こんにちは、まちかね太です。
6月2日の東京3レース・3歳未勝利(芝1400)に、DMMバヌーシーでの出資馬ドリームクルーズが出走しました。
2月に戦列に戻ってきてから順調に出走を続け、4→3→2→2着と勝利までもあと一歩。完全に順番待ちと言える状態です。
しかし未勝利戦実施期間もあと3ヵ月。ずっと在厩で続戦していることもあり、次を落とすとローテが難しくなりそうなのも事実。
そうそう余裕がある状態でもありません。
そんな中で陣営が勝利を掴むために取った方策は距離短縮。これがどうにかいい方向に出て欲しい!
ここ必勝!
以下、ここでなんとか決めて欲しいと願いながら見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・ドリームクルーズ
ドリームクルーズ
(牝3・エピファネイア×パセンジャーシップ by ダイワメジャー)
美浦・戸田博文厩舎
ここまでの戦績:5戦0勝(0・2・1・1・0・1)
前走:5月4日・3歳未勝利(東京・芝1600)2着(→レース記事はこちら)中3週
レースまでの状況
前走は逃げを打ったことが結果的には若干裏目に出た感じで、ギリギリ2着をキープという結果。
それでもスタートを安定して出られるようになっての2走連続連対という事になり、未勝利クラスでは確実に上位の力があることを示してくれました。
1月19日に美浦帰厩してからずっと在厩での4戦目でもありましたが、レース後もダメージは感じられず獣医師所見でも何も無かったという事で、更なる続戦が決定。
なんたるタフネス!
……というより、レース後すぐにリラックスして馬運車に乗っていたりして全力で走っていない疑惑が掛けられていますw
しかし、物事に慣れるまでに時間がかかる面があったドリームクルーズがそのような態度を取れるほど競馬に馴れてくれたというのは、精神面の成長と言って差し支えないでしょう。
実際メンタル面は安定し、それに伴ってか飼葉食いも旺盛。
牝馬には気性問題や馬体維持に汲汲とする馬も多く見られる中、出資者側のメンタルも安定させてくれるのはありがたい限り。
そうは言っても在厩のままでの連戦続きが楽な訳も無く、未勝利戦実施期間の残りを考えると勝ち上がりまでにこれ以上の時間は掛けたくないというのもホンネ。
そんな中で陣営が選んだ次走は、6月2日の東京芝1400戦。
鞍上の意見も参考にしての距離短縮とのこと。
ここまでのレース後コメントではむしろ「距離延長にも耐えられる」という内容のものが多かったので、やや意外な選択。
ですが、自分はこの馬への出資時にはエピファネイア産駒というよりダイワメジャー直仔のような感覚で決めたので、自分的初心に立ち返れば決して悪くはない方向性。
不安ももちろんありますが。
なお巷ではダート転戦を推す声もそれなりに大きかったようです。
出資時にはもう一つ、立ち繋ぎなのでダート向きかなとは自分も思っていました(要するに距離も含めて母方の特徴を強く出している馬だと思っていた)が、芝で勝ち上がり目前の現時点で敢えてダートに転向する必要は無いとも思っているので、芝での継戦になったのは個人的に安心材料。
メンタルが成長してきたとはいえ初物に弱いドリームクルーズがレースでの初ダートにいきなりから上手く適応できるかは結構なギャンブルになりますし、万が一未勝利実施期間内に勝ち上がれなければ地方転出などでイヤでもダートを試す機会はあるでしょうから。
まあ未勝利期間内に
勝ち上がってくれるはずですが!
ともかくもドリームクルーズはその後もトラブルなく調整を重ね、無事に目標のレースの日を迎えます。
この時期の芝短距離の未勝利戦という事で当然ながらフルゲートとなり、18頭がたった一つの勝ち上がり枠を争う事に。
ただ、ドリームクルーズにとっては幸いにもメンバーの総体レベルは決して高くも無さそう。
ここでの最大のライバルとなりそうなのは前2走同じ東京芝1400の舞台で2→3着、鞍上モレイラで勝負気配プンプンのハニーコム(父シルバーステート)となりますが、他の出走馬にはあまり安定して上位争いをしているタイプの馬はいません。
実績的には中距離戦で掲示板前後の常連となっているレッドライトニング(父エイシンフラッシュ)や、休み明けの前走で新潟芝1200戦を4着してきたアオイメルスイ(父サトノダイヤモンド)、2走前に小倉芝1200戦で3着しているオキャン(父カリフォルニアクローム)などが続く形となるのでしょうが、実質ドリームクルーズとハニーコムの一騎打ちと見えるメンバー構成ではないでしょうか。
チャンスチャンス!
枠は7枠14番に決定。勝率は低めに出ている枠ですが複勝率は逆に高めで、力があれば問題は無いでしょう。
偶数番なのも利点。
エピファネイア産駒の過去3年コース実績もまた勝率はともかく複勝率は悪くないパターン。
横山武史騎手の過去3年実コース実績は今回のメンバー中では上位。
前走では逃げて長い直線の前に涙を飲みましたが、枠番的にも今回は逃げずに先行馬を外から見る位置に付けて、スッと抜け出す形を取れれば理想的。
元々逃げ一辺倒の馬では無いですし、距離も短縮したので自然とその形になってくれないかなあ。
まあ結果が出るなら逃げ切りでも差し切りでもなんでもいいのですけども。
なんでもいいので
とにかく勝利を!
千載一遇の好機、今度こそ勝ち上がるぞ~!
レース内容
当日3レース時点の天候は曇り、馬場は稍重。なんだかんだここまで5戦全て良馬場で走ってきたドリームクルーズ、この馬場がいい方向に出てほしいところ。
馬体重は496キロで、2月の復帰戦以降今年の5戦全て同じ体重という事に。パドックでの歩様も安定しているように見えます。
人気はやはりハニーコムと争う事になり、最終的にはドリームクルーズが2.5倍で1番人気、ハニーコムが2.8倍で2番人気。レッドライトニングが5.2倍で続きますがその下は17倍を超え、上位馬に人気が集中する形となりました。
本場馬入場、輪乗りも滞りなく進み、ゲート入りもスムーズ。大外ベストイズアスクもすんなり収まり準備完了。
ゲートオープン!
ドリームクルーズ、まずまずのスタートを切るも好発という程でもなく、ダッシュを決めた内側の馬たちにはやや遅れを取る形。
いや悪くは無い!
外枠から無理なく先団を見る形に付けられるなら、これはこれで……と思った途端、鞍上が気合を付けてグーッと外から上がって行くドリームクルーズ!
ええ?
まさかハナを取り切るつもりなのか?
それは悪手では?
と焦りましたがコーナー手前で逃げるスコアの外から2番手まで上がったところで上昇停止。そのまま番手でコーナーへ入っていきます。
一方、最大の難敵ハニーコムは中団後方あたりに構えた模様。
3~4コーナーはそのままスコアから1馬身ほど遅れての単騎2番手をキープして通過し、いざ勝負の直線へ!
スコアからの差は変わらず1馬身。ドリームクルーズの後ろには1馬身ほどの差でアオイメルスイやマンマミーアが続き、ハニーコムはまだ中団ですが大外に持ち出しての追撃態勢。
残り400、相変わらずスコア先頭。ドリームクルーズとの差はなかなか詰まらず、相手の手応えも充分そう。
んん!?
あれ、これ大丈夫か?
ちょっと不安になりましたが、よく見ればジワジワとでも差は詰まっているか。
残り200、スコアがまだ先頭。しかしドリームクルーズもその後ろ脚を捉え、並んでいきそうな勢い。
このまま行けばスコアは交わせそう!
一方後続との差は2馬身。最内からスルスルとプエラリアチェコ、フラフラヨレながらも食い下がってくるアオイメルスイ、その外目からはオキャン。そしてその後ろ、更に大外からハニーコムが脚を伸ばして来た!
各馬の勢いもなかなかですが、残り距離を考えるとドリームクルーズ優位か?
行けー!
残り100手前、ドリームクルーズが遂にスコアに並びかける!
しかしすぐ後ろのアオイメルスイにもムチが入り、点火! この勢いはマズい、
あっ!?
が、ここでドリームクルーズが外へ膨れ、迫ってきたアオイメルスイはクビを外に向けて減速!
ドリームクルーズも減速したように見えましたがすぐに立て直し、粘りに粘るスコアをゴール前で交わし切り、ドっと押し寄せてきた後続各馬の追撃も抑え切って見事先頭でゴールイン!
やったー!
……が……
案の定審議ランプが点灯。
ただし加害馬はスコアで、ドリームクルーズとアオイメルスイが被害馬。スコアがヨレた余波でドリームクルーズが膨れてしまった模様。
それでも結果が出るまではドキドキハラハラでしたが、数分後に審議終了。
優勝はドリームクルーズ!
良かったああ~~~
クビ差の2着はスコアとアオイメルスイが同着。更にハナ差の4着がハニーコム、アタマ差5着がオキャンという結果で確定しました。
結果
3歳未勝利(東京・芝1400・稍重)
横山武(55)馬体重496
1着(18頭・1人気)
所感
ともかくよくやりました!
ライブ観戦時はドリームクルーズが斜行したと思ってビックリしましたが、パトロールビデオを見ると完全に巻き込まれ事故ですね(鞍上は別件で戒告を受けてはいますが)。
それでもアオイメルスイはかなり伸びそうだったところで出鼻を挫かれる形になったので(そもそも自身がフラフラしていたのも影響が大きくなった一因にも見えますが)玉突きとはいえ申し訳ない気持ちもありますが、これも競馬という事でご容赦。
無論ドリームクルーズ自身については、ゴール前の不利を跳ね返してきっちり最後まで伸びて勝利を掴んだド根性に称賛あるのみです。
おめでとうありがとう!
レース序盤に前に出して行った時には最後まで脚が持つのか心配しましたが、杞憂でした。
距離短縮を進言して図に当たったことも含め、横山武史騎手のファインプレーに感謝。
順当勝ちの範疇ではあるでしょうが、夏に入る前に未勝利を脱出できたのは大きい。
馬自身にはまだ緩いところもあって未完成ということなので、今後の成長が楽しみです。
もちろん長期在厩で絶妙な調整をしてくださった戸田師はじめ厩舎スタッフの皆様、育成先関係者の皆様、クラブ関係者の皆様のご尽力にも大いに感謝いたします。
ありがとうございました!
正直2歳時の扱いは放置に近いものを感じて(特に初入厩前後)わだかまりもあったのですが、こうまでしてもらえるともうそんなことは言えませんね。
これからもよろしくお願いいたします!
さてレース後も馬は無事なようですが、さすがにここらで一度リフレッシュを入れるとのことで、この後は山元トレーニングセンターに放牧の予定だそうです。
ゆっくりしてきてね!
次走予定はまだ決まっていませんが、どういう進路を取るにせよ1勝したので余裕を持って見守ることが出来ることになりました。
これからどんな航路を選び、どんな風景を我ら出資者に見せていってくれるのか。
凪の日々を終え、ここから始まる夢の航海。
存分に楽しませてもらいます!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)