2023年6月15日から7月14日までの3歳以上(2020年以前産)出資馬の近況まとめです。
相変わらず全体成績的にはかなりの苦戦が続く我がチーム。しかし、今回の期間内にポーレットが未勝利戦を勝ってくれました!
他に期待していたドグマやトレブランシュはちょっと残念な結果になってしまいましたが、この1勝を呼び水にして他の馬たちの成績も上向いてくれると嬉しいなあ。
ということで、以下、出資馬たちの近況確認です。
4歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド倶楽部
ドグマは3勝C戦を2走しましたがいずれも完敗、立て直しへ。
ウィンダミアは外厩で調整中。昨年の同時期よりは順調なようです。
アリシアンは帰厩し、レースへ。
ドグマ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・3勝C

6月18日のUHB杯(3勝C・函館・芝1200)は出遅れもあり10着(→レース記事)。
不本意な結果に対し、返す刀で臨んだ7月1日のTVh賞はスタートも改善し早めに動きましたが、最後まで脚が続かず9着(→レース記事)に終わり、連続で完敗を喫することになってしまいました。
幸いレース後も反動は大きくなかったということではありますが、リフレッシュのため7月4日に坂東牧場へ放牧に出されています。
1年前の夏も坂東牧場にお世話になっていましたが、当時に比べると「トモがしんどいというか、ちょっとツラそうに感じます(荒木マネージャー)」ということだそうです。
しかし、元々レース後には背腰の疲れなどに言及されることが多かった馬ではあるので、中1週での連戦後のこの状況がここ暫く成績が伴わないことと因果関係があるのかは何とも言えない気も。
いずれにせよ当面はケアに専念して立て直しを図られるような雰囲気ではあるので、体の疲労は取ってもらえるでしょう。
レース記事にも書きましたが、リフレッシュ後の次走はレース条件変更を考えてもらいたいところではあります。間隔が開くとまた出遅れる可能性は高いと思いますし……。
まだまだ期待してますんで!
どうぞよしなに。
ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・2勝C

テンコートレーニングセンター在厩。
前回の近況まとめ時以降は積み重なった疲労も概ね回復し、調整も徐々にペースアップしてきている様子。直近7月12日の近況では坂路2本乗りを行うまで進捗しています。
「昨年の夏、立て直しに少し時間を要しましたので、その経緯も踏まえて、今年はより慎重にやらせてもらっています(伊藤マネージャー)」ということで、経験を糧にして貰っているようですね。
昨年は5月7日のレース後から復帰するまで半年以上かかりました(11月26日復帰)が、今年は初秋にレース復帰することも十分望めそうなペースです。
このまま順調に。
アリシアン(美浦・加藤征弘厩舎)牝・1勝C

6月21日に美浦帰厩。早々に7月15日福島の牝馬限定平場1勝C(芝1200)が目標と発表され、この記事執筆時点で既に出走確定しています。
体調自体は良さそう。最近の成績が振るわないことから厩舎サイドのトーンは半信半疑といったところではありますが、「もう少しやれてもおかしくはない」「カッカした気性からも暑い時季が合うのかも」と、希望は持たれているようです。
個人的には今回の条件がアリシアンの本来の適性に合っているとは今でも思っていませんが、少なくとも距離に関しては気性面の問題などからスプリントを使わざるを得ないのだろうと理解はします(多分に妥協的ながら)。
そうは言いつつ、アリシアンがこのクラスで唯一の連対を果たしたのは昨年7月16日福島の牝馬限定平場1勝C(芝1200)戦(2着同着)。
時期も条件もほぼ同じレース。
また初勝利を挙げた際はダート惨敗からの芝戻り、人気落ちでレースに臨んでいたという状況で、これも今回の状況とほぼ同じ。
変身できる要素は十分そろっていると思いますので、鮮やかな変わり身を見せてくれることを期待させてもらいます。
頑張っておくれ!
ワラウカド
マテウスは変わらず外厩調整中。
マテウス(栗東・鮫島一歩厩舎)牡・1勝C(未勝利)

ドラゴンファーム在厩。
この中間には「息の入りが今ひとつなところがあり、体力に物足りないところが感じられます」などとも言われていましたが、障害練習を取り入れた効果も徐々に出てきている様子で、悪いほうには向かっていないようです。
現状では夏バテもなく順調にペースアップしている様子ですが、帰厩の見通しなど今後の予定はまだ出ていません。
夏には使わないのかな?
前走から2ヵ月経過しましたので、そろそろ見通しくらいは示してほしいところですが……。
YGGオーナーズクラブ
ミーナティエルナにまたもトラブル発生。
ミーナティエルナ(栗東・寺島良厩舎)牝・1勝C

宇治田原優駿ステーブル在厩。
外厩の新施設に移動後も少しずつ乗り込みを進めていましたが、7月6日の近況で「先週火曜日の調教中に右前の蹄球を恐らく自分でぶつけて(牧場担当者)」しまい、その時は注射で事なきを得たかに思えたようですが、その週の土曜に歩様が悪化し乗り込み中止。
「右前の内蹄踵に痛みがある」との診断で3/4の蹄鉄に改装したことで歩様が改善し、7月13日近況では軽めのメニューを進められる程度には回復した模様。
しかし蹄部のトラブルが多い子ではあります。このまま無事に治癒していってくれれば良いのですが……。
DMMバヌーシー
現役馬はいません。
3歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
テラステラは帰厩しレースへ向かいます。ドンカルロは出走したレースを完敗してしまい、しばらく立て直し期間。
カグヤ、セントアイヴスは未勝利脱出への機会はほぼ一発勝負となりそう。
カグヤ(栗東・池江泰寿厩舎)牝・未勝利

6月15日に吉沢ステーブルへ放牧に出され、以後順調に調整中。
当初は「背腰の疲労度、硬さが気になる」と言われたりもしていましたが、徐々に回復していっている様子。
最新7月12日の近況ではコメント全体のトーンは悪くはありませんが、「適度に緩急をつけることにより、走りを教えているところです」などと2歳馬のような言葉が出ており、内容からは厳しい状況と言わざるを得ません。
具体的な次走予定は出ていませんが、ここまでの経緯から札幌芝1500の条件を狙ってくるはずなので、その条件がピタッと嵌まることに一縷の望みを賭けて。
どうにか……
テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・2勝C

6月21日の近況ではチャンピオンヒルズでトモへのショックウェーブ治療を行いながら調教をしている状況でしたが、その時点で「順調に回復が進んでいるようですので、小倉開催まで待機するのではなく、来月中旬頃の出走も視野に入れながら状況を窺っていきたい」との調教師コメントが出ており、7月1日に帰厩。
7月16日の中京スポニチ賞(2勝C・中京・芝1400)への出走方針が示され、記事執筆時点で既に出走確定しています。
正直なところ、過程を見ると「何とか間に合わせた」という印象が強く、万全とは言えない状態ではあると思いますが、メンバー的にもここは勝ち負けまで持ち込んでほしいところ。
楽ではないでしょうが
頑張ってや~!
ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡・1勝C

6月17日の函館平場1勝C(ダ1700)戦に臨みましたが見せ場なく11着(→レース記事)。
この結果を受けてこれ以上の北海道開催での続戦を断念し、6月22日のシュウジデイファームへの放牧を経て7月5日にグリーンウッドに移動しました。
外厩がこれまでのチャンピオンヒルズから変わったのは一時的な馬房問題によるものか、恒常的なものなのかは不明。
7月12日に放馬するアクシデントが起きて左前と右トモの肘下に外傷を負ってしまい、治療中です。
数日の様子見程度で収まるようなので、大きなケガではなさそうなのは不幸中の幸いではありますが……。
ともかくお大事に。
セントアイヴス(美浦・中舘英二厩舎)牡・未勝利

NSR在厩。
便秘気味になるなど軽度のトラブルがあったこともあり、未だに外厩で調整中。残り時間がいよいよ厳しくなってきてしまいました。
馬房内で口かごをつけて寝藁を食べてしまうことを防いだこともあり、おなかの調子が悪化することはなかったようですが、捌きに固さがみられるなど良化は遅い感じ。
「万全の状態で帰厩させたい(6月28日近況)」「第3回新潟開催を目標に今月末頃にはトレセンへ。暑い時季ですし、より良い状態にしてから戻したい(7月12日近況)」という調教師コメントが出ており、未勝利脱出は最後の新潟開催の長めの芝レースでほぼ一発勝負に賭ける形になりそう。
なにとぞ……
ワラウカド
ポーレットがついに念願の初勝利。
他の馬たちはそれぞれに厳しい状況が続いていますが、少しでも好転してほしいところ。
クリプティクコード(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利

6月17日の阪神芝2000未勝利戦に出走しましたが、残念ながら16着完敗(→レース記事)。
レース後は調教に障害練習を取り入れるため、6月23日頃にイクタトレーニングファームに移動。
以降は障害練習を週1度行いつつ坂路やフラットワークで調教を重ねています。
「前に進もうとしてもパワーを効率的に使えていないところがあるので、イクタで色々なメニューをこなして成長を促しています。次走はダートを視野に入れて検討しており、なんとか上昇のきっかけを掴みたいと思っています(藤原師)」というコメント。
正直ダートが合うかどうかは分の悪い賭けのように思いますし、残り時間内でフォーム矯正が完了できるとも思えませんが、どうにかその予想を覆してくれることを願います。
力は……
あるはず……
ヘリックス(美浦・大竹正博厩舎)牡・未勝利

7月8日の福島芝2000未勝利戦で待望のデビュー。それなりに人気も集めましたが、11着に敗れてしまいました(→レース記事)。
レース記事を上げたばかりなので状況についてはそちらで。
叩き2走目の大変身を期待しています。
諦めるにはまだ早い!
ヒズハイネス(栗東・斎藤崇史厩舎)牡・未勝利

6月17日の阪神ダ1400戦を出遅れて11着に敗れ(→レース記事)、ならばと出遅れ対策で距離を延ばした7月2日の中京ダ1800戦はスタート良く前目に行ってしまいスタミナが保たず13着(→レース記事)。
成績的にはスリーアウト相当ですが、7月2日のレースでは熱中症症状が出ていたということで適用は免れました。
しかし喘鳴症の兆候も出ており、休養を挟むことを余儀なくされる状況から、中央での続戦は断念。
それでも諸々の事情を考慮した結果、獣医師の診断で続戦可能との判断が下った場合は門別に移籍してファンドを続けていく方針となりました。
募集時はハリー氏イチオシの馬でもありましたし、その辺もこの判断に影響しているのでしょうか。
ファンタストクラブに移動した後の7月14日の近況では、「軽度の喘鳴症でしたが、競走に影響が及ばない程度のものでした。今のところ処置をする必要はなく、このまま調教を続けていけるとの診断結果」が出たとの話なので、このまましばらくはファンド継続する形になりそうです。
ここから逆襲を見せてほしい!
ポーレット(栗東・吉岡辰弥厩舎)牝・1勝C

中1週で臨んだ6月24日の函館芝2000未勝利戦を先行策から直線抜け出し快勝。念願の勝ち上がりを達成しました(→レース記事)。
その後も状態に問題はなく、すぐに8月20日の札幌芝2000牝馬限定1勝C平場戦が次の目標と表明。
6月30日にファンタストクラブに放牧に出され、次走に備えて調整中です。
馬体重を増やしていくことを念頭に置かれ、疲れもまだ多少残っているようなのでケアされながらの調整である模様。
焦る必要はなくなったので
じっくり整えてください。
ミロスラヴァ(栗東・小林真也厩舎)牝・未出走

時間が無くなったこともあってか、脚元の不安は抱えたままながら6月後半からはハロン15秒レベルの坂路調教を重ねるなど負荷を大きくしていきました。
今のところはなんとかパンクせずに持ちこたえており、この状況から出走機会を得るために栗東・小林真也厩舎に転厩することになりました。
あれよあれよという間に7月14日には入厩まで完了しています。
急転直下の展開ですが、そもそもまともに競走できる状態なのかという懸念はもちろん、ここからゲート試験・レースを短期間のうちにこなしていかなければならないというスケジュールのキツさもあり、どうにかデビューできたとしても9割がた回ってくるだけという結果に終わるでしょうが、それでもデビューできるのならとてもありがたいことです。
もうデビュー自体を半ば以上諦めていましたので……。
覚悟はしています。
それでも最後まで頑張っておくれ!
このままアクシデントなくデビューまで進めますように。
YGGオーナーズクラブ
2頭ともに停滞感がある状況。
レーヌドゥール(美浦・尾関知人厩舎)牝・未勝利

スピリットファーム在厩。
外厩到着時には右前外側に骨瘤が出来、馬体はガリガリで状態は良くなかったようです。
幸い骨瘤の痛みは2週程度で治まり大きな問題にはならず、体自体も傷んでいるわけではないということで、馬体重の回復に主軸を置いて調整を進められ、最新7月13日の近況では460キロまで回復している様子。
「強めを1本か2本やった段階で戻しましょう」という調教師コメントが出ており、そろそろ強め調教を始めようかという段階のようなので、7月末くらいには帰厩するかもしれません。
未勝利脱出のチャンスはあと1回、よくて2回でしょうか。
それまでに体調を
整えておいておくれ。
トレブランシュ(美浦・稲垣幸雄厩舎)牝・1勝C

6月18日の平場1勝C(東京・芝1400)に出走し、注文通りの逃げを打ったものの粘り切れず5着(→レース記事)。
レース直後は次走は新潟に向かうという話が出ていましたが、右前の膝を少し傷め、馬体重が減りすぎていた問題もあることから予定は白紙に。
6月22日に森本スティーブル美浦エリアに放牧に出され、脚元の様子を見ながらマシン運動で調整されています。
お大事に……
DMMバヌーシー
概ね順調。
オーヴァルブルーム(美浦・斎藤誠厩舎)牝・未勝利
夏の新潟開催に向けて順調に調整中。状態は上がっているようです。
一発勝負、何とか決めてほしい!
モルトヴェローチェ(美浦・大竹正博厩舎)牡・1勝C
脚元に問題はなく、乗り込みを開始。
ここから段階を踏んで徐々にペースアップしていく予定。
全体の所感
ポーレットの勝利で3歳世代の勝ち上がりは5頭目。
この世代の出資馬は14頭なので(ソアヴィータは未出走引退になってますが)、目標の勝ち上がり率50%越えにはあと2頭の勝利が必要になってきますが、現状ではちょっと厳しそうなのが正直なところ。
一番可能性が高そうなオーヴァルブルームも一発勝負になりますし、あとの馬たちは条件変更での大変身狙いというギャンブル的状況が多いので……。
まあ奇跡を信じて最後まで
応援するだけですが!
古馬陣も含め、一つでも多くの吉報を聞けることを願って猛暑を堪えていきたいと思います。
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
