2024年11月10日から12月6日までの2歳・1歳出資馬の近況まとめです。
この期間中にコンタンゴ・トレサフィールと新たに2頭がデビューを果たしましたが、既走組のアスゴッドも含め勝利はならず。
勝ちが遠い状況なので、若干ネガティブになりつつあります。
とはいえ12月中にデビュー予定のヘヴンリーゴール・リーティアコナル・ブラックジェダイトが目論見通り出走出来れば、この世代の出資馬全13頭中10頭が2歳デビューを果たすことになりますので、全体としては順調の範疇でしょう。
あとは結果が伴ってくれれば。
1歳馬にはボチボチ頓挫してくる馬も現れ始めましたが、今の所致命的なものではなさそうなので、早めに回復してくれれば今の時期なら大きな影響はないのでは……と思いたい。
というわけで以下、出資馬たちの近況確認です。
2歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です
広尾サラブレッド俱楽部
アスゴッドは初ダート戦を2着後、ソエの為一旦放牧に出されましたが既に帰厩。
コンタンゴはデビュー戦を最下位に完敗。ストラテージュ・モダンは外厩育成中。
アスゴッド(栗東・矢作芳人厩舎)牡・未勝利

11月10日の京都ダ1400未勝利戦でダートに初挑戦し、先行して2着(→レース記事)。
中1週続きの三連戦目だったこともあり、レース後の12日にはチャンピオンヒルズへ放牧に出ました。
右前のソエを気にしているという事でアイシングやレーザー照射でケアされ、疲れが見られていた右トモにもショックウェーブ放射を行い回復を促進。
その後ソエは指で患部を押せば反応は残っているものの、落ち着いてはきたとのことで30日に栗東に帰厩し、12月15日京都のダ1400未勝利戦への出走が予定されています。
正直完調では無いように思いはしますが、それでも戻した以上は勝ち負けできる目算があるのでしょう。
前走でダートへの適性を示してくれましたので、次できっちり決めて欲しいところ。
2歳の内に勝ちたい!
ストラテージュ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・新馬

チャンピオンヒルズ在厩。
順調に調教を重ねられていますが「まだよいしょよいしょと走っている感じ」(11月30日近況、小泉厩舎長)ということで、デビューに足りる状態に届くにはまだまだ掛かりそう。
時期的にちょっと厳しい状況ですが、気性面などには問題はなさそうなのでこのまま地道な積み重ねが報われることを信じて。
コンタンゴ(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未勝利

11月16日の京都芝1400新馬戦でデビューし3番人気に推されましたが、最下位13着に大敗(→レース記事)。
お試し感がある中でのデビュー戦だったとはいえ、思った以上の負けっぷりには流石に落胆を禁じ得ません。
レース後は仕切り直しを図る為、19日に吉澤ステーブルWESTへ放牧に出ました。
ダメージ自体は無いとのことで馬体重もすぐに戻りましたが、強めの調教を入れると体重の増加傾向が止まってしまうとのこと。
毎度馬体重ばかり気にされるようになると、経験上ほぼレッドカード。相当厳しい状況になってしまいました。
次走まではかなり間が空くかもしれませんが、次に出てくるときには成長が見られることを祈って。
モダン(美浦・奥村武厩舎)牡・新馬

ジョイナスファーム在厩。
11月13日の近況更新で両前肢に疲れが出たため1ヵ月ほど(調教を)軽めに落とすとのコメントがあり、以降はハッキングキャンターのみで調整中。
食欲などは旺盛なようなので体調面に問題は無いようですが、時期を考えるとストラテージュ以上に厳しい状況。
果たしてまともに走れる状態でデビュー出来るまで持って行けるかどうか……。
ワラウカド
リーティアコナルはようやく入厩し、デビューへ向けて調整中。
カハンガハンガ・ギザキズラヴは外厩調整中。
リーティアコナル(栗東・友道康夫厩舎)牡・新馬

吉澤ステーブルWESTではもう仕上がっている状況にも関わらずデビューを延期されたため、ペースダウンして状態維持に努められていましたが、11月26日にようやく栗東に入厩。
これ以上の延期はさすがに無いようで、12月21日の京都芝1600新馬戦に向けて調整に入りました。
鞍上はR・ムーア騎手予定という事で、さんざっぱら待たされた分初戦から勝ち負けを期待させてもらいます。
ただ、もし除外を喰らうとその後1600の混合新馬戦が暫く無く、更なるデビュー延期もしくは未勝利戦デビューを余儀なくされてしまうので、まずは無事に出走出来ますように。
マジ頼んます!
カハンガハンガ(美浦・久保田貴士厩舎)牡・未勝利

松風馬事センター在厩。
右トモの疲労は癒え、痛みや違和感は解消。
ただ、走り方自体が右トモに負担が掛かるようなものの為、装蹄の工夫や乗り方の調整などを図られています。
また、トモ強化を目的に障害練習も取り入れているとのこと。
状態自体は帰厩しても問題ないくらいに回復しているようですが、身体をもっとしっかりさせてから入れたいという調教師の意向により、もうしばらく外厩調整が続く模様。
芝1200戦がある中山開催のうちに間に合えばいいのですが……。
メイン場の一つが1200ナシの東京となる関東厩舎に配属されてしまったのが結果的に運の尽きだった、とならないことを祈ります。
ギザキズラヴ(栗東・藤原英昭厩舎)牝・未勝利

吉澤ステーブルWEST在厩。
外厩移動直後は覇気がない部分もあったようですが、スピードよりも負荷を重視しての調整で馬体重も470キロ台まで増え、年明けでの栗東帰厩に向けて順調に調整中。
前走直後には今後距離をさらに伸ばす方向と伝えられていましたが、最新12月6日の近況では1400m中心で次走を考えるという方針が発表。
デビュー前の外厩サイドの見立ては「もってマイルまで」というものだったと記憶していますので、外厩の意見が採り入れられたのでしょうか?
どうあれ、自分としては距離短縮大賛成です。いい結果に繋がりますように。
まずは無事に次へ!
YGGオーナーズクラブ
トレサフィールはデビュー戦を走り7着。
ブラックジェダイトもデビューに向けて入厩しました。
ブラックジェダイト(美浦・大竹正博厩舎)牡・新馬

森本スティーブルで調整を重ねられ、徐々に状態も上がり11月26日に美浦入厩。
12月28日の中山芝2000m戦でのデビューが目標と発表されています。
背腰の痛みを他馬より強く持っているため注意が必要なものの、夏に比べて明らかに足捌きが良くなっているとのことで、調教師の感触は上々のようです。
このまま無事にデビューへ!
トレサフィール(美浦・稲垣幸雄厩舎)牡・未勝利

11月24日の東京芝1800戦馬戦でデビューし、最後方追走から直線追い上げて7着(→レース記事)。
敗れたりとはいえ見せ場もあり、今後成長すれば勝ち上がりも狙えそうな手応えは充分ありました。
続戦はせず、レース後は29日に森本スティーブル美浦エリアに放牧へ。
右背腰の疲れや左前の外傷などのレース中の傷みよりも精神的な煮詰まりの方が気になるという事で、まずはパドック放牧でリフレッシュ。
リラックスしてから乗り進められる予定となっています。
次走については時期は言及されていませんが、1800~2000mくらいの距離を使っていく方向。
厩舎的に数を使う事は期待できないので、次はもう勝ち上がりに目途が立つような内容を期待!
その為にも調子を万全に。
DMMバヌーシー
ヘヴンリーゴールはデビューに向け順調に調整中。
キングスコールは坂路調教を開始。
キングスコール(栗東・矢作芳人厩舎)牡・1勝C
シュウジデイファーム在厩。
手術した患部の状況は良好で、ソエも完治。BTCの坂路で17-16を行えるようになり、さらなるペースアップも目前の状況。
近いうちに矢作師が見て、問題なければチャンピオンヒルズに移動することになるだろうとのこと。
いよいよ復帰も視野に入る状況になってきました。
このペースのまま順調に行けば2月くらいには出走できるかもしれません。
このまま順調に!
ヘヴンリーゴール(美浦・戸田博文厩舎)牡・新馬
美浦在厩。
12月15日の中山芝1600戦でのデビューに向けて調整を重ねられています。鞍上は丹内騎手を予定。
特に問題も無く順調で、目立った時計は出ていないもののコンスタントに追い切りを重ねられており、初戦からある程度恥ずかしくないレースは出来そうな感じ。
目標のレースを除外される可能性はありますが、次週にも同条件のレースがあるのでどちらかには出られるでしょう。
まずは先に繋がるレースを!
サラブレッドクラブライオン
コンフォルツァは外厩調整中。エーグルドールは育成再開。
エーグルドール(栗東・橋口慎介厩舎)牡・未入厩

社台ファーム在厩。
様子見中だった左前の歩様に違和感は見られず、11月初旬に調教厩舎へ移動。
軽めのキャンターを開始しても悪化を認められなかった為、坂路調教も再開され、18秒ペースまで上げられています。
食欲は旺盛で、体調そのものは相変わらず安定しているとのこと。
これがデビューへの道筋に繋がりますように。
コンフォルツァ(栗東・松永幹夫厩舎)牡・1勝C

グリーンウッドトレーニングで調整されていましたが、社台ファーム鈴鹿に空きが出たため11月21日にそちらへ移動しました。
グリーンウッドで入念にメンテナンスされて体調は良好。鈴鹿では坂路64秒の調教を開始されています。
次走予定などは出ていませんが、この調子なら1月半ば~末ごろには出走出来そうでしょうか。
来年の飛躍を期待!
1歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です
ワラウカド
新たな情報はありません。
ブリスフルビート23(栗東・友道康夫厩舎)牡

ゴーノニゴー23(栗東・小林真也厩舎)牝

チャパティ23(美浦・鈴木慎太郎厩舎)牡

YGGオーナーズクラブ
マレキアーレ23は若干のトラブル発生。
マレキアーレ23(栗東・庄野靖志厩舎)牝

森本スティーブル在厩。馬体重465キロ。
坂路で週3回17~18秒ペースで乗り込まれていましたが、11月29日近況でトモに鶏跛のような歩様が見られたとの報告。
獣医師に診てもらった結果、臀部と首の張りが強いとのことでショックウェーブ治療を施されています。
痛みが取れてから運動再開の予定で、その時はペソアシステムを用いて動きを矯正しながら立ち上げていくとのこと。
幸い大事では無さそう。
DMMバヌーシー
共に順調に育成中。
ランプフィーバー23(栗東・茶木太樹厩舎)牝
ノーザンファーム早来在厩。馬体重460キロ。
まだあまり強い調教はしておらず坂路に数回入っただけですが、今の所問題なく順調。
アイワナシーユー23(美浦・辻哲英厩舎)牡
ファンタストクラブ木村牧場在厩。馬体重は前回より明らかに増えていそうとのこと。
週2回坂路17-17をこなし、年末までに16-16まで上げる予定。飼葉食いも良く順調。
TCライオン
イースト23、ウモラダネグラ23は順調ですが、シタディリオ23が頓挫。
シタディリオ23(栗東・上村洋行厩舎)牝

ノーザンファーム早来在厩。473キロ。
周回ダートコースでキャンターを消化していましたが、11月22日近況で「右前肢球節の内側に腫れと熱感が認められたことから、エコー検査を行ったところ、程度としては軽度ではあるものの、繋靭帯炎との所見が獣医師より示されました」との悲報が。
以降はウォーキングマシンでの運動のみで管理され、炎症の回復を待たれています。
患部にはPRP治療が施され、順調なら年明けから騎乗調教を再開できる見込み。
飼葉食いなどはよく体調自体は良好なので、この機会に心身の成長を促したいとのこと。
今の所過度に悲観的な空気が
無いのは救い。
イースト23(栗東・松永幹夫厩舎)牡

ノーザンファーム早来在厩。馬体重463キロ。
トラックでのキャンター及び週3回坂路で16秒ペースのメニューを消化中。
馬体重は増えていないもののスタイルは大人っぽくなり、メンタルも安定。
順調。
ウモラダネグラ23(美浦・林徹厩舎)牝

ノーザンファーム早来在厩。馬体重490キロ。
トラックでのキャンター及び週2回坂路で16秒ペースのメニューを開始。
飼葉食いが良く順調に増量し、スタイルも良い方向に変化しつつある様子。メンタルも安定。
順調。
全体の所感
2歳勢は相変わらず停滞気味ですが、故障や体調不良だった馬たちが良化してきているのでこれからの巻き返しに期待。
そろそろ勝利が欲しい!
さて、来年からは現2歳馬が3歳となり近況まとめも「3歳以上出資馬」の方へ移動しますので、例年同様この「2歳・1歳」の方は現1歳勢がデビューを目前とする夏前の時期まで休止とします。
1歳で今は頓挫している馬も、再開の頃には何事も無くデビューへの歩みを進められていることを願って!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様・サラブレッドクラブライオン様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
