11/3~10に出走してくれた出資馬のうち、個別記事を書いていない6頭の簡易版レース記事です(テラステラは2走分)。
以下、出走の時系列順に簡単に感想を。
コンフォルツァ・11/3 東京9R 百日草特別(1勝C)
コンフォルツァ
(牡2・ドゥラメンテ×デルマキセキ by Scat Daddy)
栗東・松永幹夫厩舎
ここまでの戦績:2戦1勝(1・0・1・0・0・0)
前走:10月5日・2歳未勝利(東京・芝1800)1着(→レース記事はこちら) 中3週
結果
百日草特別(1勝C)
(東京・芝2000・良)
横山典(56)馬体重496(+6)
5着(8頭・2人気)
見事な初勝利を挙げた前走直後の関係者コメントが「焦らずにじっくり」というような内容だったので次走までは間隔が開くものだと思っていましたが、レース後のダメージがなく「今の状態なら続戦も可能だと判断しました(松永師)」とのことで百日草特別への続戦が決定。
中間の調教では、攻め駆けしないこの馬なりに好調な様子。
レース当週水曜に右トモの球節の内側に傷腫れが見られ、最終追い切りを木曜に延期する若干のトラブルはありましたが、その追い切りでは坂路併せ馬で古馬2勝クラスに先着し上がり1Fも12.3を出すなど、むしろ「これまでで一番と思える調教内容(松永師)」という動きを披露。
当然、見ているこちらとしても連勝してクラシックの舞台へ名乗りを上げてくれることを期待していました。
レースでは1枠1番となり、ゲート内でかなりガチャついてスタートで斜めに飛び出したものの、周りと遜色なく発馬することには成功。馬なりで内目3~4番手の位置取りとなり、向こう正面へ入ります。
掛かるような場面は無くそのままスローペースの中を淡々と追走し、最内4番手で直線へ。しかしジワジワと伸びては来たものの外から来た馬たちの脚色には及ばず、直線半ばで進路が狭くなる不利もあり、3着争いが精いっぱい。
結果としてはゴール直前で追うのを止められたこともあり、3着馬からハナ・ハナ差の5着で決着しました。
終始内に閉じ込められる形となってしまい外に持ち出せるシーンが無く、そのせいで不利も受けることになってしまい、枠が仇となった印象。
まあ最後までしっかり追ってくれていれば3着は確保できていたのでは、とは思いますが、レースの形としては敗戦それ自体は仕方ないものだったでしょうか。
毎度そう上手くはいきまへん。
これもまた競馬……。
馬は直線で挟まれた後もやめずに最後まで走ってくれて負けん気を見せてくれましたし、残念ではありますが悲観するような結果でもないでしょう。
敗因としては、見ている分にはあまり掛かっているようには見えませんでしたが実際には道中でリラックスできていなかったとのことで、それが追ってからの反応の鈍さに繋がったのだろうとのこと。
ゲートや返し馬でピリピリしていたように、結果的には連続の遠征で「メンタルの部分で追い込まれていた(横山騎手)」との見解で、この後はリフレッシュを図ることに決定。
社台ファーム鈴鹿には空きが無かった為、11月8日にグリーンウッド・トレーニングへ移動しています。
今後の目標は定めず、まずはリフレッシュ・成長促進を優先するとのこと。
遅ればせながら前走勝利後に予想された流れに入ったという事になるでしょうか。
次走は来年になるでしょうが、陣営の目論見通り一回り成長した姿が見られることを願います!
テラステラ・11/3 東京12R 3歳以上2勝クラス・11/10 京都12R ドンカスターC(2勝C)
テラステラ
(牡4・モーリス×ステラリード by スペシャルウィーク)
栗東・矢作芳人厩舎
ここまでの戦績:21戦2勝(2・2・6・3・0・8)
2着・橘S-L
前走:8月18日・中京スポニチ賞(2勝C)(中京・芝1400)9着(→レース記事はこちら) 中10週
11/3結果
3歳以上2勝クラス(東京・芝1400・良)
古川奈(54)馬体重474(-2)
9着(13頭・4人気)
11/10結果
ドンカスターC(2勝C)
(京都・芝1400・良)
坂井(58)馬体重480(+6)
2着(14頭・3人気)
前走後はチャンピオンヒルズへ移動し順調に調整されていましたが、10月初旬に左トモに疲れが出てショックウェーブ治療などを実施。
それもあって帰厩に少し時間を要したものの、10月22日に栗東へ戻りました。
今回戻ってきてからは背腰に疲れが出やすいと言われながらも調子自体は良さそうで、ほぼ10日競馬となる11月3日の平場2勝クラスで初の府中遠征を敢行。
平場という事で古川騎手の4キロ減量もあり期待しましたが、スタートで出遅れ中団後方の位置取りとなるとそこから上がってくるシーンは無く、最後までそのまま見せ場なく9着に敗退してしまいました。
レース後に前捌きに若干硬さが出たものの、問題のない範囲とのこと。
また背腰は(なぜか)問題なくなり、「使うほどに状態が良くなる馬(宮内助手)」ということで、引き続き10日のドンカスターCへ連闘することが決定しました。
レースでは今度も出負け気味でしたが、鞍上坂井騎手は押して先団馬群の直後を確保。
4角でスムーズに外へ持ち出すと直線ではよく脚を伸ばし、出し抜けた人気薄の勝ち馬こそ捉えられなかったものの1番人気馬以下は交わして2着に入りました。
不甲斐ない内容で2度9着が続き、このままだと厩舎から放逐される可能性もあるかもと思っていただけに、まだまだやれるところが見られて一安心。
ベストの1400でも左回りだと崩れることも多いですが、右回りだと安定して走れますね。
※ここまで左回り1400(0・0・1・5)、右回り1400(1・3・2・1)
この連闘後も馬体に問題は無く、このまま続戦の方向。目標として、12月1日の平場2勝クラス戦(京都・芝1400)が挙げられています。
チャンピオンズカップの裏になるので坂井騎手は乗れないでしょうが、次も右回り1400となりますし、引き続き好結果を期待!
ホルトバージ・11/9 京都6R 3歳以上1勝クラス
ホルトバージ
(牡3・キンシャサノキセキ×プレインズウーマン by Zensational)
栗東・寺島良厩舎
ここまでの戦績:17戦1勝(1・3・1・2・2・8)
前走:9月21日・3歳以上1勝クラス(中山・ダ1800)7着(→レース記事はこちら) 中6週
結果
3歳以上1勝クラス(京都・ダ1800・良)
武(56)馬体重474(+10)
2着(15頭・1人気)
前走後はいつも通り宇治田原優駿ステーブルへ放牧。これもいつも通り両トモに疲れが見られたとのことですが、水鍼治療やマッサージなどで対処。今回はそこまで疲れがあったわけでもないとのことで鍼も一度のみで概ね順調に調整され、10月26日に栗東帰厩。
外厩に居たのはおよそ1ヵ月でしたが、ホルトバージにしては長めの休み(?)ではありました。
その後も問題なく、11月9日の平場1800戦への出走が決定。鞍上は武豊騎手ということで、ガチめの勝負気配が漂います。
前走を厩舎所属騎手復帰のご祝儀として使われ、結果として完敗したことへの出資者サイドへの手当てかもしれませんが。
まあ意図はともかく、その鞍上効果もあったかキャリア18戦目にして初の1番人気(押し出されたものではありますが)でレースを迎えることになりました。
本番では8枠14番からまずまずのスタートを切った後、馬なりで後方へ。後ろから3番手で1角を回り、そのままの流れで進めて行きます。
そして3角手前から少しずつ動き始め、3~4角で馬群の内側からスルスル上昇。間隙を縫って直線入口ではスムーズに外へ持ち出しながら、前を射程圏に入れる5~6番手まで上昇。
直線でもジワジワ脚を伸ばし、先に抜け出した勝ち馬には追いつけなかったものの、きっちり2番手まで上がってゴールイン。
これは好騎乗!
レジェンドの真骨頂とも言うべき素晴らしい騎乗でした。これで負けたなら仕方ない。相手を褒めるべきでしょう。
毎度確実に脚を使ってくれるホルトバージの健闘ぶりにももちろん感謝!
「最後は内にモタれるところがありましたし、右手前のまま替えられなかった(武騎手)」とのことですが、芝ダート合わせてこれで4度目の1勝クラス2着。課題は残しつつも、現状でもこのクラスはもう順番待ちのはず。
なおレース後も馬体に問題は無く、今後は中1週での続戦を企図されています。
16日の平場1900m戦なら武豊騎手が続投できるので、メンバー次第では翌日のレースに回る可能性もありますがこちらが本線とのこと。
さすがに同じような完璧なレースを期待するのは虫が良すぎるでしょうが、次も人馬共に頑張ってください!
モルトヴェローチェ・11/9 福島8R 3歳以上1勝クラス
モルトヴェローチェ
(牡4・モーリス×モルトフェリーチェ by ディープインパクト)
美浦・大竹正博厩舎
ここまでの戦績:9戦1勝(1・2・0・0・0・6)
前走:6月8日・駒ヶ岳特別(1勝C・函館・芝2600)8着(→レース記事はこちら) 中21週
結果
3歳以上1勝クラス(福島・芝2600・良)
長浜(55)馬体重460(-4)
9着(15頭・4人気)
不利もあって完敗した前走後、脚元に張りが出て続戦を回避。左前の球節、繋靭帯に腫れと痛みがあり、6月13日に移動したリバティホースナヴィゲイトにてウォーキングマシン運動で様子を見ることに。
エコー検査で血流が認められ、以降はトレッドミル(マシンだと遊んでしまうので)で様子見しながら慎重に調整されていくことになりました。
その後、馬自身は元気ながら脚元の状態は一進一退が続き、エコー検査で血流が無くなることは無く、これはもう付き合いながらやっていくしかないということで9月27日に美浦に帰厩。
脚元は平行線ながら幸いトラブルは無く、帰厩後の予定通り福島開催の芝2600m戦に駒を進めることが出来ました。
レースではなかなかのスタートを切りましたが、折り合いが付かない仕種を見せ口を割りながら最初の3角へ。5番手くらいで最初のホームストレートへ入りますが、ここでもまだ折り合いは怪しく見えます。
その後ようやく折り合いが付いたかのように見えましたが、向こう正面では早々に手応えが怪しくなり、3角手前から各馬が仕掛け始めると付いていけずに徐々に後退。4角手前で鞍上の手が大きく動きムチも入りましたが巻き返しは見られず、そこからは流れ込むだけで9着に終わりました。
道中の手応えの割には頑張ったようにも思いますが……。
どうやら馬群の中で進めたことで馬の気持ちが切れてしまったようだとのこと。
また、序盤引っ掛かったのは馬が一周目でゴールと思ってしまったかもしれないとのことです。
陣営コメントでは、根本的にスピード不足を感じるので次走はダートを試すそうですが、馬格がある馬でもありませんし正直適性には疑問符。
まあ脚元の問題もありますし、無理のない間隔でのローカル芝長距離戦も無く、選択としては妥当かなとも思いますが。
適性予想を覆してくれることを祈ります。
なんにせよ、次走の話がすぐ出るくらいには脚元が無事なのはとりあえず一安心。
今後も順調にレースを重ねて行けますように。
アスゴッド・11/10 京都1R 2歳未勝利
アスゴッド
(牡2・モズアスコット×ゴッドフロアー by ハーツクライ)
栗東・矢作芳人厩舎
ここまでの戦績:4戦0勝(0・0・1・1・2・0)
前走:10月27日・2歳未勝利(東京・芝1400)5着(→レース記事はこちら)中1週
結果
2歳未勝利(京都・ダ1400・良)
坂井(56)馬体重504(+8)
2着(16頭・5人気)
北海道から栗東に入厩して10日競馬でもみじSを使い、中1週で府中遠征した前走は5着。
その結果を受けて、ようやく待望のダート挑戦が決まりました。前走後も状態に問題はないとのことながら、更に中1週という厳しいローテなのは心配ですが……。
新馬戦2着の馬が2頭・3着の馬が1頭いるなどレベル高めのメンバーが揃い、楽な構成ではありませんが、ここらでスカッと決めて小休止に入って欲しいところ。
レースではなかなかの好スタート。そこからかなり押して前へ行こうとしますが行き切れず、芝からダートへの切れ目あたりで2番手に落ち着きます。しかし外からショウナンアトレにぴったり馬体を併せられ、ずっとプレッシャーを受け続ける形で3~4角を回り、直線へ。
そこから逃げ馬を交わした後はショウナンアトレと激しく追い比べを展開するも、更に外を後ろから伸びてきたポッドドンナーに残り100地点で交わされてしまいます。ショウナンアトレにも手応えで劣るかと思われましたが、最後までしぶとく頑張りこれを競り落とすと、後方から追い上げてきたもう1頭も抑えて2番手でゴールイン。
勝てなかったのは残念ですが、展開的にはかなり厳しい形だったと思いますので、ショウナンアトレを競り落として2着に粘ったのは力の証明。
最初に前に拘り過ぎずに馬任せに行って勝ち馬と同じような位置に付けられていたら……とはちょっと思いましたが、初ダートで砂をしこたま被らせるのもイヤでしょうし、特段文句はありません。
ダートの方が芝より良さそうなのは間違いなさそうですし、このメンバー・展開でこの内容なら、いずれにせよ勝ち上がりは順番待ちでしょう。
……と思ったら、レース後に右前のソエを気にしているとのことでチャンピオンヒルズに放牧へ出ることに。
ああ~
まあ元々両前にソエを持っていた馬ですし、ローテ的にもリスクは当然ありました。
ソエならそこまで大事にはならないとは思います(きっと!)ので、この機会にきっちりリフレッシュもして、来年にはなるでしょうが次できっちり決めて欲しいと思います。
レーヌドゥール・11/10 佐賀3R C2-7組
レーヌドゥール
(牝4・オルフェーヴル×クラリティーアイズ by キングカメハメハ)
佐賀・真島正徳厩舎
ここまでの戦績:14戦5勝(5・2・0・1・2・4)※うち地方(5・2・0・1・2・2)
前走:9月23日・B5組(笠松・ダ1400)4着(→レース記事はこちら) 中6週
結果
C2-7組(佐賀・ダ1300・良)
山田貴(54)馬体重464(-8)
2着(11頭・1人気)
前走後、笠松から佐賀に移籍決定。
9月28日に佐賀到着後、「聞いていた通り、一本調子でガーッと行くような感じで掛かっていくところがある」「飼葉食いが遅い(食べることは食べる)」と以前からの懸念点が当地でも変わっていないことがわかるコメントも出されましたが、全体としては大きな問題も無く移籍初戦の日を迎えることが出来ました。
実質的に降級戦ということもあり圧倒的な一番人気で臨んだレースでは、まずまずのスタートから鞍上は押して前へ行こうとしましたが行けず、その先行争いで少し挟まれる形になったこともあり4番手から進めて行く形に。
向こう正面で少しずつ上がって行き、3角には2番手で進入。逃げ馬を追って4角では大きく外を回しながら直線に入りましたがジワジワとしか差を詰められず、ゴール前でどうにか馬体を併せたところでゴールイン。
写真判定の結果は、ハナ差及ばず2着でした。
頑張ってはくれましたが、正直このメンバー相手でこの結果では物足りないと言わざるを得ません。
ただ今回は環境が変わっての初戦であり、馬体も大きく減らしてしまっていたのでベストパフォーマンスでは無かったはず。
逃げずともそれなりの競馬が出来たという点で、得るものも無かった訳ではありません。
とはいえ陣営としてはやはり逃げた方が良さそうだとの見解。引っ掛かりを懸念して今回は出して行かなかったとのことですが、次走では胸のすく逃げ切りを見せて欲しいと思います。
とはいえまずは馬体を戻してからの話。頑張ってたくさん食べておくれ!
(記事中の公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・YGGオーナーズクラブ様・サラブレッドクラブライオン様公式HPより許可を頂き掲載しております。DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております)