2月後半に出走した出資馬の内、個別記事を書けていないドリームクルーズ・ホルトバージ・ミーナティエルナ・レーヌドゥールの簡易版出走報です。
以下、出走の時系列順に簡単に感想を。
ドリームクルーズ・2/18 東京4R 3歳未勝利
ドリームクルーズ
(牝3・エピファネイア×パセンジャーシップ by ダイワメジャー)
美浦・戸田博文厩舎
ここまでの戦績:1戦0勝(0・0・0・0・0・1)
前走:11月26日・メイクデビュー東京(2歳新馬)(東京・芝1800)9着(→レース記事はこちら)中11週
結果
3歳未勝利(東京・芝1800・良)
ピーヒュレク(55)馬体重496
4着(16頭・8人気)
スケジュールの遅延を繰り返した末にようやく迎えた昨秋のデビュー戦の後、次走は2月の東京開催目標ということで放牧へ出ていました。
年が明けて1月半ばに帰厩。直後に球節に腫れが出るなどしましたが、以降は食いの細さなどは見せつつも概ね順調に調整。
一応は予定通りに2戦目の日を迎える事が出来ました。
レースでは出遅れ気味のスタート。そこから前に上がって好位を取れたものの、その際に掛かるような仕種も見せます。
直線に向いた際には進路もありませんでしたが、前が開くとジリジリ脚を伸ばして一時は3番手まで上昇。そこから3着馬の強襲には屈したものの、最終的にも4着に頑張りました。
未勝利終了まであと半年という時期的なものと調教師サイドのやる気の見えなさから、ここである程度の結果が出せなければ相当厳しいことになるのではないかと思っていましたが、スムーズさを欠きまくった中でのこの走りで今後への一筋の光明が差しました。
先日の近況ではレース直後のコメント以外では4ヵ月以上ぶりの調教師本人によるコメントもありましたし、多少は扱いが良くなることを期待しても良さそうです。
次走は中山のマイル戦を予定とのこと。まともに見てもらえるうちに、どうにか勝ち上がりへのメドを立てたいところ。
ホルトバージ・2/18 東京9R ヒヤシンスS(L)
ホルトバージ
(牡3・キンシャサノキセキ×プレインズウーマン by Zensational)
栗東・寺島良厩舎
ここまでの戦績:7戦1勝(1・1・0・1・1・3)
前走:1月8日・3歳1勝クラス(京都・ダ1800)2着(→レース記事はこちら) 中5週
結果
ヒヤシンスS(L)
(東京・ダ1600・良)
岩田望(57)馬体重468
8着(11頭・7人気)
初ダートの前走で2着とし、新たな可能性を見せたホルトバージ。前走直後は次は京都最終週のダ1900戦と言われていましたが、1月11日に宇治田原優駿ステーブルへと放牧後すぐに阪神2週目のダ1800戦目標へと変更。
そして1月31日の近況で、更に予定変更となりヒヤシンスSに岩田望騎手で向かう事になったと発表されました。実に寺島厩舎らしい経緯と言えるでしょう。
2月3日に栗東帰厩し、順調に調整を重ねてレースの日を迎えます。
ぶっちゃけ同日のフェブラリーSへの試走(寺島厩舎のキングズソードが岩田望騎手で出走)という側面が強いローテ変更だとは思いますが、ホルトバージが前走で先着した馬たちがその後活躍(ブルーサンとワイワイレジェンドが1勝Cを勝ち、ブルーサンはそのまま雲取賞も連勝)しているのを見れば、ホルトバージもダートならオープンで通用してもなんらおかしくはないはずとの希望は持っていました。
レースではなかなかのスタートを切り、先団直後に付けます。そのまま前を射程圏内に収めながら3~4角は外目をいい感じで通過し、直線へ。
しかしそこから伸びあぐねてしまい、前は交わせず後ろには抜かれ、8着で入線するのが精いっぱいという結果に終わりました。
後方待機した前走より前目に付けたのは事前の予定通りでもあったようですが、ペースが流れたこともあって脚が溜まらず、結果的に裏目に出てしまったようです。
この結果を受けてしばらくは1800m戦を中心に使っていくとの調教師コメントが出され、次走は中1週で阪神ダ1800戦に今村騎手で向かう事に。
そこはヒヤシンスS目標とされる前に元々の目標だったレース。ある意味予定通りとも言えますので、早速巻き返してくれることを願います。
ミーナティエルナ・2/19 浦和8R 4歳以上C2三四
ミーナティエルナ
(牝5・ドゥラメンテ×プレインズウーマン by Zensational)
船橋・新井清重厩舎
ここまでの戦績:16戦1勝(1・0・1・0・1・13)※うち地方(0・0・0・0・0・2)
前走:1月30日・王者の眼差し賞(C2)(川崎・ダ1500)6着(→レース記事はこちら) 中2週
結果
4歳以上C2三四(浦和・ダ1500・良)
笹川(54)馬体重456
3着(12頭・1人気)
南関東移籍後2戦して掲示板はありませんが、レース内容には前進も見られる中で迎えた3戦目。
新聞紙上での厩舎コメントはそう強気でもありませんでしたが、近走成績が安定しない馬ばかりのメンバー構成となったこともあって、押し出されての1番人気で本番を迎えます。
レースではまずまずのスタートから先団最後尾の5番手へと付け、3~4角で外から上昇して3番手へ。
しかしこの時点で既に手応えはいっぱいいっぱいという感じで、短い直線で前の馬を捉える余力はなく、しかし後方の追い上げは抑え切ってそのまま3着でゴールイン。
勝てるイメージは最後までありませんでしたが、それでも結果・内容ともに移籍後では一番良かったとは言えるでしょう。
勝負所で外に張ってしまったのが敗因として挙げられており、次走ではハミを変えて対応予定とのこと。
レース後は飼葉食いが落ちてしまったようですが馬体に問題はなく、3月後半の浦和開催に向けて進められていくようです。
レーヌドゥール・2/22 笠松3R 第44回安田ろろ誕生日記念(C8)
レーヌドゥール
(牝4・オルフェーヴル×クラリティーアイズ by キングカメハメハ)
笠松・笹野博司厩舎
ここまでの戦績:7戦2勝(2・2・0・0・1・2)※うち地方(2・2・0・0・1・0)
前走:2月7日・冬天の星特別(C1)(笠松・ダ1400)2着(→レース記事はこちら) 中1週
結果
第44回安田ろろ誕生日記念(C8)
(笠松・ダ1400・重)
渡邊(54)馬体重464
1着(6頭・1人気)
前走は強い相手とのマッチレースに敗れて2着でしたが、C8級で相手も軽くなり、取り消しもあって出走頭数も6頭となった今回のレースはほぼ勝ち確。
ただしパドックでの馬体はガレ気味に見え、状態面では決して良くも無さそうなので、油断大敵ではあります。
レースでは躓き加減のスタートとなったものの、それでも楽に先手を奪って注文通りの逃げの手に出ます。
しかし3角ではもう後続に並びかけられてしまい、一時は完全に馬体を併せる形に。
そこから鞍上の檄に応えて再び差を広げていき、直線に入る頃にはセーフティリードを確保。
最終的には2着馬に6馬身差を付けて圧勝となりました。
圧勝とはなりましたが勝負どころの手応えは悪く、地力頼みの危うい勝利だったように思います。
レース後の調教師コメントなどを見ると、やはり体が減ってきたのも堪えている様子。
その後、左前の膝裏に腫れが見られるということもあって、2月26日に名張ホースランドパーク内きおりステーブルに放牧に出されています。
ゆっくり体調を回復して万全の体制に戻して貰えれば。
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
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