こんにちは、まちかね太です。
今回の記事は、ワラウカドの25年新規募集馬についての感想文になります。
今期の募集にラインナップされたのは、カフェソサエティ24・イフィゲニア24・パラダイスレーン24・セルフエスティーム24・ゲットイクスプリシット24・ヒーセドシーセド24の6頭。
いつも通り血統論も馬体分析もない単なる感想になりますが、お暇でしたらお付き合いください。
※以下文中敬称略。各種実績は記事執筆時点の物になります。なお、種牡馬などのプロフは以前投稿した同種の記事から一部流用しています。
※文中における海外馬の成績について、アローワンス競走・クレーミング競走・コンディション競走などは「一般戦」、下級ハンデキャップ競走は「ハンデ戦」もしくは「一般戦」、ノングレードのブラックタイプ競走は「特別戦」と表記している場合があります。
競走条件の「AW」はオールウェザーコースの略です。
募集馬プロフィール&感想
募集口数は全馬500口。性別は牡3牝3と半々ですが、牡馬はすべて関東、牝馬はすべて関西という極端な振り分け。
6頭中5頭には今期のセールにエントリーされた履歴があり、当初からクラブ用に取り置かれていたと思われるのは1頭のみ。
価格は最高額でも1500万円となっており、例年と比べて極端に低額化しています。
なお、今年もお得なキャンペーンを実施してくれています。
・会員先行募集:2025.9.25 10:00 〜 2025.10.1 9:00
この期間中に出資した場合、最大18%OFF・10%ポイント付与のキャンペーンあり(出資口数・支払方法によって割引率・ポイント付与率は変動。なお、原則として応募総口数200口までが対象)
・通常募集期間でも2025.10.2 10:00 〜 2025.12.31までは最大10%OFF・10%ポイント付与のキャンペーンあり(注意事項は先行期間同様)。この期間中は新規入会金無料キャンペーン・お友達紹介キャンペーンも実施。
各キャンペーンの詳細はクラブHPを確認されたし。
カフェソサエティ24

| 父 | シャンハイボビー(種付け時 13歳) |
| 母 | カフェソサエティ(出産時 8歳) |
| 母の父 | マンハッタンカフェ |
| 性別 | 牡 |
| 誕生日 | 3/19 |
| 生産牧場 | パカパカファーム |
| 調教師 | 嘉藤貴行 |
| 募集価格 | 1500万円 |
父・シャンハイボビー
2010年生まれの米国産馬。父Harlan's Holiday、母Steelin'、母の父Orientate。
母Steelin'は米25戦5勝。City Band(オークリーフS-米G1、ゴールデンロッドS-米G3)の姪、Weather Warning(マニトバダービー-米L)の従姉妹。
繁殖としてはシャンハイボビー以外に目立った馬は出していない。
シャンハイボビー自身は米8戦6勝。BCジュヴェナイル-米G1、シャンペンS-米G1など重賞3勝。
2歳4月のメイドン(アケダクト・ダ4.5ハロン)を4馬身差で圧勝しデビュー勝ち。次戦トラックバロンS(L・ベルモント・ダ5.5ハロン)も逃げ切り勝ちし、重賞初挑戦となった3戦目のホープフルS(G2・サラトガ・ダ7ハロン)も2着Fortifyに3馬身3/4をつけ完勝する。
G1初挑戦となったシャンペンS(G1・ベルモントパーク・ダ8ハロン)も2着Goldensentsに5馬身差をつけ圧勝。
1番人気で臨んだBCジュヴェナイル(G1・サンタアニタ・ダ8.5ハロン)では伏兵He's Had Enoughに迫られたものの、これをアタマ差抑えて無傷の5連勝で2歳チャンピオンに輝き、この年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬に選ばれた。
翌年1月、早々に3歳初戦となるホーリーブルS(G3・ガルフストリームパーク・ダ8.5ハロン)に出走。しかしここではItsmyluckydayに早めに捕まってしまい、2馬身差の2着。初めての黒星を喫した。
続くフロリダダービー-G1では先手を取ることもできず、5着に敗退。この結果を受けて三冠戦線を離脱し休養へ。
復帰戦となった9月のブラックタイプ競走・アルジャミンS(ベルモントパークS・ダ6.5ハロン)では先行策から2着馬にクビ差で勝利を果たしたが、この後脚部不安を発症し、これを最後のレースとして引退となった。
初年度産駒は米国で2017年にデビュー。Shancelot(アムステルダムS-米G2、BCスプリント-米G1・2着)など米英で5頭の重賞勝ち馬を出したが、シャトル先の南米での活躍の方が華々しく、ブラジル・チリ・ウルグアイなどで複数のGI馬を含む多数の重賞勝ち馬を輩出している。
日本では外国産馬としてマリアズハート(ルミエールオータムダッシュ-L)などが活躍し、2019年からは日本で種牡馬生活を送ることに。
日本での初年度産駒は2022年にデビュー。産駒の活躍の場は主に地方となっており、マンダリンヒーロー(ハイセイコー記念、サンタアニタダービー-米G1・2着)などを出している。
他の日本での代表産駒にはシシャモフレンド(リリーC)、フリーダム(留守杯日高賞)など。
日本生まれの産駒でJRAで出走した現3歳以上の産駒3世代123頭中、勝ち上がりは34頭(勝ち馬率28%)。また、日本産馬で2勝C戦を勝った馬は2頭しかおらず(それ以上のクラスは皆無)、中央競馬では苦戦気味。
馬場適正はダート向き。芝でもここまで中央10勝を挙げているがその半数はマリアズハート1頭が稼ぎ、残る5勝中4勝は牝馬によるものなので、牡馬はほぼダート専用。
距離は短距離の方が成績がいいが、1800までならアベレージは大きくは落ちず十分対応可。
カフェソサエティ24は日本での5世代目(海外通算では10世代目)の産駒。
2024年JRA総合リーディング70位。2歳リーディング62位。
2025年種付け料:150万円(受胎確認後・フリーリターン特約付)。※前年から100万円DOWN
2023年種付け頭数137頭。2024年種付け頭数73頭。
母・カフェソサエティ
2016年生まれの日本産馬。父マンハッタンカフェ、母アクアリスト、母の父コロナドズクエスト。
母アクアリストは不出走。Oyster Catcher(リステッド勝ち、コンコードS-愛G3・3着)の娘で、Sequoyah(モイグレアスタッドS-愛G1)、リッスン(フィリーズマイル-英G1)の姪、Henrythenavigator(英愛2000ギニーなどG1・4勝を含む重賞5勝)、タッチングスピーチ(ローズS-G2)、サトノルークス(菊花賞-G1・2着)などの従姉妹。
繁殖としてはファッショニスタ(JBCレディスクラシック-Jpn1など重賞級3勝)を産んでおり、孫の代にコンバスチョン(ヒヤシンスS-L、全日本2歳優駿-Jpn1・2着)がいる。
カフェソサエティ自身は2戦0勝(JRA1戦0勝、兵庫公営1戦0勝)。
3歳5月に新潟ダ1800未勝利戦でデビューするも13着(15頭立て)。
1年後の4歳5月に園田競馬ダ1400C2級で復帰するも10頭立ての最下位に終わり、結局この2戦だけで引退となった。
初仔の現3歳カフェロワイヤル(牝、父パイロ)はワラウカド所属で現役1勝。通算5戦目となる3歳1月の中京ダ1200戦で勝利し、同5月の1勝C(阪神ダ1200)で3着の実績がある。
カフェソサエティ24は第2仔。
馬名の意味は「上流社会の人々が集まるパーティーの常連」。
ちなみに冠名カフェと直接の関係は無く、現役時の馬主はゴドルフィン。
生産牧場・パカパカファーム
言わずと知れたワラウカドの母体。
大樹ファーム場長、待兼牧場ゼネラルマネージャーなどを歴任したアイルランド出身のハリー・スウィーニィ氏が2001年に開設。
生産頭数は年間25頭前後だったが近年預託馬の受け入れを拡大しているようで、24年産馬は50頭規模に達している(自家生産馬はそこまで増えてはいない模様)。
2007年にピンクカメオがNHKマイルカップを制して生産馬がG1初制覇。
2012年にディープブリランテが日本ダービーを制し、クラシックタイトルも手に入れている(他に東京スポーツ杯2歳S-G3勝利)。
2023年にはContinuousがセントレジャー-英G1を勝利し、英国クラシックホース輩出にも成功した(他にグレートヴォルティジュールS-英G2、ロイヤルウィップS-愛G3、トーマスブリアン賞-仏G3勝利)。
2024年JRAリーディング101位。
他の主な生産馬にクラリティスカイ(NHKマイルC-G1)、ゼノヴァース(東京ハイジャンプ-JG2)、Power Gal(セリーニS-加G3)など。
※Continuousは母預託での生産馬の為、欧州競馬の表記上では生産者はパカパカファームにはなりません(母馬の所有者が生産者とされる)。
調教師・嘉藤貴行
2022年に開業した、関東の新進調教師。元ジョッキー。
2024年JRAリーディング68位(関東に限れば23位)。
3年目となる昨年は21勝を挙げトップ100の壁を越えたが、今年は上半期が不調で現時点で10勝とやや苦戦中。
代表管理馬はカンティーユ(ラピスラズリS-L・2着)、パウオレ(ながつきS-OP・2着)、ジョージテソーロ(昇竜S-OP・2着)など。
ワラウカドではフラーハ・メリティスを管理中。
主な起用騎手は、横山和騎手や菅原騎手、丹内騎手など。
外厩は、フラーハではケイツーステーブルを使用。
測尺
体高:162cm 体重:495kg 管囲:20.1cm(9/20時点)
所感
・お手頃価格の牡馬
・母8歳時の2番仔で走り頃
・姉カフェロワイヤルがクラブ所属で勝ち上がり
・馬格は充分
・サマーセール上場(欠場)
・父のJRA実績に不安
サマーセールにエントリーされていましたが、上場キャンセルしてクラブに回ってきました。
一応今年の募集馬の中での最高価格馬となるものの、ぶっちゃけ大差ないのでまったく目玉感はありませんが。
母は未勝利馬ですが、初仔である半姉カフェロワイヤルが勝ち上がりを果たしていることからも一定の繁殖能力は期待してよさそうです。
こちらは2番仔で牡馬。460キロ台半ばで走っている姉より大きな数字で走れそうなので、姉以上を期待するのも自然なことでしょう。
厩舎は関東の嘉藤貴行厩舎。ワラウカドではこれまでフラーハ・メリティスといったダート適性を見込まれる牝馬を預かってもらっていますので、クラブからはダート馬の扱いに対する手腕を見込まれているのでしょう。
実際、バグラダスやジョージテソーロ、パウオレなど厩舎の実績馬にはダート短距離型の馬が多いので、カフェソサエティ24の想定適性にはマッチしている厩舎だと思われます。
現時点で既に馬格もあるので、ダート馬としての下地は充分揃ってもいるはず。
ただ、父シャンハイボビーのJRAでの実績が不安。
勝ち上がり率は平均以下で、勝ち上がったとしても早々に頭打ちになる場合が多く見受けられ、早熟傾向も見て取れます。
この価格帯の馬には「まずは1勝。その後はコツコツ入着を繰り返し、機を見て勝てるチャンスを窺いながら長期間楽しませてもらう(ついでに回収率も上げる)」のがオーソドックスな期待になると思われますが、産駒傾向的にはその需要を満たせるかは正直微妙。
カフェソサエティ24が都合よくマリアズハート(3歳~7歳まで活躍した)のような成長曲線を辿ってくれればいいのですが、自分はそこまで楽観的にはなれません。
仮に早めに勝ち上がれたとしてもJRAでは早い時期のダート短距離には目標となるレースが乏しく、早熟ダート馬には厳しいという番組事情もあります。
もともと自分の出資基準的にも条件を満たしていないこともあるので、出資は見送ります。
とはいえ母系はしっかりしていますし、前述のとおり厩舎ともマッチしていると思いますので、ハマれば募集価格以上の働きを見せてくれる可能性は充分あるでしょう。
今年募集の他の牡馬2頭は芝寄りだと自分は思うので、ダート牡馬が欲しい場合は賭ける価値もあるかなとは思います。
……とか言ってたら、本当にマリアズハートのごとく芝馬だったりして?
まさかね?
イフィゲニア24

| 父 | グレーターロンドン(種付け時 11歳) |
| 母 | イフィゲニア(出産時 6歳) |
| 母の父 | エピファネイア |
| 性別 | 牡 |
| 誕生日 | 3/25 |
| 生産牧場 | パカパカファーム |
| 調教師 | 平岩大典 |
| 募集価格 | 1400万円 |
父・グレーターロンドン
2012年生まれの日本産馬。父ディープインパクト、母ロンドンブリッジ、母の父ドクターデヴィアス。
母ロンドンブリッジはJRA6戦3勝。ファンタジーS-G3を勝ち、桜花賞-G1でファレノプシスの2着した実績を持つ。
ナリタオンザターフ(名古屋優駿-Jpn3)の半姉、Officer's Ball(ソロリティS-米G1)・Pledge Card(ドワイヤーS-米G1・2着)・Slewbop(カリフォルニアダービー・米G2・2着)の姪。
繁殖としてかなり優秀で、グレーターロンドンの他にもダイワエルシエーロ(オークス-G1など重賞4勝)・ビッグプラネット(京都金杯-G3、アーリントンC-G3)・ダイワディライト(カペラS-G3・2着)などを産み、孫世代からもキセキ(菊花賞-G1)・ビッグリボン(マーメイドS-G3)・タイセイディバイン(アーリントンC-G3・2着)などが出ている。
グレーターロンドン自身はJRA15戦7勝。中京記念-G3勝ち馬。
3歳2月の東京芝1600新馬戦でデビュー勝ち。2戦目の山吹賞(中山・芝2200)ではクビ差の2着に敗れたが、半年の休養を挟んで10月の復帰戦(東京芝1800の1勝C)をクビ差で勝利する。
しかしその後脚部不安(蹄葉炎)で長期休養を余儀なくされてしまい、次にレースに出てこれたのは1年後となる4歳11月の1勝C戦。それでもそこから翌年3月の東風S(OP・中山・芝1600)まで一気に4連勝(全て芝1600)を果たし、いきなりのG1挑戦となった安田記念でも勝ち馬サトノアラジンから0.1秒差の4着に健闘した。
秋初戦の毎日王冠-G2でも3着と好走したが、続く天皇賞・秋-G1では不良馬場もあってか9着に完敗。
その次走としたディセンバーS-OPで圧倒的人気を裏切る3着に敗退した後はややスランプ気味となったものの、6歳7月の中京記念-G3(中京・芝1600)では出遅れながらも見事に差し切り、復活の重賞初制覇を果たした。
この後に脚部不安で現役引退となったため、これが最後のレースとなる。
翌年から種牡馬入りし、産駒は2022年からデビュー。
初年度産駒からロンドンプラン(小倉2歳S-G3)やユリーシャ(エルフィンS-L)、2年目産駒からチャンネルトンネル(アーリントンC-G3・3着)など重賞戦線で活躍する馬を輩出し、種牡馬としての評価を順調に上げている。
他の代表産駒にスターターン(JRA4勝)、フォーチュンタイム(JRA4勝)、ユキマル(JRA3勝・地方3勝)など。
勝ち上がり率が優秀で、JRAで出走した現3歳以上の産駒3世代66頭中29頭が勝利を挙げている(勝ち馬率44%)。
産駒は芝での活躍が目立つがダートでもオープン馬を複数輩出しており、好走率としても遜色はない。
距離はマイルを中心に短距離から中距離までこなすが、現状は2000mあたりが限界の馬が多い。ダートでは短距離寄りにシフトしている傾向。
イフィゲニア24は5世代目の産駒。
2024年JRA総合リーディング45位。2歳リーディング54位。
2025年種付け料:200万円(受胎確認後・フリーリターン特約付)・300万円(産駒誕生後)。※前年から100万円UP
2023年種付け頭数119頭。2024年種付け頭数92頭。
馬名の意味は「大+母名の一部。母ロンドンブリッジをしのぐ活躍を願って」。
母・イフィゲニア
2018年生まれの日本産馬。父エピファネイア、母エヴァモア、母の父Dansili。
母エヴァモアは英8戦0勝。Reunite(ヴァージニアS-L、ウィンターヒルS-英G3・2着)の娘で、Allez les Trois(フロール賞-仏G3)の孫、Anabaa Blue(ジョッケクルブ賞-仏G1など重賞3勝)の姪、Tamayuz(ジャックルマロワ賞-仏G1、ジャンプラ賞-仏G1)・Great House(NJCニューカッスルS-豪G3、VRCボザムS-豪G3)・Aboulie(ミエスク賞-仏G3)・Half Light(ハンブルク牝馬マイレ-独G3)の従姉妹。
繁殖としてはJRA3勝のロワマージュを産んでいるが、特筆すべき実績を持った産駒はいない。
イフィゲニア自身はJRA10戦0勝。上記ロワマージュの全妹。
3歳1月に中京芝1600新馬戦でデビューし、勝ち馬とクビ差の2着に惜敗(ちなみにこの時4着だったのがワラウカドのセラヴィー)。続く2月小倉芝1800戦でもクビ差の2着。
更に3月の中京芝2000戦で3着、ダートに転じた4月の阪神ダ1800戦でも3着と、あと一歩の競馬が続く。
それでも勝利は近いと思われたが、次走6月の中京芝2000戦で5着に敗れると以降はスランプに。
ダートで2戦して共に着外に終わり結局未勝利戦を勝ち上がれず、以降は1勝Cへの格上挑戦を行うも、芝2戦・ダート1戦して全て着外。10月の柏崎特別(10着)を最後に現役を退いた。
初仔の現2歳ゼフィリア(牝、父サンダースノー)はワラウカド所属でデビューを控えている。
イフィゲニア24が第2仔。
馬名の意味は「ギリシア神話に登場する王女。父名より連想」。
生産牧場・パカパカファーム
カフェソサエティ24の同項目参照。
調教師・平岩大典
来年開業予定の、関東のルーキー調教師。
当然すべてが未知数。
測尺
体高:157cm 馬体重:454kg 管囲:20.9cm(9/20時点)
所感
・父産駒の勝ち上がり率が優秀
・母系は名牝系
・お手頃価格の牡馬
・セールに出されていない
・栗毛!
・母は未勝利馬
・厩舎が未知数オブ未知数
・馬格がやや不安
今年の募集馬で唯一セールに出された履歴がない馬=当初からクラブ用に取り置かれていた馬(という理解でOK?)。
現2歳の半姉ゼフィリアに続き、イフィゲニアの仔が2年連続クラブで募集されるという形になりました(姉はセール買戻し組ですが)。
前年の姉の記事でも触れた通り、母自身は一介の未勝利馬ではあるものの母系はアレグレッタに繋がる超名牝系。
また、母は自分にとっての一口馬主初出走レースでのライバル馬だったので、ある意味思い出の馬です。
まあ結局姉には出資しなかったのですが、弟の方は父がグレーターロンドンということもあり、募集馬リストが出る前から出資を前向きに検討していました(ほかの候補馬が軒並みセール行きでいなくなったこともありますが)。
種牡馬の項目で触れていますが、グレーターロンドン産駒は勝ち上がり率が高く、繁殖の質を考えれば相当に優秀な種牡馬能力を秘めていてもおかしくありません。
自分の出資基準では「父がG1未勝利×母が未勝利」の組み合わせだとそれだけで圏外に去るくらいのマイナス値が入るのですが、その辺全部無視して今年の趣味出資枠として採用する気満々でした。
栗毛だし!
共に「大成できなかったが素質の片鱗は見せていた良家の子女」である父グレーターロンドンと母イフィゲニアの組み合わせに夢を見るのも一興、と思っていたわけですが、発表された馬体重を見て少し不安に。
……ちょっと小さいな?
皆様ご存じの通り、パカパカファーム産の馬にはパカパカミックスによる馬体重ドーピ、じゃなかった促成培養が為されているので、募集時点での馬体重から(数字の上では)一切成長がないまま1年後のデビューを迎える、なんてことはザラにあります。
特に牝馬では、逆に募集時点よりデビュー時の方が20~30キロほど体重が落ちているなどという事すら珍しくありません(ポーレットとかフラーハとか)。
イフィゲニア24は牡馬なので、このまま450キロ台をキープしてくれるなら……とは思うのですが、やはり不安はあります。
なにせ自分の出資馬で馬体重平均449キロ以下だった13頭中、勝ち上がりは2頭のみという明確な数字が出ておりますので……。
もしやセールに出されなかったのも、馬格が(他の同期たちに比べれば)小さいというのが主因で、特段クラブの為に残したという意識はなかったのでは……などという疑心もムクムクと湧いてきます。
更に厩舎が関東(しかもまっさらの新規開業厩舎でデータなし)となり、関西人の自分には現地応援に行きづらくなったこともマイナス要素となってちょっと迷いましたが、初志貫徹して出資する方向で行くことにします。
せっかくの栗毛だし!
どうせ趣味出資でギャンブルするなら、データ皆無の新規厩舎もある意味面白い。
平岩師はグレーターロンドンが育った大竹厩舎出身の方という事ですし、これもまたロマン的なものでしょう。
クラブに卸すに足る馬であるとしてセールに出さなかったと信じて、パカパカの良心にオールイン!
馬体重だけはここから減りませんようにお願いいたします!
パラダイスレーン24

| 父 | ウィルテイクチャージ(種付け時 13歳) |
| 母 | パラダイスレーン(出産時 5歳) |
| 母の父 | アメリカンペイトリオット |
| 性別 | 牝 |
| 誕生日 | 3/24 |
| 生産牧場 | パカパカファーム |
| 調教師 | 小林真也 |
| 募集価格 | 1400万円 |
父・ウィルテイクチャージ
2010年生まれの米国産馬。父Unbridled's Song、母Take Charge Lady、母の父デヒア。
母Take Charge Ladyは米22戦11勝。スピンスターS-米G1連覇、アッシュランドS-米G1など重賞8勝。
Eventail(ハニービーS-米G3・2着)の半妹、Commendation(ジャージーダービー-米G3・2着)の半姉、Straight Story(オータムS-加G2、フォートマーシーS-米G3)・ストロングサウザー(マーキュリーC-Jpn3、佐賀記念-Jpn3)の叔母。
繁殖としても優秀で、ウィルテイクチャージの他にもTake Charge Indy(フロリダダービー-米G1、アリシバS-米G2)・As Time Goes By(ビホルダーマイル-米G1など重賞5勝)を産み、孫世代からもTake Charge Brandi(BCジュヴェナイルフィリーズ-米G1、スターレットS-米G1など重賞3勝)、Omaha Beach(サンタアニタダービー-米G1などG1・3勝を含む重賞4勝)が出ている。
ウィルテイクチャージ自身は米21戦7勝。トラヴァーズS-米G1、クラークH-米G1など重賞5勝。
2歳8月のデビュー戦5着後、10月のメイドン(キーンランド・AW7ハロン)を後方から差し切り初勝利。次走で果敢にG2ケンタッキーJCSに挑むも、後方ままで最下位13着に敗れる。それでも次戦のリステッドで2着に巻き返すと、3歳初戦となった1月のスマーティジョーンズS(L・オークローンパーク・ダ8ハロン)を先行策からクビ差抜け出し2勝目。G3での6着を経て3度目の重賞挑戦となった3月のレベルS(G2・オークローンパーク・ダ8.5ハロン)でOxbowをアタマ差差し切り重賞初制覇を果たした。
勇躍参戦した三冠ロードでは8着・7着・10着と完敗に終わったものの、ジムダンディS-G2で2着してから参戦した8月サラトガ開催の「真夏のダービー」トラヴァーズS(G1・ダ10ハロン)では、ゴール寸前で抜け出しかけていたMorenoを外から強襲し、これをハナ差差し切り優勝。Kダービー馬Orb(3着)やベルモントS馬Palace Malice(4着)にもまとめて雪辱を果たすG1初制覇となった。
続くペンシルヴェニアダービー(G2・パークスレーシング・ダ9ハロン)では再びMorenoを下し重賞連勝。
有力馬の一角として臨んだBCクラシック(G1・サンタアニタ・ダ10ハロン)では中団追走から直線で大外に持ち出すロスがありながらも、先に抜け出していたMucho Macho Man、それを追いかけるDeclaration of Warに肉迫。ゴール前では馬体を並べるまで追い上げたものの、Mucho Macho Manにハナ差及ばず2着と大魚を逸した(Declaration of Warは更にアタマ差の3着)。
それでも続くクラークH(G1・チャーチルダウンズ・ダ9ハロン)では粘りこみを図るGame On Dudeをアタマ差差し切りG1・2勝目を挙げ、充実の3歳シーズンを終える。
4歳になってからは惜敗が続き、6戦して4月のG2・オークローンH(オークローンパーク・ダ9ハロン)を勝ち星に加えたのみに留まった(他はG1での2着3回・3着1回、G2での6着1回)。
8月のホイットニーH-G1(3着)後、脚部不安を発症し引退が決まり、種牡馬入り。
初年度産駒は米国で2018年にデビュー。There Goes Harvard(ハリウッドGC-米G1、サンマルコスS-米G3)、Manny Wah(フィーニクスS-米G2)などの重賞勝ち馬を出した他、シャトル先の南米でもペルーやウルグアイで重賞勝ち馬を輩出している。
日本では外国産馬として走った産駒5頭中4頭がJRAで勝ち上がり、その4頭はすべて複数勝利を達成。
出世頭のヘルシャフトはJRAで伏竜S(OP)を勝った後、移籍した地方で地元重賞制覇や交流重賞好走(黒船賞-Jpn3・2着)するなど活躍。
また、フランスゴデイナは3歳時にプリークネスS・ベルモントSに挑戦して名を挙げた。
これら輸入産駒の活躍もあってか自身も日本に輸入されることになり、2023年からダーレージャパンスタリオンコンプレックスで種牡馬生活を送っている。
JRAでの産駒勝利10勝はすべてダートでのもの。距離は1400m2勝、1600m1勝、1700m2勝、1800m5勝となっている。
パラダイスレーン24は日本での初年度(海外通算では9世代目)産駒。
2025年種付け料:120万円(産駒確認後)。※前年から据え置き
2023年種付け頭数174頭。2024年種付け頭数86頭。
母・パラダイスレーン
2019年生まれの日本産馬。父アメリカンペイトリオット、母プリムローズレーン、母の父サンデーサイレンス。
母プリムローズレーンは英豪15戦3勝。オエノセラ(ロベルトフェルトメンゲスレネン-独L、ノイス賞-独G3・2着)の娘、Sundrop(プリンセスエリザベスS-英G3、カーディナルH-米G3)の半妹、Northern Spur(BCターフ-米G1、オークトゥリー招待S-米G1など重賞4勝)、Kneller(ジョッキークラブC-英G3、ドンカスターC-英G3)・Great Marquess(ジョッキークラブC-英G3、ドンカスターC-英G3)の姪。
繁殖としてはサマーセント(マーメイドS-G3)・サンレーン(JRA5勝)・アレット(JRA4勝)などを産み、孫世代にセンツブラッド(ラジオNIKKEI賞-G3・2着)が出ている。
パラダイスレーン自身はJRA2戦0勝。
2歳10月に東京芝1600新馬戦でデビューするも、勝ち馬から2.9秒離された最下位16着に惨敗。
目先をダートに変え、11月の中山ダ1800で迎えた2戦目では道中2番手から粘りこみ、勝ち馬からは1.2秒遅れながらも3着に入線し変わり身を見せた。
しかし結局これが最後のレースとなっている。
パラダイスレーン24が初仔。
馬名の意味は「楽園+母名の一部」。
生産牧場・パカパカファーム
カフェソサエティ24の同項目参照。
調教師・小林真也
2021年に開業した関西の新進厩舎。
ワラウカドではゼノヴァースを再生した厩舎として名を高め、その後の預託馬の管理体制も好評で評価を確立している。
開業3年目となる23年は19勝を挙げ、初めてJRAリーディングで100位の壁を突破して78位を記録。昨年も18勝で77位と順位をキープした。
そして今年は現時点ですでにキャリアハイとなる21勝、リーディング20位台の位置にジャンプアップ。このままブレイクなるか。
代表管理馬はゼノヴァース(東京ハイジャンプ-JG2、中山大障害-JG1・2着)、サンライズアムール(クラスターC-Jpn3)、ミステリーウェイ(丹頂S-OP)、プロクレイア(新潟2歳S-G3・3着)など。
ワラウカドではファベル、ヴィアルークス、カフェロワイヤル、ファストフォワードを管理中。
主な起用騎手は鮫島克騎手、藤懸騎手、角田大和騎手、浜中騎手など。
外厩は、チャンピオンヒルズや宇治田原優駿ステーブルなどを使用。
測尺
体高158cm/体重498kg/管囲21.2 cm(9/20時点)
所感
・信頼の小林厩舎
・父の輸入産駒の成績が優秀
・牝系がしっかりしている
・馬格は充分
・サマーセール上場(欠場)
・母は未勝利馬
・ダート血統の牝馬
サマーセールにエントリーされていましたが、上場キャンセルしてクラブに回ってきました、Part2。
牝馬のトップ価格タイですが、厩舎的にもクラブの牝馬エース枠はこちらのように思います。
輸入産駒が優秀な成績を収めているウィルテイクチャージの日本における初年度産駒の1頭。
これまでの輸入産駒5頭のうち唯一の牝馬であるペルルドールは2歳9月にデビューし5歳1月まで23戦2勝。福島ダ1700未勝利戦と札幌ダ1700の1勝C戦を勝利し、2勝Cでも3着が2回を記録しています。
同程度に走ることが出来るなら、募集価格的に大成功と言えるでしょう。
父が海外で残した産駒は、重賞勝利級の馬には牡馬が多いですが、リステッド勝利や重賞上位級のブラックタイプには牝馬も多く、牝馬でも活躍馬を出せる種牡馬に思えます。
ただ、輸入産駒がいくら優秀でも輸入後の日本産馬はイマイチという事例は枚挙にいとまがなく、ヘニーヒューズやフレンチデピュティのようになれるかは……。
と言ってもウィルテイクチャージの場合は輸入産駒も一発大物というよりはアベレージが優秀というタイプなので、「価格なりにコツコツ」系の需要を満たすには向いている種牡馬になれる可能性は高いように思います。
パラダイスレーン24は初仔ながら馬格もあります(たとえここから20キロ減ったとしても充分なライン)し、ダート戦線で戦っていくに不足はなさそうです。
上級条件まで上がればダート牝馬は番組的に苦しくなりますが、2勝Cまでなら牝馬限定戦もそれなりに組まれていますし、勝ち上がりさえできれば価格以上に楽しませてもらえる可能性は高いのではないでしょうか。
小林厩舎は牝馬の成績も良く、勝利数比率もダートの方が高いので、厩舎の傾向ともマッチしているはず。
母が未勝利馬という事もあり、自分の出資基準値には届いていないダート血統牝馬なので見送りはしますが……。
Lost Paradiseと
なりそうな気も……
※11月6日追記
見送るつもりでしたが他クラブで出資しているダート牝馬が活躍してくれたこともあり、出資することに方針変更しました。
やっぱり関西馬も欲しいので……。
大活躍して天国気分を味わわせてくれることを期待!
セルフエスティーム24

| 父 | ビッグアーサー(種付け時 12歳) |
| 母 | セルフエスティーム(出産時 5歳) |
| 母の父 | ハービンジャー |
| 性別 | 牝 |
| 誕生日 | 1/17 |
| 生産牧場 | パカパカファーム |
| 調教師 | 井上智史 |
| 募集価格 | 1400万円 |
父・ビッグアーサー
2011年生まれの日本産馬。父サクラバクシンオー、母シヤボナ、母の父Kingmambo。
母シヤボナは英5戦0勝。Reloy(サンタバーバラH-米G1、サンタアナH-米G1など重賞3勝)の孫、メモリーベイツ(かきつばた記念-Jpn3・3着)の従妹。
繁殖としては、ビッグアーサーの他にセキフウ(兵庫ジュニアGP-Jpn2、エルムS-G3)を産んでいる。
ビッグアーサー自身は日香15戦8勝。高松宮記念-G1など重賞2勝。
3歳4月の福島芝1200未勝利戦で遅いデビューを果たし、即勝利。故障で次走は10ヵ月後の翌年2月となったが、復帰戦から6月の水無月S(1600万下、現3勝C)まで芝1200戦ばかりを4連勝し、計5戦無敗でオープン入り。
オープン初戦の北九州記念-G3で2着に敗れ連勝が止まったものの、スプリンターズSを除外されて向かったオパールSを勝利して初のオープン勝ち。
その後重賞では3戦続けて惜敗となったが評価が落ちることは無く、5歳3月の高松宮記念を1番人気に応えてミッキーアイル以下を下し、優勝。初重賞をG1制覇で飾った。
一息入れて秋初戦のセントウルS-G2を逃げ切り勝ちし、春秋スプリント連覇を狙ったスプリンターズS。ここで、今も語り草となる「前が壁」で12着に惨敗。続く香港スプリント-香G1でも10着に大敗してしまう。
6歳時は頓挫が相次いでしまい、休養明けで臨んだスプリンターズS(6着)を最後に引退、種牡馬入りとなった。
産駒は2021年からデビュー。
初年度産駒からトウシンマカオ(京王杯スプリングC-G2、セントウルS-G2など重賞5勝)を輩出するなど、短距離戦線で一定の存在感を出すことに成功している。
他の代表産駒にカンチェンジュンガ(セントウルS-G2、阪急杯-G3)、ビッグシーザー(京阪杯-G3)、ブトンドール(函館2歳S-G3)など。
記事執筆時点で産駒はJRAで130近い勝ち星を挙げているが、ほとんどが1400m以下でのもので、1600m以上での勝利はいまだに5回のみ。
ダートはこなせる程度で、JRAでは芝の方が勝利数・勝率とも完全に上。
スプリント専科・芝向きという、かなり特徴がはっきりした種牡馬成績となっている。
セルフエスティーム24は6世代目の産駒。
2024年JRA総合リーディング25位。2歳リーディング26位。
2025年種付け料:300万円(受胎確認後・フリーリターン特約付)。※前年から据え置き
2023年種付け頭数155頭。2024年種付け頭数102頭。
馬名の意味は「大きな+人名より」。
母・セルフエスティーム
2019年生まれの日本産馬。父ハービンジャー、母セルフプリザヴェーション、母の父Lion Heart。
母セルフプリザヴェーションは米愛11戦2勝。デルマーデビュタントS-米G1で2着の実績がある。
Golden Saint(オフィスクイーンS-米L)・Kissin Saint(ウッドメモリアルS-米G1・3着)の半妹、Lexington Park(サムヒューストンターフスプリントCH、テキサスマイルS-G3・2着))の姪。
繁殖としてはシャルドネゴールド(京都新聞杯-G2・3着)・セルフィー(信越S-L・3着)などを産んでいる。
セルフエスティーム自身はJRA4戦0勝。
2歳11月に阪神芝2000新馬戦でデビューし5着。その後は歩様の違和感や膝裏の熱感などで調整が遅れ、2戦目は年明けて3歳となった1月の小倉芝2000未勝利戦となるも、勝負所での反応が鈍く8着に敗退。
息遣いを気にされ検査したところ、DDSP(軟口蓋背方変異)の症状が確認され手術を実施。
術後の過程は良好で、4月16日には術後初戦となる阪神芝2000未勝利戦に出走し、中位から脚を伸ばし4着。
勝ち上がりに望みを繋いだように思えるも、その後歩様が乱れてしまいなかなか良化せず、硬さが解消しきらないまま半ば見切り発車で臨んだ7月9日の小倉芝2000未勝利戦では、勝負所で前が詰まる不利もあり6着に敗退。
レース後も歩様はよくならず、8月に入ってすぐ左前脚浅屈腱炎が判明し、そのまま引退が決定。繁殖生活へ入ることとなった。
セルフエスティーム24が初仔。
馬名の意味は「自尊感情。母名より連想」。
生産牧場・パカパカファーム
カフェソサエティ24の同項目参照。
調教師・井上智史
今年デビューしたばかりの、関西のルーキー調教師。
現時点で8勝。馬房数14という事を鑑みればなかなかの数字。このまま順調にステップアップしていけるか。
現状での主な起用騎手は、所属の鷲頭騎手の他は小沢騎手、坂井騎手など。
測尺
体高:153cm 馬体重:440kg 管囲:19.4cm(9/20時点)
所感
・母はクラブの基幹牝系出身の元出資馬
・かわいい!
・父はコルトサイアー
・母は体質が弱く未勝利
・馬格が不足
・厩舎が未知数
・セプテンバーセール上場(欠場)
セプテンバーセールにエントリーされていましたが、上場キャンセルしてクラブに回ってきました。
元出資馬セルフエスティームの初仔。写真などを見ると目がクリっとしていて非常に可愛らしく、愛され要素は充分。
ただ、出資するための条件としては正直厳しいものが揃っているように思います。
父産駒の勝ち上がり率は平均より低めで、特に牝馬は厳しい数字が出ています。また獲得賞金順でも上位20頭中牝馬は5頭のみで、完全にコルトサイアーの傾向。
セルフエスティーム24は母の父がハービンジャーであるという事もあり、ほぼ間違いなく芝適性となるでしょうが、芝スプリント特化というのは父産駒の勝ち上がり率が低めになる理由の一つとも考えられ(適した舞台が需要に対して少ない=登録馬多数で出走しにくく、出られても常に多頭数で勝ち抜けしにくい)、条件的には最も厳しいゾーン。
その意味では主場の京都・阪神両方に芝1200の設定があり、冬場は小倉の芝1200も使える関西所属になったのは幸運でした。
関東だと冬場の芝1200条件は中山にしかない上、未勝利レベルでは冬の主場で芝の短距離レースはあまり組まれませんからね。
まあビッグアーサー産駒は早めに始動出来る馬も結構いるので、本当は2歳夏のローカル芝1200ですぐ勝ち上がれていればベストなのですが。
牝馬ならワラウカドでも早めにデビュー態勢が整う可能性もあるので、そうなれれば。
しかし、1月生まれでありながら現状440キロという馬格はやはり厳しい。
上で少し触れた父産駒の獲得賞金20傑に食い込む牝馬5頭のうち4頭は440~450キロ前後で戦っている馬なので、やってやれないことはないのでしょうが、ここからデビューまでに更に馬体が減っていく可能性も考えると不安は拭えません。
セルフプリザヴェーション牝系はそもそも大きな馬が少ないですし、伯母セラヴィーと同程度くらいでの出走時馬体重になるかもしれない覚悟は必要でしょう。
サマーセールではなくセプテンバーセール上場予定だったのも、少しでも馬体の成長を促した状態で購買者の前に出したかったからだとも考えられます。
初仔という事もあり、歩様の違和感やDDSPに悩まされた母から体質を引き継いでいないかも少し心配。
厩舎に関しては今年の成績を見ている限り大きな懸念は無いようには思いますが、まだ未知数領域なのも事実。
以上のことから、いくら元出資馬の初仔とはいえ出資に踏み切るには自分の勇気が足りませんので、今回は見送ります。
母と同じく栗毛なら、それでも出資したかもしれませんが。
とはいえもちろん、すべての不安を跳ね返して活躍してくれることを祈ってはいます!
存分に後悔させておくれ!
ゲットイクスプリシット24

| 父 | アメリカンペイトリオット(種付け時 10歳) |
| 母 | ゲットイクスプリシット(出産時 9歳) |
| 母の父 | Get Stormy |
| 性別 | 牡 |
| 誕生日 | 2/11 |
| 生産牧場 | パカパカファーム |
| 調教師 | 鈴木慎太郎 |
| 募集価格 | 1200万円 |
父・アメリカンペイトリオット
2013年生まれの米国産馬。父War Front、母Life Well Lived、母の父Tiznow。
母Life Well Livedは米7戦1勝。リステッド勝ち馬Well Dressedの娘で、Well Armed(ドバイWC-首G1、グッドウッドS-米G1など重賞4勝)の全妹、Witty(レイルバードS-米G3)・Helsinki(トラヴァーズS-米G1・3着)の半妹。
繁殖としては、アメリカンペイトリオットの他にParchment Party(ベルモントGCS-G3)、Muqtaser(ニッカボッカS-米G2・2着)などを産んでおり優秀。
アメリカンペイトリオット自身の競走成績は米英14戦5勝。メイカーズ46マイルS-米G1など重賞2勝。
3歳1月にデビューし、4月に3戦目のキーンランド芝1マイル未勝利戦で初勝利。直後に挑戦したアメリカンターフS-米G2は10着に大敗したが、その後一般戦とケントS-米G3(デラウェアパーク・芝9ハロン)を連勝。重賞ウイナーとなった勢いのまま挑んだセクレタリアトS-米G1でもビーチパトロールの3着に好走した。
以降3歳時は2戦して勝てなかったが、4歳2月に一般戦を勝利して復調を見せると、4月のメーカーズマーク46マイルS(キーンランド・芝1マイル)でHeart to Heart以下を僅差下して優勝。G1初制覇を飾る。
その次走は英国遠征でのクイーンアンS-英G1挑戦となったがここは11着に終わり、帰国後の2戦も完敗となって引退。
翌2018年から日本で種牡馬入りとなった。
21年デビューの初年度産駒からビーアストニッシドがスプリングS-G2を勝利し、重賞ウイナーとなっている。
他の代表産駒はラケマーダ(安土城S-L)、ビッグカレンルーフ(すずらん賞-OP)、グラインドアウト(関東オークス-Jpn3・3着)など。
産駒の傾向としては、ダートもこなせるが芝の方がベター。距離は1800までで、それを超えると苦しくなる短距離寄りのマイラータイプが多い。
ゲットイクスプリシット24は6世代目の産駒。
2024年JRA総合リーディング51位。2歳リーディング60位。
2024年種付け料:120万円(産駒誕生後)。※前年から30万円DOWN
2023年種付け頭数130頭。2024年種付け頭数68頭。
母・ゲットイクスプリシット
2015年生まれの米国産馬。父Get Stormy、母Miss Victoriana、母の父Explicit。
母Miss Victorianaは米加27戦6勝。カナダのブラックタイプ競走マートンSを三連覇した他、米国のリステッドで複数回の入着実績がある。
近親はブラックタイプ入着馬はいるものの、目立った活躍馬はいない。
繁殖としては米国で複数勝利を挙げている馬を何頭か産んではいるが、ゲットイクスプリシット以外に上級クラスで活躍した馬はいない。
ゲットイクスプリシット自身は米加27戦3勝。ミセズリヴィアS-米G2・2着、ワヤS-米G3・2着など、複数回の重賞入着実績を持つ。
2歳8月にカナダでデビュー。3戦目となった9月のメイドン(ウッドバイン・芝7ハロン)で初勝利。10月のアローワンスで3着して2歳戦を4戦1勝で終える。
3歳時は4月のアローワンスで始動(3着)し、その後8月までウッドバイン競馬場で6連戦。2度挑戦した重賞ではどちらも完敗に終わったものの、7月と10月にアローワンスで2勝(芝9ハロンと8.5ハロン戦)を挙げた。
10月にはキーンランドのG3・ヴァリーヴューS(芝8.5ハロン)で人気薄ながら勝ち馬から半馬身差の2着に好走。続いて3歳最後のレースとなった11月のミセズリヴィアS(G2・チャーチルダウンズ・芝8.5ハロン)でも2着と健闘し、3歳時は9戦2勝とした。
4歳時は重賞を中心に出走。しかし7回挑戦して5月のナッソーS(G2・ウッドバイン・芝8ハロン)で3着、8月のワヤS(G3・サラトガ・芝12ハロン)で2着したほか4着2回と惜しくも勝ちには届かず、2度出走したアローワンスでも共に2着と勝ち切れず、4歳時は9戦0勝となった。
5歳時は崩れることも多くなり、5戦0勝。この年唯一の連対となった6月のアローワンス(ウッドバイン・芝8.5ハロン)2着が最後のレースとなった。
その後2020年のファシグティプトン・ケンタッキー・フォール・ミックスドセール(ノーヴェンバーセール)でパカパカファームが9万ドルで落札している。
初仔の現3歳アスクザアメリカン(牡・父American Pharoah、22年セレクトセールで税込み3190万円で売却)は3歳4月にデビューするも、2戦してブービー・最下位に終わっており苦戦中。
ゲットイクスプリシット24は第3仔。
生産牧場・パカパカファーム
カフェソサエティ24の同項目参照。
調教師・鈴木慎太郎
2021年に開業した関東の新鋭調教師。
2024年JRAリーディング97位(関東に限れば36位)。
開業初年度・2年目の勝利数は一桁止まりだったが、3年目の23年に21勝を挙げて一気にトップ100の壁を越え、躍進。24年はやや勢いが落ちたものの、二けた勝利(16勝)と100位以内はキープした。今年は現時点で13勝となっている。
代表管理馬はカシマエスパーダ(鳳雛S-L、不来方賞-Jpn2・2着)、ファイアダンサー(ルミエールオータムダッシュ-L・2着)、ノヴァエクスプレス(クローバー賞-OP・3着)など。
ワラウカドではメイリー・ウォーレーションズを管理中。
騎手のは横山和騎手や丹内騎手、横山琉騎手などを中心に起用。
外厩は、メイリーではヒモリファーム(NEW ERA)を使用。他馬では吉澤ステーブルEASTなども利用。
測尺
体高157cm/体重491kg/管囲21.4cm(9/20時点)
所感
・母は重賞好走の実績馬
・母9歳時の3番仔で走り頃
・馬格は充分
・お手頃価格の牡馬
・父が地味
・牝系が地味
・サマーセール実質主取り
サマーセールに上場され、ワラウカドが税込み880万円で落札(実質主取り)。
アメペイ産駒で台付け価格800万円はさすがに強気すぎた印象。
今回の募集馬の中では母が唯一未勝利ではない馬。未勝利ではないどころか北米の芝重賞で好走歴がある馬で、この馬だけが例年のワラウカドの募集馬水準にある母馬を持っているとも言えます(地味な牝系から突然輩出された重賞好走馬という意味でも普段のワラウカドっぽい)。
母は近親の貧弱さから考えると自身の能力を確実に産駒に伝えてコンスタントに活躍馬を出すタイプではない気はしますが、それでも母9歳時の第3仔といかにも走り頃でもあります。
ネックは父がアメリカンペイトリオットであること。
2018年に種牡馬入りして以降毎年コンスタントに100頭以上に種付けしてきましたが、現3歳までの4世代で重賞勝ち馬は1頭だけ、オープン級レースの勝ち馬も他に2頭だけという状況ではとても成功しているとは言い難く、勝ち上がり率も平均以下でアベレージ的にも微妙。
重賞掲示板クラスや3勝級レベルはちらほら出してはいるので大失敗というわけでもありませんが、この世代が6世代目ということもあって、正直今更感があります。
自分はこのゲットイクスプリシット24の一つ上の兄(父ハービンジャー)が昨年の募集に出てきたら出資しようと狙っていたのですが、セール欠場後音沙汰がなく……。
去年の募集馬リスト発表時にあったブランクと「検討中」の言葉に期待していたのですが、あれはいったい何だったのか(結局その後何もなかった)。
それはさておき、そういう経緯があるので弟であるこの馬にももし関西に来るならアメペイとはいえ一応出資を検討しようと思っていましたが、関東馬となったのでパスします。
自分の出資基準にも届いていませんし。
そういう結論とはなりましたが、セリで強気な値付けをしただけあって馬格は立派。
募集価格としては母の実績がある割に牡馬で最安というものになっていることもあり、リスクとのバランスは決して悪くないとも思っています。
関西馬だったら賭けたかも。
残念!
※9/25追記
なんとこの記事で触れた半兄ゲットイクスプリシット23、9/24に2歳追加募集馬として発表されました(募集価格1000万円)。
ここまで遅い募集となっただけに最初から2歳戦はブッチして3歳春前のデビュー目標というリスクマシマシの存在ですが、関西馬(河嶋宏樹厩舎)となったので、兄の方には出資することにしました!
ヒーセドシーセド24

| 父 | キセキ(種付け時 9歳) |
| 母 | ヒーセドシーセド(出産時 5歳) |
| 母の父 | Blame |
| 性別 | 牝 |
| 誕生日 | 2/21 |
| 生産牧場 | パカパカファーム |
| 調教師 | 高橋一哉 |
| 募集価格 | 1000万円 |
父・キセキ
2014年生まれの日本産馬。父ルーラーシップ、母ブリッツフィナーレ、母の父ディープインパクト。
母ブリッツフィナーレは未出走。ロンドンブリッジ(ファンタジーS-G3、桜花賞-G1・2着)の娘で、グレーターロンドン(中京記念-G3)の全姉、ダイワエルシエーロ(オークス-G1など重賞4勝)・ビッグプラネット(京都金杯-G3、アーリントンC-G3)・ダイワディライト(オープン特別2勝、カペラS-G3・2着)の半妹、ナリタオンザターフ(名古屋優駿-Jpn3)の姪、タイセイディバイン(アーリントンC-G3・2着、ファルコンS-G3・2着)の叔母。
繁殖としては、キセキの他にビッグリボン(マーメイドS-G3)を産んでいる。
キセキ自身の競走成績は日仏香33戦4勝。菊花賞-G1勝ち馬。
2歳12月に阪神芝1800戦でデビュー勝ち。3歳春は毎日杯-G3・3着など賞金を加算できず大レース出走は叶わなかったが、夏に条件戦を連勝。神戸新聞杯-G2・2着を経て挑んだ菊花賞では1番人気に推され、不良馬場をものともせずクリンチャーに2馬身差を付け快勝。重賞初制覇をクラシック制覇で飾った。
しかしその直後の香港ヴァーズ-香G1で9着に敗れると、続く4歳春の日経賞・宝塚記念も完敗してしまう。
それでも秋初戦の毎日王冠-G2を先行して3着と復調を見せると、続く天皇賞・秋-G1では逃げて3着、ジャパンC-G1でも逃げを打ってアーモンドアイのレコード勝ちを演出する2着に健闘した。
以後は逃げ・先行策を主体に7歳末まで中長距離G1路線の名バイプレイヤーとして長く活躍。
勝ち星は増やせなかったが、5・6歳時の宝塚記念-G1や5歳時の大阪杯-G1で2着を記録した。5歳時にはフランス遠征も敢行している(フォワ賞-G2・3着、凱旋門賞-G1・7着)。
7歳冬の有馬記念10着を最後に現役に幕を引き、無事種牡馬入りを果たした。
産駒は2025年デビュー。
ヒーセドシーセド24は2世代目の産駒。
2025年種付け料:受胎確認後80万円・産駒誕生後120万円(フリーリターン特約付)。※前年から据え置き
2023年種付け頭数81頭。2024年種付け頭数56頭。
馬名の意味は「奇跡」。
母・ヒーセドシーセド
2019年生まれの米国産馬。父Blame、母Divine Escapade、母の父A.P. Indy。
母Divine Escapadeは不出走。Madcap Escapade(アッシュランドS-米G1など重賞5勝)の娘で、Mi Sueno(デビュタントS-米G1、ソレントS-米G3)の半妹、Dubai Escapade(バレリーナS-米G1など重賞3勝)の姪、ミスエルテ(ファンタジーS-G3)・ミアネーロ(フラワーC-G3)・ショウナンザナドゥ(フィリーズレビュー-G2)の叔母。
繁殖としてはTransect(エリスパークダービー-米L・3着)など、ブラックタイプを3頭産んでいる。
ヒーセドシーセド自身はJRA5戦0勝。
3歳2月に阪神ダ1800未勝利戦でデビューするも、勝ち馬から3.3秒離された13着に大敗。
その後も8月までダ1000~1800で4戦を重ねたが、最高7着・最小着差0.9秒で勝ち負けに絡むことは出来ず、8月の未勝利戦を最後に引退となった。
ヒーセドシーセド24が初仔。
馬名の意味は「彼は言った彼女は言った」。
生産牧場・パカパカファーム
カフェソサエティ24の同項目参照。
調教師・高橋一哉
2024年デビューの、関西の新進調教師。
デビュー年は6勝、リーディング168位止まりだったが、馬房も増えた今年は現時点で12勝。100位圏内を視界にとらえる位置まで来ている。
ワラウカドではパーフェクトパティを管理中。
主な起用騎手は、小崎騎手や小沢騎手、北村友騎手など。
測尺
体高159cm/体重488kg/管囲21.1cm(9/20時点)
所感
・馬格は充分
・日本での活躍馬が多く出ている牝系
・価格が安い
・母は入着歴なしの未勝利馬
・サマーセール上場(欠場)
サマーセールにエントリーされていましたが、上場キャンセルしてクラブに回ってきました、Part3。
母ヒーセドシーセドはミスエーニョやミアネーロ、ショウナンザナドゥらの従姉妹に当たるという、近年日本で活躍馬を多く出して活性化している牝系の出身。
とはいえ母自身は5戦してすべて完敗に終わっており、更にヒーセドシーセド24が初仔なので繁殖能力も不明。ついでに父キセキの種牡馬能力も未知数。
牝系の活力が娘に都合よく伝わっているかどうかはかなりギャンブルの域。
馬格があるのは良いことですが、そのせいか牧場サイドでは成長が遅くダート向きと思われている模様。
正直育成がそもそも早くはないワラウカドで最初から遅いと見込まれているようでは、結構分の悪い賭けを強いられることになりそうな気が。
価格・馬格・牝系を考えれば多少分が悪くとも帳尻は合うのかもしれませんが。
とりあえず、この父なら芝中距離路線を期待したいところでした。
そうなればセルフエスティーム24が芝短距離、ヒーセドシーセド24が芝中距離、パラダイスレーン24がダートで関西の牝馬3頭が完全に路線分け出来ましたが、ヒーセドシーセド24がダート向きとなると査定も変わってきます。
ダート牝馬が欲しいなら素直にパラダイスレーン24に行けばいいと思いますし、ピンパーの危険な香りが立ち込めているので自分はスルーします。
まとめ
以上、適当感想でした。
お付き合いいただき
ありがとうございました!
いつも通り自分の主観でしか語ってないので他の人の参考になる部分は皆無かと思いますが、暇つぶしにでもなっていれば幸いです。
上述の通り、今回の募集では本来の自分の出資基準を満たした馬が1頭もいないので、趣味枠としてイフィゲニア24のみに出資する予定です。例年に比べて少なくはなりますが、去年4頭に出資したのでリバランスにはちょうどいいでしょう(※9/25追記 追加募集のゲットイクスプリシット23に出資したので2歳世代は5頭になりました。 11/6追記 パラダイスレーン24にも出資したので1歳世代も2頭になりました)。
まあ正直、今年の募集リストを最初に見たときには肩透かし……というかぶっちゃけガッカリして、一時は出資ゼロも考えたので。
パカパカファーム生産馬は調べているので、この馬が来たら出資したいなあ、と目星をつけている馬はいたわけですが、昨年のセレクト、今年のセレクション、サマーとセールが進んでいく度にごっそり消えていく候補たち。
そして誰もいなくなった……
となった後、それでも隠し玉があるのかなと期待して募集馬リスト発表を待ち、いざ蓋を開けてみれば何のサプライズもなく6頭中5頭がセールに名前があった馬たち。
クラブでアウトレットセール
やってんのかな?
現4歳世代の募集からは毎年セール買戻しの馬をリストに載せてはいますが、さすがに率が高すぎやしないでしょうか。
今年は買戻しではなく欠場が大半ですが、それも本来セレクションセールあたりで主取りからクラブ募集に持ってこようとしていた馬たちが売れすぎてしまい、クラブ用の駒がなくなったのでサマーで大量欠場させて回してきたのでは……などとの邪推もしてしまいます。
商売なので売れるときに売れるところで売ってしまうのは当然ですし理解もできる(実際問題クラブでは満口にそうそうならない現状もありますので)のですが、もうちょっと手心というかなんというか……。
あからさまにならないよう
上手くやってはくれませんかね?
そして6頭中5頭の母が未勝利馬、うち4頭がダーレー関連。
元々「パカパカファームの良血馬をリーズナブルな価格で」というのがクラブの売りだったと思っていましたが、「ダーレーの良血未勝利馬の仔を底値価格で」という方針に変更したのでしょうか。
別にそれならそれで構いませんが、何の前触れもなくいきなり路線変更されるとこれまでの路線を期待していた身としては戸惑うばかりです。
また、「募集馬は少ないが良血リーズナブル」はワラウカドのユニークスキルだったと思いますが、「母低実績低価格」路線に変更するなら競合クラブはほかにも多くあります。
何か別の「ワラウカドでなければならない理由」を会員に提供できなければ、傍から見れば同路線の競合クラブ内で単に募集頭数が少ないだけのクラブとなってしまいます。
もっと募集頭数の多い(=選択肢の多い)競合クラブに既存会員も新規会員も流れてしまうのでは、などとも老婆心ながら思ってしまいました。
アワブラもセルフエスティーム1頭きりでそちらに舵を切るわけでもなさそうですし、今年の募集は中途半端感が強い内容に思えましたが、過渡期であるならば仕方ないところではあるでしょうか。
かなり愚痴っぽくなってしまいましたが、それも期待しているからこそ。
クラブがこれからいい方向に進んでいくことを願います。
まずは今年の募集馬達が活躍してくれることを祈って!
(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)
※当記事はあくまで個人の感想であり、特定のファンドへの出資を推奨または制止するものではありません。
また、記事中のデータは執筆時点での正確なものを掲載するように努めてはおりますが、誤認や勘違いによるミスはあるかと思われます。
もしご利用される場合は必ずご自身で情報を精査された上で、自己責任でお願い致します。