかし見事な栗毛なのです!

セールの時の写真や動画を見るとわかりますが、見事な大流星・左後一白の栗毛美女なんですよね。

栗毛スキーの私としてはこの世代の他の出資馬に(他クラブも含めて)栗毛馬が少なかったこともあって、レイロー22の所で書いていた自己ルール云々というのもキレイさっっぱり忘れ、もうそれだけの理由で出資する気マンマンだったのですが……。

いざ募集リストが出てくると、調教師が……。

成績的に自分の基準に満たないのはともかくとして、どうしても今年の年初に起きた「観光馬車事件」がちょっと……。

どっちに非があるとかそういうのは置いといて、仕事上の取引先との内輪の揉め事を(相手が容易に特定できる形で)SNSで気軽に公開するような方では、間接的にではあっても自分の取引先にするには信頼が置けませんので、出資は見送ります。

まちかね太
まちかね太

馬は応援してます!

デザートオブライフ22

デザートオブライフ22
アメリカンペイトリオット(種付け時 8歳)
デザートオブライフ(出産時 9歳)
母の父Mastercraftsman
性別
誕生日4/22
生産牧場パカパカファーム
調教師甲田悟史(川崎)
募集価格600万円

父・アメリカンペイトリオット

2013年生まれの米国産馬。父War Front、母Life Well Lived、母の父Tiznow。

母Life Well Livedは米7戦1勝。リステッド勝ち馬Well Dressedの娘で、Well Armed(ドバイWC-首G1、グッドウッドS-米G1など重賞4勝)の全妹、Witty(レイルバードS-米G3)・Helsinki(トラヴァーズS-米G1・3着)の半妹。
繁殖としては、アメリカンペイトリオットの他にMuqtaser(ニッカボッカS-米G2・2着)などを産んでいる。

アメリカンペイトリオット自身の競走成績は米英14戦5勝。メイカーズマーク46マイルS-米G1など重賞2勝。

3歳1月にデビューし、4月に3戦目のキーンランド芝1マイル未勝利戦で初勝利。直後に挑戦したアメリカンターフS-米G2は10着に大敗したが、その後一般戦とケントS-米G3(デラウェアパーク・芝9ハロン)を連勝。重賞ウイナーとなった勢いのまま挑んだセクレタリアトS-米G1でもビーチパトロールの3着に好走した。
以降3歳時は2戦して勝てなかったが、4歳2月に一般戦を勝利して復調を見せると、4月のメイカーズマーク46マイルS(キーンランド・芝1マイル)でHeart to Heart以下を僅差下して優勝。G1初制覇を飾る。
その次走は英国遠征でのクイーンアンS-英G1挑戦となったがここは11着に終わり、帰国後の2戦も完敗となって引退。
翌2018年から日本で種牡馬入りとなった。

21年デビューの初年度産駒からビーアストニッシドがスプリングS-G2を勝利し、重賞ウイナーとなっている。

他の代表産駒はブレスレスリー(葵S-G3・3着)、シルフィードレーヴ(小倉2歳S-G3・3着)、プライムデューク(中京ペガスターC)など。

2022年JRA総合リーディング37位。2歳リーディング35位。地方リーディング59位。

デザートオブライフ22は4世代目の産駒。

2023年種付け料:150万円(産駒誕生後)。※前年から据え置き
2021年種付け頭数186頭。2022年種付け頭数185頭。

母・デザートオブライフ

2013年生まれの愛国産馬。父Mastercraftsman、母Cranky Spanky、母の父Spectrum。

母Cranky Spankyは伊10戦4勝。サンシーロ芝1マイルのリステッド・Premio Royal Mares勝ち馬。
Atlantic Flyer(フィリーズマイル-英G1・3着)の孫。
繁殖としてはデザートオブライフの他にLa Fille du Sud(サンクルー2000mのリステッド・Prix Solitudeで3着)を産んでいる 。

デザートオブライフ自身は英独17戦2勝。ツークンフツレネン-独G3勝ち馬。

2歳6月にデビューし、初戦4着の後8日後に迎えたドンカスター芝7ハロン戦で2着を4馬身半千切って初勝利。更に6日後にリステッド・チェシャーSに向かって6着に敗れた後、7・8月に7ハロンのリステッドを1度ずつ走って共に2着とする。
9月にはドイツに遠征し、バーデンバーデン芝7ハロンのG3・ツークンフツレネンに挑戦。2着Shy Witchに1馬身1/4差を付けてこれを快勝、重賞制覇を果たした。
しかし、帰国初戦となった10月ニューマーケット1マイルのG1・フィリーズマイルでは勝ち馬Mindingから22馬身差の最下位10着に完敗してしまい、2歳シーズンはここで終える。
翌年5月に復帰してからは距離を延長。3歳初戦となったチェシャー11.5ハロンのリステッド・チェシャーオークスでは勝ち馬から3馬身ほどの4着(8頭立て)と、まずまずの結果となった。
しかし、その後は不振に陥ってしまい、7月のサンダウン10ハロンのリステッド・ガラSを5頭立ての4着に敗れて以降はレースレベルを下げてクラス2以下のハンデ戦のみに出走。
それでも3着以内に入ることはできず、結局3歳時は10戦未勝利・3着内なしという結果に終わり、この年10月のレースを最後に引退となった。

典型的な早熟馬という感じの成績ではあるが、3歳では得意の7ハロン戦を一度も使われておらず中距離以上のレースばかり走らされており、一度だけ走ったマイル戦(クラス2のハンデ戦)では勝ち馬から2馬身半差の4着(3着馬とはハナ差)に健闘しているので、単純に不適条件ばかり使われていたという可能性もある。

2016年タタソールズディセンバーメアズセールでパカパカファームが5万ギニー(約6万5千ドル)で落札。

初仔ブレスオブライフ(父ディープブリランテ)、第2仔エスタス(父アメリカンペイトリオット)がワラウカド所属として走ったが、ブレスオブライフが札幌芝2600未勝利戦で2着したのが最高着順で、勝利は挙げられていない。

デザートオブライフ22は第4仔。

馬名の意味は、直訳すれば「人生のデザート」。

なお、本馬は2022年ジェイエス繁殖馬セール(秋季)にて税込み451万円で売却済み。

生産牧場・パカパカファーム

アップワードスパイラル22の同項目参照。

調教師・甲田悟史

2020年10月に開業したばかりの、川崎競馬所属トレーナー。

ワラウカド所属馬ではショウキを管理していた。

2022年は10勝を挙げたが、南関東の総合勝利数リーディングでは100位以下(川崎所属調教師のみなら20位)。

代表的と言えるほどの活躍馬はまだいない。

測尺

[体重kg / 体高cm / 胸囲cm / 管囲cm] :447 / 154 / 179 / 19.8 (9/22時点)

参考:体高154センチ・胸囲175センチ・管囲20センチ(サマーセール時)

所感

・母はまだ若めの重賞ウイナー
・激安価格

・兄たちは結果が出ていない
・地方競馬向きの血筋とは……?

サマーセールにパカパカファームが上場し、ワラウカドが税込み550万円で落札。実質的主取り3頭目(ただし再上場後に入札はあった模様)。

中央募集の場合は出資候補にしようかと思っていましたが、地方募集になったので自分ルール的に出資は見送ります。

……で終わるのもあれなので、ちょっとだけ考えてみます。

現4歳が初年度産駒となる父アメリカンペイトリオットはアメリカの芝で活躍した馬ですが、母の父Tiznowを始め母系はダート血統で固められています。
JRAでの成績では芝よりもダートの方が若干勝率が高いですが、複数勝利馬は芝の方が若干多いという感じ。

ダートも無難にこなせると判断して良さそうですが、現状地方競馬では名古屋の重賞勝ち馬がいるものの失礼ながら地元でもそう強い馬でもなく、南関東レベルの重賞で3着以上に入った馬はいません。

JRAではダートオープン馬のパワーブローキングも出していますが、地方向きの種牡馬とはちょっと言い難いかもしれません。

母方は早熟芝短距離型の構成に見えますが血統表にはアラジやStorm Bird、ブラックタイアフェアーの名もありますので、それらが表に出てくれるようなら。

まちかね太
まちかね太

ん~~

早い時期に始動できれば地方特有の超短距離戦で活躍の目もあるかなとも思うんですが、リストの紹介文では「成長に時間がかかるから地方募集にした」と書いてあるんですよね……。
父産駒にも特に晩成傾向は感じないんですけど。

その方針だと自分の考えとはちょっと合わないので、自分ルールが地方募集アリだったとしても結局見送りにしたかな、というのが結論です。

まあ自分はそうなりますが、順調なら多く、そして長くレースを使ってくれそうですし、落札額とほとんど変わらないという価格は南関所属ならお得なのは間違いなし。
地方募集なら維持費も少なくなりますので、コスパ重視で出資馬の出走機会を多く求めたい方には良い募集馬なのではないでしょうか。

まちかね太
まちかね太

人生のデザートには
丁度いいかも?

まとめ

以上、適当感想でした。

まちかね太
まちかね太

お付き合いいただき
ありがとうございました!

ほぼ自分の主観でしか語ってないので他の人の参考になる部分は皆無かと思いますが、何かの気付きにでもなれれば。

自分としては、今回の募集では結局ファハンミューラ22、キトゥンズロア22、アップワードスパイラル22という一番最初にリストアップされ、かつ価格順で上位を占める3頭に出資予定という何の捻りもない形になりそうです。

まあまだ募集スケジュールも発表されていないのでもしかすると募集開始当日は仕事、という事になるかもしれませんが、コンティニュアスのセントレジャー制覇やスパイラルノヴァオープン入りという祭りがあったとはいえ開始即満口なんて事態にはならないと思いますので、のんびりスケジュール発表を待ちたいと思います。

まちかね太
まちかね太

……大丈夫ですよね?

もしかするとアップワードスパイラル22とかは即……いやいや、そんなまさか……。

ともかく出資できる前提で、しばらくの間はお金を工面するために豆腐&もやし生活を頑張っていくことになりそうです。

まちかね太
まちかね太

皆様もお好きな馬に出資出来ますように!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

※当記事はあくまで個人の感想であり、特定のファンドへの出資を推奨または制止するものではありません。
また、記事中のデータは執筆時点での正確なものを掲載するように努めてはおりますが、誤認や勘違いによるミスはあるかと思われます。
もしご利用される場合は必ずご自身で情報を精査された上で、自己責任でお願い致します。

-ワラウカド, 一口馬主
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