こんにちは、まちかね太です。
4月12日の中山7レース・4歳以上1勝クラス(芝1600)に、YGGオーナーズクラブでの出資馬ブラックジェダイトが出走しました。
前走のレース中にケガを負い、あわや長期療養入りかという危機的状況に陥ったかと思われましたが、存外順調に回復。
結果的にはほぼ予定通りのスケジュールでここに出てくることが出来ました。
それどころか、直前の状態はむしろかなり上向き加減な様子。
これなら今度こそを期待しても良さそうです。
願い叶えよ我が守護石!
欠けども砕けぬ黒翡翠が、邪気を払い繁栄をもたらすことを願って!
以下、必勝を期して見ていたレースのレポートです。
出走馬プロフィール・ブラックジェダイト
ブラックジェダイト
(牡4・キタサンブラック×ウェルアウェイ by Monsun)
美浦・大竹正博厩舎

ここまでの戦績:6戦1勝(1・1・2・0・1・1)
前走:3月7日・4歳以上1勝クラス(中山・芝1600)3着(→レース記事はこちら) 中4週
レースまでの状況
稍重馬場の中、勝負どころでもたつき加減だった上に不利もあり、1番人気を裏切る形になってしまった前走。
直線での不利やモタれもさることながら、やはり最大の敗因は馬場が乾ききらなかったことか……と思いましたし、レース直後の陣営コメントもそんな感じでしたが、レース後少ししてから改めての近況更新が。
……ん?
レース後コメント追記として上げられたその更新の内容は、「脚元を確認した所、左前を落鉄していた」「蹄球を踏みかけて蹄球の内側部分がばっくり取れてしまっているような状態」という破滅的な内容。
ギョエェーー!?
診療所で処置してもらうとのことですが「ちょっと時間をかけないといけないかもしれません」とのこと。
おおお……
半年に及ぶ休養を経てやっと復帰を果たし、久々の勝利ももう目前のところまで来ていたのにと思うと無念の極みですが、何事も無事であればこそ。
こうなった以上は負傷の程度が少しでも小さく、なるべく早く快癒してくれることを祈るのみ。
ということでまた半年以上の休養入りも覚悟していたのですが、意外にもその後状況は好転。
次回3月11日の近況更新では「レース直後の日曜日はツンツンするような歩様を見せていたが、昨日(10日)午後にはほぼ問題なく、旋回しても気にする素振りは見せなかったので、次に向けて行けそう」と、なんと速攻回復して予定通りのローテを敢行しようというではありませんか。
そんなご都合主義ありえるん?
「触るとまだ鋭い痛みはある」とも言われているので、この時点では安心までは出来なかったのですが、翌12日の更新でも「騎乗しても歩様は問題なかった」とのこと。
前走直後に候補として挙げられていた中4週となる4月12日の平場1勝C戦を目標とするスケジュールはそのままに、短期予定で森本スティーブル美浦エリアに放牧に出ました。
外厩ではショックウェーブでのケアを施されましたが脚元についての言及は特にないまま、20日には無事美浦に帰厩。
26日の近況では「踏みかけた所は角馬場などでたまにイレギュラーに気にする事はあります」とケガの影響に関するコメントもありましたが、「速い所に行けば全然問題なく、このまま進めて行ける」ということ。
獣医師でもある師がそう言うなら、本当に大丈夫なのでしょう。
それを証明するかのように、4月2日の追い切りではウッドコースで80秒切り、併せたオープン馬を追走先着という抜群の内容を披露。
「オープン馬と併せても一段二段上のような動きをしていたので、この動きで勝てないのはどういう事かなと思うくらいなので次は何とかしたいと思っています(大竹師)」という、どちらかというと慎重派の印象がある師からはあまり聞いたことが無いような強気のコメントももらいました。
これはイケるでぇ!
不安一転、俄然期待が高まる中で迎えたレース当週。最終追い切りは軽めに流して調子は変わらず良好。中4週で優先権無しとなるので除外は心配でしたが、出走希望馬がフルゲートに届かず杞憂に終わりました。
というわけで無事出走確定した12日の中山芝1600m平場1勝C戦。出走馬はブラックジェダイト含め15頭。
中心視されているのはブラックジェダイト自身。
ここ2走の内容を考えれば順当な評価。普通に力を発揮出来れば普通に勝ち負けできるはずで、鞍上佐々木騎手もメディアではかなり自信があるようなことを口にされていた様子。
2番手評価を受けているゴールドシーン(父エピファネイア)を始め、ポッドロルフ(父モズアスコット)、メイリー(父タワーオブロンドン)など前走同級2着している馬たちや、同級掲示板安定勢力のガラク(父ディーマジェスティ)など、決して軽いと言える相手ではありませんが、決して後れを取る相手でもありません。
メイリーは非出資ですがワラウカドの馬なので普段は応援する相手ということもあり、若干複雑な気分ではありますが、これも戦場の習い。
いざ尋常に勝負!
枠は5枠8番で、前走と同じ。前走の結果を考えるとちょっと嫌な感じもしますが、客観的には外に振られ過ぎたわけでもなく許容範囲内の枠。
あとはまた週後半の天候が怪しいので、日曜日に渋い馬場が残っていないことを願って!
あーした天気に
しておくれ~!
レース内容
週末の中山競馬場は土日とも晴れ。それでもダートには雨の影響が残り日曜4レース時点までは稍重状態でしたが、芝は土曜5レースから良。
日曜7レースであるここならもう問題はないはず。
ブラックジェダイトは前走比プラス4キロの470キロでパドックに登場。歩様は特に問題なさそうに見えます。
単勝最終人気はブラックジェダイトが1.5倍の1番人気。
……やりすぎじゃね?
出資者の欲目が無くても確勝級と見てもらえているということなのでしょうが、支持を受けすぎると逆に不安になるのが小心者の心理。
どうにか皆様の期待に応えられますように!
以下はゴールドシーン(6.1倍)、ガラク(6.9倍)と続き、10倍以下はここまで。
パドック以降も進捗はつつがなく、枠入りも順調に進行。大外メイリーもゲートに収まり準備完了。
ゲートオープン!
ヨシ!
バラついたスタートとなりましたが、ブラックジェダイトはなかなかのダッシュ。最内から飛び出したガラクに1馬身程度の2番手にスッと付けそうに見えましたが、内側から何頭かが上がっていく素振りを見せると位置を主張することまではせず、若干抑え気味に5番手くらいとなって最初の2コーナーを回って行きます。
向こう正面では一旦7番手くらいまで下がりましたが、3コーナーに向けて再びスッと進出。コーナー進入時には再び5番手くらい、先頭から3馬身程の位置に復帰。
4コーナーへ向けて更にジワジワ進出しつつ、鞍上佐々木騎手はコーナー終わりでかなり外目を回すことを選択。
逃げるガラクから2馬身程の5番手、先行グループでは大外のポジションで直線へ!
行け!
鞍上のアクションに応えるように、ブラックジェダイト加速開始!
あっという間に前方との差を詰め、並ぶように走っていた前3頭を残り200手前であっさりパス。
残るは早くも逃げるガラク1頭のみ!
そして勢いが違う!
勝った!
この時点で勝利を確信。
ブラックジェダイトはそのままスパッとガラクも交わし、更に一気にセーフティーリードまで開くと、激しい2着争いを尻目にゴール直前では鞍上が流す余裕まで見せ、悠々先頭でゴールイン!
優勝はブラックジェダイト!
1馬身3/4差の2着にはゴールドシーンが差し込み、更にクビ差の3着にはルナルーチェット(10番人気)が突っ込みました。メイリーは12着。
結果
4歳以上1勝クラス(中山・芝1600・良)
佐々木(58)馬体重470(+4)
1着(15頭・1人気)
所感
力が違った!
外を回して直線半ばであっさり抜け出し、最後は流して完勝。完全に力が違う横綱相撲を見せつけてくれました。
まあ人気し過ぎていたので勝った瞬間は嬉しさというよりも安堵感の方が強くなってしまいましたが、いずれにせよこの先にも大いに期待できる内容であったのは間違いありません。
個人的にこの週末は別クラブのエース級出資馬が急逝してしまい気鬱の極みであったので、それを多少なりと慰めてくれる快勝となりました。
クラブも違いますし何のつながりがあるわけでもありませんが、この勝利をきっかけに彼に追いつき追い越せるくらいまで活躍してくれると嬉しいな!
力を信頼した手綱捌きを見せてくれた佐々木騎手、ケガの状態を的確に判断しこの結果へと導いてくれた大竹師はじめ厩舎スタッフの皆様、外厩関係者の皆様、クラブ関係者の皆様には大きな感謝を。
そして負傷を乗り越え、他を圧する素晴らしい輝きを見せてくれたブラックジェダイトの健闘には、当然最大級の感謝を捧げます!
結果的には今回はかなり調子が良かったということで、トモの状態も良くモタれ癖もギリギリまで顔を出さなかったようです。
ケガを知らされた時にはお先真っ暗感もありましたが、よくぞここまで見事な挽回を見せてくれたと感服しきり。
調子が良かった分、今回のレース後のダメージも少なかったとのこと。
馬の回復力と陣営の努力に
改めて感謝!
勝ち時計1:32.8は同日10Rの3勝C戦あけぼのSの勝ち時計(1:33.2)よりも速いものでした。
もちろん時計は参考程度のものでしかないものの、上のクラスでもやれる下地は既に十分以上に証明されていると言っていいはず。
前々走で敗れたクライスレリアーナが2勝C昇級戦で3着敗退していますし、そうそう楽に運ばないのが現実であるとは承知していますが、今日の内容なら2勝Cなら即……という期待も当然でしょう。
なお師の見解では、中山以外の他場では1600でも「違う」ということのようで、次走は1400への短縮を考えているとのこと。
てっきり府中1400へ向かうのかと思いきや、わざわざ「関西も含めて」という注釈が付いているので、どうやら府中は使いたくない様子?
ブラックジェダイトはここまで中山と函館でしか競馬をしたことがないので、個人的には左回り大箱での走りも一度見てみたいものですが、無事なら急かずとも今後機会もあるでしょう。
5月の府中1400だとトレサフィールと被る可能性もあり得ますしね。
遠征で関西馬相手、かつ昇級となれば楽な戦いには成り得ませんが、今回の走りを再現してくれれば互角以上にやれると信じます。
まあとりあえず一度短期放牧に出てリフレッシュしてから、ということでまだ具体的な予定は決まっていないようですが、実際に関西に来てくれるなら自分もスケジュールが合えば直に応援できる機会となるかもしれませんし、お待ちしております!
ともあれまずは(今度こそ)何事も無く次走へ向かえることを願って!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報はYGGオーナーズクラブ様公式HPより許可を頂き掲載しております。)