こんにちは、まちかね太です。
1月28日の東京5レース・3歳未勝利(芝1800)に、DMMバヌーシーでの出資馬オーヴァルブルームが出走しました。
中山マイルでの前走では、外枠・出遅れというディスアドバンテージを3角捲りという強引な競馬で挽回しようとしましたが叶わず4着敗退。
馬体の維持に懸念がある馬なので一旦放牧になるかと思いましたが、疲れがなさそうという事で続戦が決定し、今回のレースに挑戦する運びに。
府中1800はデビュー戦と同じ舞台。
その時は内枠から直線包まれて7着に終わりましたが、経験を重ねた今回は違う結果を期待です。
……まあ経験を積んだとはいえ出遅れグセや出脚の遅さなどの不安点に改善の目途が立っているというワケではありませんが……。
地力に期待!
以下、レースのレポートです。
出走馬プロフィール・オーヴァルブルーム
オーヴァルブルーム
(牝3・ハービンジャー×レッドオーヴァル by ディープインパクト)
美浦・斎藤誠厩舎
ここまでの戦績:3戦0勝(0・1・0・1・0・1)
前走:1月9日・3歳未勝利(牝)(中山・芝1600)4着(→レース記事はこちら) 中2週
レースまでの状況
陣営は前走の敗因を枠・出遅れの他に距離も短かったと判断。
そらそうやろ。
前々走の時点で1800ですら距離が短いというコメントがあったのでその判定についてはそういう感想になりますが、母がマイル・スプリントの実績馬であるだけに、一度試してみて適性を判断するという意味では前走も決して無駄では無かったのかもしれません。
ともかくその結果を踏まえ、前走直後には次の目標は一旦放牧後の2月末・中山2000m牝馬限定戦と設定。
レース前に「馬体はギリギリかも」とも言われていたのでこれも妥当でしょう。
……と思っていたら、疲れが無さそうという事で予定を変更し、1月29日の東京1800m戦に中2週で向かう事に。優先権を有効利用しようという形ですね。
牡馬混合戦になりますし馬体の維持にも不安はありますが、そんなことは百も承知の調教師サイドがやれると判断したならこちらに否やはありません。
中2週続きになるので馬への負担が心配なのも本音ではありますが。
オーヴァルさん、もう少し
頑張っておくれやす。
ここで勝ち上がってくれれば今後が楽になりますし、まだまだ大きな所を狙えるタイミングでもありますので、(人間の都合ですが)頑張りどころなのは間違いないでしょう。
ただ、馬の方はそんな心配もどこ吹く風で順調な様子。中間の調整はさすがに軽い感じではありましたが、何も問題なくレース当週を迎えることが出来ました。
レースはフルゲート16頭が埋まり除外馬も出ましたが、優先権を持つオーヴァルブルームは当然問題なく出走決定。
牡馬混合戦ですが、メンバー中最も人気を集めているのは牝馬アスコルティアーモ(父キタサンブラック)。
ここまでの2走を共に1倍台の圧倒的人気で3→2着していて、今回は前走から3ヵ月の間を開けて臨んでくる馬です。
他にはデビューから2戦続けて3着のコントラポスト(父ルーラーシップ)、デビュー戦2着から来るリュクススティール(父リアルスティール)、リュクススティールと同じレースでデビューし1番人気5着だったラスブリサス(父ジャスタウェイ)などが人気サイド。
オーヴァルブルームもこの2番手グループの一角という感じの評価です。
他にも入着級の馬はいますが、上位層と下位層がはっきり分かれた感じのメンバー構成。
上位層に位置するオーヴァルブルームにも当然勝機はありそう。
枠は4枠7番に決定。
奇数番ですが勝率・連対率は高めの枠で、出遅れの可能性を考えると内過ぎない事も含め好枠と言えるのでは。
騎手はデビュー戦から乗り続けてくれているミルコ・デムーロ騎手。
アスコルティアーモのルメール騎手には流石に及びませんが、過去3年コース実績は今回の騎乗騎手中では上位。
が、ハービンジャー産駒の過去3年コース実績は正直あまり褒められたものではありません。
オーヴァルブルーム自身が初戦このコースで結果を出せなかっただけに、コースとの相性に一抹の不安は残ります……が、あの時は不利もありましたし。
なんだかんだ言っても蓄積ダメージも心配ですし、そろそろ勝利する姿を見たい。
そして後顧の憂いなく
休みを入れたい!
レース内容
レース当週は列島を大寒波が襲い、津々浦々が雪害に遭う状況。
競馬も当然無関係でいられる訳もなく、28日の東京競馬は前日発売が取りやめとなっていましたが、当日は無事開催の運びに。
まあ私は仕事でしたのでどっちにしろ録画観戦です。5レース時点の東京競馬場は晴、芝は良。
オーヴァルブルームは前走比マイナス4キロの430キロ。パドック映像に映った範囲ではやや足早なものの悪い感じには見えませんが、馬体はギリギリを通り越して細いようにも見えます。
先入観があるせい?
人気はアスコルティアーモが今回も一本被りで1.6倍。10倍以下だったのは他にコントラポスト(4.8倍)だけで、3番人気のオーヴァルブルームでも10.2倍というかなり偏った人気順でした。
それらを確認してレース映像へ。
大外ステラデルシエロのゲートインから映像スタート。直後にコントラポストがゲート内で立ち上がるような動きを見せましたが、収まってからゲートオープン!
お?
オーヴァルブルーム、出遅れていないぞ!
特に好スタートという訳でもありませんが、普通のスタートを切る事に成功。これだけでもその後の展開に与える影響は大きいでしょう。
それでも鞍上デムーロ騎手は出脚の鈍さを警戒したか、それなりに手綱をしごいて気合を付ける素振り。
それが功を奏したか、オーヴァルブルームはスッと好位に上がっていく構えを見せます。
おおー?
2コーナーへと入っていく馬群の先頭に立ったのはフジリョウエイ、その外から半馬身ほど遅れて続くのが人気のアスコルティアーモ。
1馬身差でハイファイヴ、以下リュクススティール、トップガンと続き、オーヴァルブルームはその後、6番手を追走。先頭からは5馬身ほどの差。
前走で前半まったく付いていけなかった馬と同じ馬とは思えないくらいスムーズな先行っぷりです。
いいよいいよ~
隊列はあっさりと決まって馬群はそのまま3コーナーに入ります。
東京開幕週、逃げるフジリョウエイは1000m通過59.6のペースでかっ飛ばしますが、4コーナーへ向けて外からプレッシャーをかけていくアスコルティアーモは余裕の追走。更にその外からハイファイヴも上がっていこうという動き。
オーヴァルブルームも徐々に上昇し、前3頭に次ぐ位置まで上がってきています。
4コーナー、先頭で回ったのはフジリョウエイ。コーナーワークもあって1馬身のリードを保っていますが、外から並びかけてくるアスコルティアーモは持ったまま。
ハイファイヴはアスコルティアーモにやや置かれ、オーヴァルブルームは……
うむぅ!?
直線で内寄りに進路を取ったオーヴァルブルームは、前にフジリョウエイとアスコルティアーモ、外にハイファイヴと周りを囲まれる形になってしまいます!
狭ーい!
残り400、すわデビュー戦の悪夢再びかと思われましたが、ちょっと追い始めたアスコルティアーモがあっさり抜け出したことで結果的に前方ががら空きに。
スペースが空いたことで、ムチが入ったオーヴァルブルームもフジリョウエイ・ハイファイヴを交わして単独2番手に上がりつつありますが、アスコルティアーモはムチも入れないままで既に3馬身前。
これはちょっと……
残り200、ついにムチを入れたアスコルティアーモがラストスパート。オーヴァルブルームも必死に追いかけますが、差は詰まるどころか開いていくように見えます。
前に追いつくどころか、外から伸びてきたクインズカムイがオーヴァルブルームにグングン迫り、更に後方からはコントラポストが一気の伸び。
オーヴァルブルームも止まっていませんがクインズカムイの勢いが上回り、残り100で並びかけられると抵抗できず、交わされて盛り返せないままゴールイン。
レースはアスコルティアーモが3馬身差の完勝、2着は9番人気クインズカムイ。
オーヴァルブルームは最後コントラポストにも迫られましたが、これはクビ差凌いでクインズカムイから3/4馬身差の3着での入線となりました。
結果
3歳未勝利(東京・芝1800・良)
デムーロ(54)馬体重430
3着(16頭・3人気)
所感
相手が悪かった……
これはちょっと仕方ない、アスコルティアーモが強かった。今回は普通に力負けですね。
自身としてはスタートが良く、正攻法から勝ちに行った分(結果的に歯牙にもかけられませんでしたが)末も甘くなって2着も外してしまいましたが、これは責められるものではないでしょう。
レースの走破時計(1:46.1)も同日の古馬1勝クラス戦や翌日のセントポーリア賞より圧倒的に速かったですし。
オーヴァルブルームは頑張った!
3番人気で3着なので、ある意味そのまんまの結果とも言えます。
大跳びの馬ですが、中山の方が東京よりも向いているのかもしれないとはなんとなく思いましたが。右回りの方が得意? まあなんとなくの適当感想です。
結果論ですが、最初の予定通り一息入れてから2月25日の中山芝2000牝馬限定戦に向かっていた方が良かったかもしれませんね(今回先着された2頭は牝馬ですけど)。
しかしオーヴァルブルームもただ負けた訳ではなく、今回は課題だったスタートを上手く出てスムーズに先行策を取れており、進境は示してくれたと言っていいでしょう。
今回はたまたまという可能性も高いので、次走以降改めて真価を問われる形にはなりますが。
素人目には結構ギリギリの状態で戦っているのではないかと思っていたオーヴァルブルームですが、騎手や調教師によると使うごとにむしろどんどん良くなっているということのようです。
流石にこの後は少し間隔を開けるのが定石だとは思いますが、場合によっては更なる続戦もあり得そうな雰囲気。
今回の結果で、奇しくも最初の予定だった2月25日の中山芝2000牝馬限定戦が優先権の期間内になったので、もし続戦ならそこかな?
中3週なら1週程度の短期放牧にも出せると思いますし。
無事ならもちろん使っていってほしい(正確には早く勝ち上がって欲しい)ですが、あくまで無理のない範囲でお願いしたいところ。
注文が多くて申し訳ありませんが。
とりあえずオーヴァルブルームは高速時計での激闘お疲れさまでした。
次こそは!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)