一口馬主 広尾サラブレッド俱楽部

ドグマ、進境示す連続2着(広尾TC出資馬出走報)

ドグマ、進境示す連続2着

こんにちは、まちかね太です。

4月9日の阪神6レース・平場3歳1勝クラス(阪神・芝1200)に、広尾サラブレッド俱楽部での出資馬ドグマが出走しました。

前走3月26日の平場1勝クラス(芝1400)を2着してから中1週・距離短縮で改めてのクラス突破挑戦となります。

まちかね太
まちかね太

我が出資馬たちのエース格。今回も期待!

以下、レースのレポートです。

出走馬プロフィール・ドグマ

ドグマ

(牡3・キタサンブラック×ショウナンカラット by ブライアンズタイム)
栗東・武幸四郎厩舎

ドグマ公式220401

ここまでの戦績:5戦1勝(1・1・0・1・0・2)

前走:3月26日・平場3歳1勝クラス(阪神・芝1400)2着(→レース記事はこちら

レースまでの状況

3月26日の平場1勝Cで2着し、昨年8月の新馬勝ち以来久々の連対を果たしたドグマ。

新馬戦時には8番人気の低評価でありながら鮮やかな末脚を発揮して派手に勝利したことで、2走目以降はやや人気先行のきらいがあったものの、やっと結果が追い付いてきたとも言えるでしょう。

もちろん私も過剰期待組の一名であります

まちかね太
まちかね太

だって出資馬だもの。

前走では勝ったケイアイオメガには完敗の形ではあったものの、クラス上位の力を示せたことで今後も期待を継続して持っていてもOKとなり、ホッと一安心。

その前走後に調教師からは「距離はこれくらいがいいかも」というコメントが出ており、次走は短期放牧後に5月1日阪神の芝1400平場1勝Cにでも向かうのかと思っていましたが、レース後最初の近況更新となった3月31日のクラブ公式近況でそのまま在厩して4月9日の阪神芝1200平場1勝Cに向かうと発表されました。

まちかね太
まちかね太

1200かあ……。

個人的にドグマが本質スプリントの馬とは思っていないので、予想の範疇ではありますが少し残念なレース選択ではあります。
せめて1400継続が良かったというのが本音。

しかし、前走時はマシだったとはいえ引っかかる懸念が払底されていない以上、ちょうどいい間隔での1400戦がないとなれば延長よりは短縮の方向に行ってしまうのは仕方ないですかね。

距離自体は2走前のかささぎ賞(小倉・芝1200)ですでに経験済み。
その時は1番人気に推されながらも7着に敗れていますが、雪中の異常状況下でのレースであり参考外。
今回改めて適性を試されることになります。

一点良かった点を挙げるなら、騎手が前走同様戸崎圭太騎手継続だという事。
ドグマはこれまでの5走で走るたびに騎手が変わっており、引っかかりやすいという気性のことを考えるとマイナスの影響がかなりあると考えられたからです。
継続騎乗で、多少は制御面にプラスを及ぼすことを期待させてもらいます。

中間は順調に調整が進み、相変わらず調教では抜群に動くドグマ。
疲れを心配する必要はなさそうです。

しかし迎えたレース当週の水曜、目標の阪神6レースの出走想定には19頭の名前が上がりました。
これも半ば予想の範疇ですが、この時点では除外の可能性があるという事です。

まちかね太
まちかね太

フルゲート割れしていたニュージーランドTに登録してたら……とチラッと思ったんはナイショやで!

結局除外馬は1頭に収まり、ドグマも無事出走枠に入れたので問題なかったわけですが。

というわけで、レースはフルゲート16頭で争われることになりました。

前走の9頭からライバルの数がほぼ倍増する形となったこのレース、質の面でもなかなかの好メンバーが集ったと言えます。

前走同じ阪神芝1200の1勝Cで不利がありながら僅差の2着としてきたニシノデフィレ(牡・父ロードカナロア)、同レースでニシノデフィレとハナ差の3着だったトリップトゥムーン(牡・父アドマイヤムーン)。
デビューから2戦ダートで負けた後、芝に変わって1→2着としてきた関東馬ソウテン(牡・父ロードカナロア)。
かささぎ賞でドグマに先着の2着としたエクロール(牝・父トランセンド)、同5着のラキエータ(牝・父キンシャサノキセキ)、など。

出てくれば有力馬の1頭だったメイショウグラニーが除外されましたが、それでもドグマ自身も含めて既に現級で勝ち負けの経験がある馬が揃い、激戦は必至。

まちかね太
まちかね太

逆に、ここで勝てれば実力の証明になるのは間違いない。
1200でも十分やっていけるところを示してほしい。

枠順は3枠6番に決定。
阪神芝1200は内枠有利(というか6枠より外の成績が悪い)ので、多頭数になった今回の状況では相対的に好枠。

しかし個人的には再三書いている通り、ドグマは外から被されたときに走るのを止める面があるかもという懸念を持っているので、揉まれやすい内枠には若干の不安もあり。

父キタサンブラックの産駒が阪神芝1200を走るのはこれが初めての様子。
コース問わず全体的に短距離での産駒成績は芳しくないように思えますが、ドグマにとっては父産駒初の新馬勝ち馬となった経験をコース初勝利という形で繰り返せるか。

戸崎騎手は関東ジョッキーという事もあってか、阪神芝1200では過去3年で3回しか騎乗していません(3着1回)。
とはいえ全体の経験値自体が高い騎手なので、そんなに不安視するほどのものではないでしょう。

以上、舞台設定にはやや未知数の部分も多くはありますが、事前の評価ではドグマは今回も人気サイド。

中1週で使う以上結果が欲しいですし、調教は超抜なのでそれを望める状態にあるはず

まちかね太
まちかね太

相手が多少骨っぽくとも、きっとやってくれる!

レース内容

桜花賞を翌日に控えたレース当日は晴天となり、馬場状態は良でレースを迎えました。

馬体重は前走比マイナス2キロの478キロ。新馬勝ちの時の体重と同じという事になります。
2走前の486キロから徐々に絞れてきたとも言えるのかもしれませんが、8か月経っても成長がないという見方も出来るので、個人的にはあまり嬉しくはない。

パドックではいつものチャカチャカした面がだいぶマシで、たまに小走りが入る程度に。
普段と違うこの様子が、吉と出るか凶と出るか。

人気は例によってドグマが午前中まで1番人気、直前に3番人気に落ちたものの最終的には2番人気になっていました。倍率は3.6倍。

最終1番人気となったニシノデフィレが3.1倍、ドグマを挟んで3番人気のソウテンが4.0倍となり、4番人気のラキエータは11.4倍となったので、巷の評価は人気3頭の三つ巴という形だったようですね。

まちかね太
まちかね太

まあ妥当な人気でしょう。

いざレースへ。

前走は大丈夫でしたが、たまに出遅れ気味になることがあるドグマ。
短距離・内枠の今回、出遅れは致命傷にも繋がりかねないのでいつも以上にゲートに注目。

ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

おおっ!?

ゲートが開いた瞬間騎手の体が上に跳ねたように見えましたが、出遅れるどころかかなりの好スタート!

鞍上はその勢いを殺すことはせず、軽く押してそのまま馬を前へと促していきます。

ドグマ同様好スタートを切った内の馬たちの中からベルマーレミノルが激しく押して先手を主張すると、横を見た戸崎騎手は競り合いはせずベルマーレミノル、ニシノデフィレの外側から3番手を追走。

この時外からプラソンがドグマに被さるように一気に位置を上げていき、被された時に戸崎騎手の手綱が大きく動いていたようにも見えましたが、はっきり抜き返しはせずプラソンと併走して4頭で先団を形成。

人気の一角ソウテンは先団から2馬身ほど遅れた中団馬群の中を追走し、ラキエータ、エクロール、トリップトゥムーンなどは後方よりの位置取り。

隊列はそのままレースは流れて4コーナーへ。

4角手前で先団の一番外にいたプラソンが苦しくなって徐々に後退、入れ替わるように中団にいたソウテンがコーナーワークで先団直後まで上昇。

一方先行争いに残っていた3頭はニシノデフィレ、ドグマが併走の形で逃げたベルマーレミノルに並びかけていきます。

まちかね太
まちかね太

いい流れ!

直線に入ってすぐベルマーレミノルの脚が止まり気味となるやニシノデフィレが先頭に立ち、それを外から半馬身差で追いかけるドグマ!

やや頭が高い走りに見えるものの、一完歩ごとに少しずつ差が詰まっていくのがわかります。

まちかね太
まちかね太

抜ける!

しかし残り200m、おそらくこのままならニシノデフィレを抜くことはできそうと思ったのも束の間、すぐ後ろに上がってきていたソウテンの脚色がドグマよりさらにいい!

まちかね太
まちかね太

あかん、抜かれる!

幸か不幸か見立てに狂いはなく、残り100mを切った地点で3頭は並び、そのままソウテンが突き抜けて先頭へ。

まちかね太
まちかね太

ぐぬう、しかし2着だけは……!

外から抜かれたことでか脚が鈍りかけていたドグマも内で粘るニシノデフィレはどうにか抜き、単独2番手へ
しかしその時、いつの間にか外から突っ込んできた影が視界に!

トリップトゥムーン、最後の最後に強襲

ニシノデフィレをあっという間に躱し、勢いの止まったドグマにもグングン迫る!

まちかね太
まちかね太

待って待って待ってー!

2着争いは2頭が完全に並んだ体勢でゴールイン。

ゴール板通過後には完全に抜かれていたドグマでしたが、決勝線時点ではギリギリハナ差残しており、どうにか2着を確保

1着ソウテン、1馬身遅れて2着ドグマ、ハナ差3着トリップトゥムーンで決着となりました。

結果

3歳1勝クラス(阪神・芝1200・良)
 戸崎(56)馬体重478

 2着(16頭・2人気)

所感

だいぶ肝を冷やしましたが、どうにか2着を確保。
勝てなかったのは残念ですが、今回は相手も強かったことですし2着を確保できただけでも十分及第に達しているかと思います。

これで現級連続2着となり、1200の距離にも目途。クラスでの安定的上位勢力である事ははっきり示せました。

なにより、今回はドグマ最大の懸念点である引っかかりグセが顔を見せなかったことが大きい。

前走は引っかかるというほどではなかったものの力みは見せていたので、更なる進境を見せてくれたという事になります。

騎手継続で癖をつかんでくれていたのが良かったのか、距離短縮が良かったのか。
パドックでチャカつきがマシだったのは調整が上手くいっていたから?

いずれにせよ、今回は調教師の采配が良かったという事になるでしょうか。

まちかね太
まちかね太

このまま掛かりグセが解消に向かえばええんやけど。

ただし、課題もやはりあります。

やはり、外から被せられると良くないのではないか? という疑念が顕在化してきた感があるからです。

今回のレース後コメントで、スタート後の位置取り争いでプラソンに外から並びかけられた時のことについて、「外から新人騎手に来られる形になり、そこで戦意をなくしてしまったようなんです」という調教師の言及がありました。

直線でも内ニシノデフィレ、外ソウテンに対し真ん中で3頭並ぶ形になった後に少し勢いが鈍ったようにも見えます。

まあこれに関しては、坂の影響や追ってからの反応速度の差からそう見えただけという可能性も高いですが。

いずれにせよ、今後も短距離でやっていくつもりなら毎度多頭数になるのは必至ですから、何かしら対策を施す必要が出てくるでしょうね。

まちかね太
まちかね太

調教師様、よろしく!

とは言っても、現状のままでも現級では順番待ちと言える程度には威張れる実績になってきたので、次走には今度こその期待をさせてもらいます。

予定では今後一旦チャンピオンヒルズに放牧に出してリフレッシュを図り、状態次第でほどなく戻してレースを使うということですので、外厩に2~3週程度、帰厩後の調整に2週程度と考えると、5月21日のメルボルンT(中京・芝1200)や5月28日のゆきつばき賞(新潟・芝1200)あたりが目標と成り得るレースでしょうか。

どうせなら特別戦を勝ってくれた方が配当的にありがたいので、実利的にもぜひそのあたりで。

まちかね太
まちかね太

もう次は勝てる気満々なんで、その気でおりますさかい。

とりあえず、まずは疲れを癒して無事に次へ向かってくれますように!
そうすれば結果は勝手についてくるはず!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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