YGGオーナーズクラブ 一口馬主

ミーナティエルナ、まずは無事復帰(YGG出資馬出走報)

ミーナティエルナ、まずは無事復帰

こんにちは、まちかね太です。

5月1日の阪神2レース・3歳未勝利(ダ1200)に、YGGオーナーズクラブでの出資馬ミーナティエルナが出走しました。

栗毛の馬体と、私が競馬を見始めたころに活躍していた曾祖母Disputeの名に魅かれて、YGG初出資馬(ライト会員)として出資したのがこの馬。

たまたまクラブ公式HPを見た時にTwitterに載っていた、当時当歳のオルフェーヴル産駒クリコ(クラリティーアイズ20、現在の競走馬名レーヌドゥール)に出資したいなあと思い、彼女が募集されるまでの間にクラブの雰囲気を掴みたいと思ってお試しのような感覚で出資した馬になります。

まちかね太
まちかね太

結果、クラブの満足度はかなり高いです。

YGG、なかなかいいクラブですよ。
私はサブクラブにしてますが、1頭の出資馬と長く付き合いたくて、かつ地方競馬での運用に抵抗がない方にはオススメだと思います(逆に、走らない馬は早々に見切り、中央競馬にあらずんば競馬にあらずという志向の方には致命的なまでに向いていませんが)。

さて、肝心のミーナティエルナに関してですが、彼女は明らかに体が小さい馬なので、正直大成することまでは期待していませんでした。
1歳年末に410キロそこそこしかない状況だったので、最初は出資するかも迷いましたからね。

期待していたのは比較的早めにデビューして、細く長く走ってくれることです。
ですが血統的には見るべきところも多くあるので、一発あってもおかしくないとも思っていました。

そしてミーナティエルナ、目論見通り昨夏の新潟でデビュー。
この世代の私の出資馬としては広尾のアリシアンに次ぐ早さだったので、その時点で目標の一端は達成できたとも言えます。

数を使っていくタイプの調教師である寺島良師の元に預けられたミーナティエルナはデビュー後短期間に出走を繰り返し、8月1日のデビューから10月17日までの2か月半で、勝てないながらも5走を重ねてくれました。

が、中1週続きだった5走目の未勝利戦後に右前膝の橈骨遠位端を剥離骨折。

以降療養に入り、今回のレースが昨年10月以来の復帰戦となります。

後述しますが明らかに調教量が足りていない状態なので、今回に関してはまずは無事にレースを終えてくれれば、という状況

まちかね太
まちかね太

実戦が調教代わりってヤツでしょうな。

ですが、このレースの直前にワラウカドで出資しているミレーレが戦線を離脱することになったので、その分まで頑張ってほしいと勝手に期待。
所属クラブから何から2頭に共通点はまるで無く、同じなのは栗毛牝馬という事くらいしかありませんが。

まちかね太
まちかね太

我が出資馬同士なのも何かの縁には数えられるでしょうし。

リタイアしたチームメイト(私基準)の為にも頑張っておくれ。

という事で、以下、レースのレポートです。

出走馬プロフィール・ミーナティエルナ

ミーナティエルナ

(牝3・ドゥラメンテ×プレインズウーマン by Zensational)
栗東・寺島良厩舎

ミーナティエルナ公式220415

ここまでの戦績:5戦0勝(0・0・1・0・1・3)

前走:21年10月17日・2歳未勝利(牝)(阪神・ダ1200)5着 中27週

レースまでの状況

昨年10月17日の牝馬限定未勝利戦(阪神・ダ1200)を5着した後、右前膝の橈骨遠位端を剥離骨折してしまったミーナティエルナ。

10月22日に手術は無事終了。見舞金が6か月で確定したので、順調に回復した場合の復帰は4月以降の予定となり、10月29日に三重ホーストレーニングセンターへ放牧に出ました。

12月の頭には引き運動を開始。
12月末にウォーキングマシンでの運動開始。
年が明けて今年の1月末には騎乗調教を再開し、以降キャンターでの乗り込みを徐々に距離を伸ばしながら続けていきました。

1月ごろに若干骨膜が出かけたり、ペースを上げると飼い葉食いが悪くなったりする面はあったようですが、概ね順調な経過を辿ってきていたと思っていいでしょう。

そうして普通に乗り込みが進められるようになったので、本格的に復帰に向けたトレーニングを開始する為、3月26日に宇治田原優駿ステーブルへと移動。

当初、調教中に自分で蹄をぶつけてしまい、調整のペースダウンを余儀なくされてしまうというアクシデントもあったものの、4月半ばには15-15をやれる状態まで戻ってきました。

そして4月19日に栗東・寺島厩舎に帰厩、となりましたが、

まちかね太
まちかね太

ちょっと早くね?

いや、入厩させてもらえるのはありがたい。大変ありがたいんですけど、宇治田原に3週間しか居ませんでしたが……。
そのうち初期はアクシデントで調教が進んでいないので、きちんと追えたのはいいとこ2週だったような。

半年も休んでいたのにこの状態で大丈夫かいな。

とはいえ、外厩ではなく厩舎(栗東トレセン)で仕上げてくれるというなら、別段問題はありません。

4月21日にはさっそくCWコースで荻野琢真騎手を背に追い切りを敢行し、終い11秒台で上がってみせてくれました。

調教師によると「休み明け感がないというか、まあちょっと気の入りやすい馬で体も仕上がっちゃってるような感じ」という事で、あと2週間ほど追い切りをかけてから中京もしくは新潟のレースで復帰するというおおよその目算が披露されました。

が、27日の更新で、予定を早めて5月1日の阪神ダ1200戦に出走することに決まったとの発表が。

まちかね太
まちかね太

むっちゃ早くね?

宇治田原でまともな調教を再開してから1か月も経っておりませんが、大丈夫かいな

一応時計は出ているようですが、最終追いはポリトラック。時計を鵜吞みにはできません。

ですが、調教師コメントを読んでみると、そもそも最初から勝ち負けを、というニュアンスではありません。

「先週追い切ってから、気性的に我慢が効かないというか結構テンションが高くなってしまっている」
「ガス抜きではないが、長期休養明けにしては本数が少ないものの、今週使う方が来週まで待つよりも良いのかなと思っている」
「今週使ってこの後の新潟に繋げられると良い」

という事で、要するに今回は久々のテンションを落ち着けるための叩き台であるという事ですね。

追い本数が足りていないことは百も承知の上で、状態を上げるために使うレースであると。

つまり、実戦が調教代わ

「動き自体は悪くない」「今回いきなりから動けそうな感じ」というコメントもあるので、完全に勝負を捨てているわけではないのでしょうが、まあ今回は最良の結果を期待するのは少々酷かなあ、というのが事前の状況からの偽らざる感想。

更に、これまでミーナティエルナがダートで戦った3戦はいずれも牝馬限定戦でしたが、今回は牡馬混合戦という条件面での不利もあります。

そんなわけで、正直あまり期待感のないままにレースの確定メンバー16頭を眺めたところ……。

まちかね太
まちかね太

……もしかしてソコソコやれそう?

他の出走馬たちには大変失礼ながら、メンバーレベルが低い

明確に勝ち負け級なのは前2走ダ1400m戦で2→3着と来ているリッキーヤスオカ(父コパノリッキー)、ダ1600mの新馬戦で2着した後、休み明けのダ1700m戦を1番人気(7着)してきたワンダーウィルク(父ザファクター)くらい。

他は掲示板級や安定していない馬ばかりで、上位2頭にしても1200の距離がどう出るかは未知数な部分もあり、盤石とは言い切れない。

ミーナティエルナの実績は、このメンツの中ではむしろ上位層に入るでしょう。
ここまでの過程は明らかに凡走パターンですが、相手のレベルを考えると掲示板くらいはあってもおかしくない

まちかね太
まちかね太

あわよくば複勝圏内もあり得る?

上位2頭のどちらかが凡走して、かつ展開が向くようならそういう事もあるかも。

というわけで俄然色気が出てきたこのレース、ミーナティエルナの鞍上を任されたのは厩舎所属のルーキー・今村聖奈ジョッキー。

以前ワラウカド出資馬セルフエスティームのレース記事でも書きましたが、今村騎手が寺島厩舎所属と発表された時点でミーナ・セルエス両頭の主戦は彼女だと思っているので、起用に対する不満はありません。

ただ、小柄なミーナティエルナに4キロ減は本来いいはずとは思うのですが、ここまでの5戦中、減量騎手の乗った3回はいずれも出遅れ・詰まり・レース中の不利などを連発して掲示板外に終わっており、もしかすると新人騎手にはそもそも扱うのが難しい馬なのかもしれません

そういう意味での不安はあります。

また、父ドゥラメンテは短距離での成績が良くはなく、この阪神ダート1200mでは産駒がのべ29回走っていますが0勝。3着以内も2回だけと、お世辞にも向いているコースとは言えません。
まあ、ミーナティエルナ自身が前走このコースで5着しているので、そこまで適性外という事はないでしょうが。

枠は5枠10番、これはこのコースでは好枠です。

騎手・血統・枠を見ての全体的なレースの施行条件的には、やや不可よりの可、という感じでしょうかね。

あわよくば……とは言いましたが実際問題そこまで甘くはないでしょうが、それでもあわよくば掲示板が欲しい。

優先権が取れれば次のレース選択がだいぶ楽になりますからね。

が、そんな色気よりも前に、今回は骨折からの病み上がりという事を忘れてはいけません

まちかね太
まちかね太

まずは無事にレースを終えてくれますように。

それこそミレーレの件があったばかりですからね。

とりあえず、まずは無事に。

レース内容

前夜に降った雨は2レース時点で収まってはいたものの、ダートコースのコンディションは不良。

ミーナティエルナの馬体重は、半年前と変わらない426キロ。
「成長していないというか……」という調教師コメントの通り、残念ながら馬体は増えていませんでした

そしてパドック・地下馬道とチャカつきも目立ち、確かにテンションは高そう。

こちらも残念ながら、特に状態が良いようには見えませんでした。

しかし人気はそれなりに上位で、最初は3番人気くらいの位置にいました。

まあ、出資者でもなければ故障明け後まともな調教を積んだ期間が1か月もないなんてことはわからないかもしれません(トレセンでの追いが足りなくても外厩では乗ってると思う場合が殆どでしょう)し、調教タイムだけ見れば悪くはないですから支持される理由もわかりますが、経過を見ている出資者としては今回は人気に応えられる自信はあまりありません、ごめんね。

まちかね太
まちかね太

でも人気に応えてくれたら嬉しい。

最終的にはパドックの状態を見て評価が下がったのか、9.4倍の4番人気でした。

1番人気はリッキーヤスオカで2.2倍、以下ワンダーウィルク4.1倍、カフジペンタゴン7.3倍、そしてミーナまでの4頭が10倍以下。

妥当なところでしょうか。

そして迎えたレース本番、チャカつき、かつ久々でもゲートにはスムーズに入ったミーナティエルナ。

デビューから2戦は出遅れていましたが、チークピーシーズを装着した3戦目以降は逆に抜群のスタートを見せていたミーナ、チークは付けながらも久々の今回はどうか。

ゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

出た!

ミーナティエルナ、今回も好スタート。
5番のカフジペンタゴンと共に、スタート時点で他馬よりクビほどリードしています。

鞍上はそのまま手綱をしごいて前へ行こうとしますが、内から7番ルクスマイティーが先手を主張して並びかけてくると手綱をしごくのをやめ(むしろ絞ったようにも見える)、先頭を譲りました。

外目の2番手の位置で決まったかと思ったら、後ろから人気のリッキーヤスオカが外をまくるように上がっていき、一気にミーナティエルナを躱して先頭ルクスマイティーに並びかけ、コーナーを通過していきます。

ミーナティエルナはその2頭の2馬身後ろを、カフジペンタゴンと並んで(といっても2頭の間にかなりスペースはありますが)追いかけ、そのまま4角へ。

直線に入ってもしばらくその順番は変わりませんでしたが、残り200m地点でリッキーヤスオカが粘るルクスマイティーを振り切って単独先頭へ躍り出ます。

躱され、失速気味になりながらも止まり切りはしないルクスマイティーに、併せ馬の形で迫っていくカフジペンタゴンとミーナティエルナ。
そしてさらにその後ろから伸びてくるのがワンダーウィルク。

まちかね太
まちかね太

これは……

ミーナティエルナもジリジリ伸びてはいるものの、並ぶカフジペンタゴンを振り切ることが出来ず、その前のルクスマイティーに並びかけることも出来ない。

そうこうしている内に後ろから来たワンダーウィルクが外からまとめてルクス、カフジ、ミーナをサッと躱して2番手に上昇してしまいます。

ワンダーウィルクに躱された時に、ミーナティエルナもカフジペンタゴンをやっとこさ抜きかけていたのですが、ワンダーとカフジに一瞬挟まれる形となってしまってからはそれ以上伸びず、カフジに差し返され、ルクスを捉えきれず、最後に後ろから来たカルネとジョーリベリカにもゴール前で差されてしまい、混戦となった3着争い集団の最後尾で入線。

レースは、さっさと抜け出していたリッキーヤスオカが危なげなく押し切って1着。
1馬身差2着がワンダーウィルク、そこから2馬身遅れての3着が後方から突っ込んできたカルネ。

ミーナティエルナはカルネからクビ・ハナ・クビ・アタマ遅れての7着で終戦となりました。

結果

3歳未勝利(阪神・ダ1200・不良)
 今村(50)馬体重426

 7着(16頭・4人気)

所感

まちかね太
まちかね太

まあまあ頑張ったのでは。

最後止まってしまいましたが、流れ次第で3着もあり得たという結果は、ほぼ調教代わりのレースとしては充分及第点ではないでしょうか。

前走での骨折のためにレースが嫌になっているというような精神的な変調も見られず、今まで通りの好スタートから最後までレースに参加し、無事にゴールを迎えることは出来ました。

次走優先権にはわずかに届きませんでしたが、アウトカウントも付きませんでしたし。

ただ、最後の直線で今村騎手はムチを使っていないように見えましたが、何かあったんですかね?

パトロールビデオを見る限りでは、特におかしなシーンは見受けられませんでしたが……。
休み明け、調教不足を考慮して無理をしなかったんでしょうか。

まあ、復帰即再びの故障はシャレにならないので、とりあえず人馬とも無事ならよしとしましょう。

という事で、今回は無事の完走でひとまずOKとしますが、敢えて課題を上げるなら最後3着を逃すことになった原因ともいえるジリ脚ぶりですかね。
坂はあまり良くないのかもしれません。

その後、挟まれてから完全に伸びが止まったのは、前走時も最後の直線で3頭併せの真ん中になった時に同じような感じになっていた(故障の影響もあるかもしれませんが)ので、外から被されるのも良くないかもしれないですね。

そういう観点では、最初の逃げ争いで行き切ってしまっていたらどういう結果になったのかはちょっと気にはなりますが、今まで逃げてきた馬でもないのであそこで引いたのも理解は出来ます。
もし外から被されることで怯むのなら、リッキーヤスオカに外から来られたこと自体がプレッシャーになってしまっていたでしょうから、行きたくても行けなかったかもしれませんし。

とは言っても、これらの伸びが足りなかった原因は単なる調教量不足という可能性も大いにありますので、ここまでの見解すべて的外れもいいところかもしれません。

まちかね太
まちかね太

むしろその方がええですかね。

ただどちらにせよ、もしこれから逃げの手を選択肢に入れるのなら、距離を伸ばしてみるのもいいんじゃないでしょうか。
ミーナティエルナは元々中距離志向の馬と考えられていたようで、3戦目にレース選択を迷われていた時の選択肢がダート1200と芝2000でした。

今見てもすごい選択肢だなと思いますが、調教師サイドとしては中距離もこなせる(というか最初は「距離はあった方がいいと思う」とコメントしていた)という見立てが元々はあったわけです。
結果的に3戦目のダ1200戦で3着に来たために以後短距離ダートを使われ続けてはいますが、例えばダ1800牝馬限定戦とかだとメンツが薄くなることは多々ありますし、楽に先手を取れればそのままというのも充分考えられるのでは。

まあ、今では当初より気性面の問題が大きくなっているように思いますので、そう簡単にいかないのかもしれませんが。

……とか思っていたら、5月4日の近況更新で連闘で中京ダ1200もしくはダ1400戦に向かうという発表が為されました

まちかね太
まちかね太

うむ、さすが。

権利が無いので次走まで一定の間隔が開くことになるかと思っていましたが、想定段階でフルゲートに満たず、枠がありそうとなるや取りに行くその姿勢は素晴らしいと思います。
前述のダ1200戦3着は中京でのものですから、コース的にも阪神よりは向いているかもしれませんしね。

実際に枠が空くかどうかは出馬投票を終えてみないとわかりませんが、積極的にレースを使っていってくれる姿勢はありがたい。

今村騎手がミーナティエルナに今回ムチを入れなかったのも、結果的には消耗減になっていたと言えるでしょうし。
それこそ追い切り代わりに走ったようなものだと考えれば、次こそが本番みたいなもの……とも言えるかも。

出られれば、ですけど。

あと、再度の故障はご勘弁。まずは無事でいてくれることが大事。
そのあたりは見極めをお願いいたします。

では次週、今度は喜びの声を上げられることを祈って。

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はYGGオーナーズクラブ様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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