2023年6月3日から7月11日までの2歳・1歳出資馬の近況まとめです。
我がチームの2歳世代はこれまでの世代と比べて育成が順調で、6月7日には地方出資馬のトレベルオールが、7月1週目(1・2日)にはアンモシエラ、リヤンイヴェール、レイデラルースが立て続けにデビュー。
結果は残念なものが多かったですが、この時期ならいくらでも修正は利きますし、まずは素直に早期デビューを喜んでおきます。
7月にはホルトバージのデビュー予定もあります。また、新たにヴィレムとドリームクルーズが本州に移動しました。
一方、順調さを欠く馬もちらほらと出てきてはいますが……。
というわけで以下、出資馬たちの近況確認です。
2歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です。
広尾サラブレッド俱楽部
リヤンイヴェール・アンモシエラがデビュー。ともに人気サイドながら勝つことは叶いませんでしたが、まずはめでたし。
アスロス・パリッドキャリアには頓挫がありましたが、アスロスのほうは既に通常運転に戻っています。
リヤンイヴェール(美浦・栗田徹厩舎)牝・未勝利

6月21日に函館競馬場へ移動し、7月2日の芝1800新馬戦でデビュー。5頭立ての少頭数とはいえ堂々1番人気での出走となりましたが、レースでは細かな不利が重なったこともありタイム差なしの3着に惜敗しました(→レース記事)。
レース直後はリフレッシュ放牧も選択肢に上がっていましたが、その後馬の状態に問題はないということで、中1週での続戦が決定。
7月15日の芝1800戦で改めて初勝利を狙うことになりました。
デビューまでのスケジュールからも疲労があってもおかしくない頃ではありますが、500キロを軽く超える馬体を誇るだけに叩いての上積みも大きいはず。
今後を楽にするためにも願わくばここで決めてほしい!
頑張っておくれ!
アンモシエラ(栗東・松永幹夫厩舎)牝・未勝利

6月2日にゲート試験に合格すると、そのまま在厩でデビューを目指すことになり、7月1日の中京ダ1400新馬戦に出走。
2番人気に推されましたが出遅れ気味のスタートとなり、直線も伸び切れず6着に敗れました(→レース記事)。
陣営は距離が短かったとの判断を示しています。
レース後の反動はなかったとのことですが、入厩から直接デビューまで来たことなども踏まえ、成長促進も兼ねて7日にチャンピオンヒルズへリフレッシュ放牧に出ました。
レース記事にも書きましたが、次走延長は当然として個人的には出やすい状況のうちに芝を試してほしいところなのですが、どうなるか。
なんにせよ次走前進を!
パリッドキャリア(栗東・清水久詞厩舎)牡・未入厩

吉澤ステーブル在厩。
6月9日の近況で、「リフレッシュ期間を設けてあげたところ、緊張の糸が緩んでしまったのか、かえってトモなどの踏み込みを硬く見せるようになりました」ということで筋肉注射が施されましたが良化せず、23日の近況で検査の結果右前深管を気にしている為2~3週間休むという報告がありました。
最新7月7日の近況では右前の状態も落ちつき、騎乗調教を再開したと報告されているので幸い大事には至らなかったようです。
しかし、まだ本格的な調教再開とまではなっていないようなので、デビューは相応に遅れそう。
CC型ということもあって早めの始動を期待していた身としては誤算ではありますが、無理をしても意味はないので仕方ありません。
早めに万全の状態に戻れますように。
アスロス(栗東・矢作芳人厩舎)牡・未入厩

シュウジデイファーム在厩。
6月9日の近況で右前球節に疲れが出て小休止しているという報告がありましたが、次の23日近況ではすでに回復してBTC入りを再開。最新7月7日の近況時点ではすでに通常メニューを普通にこなしているようです。
レイデオロ産駒はどうも気性面に問題を抱えている馬が多そうですが、アスロスも「いつも全開といったタイプでガーッと止まらずに行こうとします」「口や耳が敏感なタイプで頭の位置が高くなりやすく、コントロールが難しいタイプ」と、例に漏れずといった感じ。
以前から怪しい雰囲気はありましたが、調教が進んでいくにつれてさらに顕在化していっている印象もあります。
大丈夫かいな。
7日の近況では比較的操縦性が良かったということで「少しずつですが良い方向に進みつつあるのかもしれません」という話ではありますが、この言葉だけを見ているとヤバげなイメージしか抱けません。
馬具での修正も功を奏さなかったようですし(結局「シンプルが一番いい」とは「お手上げ」ということですよね?)。
しかし頓挫からの回復後は順調であるのは間違いないようなので、どうにかこの気性がいい方向へ向くことを祈って。
なにとぞ……。
ワラウカド
キングズロアは早期デビューを回避し一旦北海道へ。入れ替わるようにヴィレムが本州へ移動しました。
カポデテュティカピ、フラーハはファンタストクラブで順調に調整中。
カポデテュティカピ(栗東・矢作芳人厩舎)牡・未入厩

ファンタストクラブ在厩。
ウッドチップ坂路等で順調に調整中。馬体中520キロ(7月7日近況)。
特に特筆することもなく至極順調。近日中に矢作調教師が馬見に来られるようなので、今後の展望が示されるかもしれません。
キングズロア(栗東・藤原英昭厩舎)牡・新馬

ゲート試験にも合格済みですが、福永技術調教師に「デビューを急がず、もう少ししっかりさせた方が良い」という意見を出されたこともあり、避暑も兼ねて北海道のファンタストクラブで1~2か月程度乗り込む方針となりました。
6月中旬には移動する手はずでしたが、出発直前に左前脚に腫れが見られたため延期に。ミスステップで軽く捻ったような症状ということで、エコー検査などでも異常はなく、腫れもすぐに引きはしたものの、様子見のために移動は7月7日までずれ込みました。
大きな問題にはなりそうもないのは良かったですが、3週間ほどスケジュールが後ろ倒しになったのは地味に痛い。
当初の予定通りなら札幌開催後半くらいにデビューすることも望めるかなと思っていましたが、これは下手すると10月以降まで待たざるを得なくなるかも……。
これ以上のアクシデントはナシで!
出来れば9月くらいにはデビューしてほしい!
ヴィレム(栗東・藤原英昭厩舎)牡・未入厩

6月13日にファンタストクラブを出発し、吉澤ステーブルWESTへ移動。
熱発などもなく無事に到着し、ファンタスト在厩時に比べて20キロほど減った馬体も順調に回復していっている様子。
到着後1週間ほどで乗り出しを開始した後は外厩サイドからはかなり高い評価を貰っているようで、「乗り出した時の印象では非常にレベルが高い馬だと感じました」「体幹だけでスピードに乗れているので潜在能力は高い」「速いところに行っても印象は変わらず良い乗り味」と毎週なにかしらお褒めのコメントがあり、べた褒めといってもいい状況。
楽しみが
いや増しますなあ!
まあ藤原師は「馬格がある分緩さは見られます」と冷静なコメントですが、それなりに期待はしてもらえているようです。
準備が整えば入厩してゲート試験までは進めるというプランのようなので、夏バテしないように頑張っておくれ。
フラーハ(美浦・嘉藤貴行厩舎)牝・未入厩

ファンタストクラブ在厩。
順調に調教を重ねています。ここまでのコメントを見る限りでは「頭が高い走り」「口が力む」などの問題点はあるようですが、それらは徐々に良くなってはいるような様子。
最近は毎週のように「背腰に疲れがある」という言葉が近況に登場するのが少し気になりますが……。
不安もありますが、調教パートナーのサクソフィーナが本州に移動しましたし、フラーハもそろそろ次のヴィジョンを見せてほしいところではあります。
前は「夏くらい」という調教師コメントが出ていましたが、今北海道では夏デビューには間に合わない可能性が高そう。
そろそろ展望だけでも……
YGGオーナーズクラブ
道営のトレベルオールがデビューの先陣を切りましたが、まさかの暴走競走中止。コスタドラーダは体質不安が続きます。
しかし、ホルトバージは入厩後すぐゲート合格しデビュー目前、スウィープフィートも回復してきたようなので予定通り小倉デビューには間に合いそう。
ホルトバージ(栗東・寺島良厩舎)牡・新馬

6月26日に入厩し、29日にはもうゲート合格。その後も問題はないので、そのままデビュー戦に向かうことに決定しました。
目標は7月16日の芝1600戦。鞍上は厩舎所属の今村騎手を予定されています。
個人的には函館や小倉の2歳Sで活躍してくれることをイメージして出資した馬なので、1600でのデビューは若干解釈違いではあるのですが、この距離をこなせれば大きいのは間違いないので否やもありません。
調教もそれなりに動けているようなので、期待しています。
鞍上は姉ミーナティエルナとは正直言って手が合っていないと思いますが、その分も弟で返してくれれば。
頼んまっせ!
スウィープフィート(栗東・庄野靖志厩舎)牝・新馬

宇治田原優駿ステーブル在厩。
疲労と気性に気を遣われて6月いっぱいは軽めの調整で終始していましたが、小倉開催デビューに向けて7月から速め調教も再開されています。
気性面は不安残しではあるものの体の状態は良くなってきているようで、今のところ問題はなさそう。
スワーヴリチャード産駒が続々と勝ち上がっている流れにスウィープフィートも乗ってほしいものです。
まずはデビューへ!
コスタドラーダ(栗東・牧浦充徳厩舎)牡・未入厩

森本スティーブル在厩。
DDSP症状が強く出ていて調教のペースが上げられない上、再び左前深管に痛みが出てきたとのこと。
レントゲン検査では相変わらず異常はないとのことですが……。
ちょっと厳しい状況……
トレベルオール(北海道・佐々木国明厩舎)牡

6月7日のフレッシュチャレンジに2番人気で出走しましたが、ゲートでさんざっぷり手こずらせたうえで出遅れ、挙句3コーナーで外ラチヘ一直線に逸走し騎手を振り落として競走中止(→レース記事)。
戦前から気性や距離への不安はありましたが、斜め上すぎる結果になってしまいました。
幸いにも人馬に大きなケガはありませんでしたが20日間出走停止のペナルティを受け、その間に佐々木師はどうにかまともにレースができるように模索。
鎮静剤投与、パシュファイヤー着用、枝付きリングハミ装備、その他道具も使って6月27日のゲート試験再試にどうにか合格し、7月3日の能力試験(800m)ではゲートも出て(入るまでは苦労したようですし、ゲート内で立ち上がってしまったようですが)ギリギリ逃げ切る形で1位合格。
なんとか形は整い、次は(おそらく7月20日の)1100m戦を予定しているとのこと。
鎮静効果のあるサプリメントを飼葉に混ぜて多少効果も出ているそうです。次はまともにレースができますように。
話はそれからだ!
DMMバヌーシー
デビューを迎えたレイデラルースは惨敗、シャンパンポップは歩様異常となってしまい、にわかに暗雲立ち込めてきた状況。
そんな中でドリームクルーズが北海道から本州に移動したことだけが朗報。
レイデラルース(美浦・手塚貴久厩舎)牡・未勝利
7月2日の福島芝1800新馬戦でデビュー。事前に報道でも結構取り上げられ、最悪の大外枠ながら1番人気で迎えたレースでしたが、ほぼ回ってきただけの12着に惨敗してしまいました(→レース記事)。
アスロスの項でも触れましたがこの馬もレイデオロの仔らしく気性に大きな不安を抱えているのはわかっていましたが、期待していただけに残念な結果。
まあ今回の結果は気性面というより単純に若さが出た(何をしていいのかわかっていなかった)面が大きそうではありますが。
仕上がり状態もレース前とレース後では(もしくは厩舎と外厩では)だいぶ言っていることが違う状況なのでイマイチ信頼性には乏しいですが、状態面にも問題はあったのかもしれません。
修正には時間を要しそうですが、個人的にはそもそも今回のレース条件が合っていなかったようにも思うので、気性面を多少なりと矯正してからより適性に近い条件に使ってもらえれば巻き返しは普通にできると思います。
適性を見つけるのがムズい
というのはあるでしょうが……
まあ次走は秋以降になりそうな感じもするので、じっくり立て直して変わり身を見せてくれれば。
シャンパンポップ(栗東・武幸四郎厩舎)牡・新馬
函館デビューも考えられているほど順調でしたが、寝違えで額を切ったり歩様が悪化するなど6月半ばにアクシデントが続発。
特に歩様は深刻で良化の兆しが見えず、態勢を整えなおすためノーザンファームしがらきに放牧に出されました。
状況次第では北海道に戻ることもありうる様です。
先月までは非常に順調だったのですが、あっという間にこんなことに……。
悲しき……
大事に至らなければ良いのですが……。
ドリームクルーズ(美浦・戸田博文厩舎)牝・未入厩
6月半ばに山元トレーニングセンターに移動。当初は馬体が減ってしまったようですが、乗り込みながらも順調に回復して飼い食いも良くなり、今はまったく問題なさそう。
そろそろゲート試験のために入厩する可能性もありそうです。
このまま順調に!
1歳出資馬たちの近況
以下、各馬の現況への所感です
広尾サラブレッド俱楽部
新たにディメンシオン22・レトロクラシック22に出資しています。
ゴッドフロアー22(栗東・矢作芳人厩舎)牡

木村秀則牧場在厩。
昼夜放牧により管理中。動画や写真ではマッチョっぷりがさらに際立ってきたように見えます。
1歳馬とは思えない迫力。
シンボリバーグ22(栗東・矢作芳人厩舎)牡

シンボリ牧場在厩。
昼夜放牧により管理中。「幅感やトモの筋肉などはすごい馬です」ということなので、こちらもマッチョへの道を歩んでいくのでしょうか。
イケメンはキープしておくれ。
ディメンシオン22(栗東・藤原英昭厩舎)牡

様似木村牧場在厩。
新規出資馬。すでに満口と、かなり人気を集めています。
正直サイズ面にかなり不安はあるのですが、イチかバチかはこの趣味の常ということで。
上の2頭よりはだいぶ幼い顔立ちにも見えるので、ここから体の成長を見せていってほしいなあ。
おっきくなれよ!
レトロクラシック22(美浦・奥村武厩舎)牡

様似木村牧場在厩。
新規出資馬。こちらも若干サイズ面に不安はありますが、以下同文。
出来れば最低でも兄ドンカルロくらいにはなってほしい!
おっきくなれよ PartⅡ!
全体の所感
結果は振るいませんでしたが7月1週目に3頭もの出資馬がデビューしてくれたのはとてもありがたいことです。
ここまで私の出資馬で最も早くデビューしたのは21年7月25日のアリシアン(4着)だったので、1か月近く更新してくれました。
徐々に頓挫も増えて来はしていますが、現3歳世代の昨年の悲劇的状況に比べれば程度的にも随分とマシ(特にワラウカド勢)なので、このまま年内に多くがデビューできることを願います。
年明け以降のデビューで勝ち上がった馬は自分の出資馬にはいまだ1頭もおりませんので、それは回避してほしい……。
シャンパンポップとコスタドラーダ以外はなんとかなりそうに思いますし、暑いですが皆頑張ってほしい!
そして1歳馬も、広尾に続きYGG、DMM、ワラウカドと新規募集が続いていきます。この時期が一番楽しいかもしれません。
今年は全体の出資馬をちょっと少なくしようと思っているのですが、それでも予算内で欲しい馬には出資しつつ目論見通りの数をそろえられるか、計画性が問われる季節になってまいりました。
頑張って馬代金をひねり出すために節約しなければ……。
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報は広尾サラブレッド俱楽部様・ワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ております。公式HPの写真等は使用しておりません)
