一口馬主 広尾サラブレッド俱楽部

アリシアン、次走はどっちだ!?(広尾TC出資馬週報)

アリシアン、次走はどっちだ!?

2022年2月28日から3月6日までの広尾サラブレッド俱楽部出資馬の週報です。

3月13日の出走を予定しているアリシアン、順調ではありますが、いまだにアネモネSに格上挑戦するか自己条件に回るかを決めかねているようです。
ウィンダミアは3月20日の自己条件出走を目指すとのアナウンス。

また、タレントゥーサが唐突に栗東帰厩。既に次走の目安も発表されています。

外厩のドグマ、アンジアンに大きな変化は無し。

2歳馬で馬名が決まっていなかった桑田牧場産牝馬2頭の馬名登録が終わり、これで2歳全馬の名前が出揃いました。

出資馬以外の話題では、先の中山記念を爆逃完勝したパンサラッサがドバイターフ(UAEG1)に選出され、出走を受諾。
既にゴドルフィンマイル(UAEG2)への出走が決定しているバスラットレオンと共に、今年のドバイミーティングには広尾サラブレッド倶楽部所属・矢作芳人調教師管理の2頭が挑戦する事になりました。

2/28~3/6の出走馬

期間中の出資馬の出走はありません。

2/28~3/6の出資馬たちの近況

公式HPで出資馬の近況が更新されています。
以下、各馬の現況への所感です。

3歳馬

アリシアンの次走が迫ってきましたが、調教師は未だにどちらに出走するかを迷っているようです。
タレントゥーサは前触れなく突然の帰厩。
他の馬たちは現状キープで概ね順調。

ドグマ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・1勝C

ドグマ広尾TC公式HP210501

チャンピオンヒルズ在厩。
周回コースでキャンター1500m、ウッドチップまたはフェルトダート坂路にてハロン14~17秒ペースのキャンター1本。505キロ。

脚元にも問題はなく順調。
ただ、まだ速め調教を開始しておらず、「ここから少しずつ早めの時計を入れていきたい」というコメントなので、やはり少々時間をかけて調整していくようです。

まちかね太
まちかね太

3月中に帰厩するかは怪しくなってきました。

このコメントの様子だと、早くても3月末くらいの帰厩になりそう。

先週の時点でそうだろうなとは思っていましたが、もうNHKマイルCなどの春のG1出走を目指したローテを組まれる事は無さそうですね。

スプリント路線継続で行くなら、次走候補は最短でも4月16日の雪うさぎ賞(1勝C・福島1200)もしくは同日中山1200の平場1勝Cあたりになるでしょうか。

まちかね太
まちかね太

折角無事なのに、正直ちょっと残念。

タレントゥーサ(栗東・池江泰寿厩舎)牝・未勝利

タレントゥーサ広尾公式HP200911

3月2日の更新では吉澤ステーブルWESTで「(稽古)本数を重ねていければ、帰厩可能な態勢が整ってくるものと思われます」というコメントだったのが、4日に唐突に栗東帰厩。

まちかね太
まちかね太

……!?

先週のドグマへの所感で「厩舎の馬房の都合次第であっさり帰厩するかもしれまへんが」と書きましたが、馬房都合であっさり帰厩したのはタレントゥーサの方でした。

先週の外厩コメントがそれまでのものと比べていきなりポジティブに変わっていたのは、これの伏線だったのかもしれませんね。
ネガコメントのままだと、帰厩した時に「状態も良くないのに何考えとんねん! やっぱこの馬の扱いテキトーやんけ!」という感じの総ツッコミが入る事は想像に難くないので、先週のコメントが出た時点で「近々に帰厩する可能性はあるかも」くらいの内々の申し送りはあったのかもしれません。

まちかね太
まちかね太

全部想像ですが。

いずれにせよ外厩で時計面ではそれなりの調教を何本かやってますし、馬体重も450前後までは回復しているので、テンションなどの気性面はともかく体の状態はある程度整ってはいるのでしょう。
私としては帰厩に文句はありません。

まちかね太
まちかね太

文句どころか、待望の帰厩です。

ええ、近況コメントの前後の整合性が多少とれていなかろうと、まったく問題はありませんとも。
重要なのは帰厩した=近い内にレースに使ってもらえる(ハズ)という事なのですから!

第2回中京開催の最終週(3/26、27)での出走に向けて調整していくと発表もされています。

26日に芝1400の番組があるのでそこが本線かなとは思いますが、はっきりそう言っていないという事は同日の牝馬限定ダ1400や翌27日のダ1400などのダート戦を選択肢に入れているのかもしれません。
デビュー戦後の調教師コメントで「ゆくゆくはダートもよさそう」というのがありましたからね。

芝ダどちらを使おうと(また仮に距離を延長・短縮するのだとしても)プロの見立てなので構いませんが、結果は出して欲しい。

もし次走5着を外し優先出走権を逃して、その次のレースまでまた節を開けなければならない羽目になってしまうのは、未勝利戦終了まであと半年を切った現状では厳しいからです。
在厩で優先権が無くても出走できそうなレースを探してくれる事は正直あまり期待できないですし。

タレントゥーサのデビュー戦上位入線馬で既に2走目を走った馬は、勝ったパンドレアも含めてことごとく惨敗している事からレースレベルは高くなかったとは思いますが、だからこそ調教師のレース選択眼が問われます。

一発回答を期待したいところ。

まちかね太
まちかね太

3冠トレーナーの本気を見せて欲しい。

ウィンダミア(美浦・林徹厩舎)牡・1勝C

ウィンダミア広尾公式HP210604

美浦在厩。
3月2日に坂路で一杯に併せ、52.8-38.4-24.9-12.3。ウィリン(1勝C)馬ナリに0.6先行0.2遅れ。

併走相手に遅れてはいますが、この馬としては時計も良く順調。

目標が3月20日の平場1勝C(中山・ダ1200)に決まりました。

除外の恐れはあるものの、乗り込み量を確保するため、除外狙いで一週前から登録していく事はしないという事です。
27日にも同条件のレースがあるので、万が一除外されたらそちらへ向かうという事なのでしょうね。

まちかね太
まちかね太

このまま順調にレースを迎えられさえすれば勝ち負け期待!

アリシアン(美浦・加藤征弘厩舎)牝・1勝C

アリシアン広尾公式HP210305

美浦在厩。
3月2日に南W6Fを馬なり併せで83.0-67.5-52.2-37.9-12.2(5) 。マウントベル(1勝C)強めの内0.5秒追走同入。

調教師は「週を追うごとにコンディションが上がっているのを感じます」という手応えアリのコメント。

ただし、3月13日に迫ってきた次走を、未だにアネモネS(L・中山芝1600)か平場1勝C(中山芝1200)で決めかねているようです。

先週は1勝Cなら石川裕紀人騎手を確保できたがアネモネSの場合は調整中というコメントでしたが、今週のコメントに騎手の事がなかったので、調教師が納得できる騎手が手配できていないのかもしれませんね。

まちかね太
まちかね太

騎手は大事ですよねー。

特にこの馬に関しては前走騎手の騎乗が「ちょっといくらなんでも……」という感じだったので、余計にそう思ってしまうのかもしれません。
不利があったのは仕方ないとして、

まちかね太
まちかね太

いくらなんでもムチしばきすぎィ!

と思ってしまいましたからね。既に勝ち上がり済みで焦る必要のない、未来ある明け3歳牝馬にあれは……。
一つでも上の着順を目指すのが騎手の本分であり義務ですから、E騎手は自分の仕事を全うしただけではあるのですが、それがわかっていても印象は良くなかったので。

まあでも、毎週のように言ってますが私個人としては桜花賞出走の夢を見たいのでトライアルに挑んで欲しいワケです。

アネモネSの登録メンバーは17頭。
評判馬のウィズグレイス、紅梅S3着のウィリン、フェアリーS3~5着馬などが登録して来ていますが、ウィリンやビジュノワールは同日のフィリーズレビューにも登録がありますし、フェアリーS上位組は当時人気薄でした。

戦う前から白旗を上げるようなメンバー構成では無いと思うんですけどねえ。

とりあえずアネモネSに出走登録して、もし除外されたら(ほぼ通りそうですけど)1勝Cという事でいいんじゃないでしょうか。

まちかね太
まちかね太

……ダメ?

アンジアン(栗東・藤原英昭厩舎)牝・未勝利

アンジアン広尾公式HP210830

吉澤ステーブルWEST在厩。
騎乗調教を開始。428キロ。

覇気が無く体も細目なので、馬体を戻しつつコンディションを上げていきたいという外厩コメント。

次走までは時間があるでしょうから、まずはとにかく体調を整えてから。

まちかね太
まちかね太

それぐらいしか言える事が無い……。

大逆転に向けて、何卒宜しくお願い致します。

2歳馬

全馬育成場にてメニューをこなしています。
みんな概ね順調。テラステラに早期始動を目指したいというコメントが出ました!

アスカビレン20(栗東・池江泰寿厩舎)牝

アスカビレン広尾公式HP220114

吉澤ステーブル在厩。
BTCの坂路や直線フラットコースにてハロン18秒ペースのキャンター1本。週1回、ハロン14~17秒ペースで乗り込み。

速め調教開始後も気性面などに問題はなく、筋力強化も見て取れるものの、強め調教の後は飼い葉を2割ほど残す事があり、腹目が細くなりがちというコメント。

まちかね太
まちかね太

飼い葉食いの細い牝馬は正直不安。

今のところ産駒成績が早熟気味の父エピファネイアに、2歳時には既に2勝を挙げていた母アスカビレンという血統から、(TT型ですが)早い内からの活躍を期待したかったのですが、調整過程に手がかかりそう。
現状の進捗自体は決して悪くないとは思いますが……。

厩舎も厩舎なので、デビューが遅れる事も少し覚悟はしておいた方がいいかな。

馬名はカグヤ(Kaguya)に決定。

由来:竹取物語“かぐや姫”などの人名より。競馬界でも日本一有名な姫になれるよう期待を込めて。

次回更新からは正式名称で。

テラステラ(栗東・矢作芳人厩舎)牡

ステラリード広尾公式HP220114

シュウジデイファーム在厩。
BTCのダートトラックや坂路にて、おもにハロン18~20秒ペースのキャンター1~2本。481キロ。

先月までペースを上げていたので、今はゆっくりと。
兄(カイザーノヴァの事かな?)より比較的おとなしいものの、気が入りやすい血統である事に注意して再びペースを上げていきたいとの事。

このまま順調に進められるようであれば、早めに始動したい一頭です」(石川代表)とのコメントが出ました!

まちかね太
まちかね太

やったね!

カイザーノヴァやキングエルメスと同じく、シュウジデイFから直で北海道開催デビューへの道筋を辿る事になりそうな雰囲気。

このまま順調にお願いします!

ソアヴィータ(栗東・四位洋文厩舎)牝

ジアナズドリーム広尾公式HP220114

三嶋牧場・西共同育成舎在厩。
リフレッシュを経てBTC入りを再開。418キロ。

軽めのキャンター調整。精神面でリフレッシュ効果が見られるとの事。
馬体重もほんのちょびっとですが増えました。

まちかね太
まちかね太

遠慮せずもっともっと成長しておくれやす。

藤井担当はこの馬を芝向きと見ているという話ですね。TT型なのでその方がイメージに合うでしょう。

とりあえず、ゆっくりとでいいので着実な成長を……。

ドンカルロ(栗東・高柳大輔厩舎)牡

レトロクラシック広尾公式HP211210

シュウジデイファーム在厩。
BTCのダートトラックや坂路にて、おもにハロン18~20秒ペースのキャンター1~2本。488キロ。

テラステラ同様、今はゆっくりと。
気性面も動きも良いという事で、相変わらずマイナスコメントは無し。

ある意味変わり映えのしない近況更新ですが、それだけ優等生であり順調という事。

まちかね太
まちかね太

日々期待は高まりますなあ。

セントアイヴス(美浦・中舘英二厩舎)牡

クエストフォーワンダー広尾公式HP211203

ファンタストクラブ内木村牧場在厩。
ウォーキングマシン60分、屋内ダートコースにてハッキングキャンター4000m。
屋根付き坂路で15秒を切る時計を出すなど、火曜・土曜に速め調教を実施。

まだトモの強化が必要な状況であるものの、順調。
1か月後の屋外坂路開放に向けて体力を強化し、もう1段上の調教に移行したいというコメント。

まちかね太
まちかね太

順調順調。


クラブの話題

クラブ所属馬の出走はアタビズム1頭。
デビュー戦を迎えたものの、15着と完敗に終わりました。

出走以外の話題では、桑田牧場産牝馬2頭の馬名発表があり、2歳馬の馬名が出そろっています。

また、中山記念を勝利したパンサラッサがドバイターフに挑戦する事が決まりました。

クラブ馬出走結果

アタビズム、完敗デビュー

シルバーステート産駒アタビズム(牡3)が、3月5日の未勝利(中山・芝1600)でデビュー。

レース前の更新からは、状態が落ち気味なので落ち切る前に使おうという感じのかなり消極的な出走経緯が感じ取られ、勝負気配は全く無し。
当然16頭中の14番人気と、人気も全く無し。

レースではスタートで若干騎手が立ち上がるような感じになり、立ち遅れたまま前に行けず(大きく遅れていた1頭を除いた)馬群の最後尾あたりを追走。
直線でもそのまま伸びる事は無く、ブービー15着でデビュー戦を終えました。タイムオーバーは回避。
一応馬群についていく事は出来ていましたが……。

成長が足りていないという見立てのようなので、未勝利戦がある内にどこまで……という感じ。

うーん、残り期間を考えると、次走で少しでも変わり身が見れないとなかなか厳しいかもしれませんね。

その他の話題

2歳馬の馬名、出揃う

という訳で、我が出資馬アスカビレン20にカグヤという名前が付いたのに加え、ウインアルエット20がコトヴィアと命名された事で、広尾の20年産馬の馬名が出揃いました。

まちかね太
まちかね太

みんな無事にデビューして、いっぱい活躍しておくれ。

パンサラッサ、ドバイへ

3月26日にドバイ・メイダン競馬場で行われるドバイターフ(UAEG1)に、パンサラッサ(牡5)が招待され、出走を受諾。

同厩のバスラットレオン(ゴドルフィンマイル(G2)挑戦予定)と共に、遥か中東の地へ遠征する事が決定しました。

もはや日本の競馬ファンには「パンサラッサ=大逃げ」という印象が焼き付いていると思いますが、果たしてドバイの地でも大逃げ戦法を取るのかどうか。

先のサウジカップデーで見た通り欧州の馬たちはハイペースでぶっ飛ばす展開(日本のミドルペースでも向こうには充分ハイペースでしょう)には慣れていないので、大逃げで幻惑させる手は大いにアリでしょう。

まあ日本馬にしたところでパンサラッサほどのハイペース爆逃げには慣れてませんがね。

半ば自分との闘いみたいな所もあるかとは思いますが、自分の形をやり切ってくれればもしかしたら大仕事もあるかもしれません

期待させてもらいたいと思います!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

次週の記事はこちら

広尾TC週報2022年3月13日

先週の記事はこちら

広尾TC週報2022年2月27日

なお、他クラブ出資馬の同週週報はこちら↓

ワラウカド

ワラウカド週報2022年3月6日

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