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セルフエスティーム、烈風こらえ希望を繋ぐ(ワラウカド出資馬出走報)

セルフエスティーム、烈風こらえ希望を繋ぐ

こんにちは、まちかね太です。

最近は空き時間を某競馬ゲームの新年度版プレイに費やしておりブログを書く手が滞っておりますが、リアル競馬ももちろんちゃんと観戦しています。

先日の皐月賞もなかなか見ごたえのあるレースでしたが、現在のリアル最大の楽しみは当然出資馬のレース。

今回は先週4月16日の阪神5レース・3歳未勝利(牝)(芝2000)に出走したワラウカド出資馬セルフエスティームのレースレポートです。

まちかね太
まちかね太

これが手術明けの一戦でした。

出走馬プロフィール・セルフエスティーム

セルフエスティーム

(牝3・ハービンジャー×セルフプリザヴェーション by Lion Heart)
栗東・寺島良厩舎

セルフエスティーム公式220123

ここまでの戦績:2戦0勝(0・0・0・0・1・1)

前走:1月23日・3歳未勝利(小倉・芝2000)8着(→レース記事はこちら

レースまでの状況

昨年11月の新馬戦をまずまずの内容で5着とし、不安点も多くはありましたが個人的に期待して迎えた1月の前走。
が、そこそこ前目につけるも直線アラアラの状態となってしまい、どうにか8着に入線するのが精いっぱいという結果に終わってしまいました。

6番人気という評価からすれば妥当な着順とも言えるのでしょうが、正直、

まちかね太
まちかね太

うーん……。

となってしまったのは出資者としては仕方ない。

ところがレース後、DDSP(軟口蓋背方変異)の症状が確認され、陣営は即座に手術を決断。2月4日に施術されました。

その後、予定としては一旦三重ホーストレーニングセンターで体調の回復を待つつもりだったのが、術後の経過が想定以上に順調という事で、予定を変更して直接宇治田原優駿ステーブルへ移動。
2月末には既に坂路入りを開始するなど、非常に順調な回復過程をたどることとなりました。

まちかね太
まちかね太

こんな都合のいい展開なかなかないで?

手術の程度としては(おそらく)軽いものだったとはいえ、短くても1か月程度は完全休養・リハビリという流れになるだろうと思っていたので、これはかなり嬉しい誤算。

手術の準備で減らした体の戻りが遅かったり、「走りに硬さがある」などネガティブなコメントもいくつか散見されはするものの、体の硬さなどはずっと言われ続けていることでもありますし、体重の件も含めて一朝一夕にどうにかなるようなものでもないでしょう。

3月に入ってすぐに15-15ペースに進むなど、その後も調整自体は順調。
3月30日には寺島厩舎に帰厩し、次走として4月16日の牝馬限定未勝利戦を視野に入れていることが発表されました。

まちかね太
まちかね太

展開速くね?

なんというスピード感。手術の2か月後にはもうレースを迎えられているとは思いませんでした。

しかし、実質追い切り2本でレースに向かう点には正直不安も
帰厩後の調教タイムは悪いものではありませんが……。

陣営の見立てでは仕上がりの早い馬だという事なので、それを信じるのみですね。

そしてもう一つの不安点は、鞍上が厩舎所属のルーキー・今村聖奈騎手に決まったという事。

今村騎手は今期のルーキーたちの中では成績上位ではありますが、まだデビューから2か月のド新人ですからね。
素質を加点したとしても、経験値の点で見劣るのは現時点ではどうしようもない。

まちかね太
まちかね太

今村騎手に限らず、毎年ルーキージョッキーは応援してはいますがね。

「昨今新人が育たないのはロクに勝負になる馬にそもそも乗せないからや、師匠は何をやってんねん(乗せる気がないなら弟子取るな)」とはよく言われますし、実際自分もそう思っていたりしますが、いざ自分の出資馬に厩舎所属の新人騎手が乗るとなったら不安の方が先立つ身勝手さよ

まちかね太
まちかね太

私も人間なので、許しておくれやす。

とはいえ、不安ではあるが不満ではないという一点だけは申し添えさせていただきます。

今期の新人騎手の所属厩舎が発表された時点で、元々若手騎手を多く起用する傾向がある(と私は思っている)寺島調教師が、自分のところの所属騎手を使わないわけはないだろうと思っていましたからね。

その時から、私の中ではセルフエスティーム(とYGGで出資している同厩ミーナティエルナ)の主戦騎手は今村騎手という事になっていました。

なので、騎手発表されたときには「やっぱりな」という感じでしたが。

馬は手術明け、騎手はド新人という組み合わせですが、両者ともにポテンシャルは十分にあると思っています。

不安になるのは期待しているから。

まちかね太
まちかね太

馬も人も頑張っておくれ。

と、不安とかすかな期待を抱えつつ、そのまま順調に迎えたレース当週。
目標のレースはこの時期に行われる牝馬限定の芝レースですから当然出走希望馬は多く、当たり前のようにフルゲート16頭が埋まりましたが、前走から間隔のあったセルフエスティームは問題なく出走がかないました。

ただ、メンバーはそれなりに揃った感じ。

前2走ともに3着以内という馬がエピプランセス(父エピファネイア)、ベッラアルバ(父ドゥラメンテ)、チョッピー(父ブラックタイド)と3頭おり、他にも前走2着のヒヅルジョウ(父ハービンジャー)、毎度上位人気のアドマイヤグリーゼ(父ハーツクライ)など、ライバルたちは強力

エピプランセスやベッラアルバあたりは、めぐりあわせ次第ではとっくに勝ち上がって今頃フローラSあたりに出ていてもおかしくなかったようにも思えるんですよね、実際フローラSで勝ち負けできるかはともかくとしても。

手術明けに戦う相手としては明らかに楽ではないなあ。

まちかね太
まちかね太

ひいき目なしだと、正直ちょっと厳しそう。

枠は8枠15番に決定。

まちかね太
まちかね太

ギェエーー

いっそのこと大外の方がまだマシだったかもしれない奇数番の最外枠。

加えて言うと、父ハービンジャーの阪神芝2000mの成績は出走数のわりにイマイチ。
苦手というほどでもありませんが、せいぜい中の下といったところ。

騎手は前述の通り今村ジョッキー。
このレースがこのコース(多分)3回目の騎乗という事で、もちろんコース実績はありません。

ここまでの全体の印象では概ね人気通りに馬を走らせている(人気馬ならしっかり上位に持ってきている)感じ
逆に言えば、4キロ減の恩恵で穴馬を突っ込ませてくるというイメージは今のところありません。

人気薄が予想されるセルフエスティームで果たしてどうか、というのはありますが、当馬には追い切りでしっかり騎乗してくれていることですし、今後の為にも良きパートナーシップを築いて一つでも上位を目指してほしい。

手術明けという条件に関しても、それによって調教量が不足している恐れがある点は置いといても、そもそもDDSPの手術をしても効果が出るのは60%程度という話もあるようなので、手術がパフォーマンス向上につながっているかはやってみないとわからないところもあります。

もろもろ考えると、まずはアウトカウント回避の8着以内が現実的な目標かな。

まちかね太
まちかね太

あわよくば5着くらいに来てくれれば。

意外に順調に事が運んだとはいえ状況が状況なので、まずは無事に回って次走への掴みを得られればと思います。

レース内容

レース当日は晴れており、阪神の芝は良馬場。

しかし、風が強烈
放送で見ているこちらにも風の勢いがわかるくらい旗などが煽られており、レース中継でもマイクに時折風の音が入り込んでいました。
その風がコースの直線でアゲンストになっていることで、この日は前に行った馬が有利という状況になっていたようです。

セルフエスティームの馬体重は前走比-4キロの442キロ。
減少は嬉しくありませんが、中間の状況からもっと減っていてもおかしくはないとも思っていたので、まだ持ちこたえた方と捉えるべきか。
ただ、このレースに関してだけなら16頭中460キロを超えている馬が3頭しかいないという華奢な少女ぞろいの争いになったので、体格面の不利はそう大きくはありません。

パドックでの歩様はやや捌きが硬くは見えましたが、これは近況でそう言われたことによる先入観がそのように見せているだけかも。

まちかね太
まちかね太

なんせ私に馬体を見る目はありまへんよって。

さて、セルフエスティームには新聞各紙であまり印は入っておらず、当然人気も高くはないですが、前日夜には20倍台半ばの6番人気くらいでした。
しかし、レースが近づくにつれて人気は急降下(単勝倍率はアップ)し、最終的には54.0倍の9番人気に。

1番人気はエピプランセスで、このメンバーにあって1.9倍と一本被り。
以下、アドマイヤグリーゼ、チョッピー、ヒヅルジョウまでが10倍以下の人気でした。

まちかね太
まちかね太

セルフエスティームが思っていたよりもさらに人気がなかったのに加え、他の人気もちょっと思っていた状況と違いました。

セルフエスティームには、人気を覆してほしいものですが……。

そしていよいよレース本番。

セルフエスティームの隣の枠に大外チョッピーが入るのを見送り、それからすぐにゲートオープン!

まちかね太
まちかね太

まあまあ?

微妙に半歩くらい遅れたようにも見えましたが、取り立てて良くも悪くもないスタートを切ったセルフエスティーム。

鞍上はそのまま馬なりに駒を進め、徐々に内側に入りながら中団あたりに位置を取ります。

全体的に位置取り争いは激しくはなく、1角を回る頃にはかなり馬たちがバラけた感じになって隊列が固まりました。

あっさり先手を取ったのはヒヅルジョウ。以下1馬身くらいずつの間隔で順にコルレット、ベッラアルバ、アドマイヤグリーゼ、ビュークレスト、エピプランセスと、縦長に伸びた並びになっていきます。

セルフエスティームはそのあと、何頭かが集団になった中団の外を追走。順序としては7~8番手くらい。

人気馬で唯一前に行かなかったチョッピーは、セルフエスティームを見るようにしてその後ろに。

まちかね太
まちかね太

なかなかいいんじゃない?

セルフエスティーム、ここまでは引っかかる様子もなくいい感じにレースを進めているように見えます。

ペースは速くなくそのまま3角までレースは淡々と流れていきましたが、残り600m標識手前、3~4角中間地点あたりで各馬が動き始めます。

先頭のヒヅルジョウに2番手からコルレットが並びかけていこうとしていた頃、中団後方にいたチョッピーがグンと上昇を開始。

セルフエスティームを外からスッと抜き去り、その前にいたエピプランセスと並んで一気のまくり上げを図っていきます。

慌ただしくなってきた周囲に対してセルフエスティームは……?

まちかね太
まちかね太

まだ動かない、か?

後ろから抜かれても鞍上今村騎手の手は大きくは動かず、淡々とマイペースを堅持してのコーナーワーク。

そして4角を回り、先頭争いではコルレットを逆に競り落としたヒヅルジョウが再び単騎で抜け出し、3番手にいたベッラアルバが失速するコルレットを躱して前を追いかける展開に。

セルフエスティームは中位外目のままコーナーを回り、手応え十分に馬場の中ほどから前を窺いスパート態勢に入ろうとしますが……!

まちかね太
まちかね太

スペースゥ!

前にはアドマイヤグリーゼとエピプランセスが併走。外に持ち出そうにも、まくりが裏目に出たか脚が止まったチョッピーが下がってきて外への進路を絶妙にふさがれる形に。

残り200m手前、今村騎手は進路を内よりに取り、前で併走していた2頭のうち先に抜けて単騎3番手に上がったアドマイヤグリーゼの進路をそのまま追いかけるように、残ったエピプランセスの内を掬いにかかります。

先頭から3頭は抜け出しておりとても追いつける状況ではなくとも、セルフエスティームの脚色も衰えず、周囲の馬たちとの勢いの差から5着以内はほぼ確定。

まちかね太
まちかね太

よっしゃ掲示板はいける!
あともう一声!

セルフエスティームはそのままスルスル伸び続け、勢いをなくしていたエピプランセスを決勝線直前で内から掬ってゴールイン

まちかね太
まちかね太

上出来!

レースはヒヅルジョウが4馬身差の逃げ切り圧勝、2着はベッラアルバ、3着アドマイヤグリーゼ。

セルフエスティームは圧倒的人気のエピプランセスにクビ差先着し、4着での入線となりました

結果

3歳未勝利(牝)(阪神・芝2000・良)
 今村(50)馬体重442

 4着(16頭・9人気)

所感

戦前の新聞各紙の評価を考えると、大健闘だったと言っていいのではないでしょうか。
上位馬は前に行った馬ばかりで、中団以降につけた馬の中では最先着でもありますし。

もちろん、未勝利戦終了までもうあまり時間も残っていないこの時期に「わーい健闘だ!」と無邪気に喜んでいるだけでは済まないのはわかっていますが、ここは敢えて喜ばせてもらいます。

まちかね太
まちかね太

わーい健闘や!

健闘を喜べないようでは、一口馬主なんてストレスしか溜まりませんからね。

セルフエスティームの走りに関しては、前走まで顕著だった勝負所でのペースアップ時に置かれる懸念が払拭され切ったとはいいがたい(3~4角での上昇を遅らせたのがワザとなのかそうでないのかによる)ですが、今回は末もしっかり伸ばしてきていましたし、ある程度目途は立ったと言ってもいいのではないでしょうか。

牝馬限定戦を4キロ減量で4着どまり、着差も勝ち馬から1秒以上離されている(これでここまでの3戦すべて1秒以上差の負け)し……というネガティブな見方も出来るのですが、そんなことばっかり言ってても楽しくないのでね。
そういう事実もあると知っているだけでいいと思います。

鞍上今村騎手もよくやってくれました。

もちろんツッコミどころはたくさんありますし、見ている人それぞれに色々な意見があるとは思いますが(むしろあってしかるべきですが)、個人的には9番人気を4着に持ってきたのに大きな文句をつけようとは思いません。4番人気を9着にしたならともかく。

リアルはゲームじゃないので、そうそう思い通りに行くはずもありませんからね。

私、騎手の騎乗より調教師のレース選択とかの方が気になるタイプなもので。もちろん、よほど無茶な進路どりとかムチ乱れ打ちとかしなければの話ですが。
カッコよく言えば戦術より戦略派……意味が違う?

さて、そのレース選択の話ですが、どうやら次走には5月中旬の新潟中距離戦を考えているという話。

レース後の回復状況次第という事なので、現状かなり流動的な予定ではあるようですが。
悪くはない選択だと思いますが、若干騎手都合の感もなくはないように感じます。まあ、騎手は誰とも言われてないですけどね。
が、2400mの牡馬混合戦で今村騎手が騎乗した場合、一般騎手騎乗の牡馬とは斤量6キロ差になるので……。

まちかね太
まちかね太

悪くはない、決して悪くはないよ……!

最近は長距離戦で活躍する牝馬も増えてきてますしね。

ただなんにせよ、レースに出れる体調になってくれなければお話にもなりませんので、まずは疲れを癒してゆっくり回復を図ってください。

今回は正直半信半疑なところもありましたが、次走は普通に期待してるよ!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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