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インアスピン、希望への逃走(ワラウカド出資馬出走報)

インアスピン、希望への逃走

こんにちは、まちかね太です。

4月24日の阪神4レース・3歳未勝利(牝)(芝1600)に、ワラウカド出資馬インアスピンが出走しました。

この日は広尾TC出資馬のアリシアンも福島9レースに出走しています(後で別記事にする予定)ので、この週末は前日のミレーレと合わせて出資馬3頭がまとめて出走するという、個人的には結構なお祭りウィークエンドでした……が、仕事の都合で日曜の2レースについてはライブ観戦は出来なさそうでした。

まちかね太
まちかね太

残念!

しかし、広尾はともかくワラウカドでの出資馬については、今年に入ってから3月までの3か月間で出資4頭みんな合わせて2走しか出来ていなかったので、先週のセルフエスティームと合わせて2週で3走も出来るようになったこと自体がまずはめでたい

まちかね太
まちかね太

どんどん低くなる「幸せ」のハードルよ……。

ま、それくらいの方がこの趣味を楽しんでやっていくにはいいでしょう……ですよね?

というわけで、セルフエスティーム(先週4着)・ミレーレ(前日デビューし10着)に続いて未勝利脱出を狙っての出走となったインアスピン。

が、正直な話、デビュー戦の前走で完敗を喫している事もあって、レース前の期待値はこの3頭の中でも最も低いのは否めないところ。

勝ち負けどうこうよりも、まずは明日の見えるレースをしてくれることを願っていました。

以下、レースのレポートです。

出走馬プロフィール・インアスピン

インアスピン

(牝3・モーリス×アップワードスパイラル by Teofilo)
栗東・四位洋文厩舎

インアスピン公式220226

ここまでの戦績:1戦0勝(0・0・0・0・0・1)

前走:2月6日・3歳新馬(中京・芝1600)14着(→レース記事はこちら)中10週

レースまでの状況

去る2月6日、この世代最後の芝で行われる新馬戦でデビューを果たしたインアスピンでしたが、出遅れてそのまま馬群の後方をついて回っただけで終わるという、ぐうの音も出ない完敗となってしまいました。

まあ、調教時計もまったく出ていませんでしたし、調教師も明らかに勝負気配がなく、「新馬戦に出走する」こと自体が目的だったような出走でしたから、生じた結果もむべなるかなと言ったところ。

まちかね太
まちかね太

ある意味予定調和。

タイムオーバーにならなかっただけでも御の字と見るべきか。
奇跡はそんなに都合よく起きはしないんだぜ……。

その後、レース後2週間ほどは近況更新が(PC閲覧の場合)1行で終わるというやる気の見られない状況が続き、もう見放されてしまったのかと悲しくなりましたが、吉澤ステーブルWESTに移動後はまともな情報量に戻ってホッと一安心。

まちかね太
まちかね太

仮にも金融ファンドなんで、運用状況の報告はよろしくお願いしまっせ。
出資者はそれを見ることがほぼ唯一の権利にして楽しみなので。

インアスピン自身のデビュー戦後の状況としては、とにかく疲労感が強く残ってしまい、一応の回復を果たしてまともな調教に戻るだけで1か月ほど時間を要してしまっています。

速い時計を入れていくと体が寂しくなっていくような部分もあるようで、牝馬にしては馬格のある(480~490キロ前後)馬ではありますが、体力面ではまだまだ完成されてはいないようですね。

それでも調教復帰約1か月後の4月1日の近況更新では「コンディションは上向き」「パワーがついてきた」「いい成長のサイクルが始まった感じがします」と、かなり良化が窺えるコメントをいただくことが出来ました。

続く4月8日の更新では、四位調教師が確認に来て「身体が出来てきた」「口向きが難しい馬なので手元でやっていきたい」という事で既に入厩させたとの報告。

まちかね太
まちかね太

なかなかの急展開。

帰厩後の13日にはCW4Fで52.9-37.6-23.3-11.6を計時。
今までの時計は坂路が大半なのでコース追い自体が少ないとはいえ、CWでラスト2Fをともに11秒台でまとめたのはこれが初めてのはず

8日の更新では「少し時間をかけて進めていきたいと思います」というコメントを出していた調教師もこの動きを見て考えを変えたのか、24日のレースに出走することを決めたと発表されました。

まちかね太
まちかね太

更なる急展開。

目標レースは阪神芝1600の牝馬限定戦。

まちかね太
まちかね太

ううーん……。

予定を見た時最初に出てきたのは、否定的なうめき声。

前走、競馬場が違うとはいえ同じ芝1600で全くレースについていけなかったのに、ほぼ同条件で大丈夫かいな、と。

しかし、前走時は馬の状態がレースするに足るものではなかったのかもしれませんし、改めてこの条件を試してみたいという面もあるのかもしれません(もしそうならそんな状態で使うなよという別のツッコミが発生しますが)。

インアスピン自身は最終追い切りでも全体はやや控えめな時計ではありましたがラストはまた11秒台でまとめ、状態は悪くなさそうなのは確か。

入厩してからの追い本数は少ない(まともなのはその2本だけ)ですが、吉澤WESTでも坂路13/Fを何本かやってきているので、そこまで調教量が不足しすぎているという事もないでしょう。

帰厩以降、全体的に急いている印象は否めないので、不安の方が先に立ってしまいますが……。

まちかね太
まちかね太

なんにせよ、決まったのなら応援あるのみ。

レースにはフルゲートの18頭が集いました。

有力視されるのは前2走連続2着のスコールユニバンス(父ドゥラメンテ)、前走5着もその前2走を2着しているコスタボニータ(父イスラボニータ)あたりでしょうが、正直な話その辺をライバル視するのは現状おこがましい。

インアスピンは、まずはまともにレースになるかどうかを確かめなければならない段階でしょうからね。

今回のレースからスリーアウトのカウント対象になるので、まずはアウト回避のために8着以内を目指したいところですが、18頭立てのレースだと過半数の10頭に先着しなければならないわけで。

まちかね太
まちかね太

正直厳しいかもなぁ……。

鞍上は昨年デビューの騎手の中で1・2を争う(と私は思っている)小沢大仁騎手で不足なしも、モーリス産駒の阪神での成績はあまり芳しくないですし、枠(5枠10番)も強調できる数字はなし。奇数番よりはなんぼかマシ、というくらいでしょうか。

以上のようにレース施行条件での大きなプラスも考えづらく、素の力でどこまでやれるか。

まちかね太
まちかね太

……お、応援あるのみ!

状態が前走より良さそうなのは確かなので、とりあえずレースに参加はできるはず

まずは無事に、次へとつなぐレースが出来たら……いいなぁ……。

レース内容

前述の通り当日は仕事でライブ観戦は叶わず……と思っていたら、たまたま休憩時間がギリレースに間に合ったので、グリーンチャンネルWEB(スマホ)で観戦。

馬体重は前走比+10キロの494キロ。
前日のミレーレほどではありませんが、インアスピンも牝馬としては立派な体格(それも出資理由の一つ)で、このレースの出走メンバー中最も大きな馬体。

流石にパドックは見れませんでしたが、後で確認すると馬格のわりにチョコチョコ感がある歩き方ではあるものの、外縁を大きめに歩いていたようですし悪くはなかったんじゃないでしょうか。

なお、最終的な人気は単勝265.2倍の16番人気だったようです。

まちかね太
まちかね太

ま、そうなりますよねー。

1番人気はスコールユニバンス2.4倍、以下コスタボニータ3.4倍、ベアーザベル6.8倍、プラティナマリア8.0倍までが10倍以下。

なお当日は人気をサラッと確認するのが時間的に精いっぱいだったので、相手の人気よりインアスピン大万馬券状態なのを見た時点で

まちかね太
まちかね太

……がんばれー。

としか言えねえ、って感じでしたが。

相手のことはとりあえず忘れまして、さあレース観戦。

まちかね太
まちかね太

今回は出遅れんといてや……。

ドキドキのゲート、さあ開いた!
なんかバラついてる!

なんだかんだ言いつつ信じ切れていない私、とっさに出遅れた馬たちに目をやってしまいます。

ワラウカドの勝負服は……

まちかね太
まちかね太

無い! よし!

同時に耳に入る実況の声。

「押して出ていく10番のインアスピン……」

まちかね太
まちかね太

ほえ?

まさかゲートオープン後に最初に名を呼ばれるのがインアスピンだとは!

慌てて視線を前にやろうとするとカメラも前方集団にズーム。

そこには、ジョッキーに激しく手綱をしごかれながら先頭を奪おうとする赤い勝負服の栗毛馬が!

前走は出遅れ後方ママで終わったインアスピン、2走目はまさかの逃げ争い!

しかも争いの相手ピラティス・ジュエルシティー相手に一歩も引かず、かなり手間取りはしたものの外回りコースに入る手前あたりで単騎先頭をゲット。

後続17頭を引っ張ってレースを進めていきます。

まちかね太
まちかね太

おお……。

後方からでも追走に四苦八苦していた前走のインアスピンと同じ馬とは思えない。

まちかね太
まちかね太

やれば出来るやんか!

元の期待値が低かっただけに、これだけでもう大歓喜(お手軽)。

後続のことなど目に入らず、私の視線は逃げるインアスピンに釘付けです。

3角回ってリードは2馬身、依然快調に飛ばすインアスピン。

4角へ向かう馬群から、徐々にインアスピンへ向けてプレッシャーがかかってくるものの、それでも1馬身ほどのリードをキープして先頭のまま直線へ!

「先頭インアスピンが抜け出して1馬身半のリード……」

実況の声を聴きながら、インアスピンはインベタ最短距離をゴールに向かって逃げる!

しかしさすがに余力はほとんど残っていなかったのか、内回り・外回りの合流地点を過ぎたあたりでコスタボニータ、ピラティス、スコールユニバンスら伸びてきた後続に次々と抜き去られてしまいます。

ここまでか、と一瞬思いましたが、だがしかし。

まちかね太
まちかね太

いや、まだ止まりきってへんで!

逃げ馬は一度抜き去られると急失速する事も多いですが、今回のインアスピンは抜かれてもまだ内で頑張り、5番手くらいの争いに踏みとどまっています!

まちかね太
まちかね太

がんばれぇーーー!!

結局坂がキツくなったところで完全にお釣りがなくなって順位は下がってしまいましたが、鞍上は最後まで手綱を緩めずゴールに雪崩込み。

レースはコスタボニータが2馬身差で勝利、2着はピラティス、3着にスコールユニバンス。

最後まで頑張ったインアスピンは7番手での入線となりました

結果

3歳未勝利(牝)(阪神・芝1600・稍重)
 小沢(52)馬体重494

 7着(18頭・16人気)

所感

まちかね太
まちかね太

頑張った!!

単勝200倍オーバーの馬がこれだけ実況に名前を呼ばれて最後まで戦ったんですから、大健闘でしょう!

もちろん、出資者目線の甘々評価なのはわかってますが。

厳しく見れば、未勝利戦終了までに4か月となったこの時期に単勝200倍超の評価しかもらえず、減量騎手で周囲を振り切ってどうにかこうにか先頭に打ち、前残り傾向の馬場でノーマーク単騎逃げを打てた割に掲示板にも載れなかった、というのも一面の事実。

まちかね太
まちかね太

しかし、正論なんぞクソ喰らえでええんです!

前回はまともにレースに参加する事すら出来なかったのに、たった2か月でここまでレースぶりを変えることが出来るなら、あと4か月で掲示板を……そしてもっと上を夢見ることだって出来るんじゃない?

まちかね太
まちかね太

夢を見たっていいんじゃない!?

もちろんそんなに上手く運ぶことは多分ないでしょう。
現実はきっと厳しい。

案の定というか、インアスピンにはレース後に疲れもみられるようです。
一走ごとのダメージは大きい方なんでしょうね。

頑張ってくれたとはいえ優先権をとれたわけでもないので、疲れも相まって次走までは相応の間隔を開けなければならないでしょう。
残された機会は多くないかもしれません。

しかし、私が厳しいと思っていた今回のメンバーでの8着以内入線を、インアスピンは見事達成してくれました

そして、次へ望みをつなぐレースをしてくれました。

まちかね太
まちかね太

今はそれだけでも十分。

未勝利戦一つ(しかも掲示板外)でここまで熱くなれるのも一口馬主の醍醐味。

一口馬主の楽しみ方は人それぞれですが、私の遊び方だと今回も十分な娯楽、出資した甲斐もあろうというものです。

まちかね太
まちかね太

もちろん勝ってくれればサイコーですが!

インアスピン、この後はまず疲れを癒し、次はもっと進化した姿を見せてくれるとさらに嬉しい。

希望をくれる走りを見せてくれたインアスピンと関係者の皆様に感謝を。

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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