こんにちは、まちかね太です。
12月25日の阪神3レース・2歳未勝利(芝1600)に、ワラウカドでの出資馬ポーレットが出走しました。
9番人気という(出資者的に)不当評価で迎えたデビュー戦で見事な末脚を披露して3着に好走し、今度は堂々人気サイドとして臨む2戦目。
力走した前走から中1週と間隔が詰まっている点にはやや不安もありますが、舞台は同じ阪神マイル。
相手関係も当初思っていたよりはお手頃感があり、チャンスはかなり大きそう。
ここで勝てれば、春の大舞台に間に合う可能性も充分にあります。
勝つぞー!
以下、大きな期待を持って見たレースのレポートです。
出走馬プロフィール・ポーレット
ポーレット
(牝2・ハービンジャー×ポウリナズラヴ by Mizzen Mast)
栗東・吉岡辰弥厩舎

ここまでの戦績:1戦0勝(0・0・1・0・0・0)
前走:12月11日・メイクデビュー阪神(2歳新馬)(阪神・芝1600)3着(→レース記事はこちら) 中1週
レースまでの状況
12月11日のデビュー戦で3着に健闘したポーレット。
レース後に状態次第で続戦とは言われていましたが、それでも次走はてっきり年明け以降だと思っていたら、14日の更新で「年末年始の変則開催もあって年明けの優先出走期間内に良い番組がないため、状態が良ければ12/25 阪神に1600mがありますので、そこを目標に検討したい(吉岡師)」と発表。
おお、勝負に出ますねぇ。
中1週の詰まったローテもさることながら、年末は二場開催となるので出走希望馬の集約も予想され、当該レースは頭数が揃いかつレベルも高くなるだろうことが予測されます。
コメントを見る限りは番組上やむを得ずという側面も大きいとは思いますが、レース後数日で予定が決まったという事は、例えメンバーレベルが高かろうとも好勝負出来るという手応えがあっての決定だと考えてもあながち間違いではないでしょう。
意気やヨシ!
もちろん自分としてもポーレットが未勝利戦で苦戦する馬とは考えていないので、体調さえ問題ないならこのローテに否やはありません。
さっさと勝って上を目指そう!
ゆめゆめ油断する気は無いものの、どうしてもそういう気分になってしまうのは出資者のサガ。
まあこういうウキウキ感を楽しむのもまた一口馬主の醍醐味でしょう。
そしてその気分を助長したのが、いざレース当週を迎えて確定した出走メンバー。
……思ったより与しやすそうやな?
前述の通りハイレベルなメンバー構成を覚悟していたワケですが、いざ蓋を開けてみればポーレット以外に前走3着以内に入った馬はおらず、前走掲示板確保の馬も4頭を数えるだけ。
そもそも出走頭数もフルゲートに満たない15頭止まりとなり、優先権がない馬でも希望すれば出走確定という、むしろレベル低めと見てもいい組み合わせになったのです。
当週は二場開催ではありますが、24・25・28日の実質3日間開催でもあるので、出走馬が分散したのかもしれません。
まあ理由はともあれ、これは……
チャーンス!!
ポーレットの状態は問題なく好調なようなので、前走のパフォーマンスをまた発揮できれば勝ち負け必至。
これは親バカを差し引いての公平な目線であってもそう見えたようで、新聞紙上でもポーレットはかなり上位の評価。
ただし、1番人気予想という訳ではありません。
メンバー中最も事前人気の高い馬はベルビューポイント(父キタサンブラック)。
前走は4着に敗れているものの、デビュー戦だった前々走でダノンタッチダウン(朝日杯FS2着)から0.2秒差の2着していた馬です。
ポーレットは前走人気薄だったこともあって半信半疑の部分もあるのでしょう、ベルビューポイントからは少し離された2番人気に収まりそうな感じ。
他の有力馬は、前走でポーレットとアタマ差の勝負をしたシモズル(父アメリカンペイトリオット)、前走入着のアメイジングスター(父リアルスティール)やパンデアスカル(父モーリス)など。
皆力はあるでしょうが、ポーレットに対して絶対優位な馬はいなさそうです。
大丈夫だ、問題ない!
枠は2枠2番に決定。
僅差ではありますが他枠より好走率は高めであり、偶数番。良枠と言えるでしょう。
鞍上は前走と同じ岩田望来騎手。
中1週では好走率が急変動はしませんが、今回の騎乗騎手中の相対比較では中の上といっていい過去3年コース実績。
ハービンジャー産駒の過去3年コース実績はこれも当然前走時同様良くはありませんが、ポーレット自身は前走好走したので気にする事も無いかと。
総合的には、枠の分だけ前走時より多少条件は上向いたかな、というところでしょうか。
前走と同じレベルのパフォーマンスを発揮するには充分な状況だと思います。
さっさと勝って上を目指そう!
レース内容
当日は仕事がありましたので録画観戦。
寒波襲来の週末でしたが阪神競馬場の天気は持ちこたえ、3レース時点の天候は晴、芝は良。
ポーレットは前走比マイナス6キロの460キロでの登場となりましたが、パドック動画を見る限りでは細い感じもなく、ゆったりとした歩きを見せていたようです。
人気はやはりベルビューポイントが1番人気(2.2倍)で、ポーレットはこれも予想通り2番人気(4.3倍)。
以下アメイジングスター(7.2倍)、パンデアスカル(8.4倍)までが10倍以下の人気となっていました。
それらを確認してからいざレース映像へ。
大外アルアマルではなく14番ポルトドールが最後の枠入りだったようで、彼のゲートインが映り準備完了……、ん?
内枠でチャカついてる馬がおるね?
赤い勝負服、っておーい!?
ポーレットやんけー! 大丈夫かー!?
落ち着くのを待ってくれているのか、ゲートはすぐには開きません。しばらく枠内で岩田望騎手の体が上下しているのが映っていましたが、落ち着ききらぬまま遂にゲートオープン!
んんっ!?
騎手の重心がやや後ろに傾いたようには見えましたが危惧したほどの出遅れにはならず、まずまず無難なスタート。
メイショウネムノキがスタートで落馬してしまい、他にもはっきり出遅れた馬がいたこともあって、ポーレットは内枠の利もあり楽に先団直後の位置に。
先手を奪ったのは1番枠から飛び出したタマモメガジョッキ。1馬身差の2番手がヒビキ、その内からパンデアスカルが続きました。
ポーレットはその2馬身ほど後ろで最内からシモズルやエイシンネクタルと併走していましたが、彼女らが徐々に前へ上がっていったときに付いていかず、じわじわと位置取りを下げます。
残り1000mでアルアマルが外から一気に捲っていったときにも内でじっとしたままで、自身の直後に居たベルビューポイントが外目から上がっていくときもそのまま前へ行かせ、6~7番手くらいでコーナーを回っていきます。
外回りの3~4角中間地点、逃げるタマモメガジョッキは2番手ヒビキに1馬身以上の差を付けて先頭。
ポーレットは相変わらずインベタを徹底。少しずつ鞍上の手綱は動き出し、先頭からは3~4馬身差で4コーナーへ。
迎えた直線、先頭は変わらずタマモメガジョッキ。その1馬身後ろをパンデアスカルとアルアマルが馬体を併せて追いかけ、2馬身後方の外目にヒビキ。
インを突くポーレットはコーナーワークもあって一気にヒビキと同じような位置(内外離れてはいるものの)まで浮上、そのまま前を追撃する態勢に入ります。
しかし、前が壁!
ああー……
特に2番手内側に居たパンデアスカルが若干フラフラしていてポーレットの進路を完全に塞いでしまい、勢いに乗り切れません。
しかし内回り外回りの合流地点を少し過ぎたあたりでアルアマルがやや外に膨れ、パンデアスカルとの間にスペースが発生。
岩田望騎手は当然そこを見逃さず、一気にアクションを大きくしてスパート開始、スペースを突きます!
よし行けー!!
残り200、ポーレットは2頭の間を抜き去、
ああーーーーッ!?
なんとここでアルアマルが内側に戻る動きを見せ、更にタマモメガジョッキを交わしたパンデアスカルがあろうことか外に膨れてきた為、ものの見事に挟まれるポーレット!
一瞬クビが上がったような形になり勢いを削がれたのは明白で、そのまま下がってしまってもおかしくない状況でしたが、ポーレットはそこからまた頑張ります!
残り100m地点からの再びの伸び脚で内のタマモメガジョッキ、外のアルアマルを今度こそ纏めて抜き去り、大外から追い上げてきたベルビューポイントと並びますが、その前には先に抜け出していたパンデアスカル!
あー……
無情にもそのままゴール。
レースを制したのはパンデアスカル。1馬身1/4遅れての2着争いはベルビューポイントに軍配が上がり、ポーレットは更にクビ差の3着という結果になりました。
結果
2歳未勝利(阪神・芝1600・良)
岩田望(54)馬体重460
3着(15頭・2人気)
所感
ちぢにものこそ悲しけれ……
このレースはもう無かったことにしてよくない?
……という訳にもいきませんので、一応の回顧も。
ゲート内でのチャカ付きは前走では見られなかったもので、中1週の影響もあったのでしょうか。
前走の前には気性に関する懸念も出ていましたので、それが今出てきたという事なのかもしれませんが。
今回は出遅れにはなりませんでしたが、やや今後に不安が残る点にはなりました。一過性のものだと良いのですが。
道中はインベタで動きませんでしたが、これは周囲に常に馬がいたことにより動けなかったという方が正しいのかもしれません。枠が裏目に出た感も無きにしも非ず。
しかし前走時より前目の位置を無理なく追走できていましたし、やはり馬群を苦にする様子はないので、その点は収穫でしょう。
今後、様々なレース展開への対応にある程度融通を利かした動きが取れる下地はあるという事ですから。
そして今回の結果。不利を受けながらも諦めないド根性を見せつけ、差のない3着まで来れたことで、前走の人気薄での好走が決してフロックではないことは証明されました。
距離はもう少しあってもいいような気はしますが、なんにせよまともに走れれば勝機はすぐ来るでしょう。
不利そのものに関しては、まあ競馬なのでこういう事もあるとしか言えない……。
パトロールビデオを見ると、パンデアスカルは直線でポーレットを挟んだ後もずっとフラフラしていましたが、特に2歳馬にはままある事。
是非もなし。
悲しいですが、この日は運が無かったという事ですね。
前日には広尾TCでの出資馬テラステラが有力馬をブロックして勝ちました。
もちろんそれは制裁ナシのフェアなテクニックによるものなので、今回の事例(パンデアスカルのイーガン騎手は過怠金5万円)とは明確に一線を画しますが、明日は我が身の厳しさは感じてしまいます。
有力とみなされるほどにマークは当然厳しくもなりますし、今回は有力視されたことに対する洗礼とでも思っておきましょう。
そうとでも思わないと
やってられなーい!
はい、ではここらで切り替えて。
この後はチャンピオンヒルズに戻り、リフレッシュを図ることになるようです。12月27日の近況では体にダメージは見られず食欲もあるということですが、中1週での激走続きだったので妥当な判断でしょう。
今回の3着で次走優先出走権は取れましたが、「レース後のダメージチェックをしっかり進めたいこともありますので、もう少し手元で様子を見て、1/5に移動させる予定です(吉岡師)」というコメントが出ていますので、しっかり休みを取ると思えば権利の期間内に次走を迎える可能性は低そうですね。
権利ナシで芝のレースに確実に出走することを考えると、少なくとも2月後半くらいまでは出番は無いかなという気はします。
いずれにせよ、リフレッシュした次走では今度こそ!
まだまだ春の大舞台、諦めてませんよ!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)