休止していた2歳・1歳出資馬の近況まとめですが、カイキアス・セラサイトの入厩、パウワウビートの本州移動など動きが出てきたので今月から再開します。
1歳にはまだ出資馬が居ませんが、今月末のDMMの1期募集から少しずつ出資の予定。
というわけで今年初頭からから6月15日まで約半年間の2歳馬の動向まとめです。
2歳出資馬たちの近況
2歳出資馬全10頭中、現時点で2頭が入厩済み、1頭が本州移動済み。逆に頓挫で遅れている馬も3頭。
夏の間にデビュー出来そうな馬は多くありませんので、ここ2年の出資馬たちに比べると全体的には若干遅れ気味のような気はしますが、まずまず順調の範囲内ではあるでしょうか。
このままの流れで2歳の内に大半がデビューしてくれることを願います。
ワラウカド
パウワウビートは本州移動済み、メリティスも間もなく移動予定。
ファストフォワードはもうしばらく北海道で調整予定。ウォーレーションズは頓挫からの復帰過程。
パウワウビート(栗東・友道康夫厩舎)牡・未入厩

昨年末にダーレーキャッスルパークに移動してから本格的な育成を開始。
1月末から坂路調教を開始し、3月半ばからは17-16-16、4月からは15-15と順調にペースアップ。
早々に育成場での調教は充分と判断され、5月16日にダーレーCPを退厩し、18日に吉澤ステーブルWESTに到着しました。
移動直後は落ち着きが無い様子だったとのことながら現在は落ち着いて順調に調整しており、最新6月13日の近況では坂路15-14などコンスタントに強めの調教も消化。動きは良く、移動指示があれば直前に14-13も入れてみたいとのこと。
馬体重は育成場出発時に494キロだったのが移動直後は476キロまで減っていましたが、現在は500キロあり問題なし。
個人的にはド早熟の父系から6月デビュー・大目標は函館2歳Sくらいの気持ちでいたので現在の進捗状況でも希望より遅めではありますが、順調なのは間違いないので早めに入厩してデビューの態勢を整えてもらいたいところ。
切り替えて、目指せ京王杯2歳S!
ファストフォワード(栗東・小林真也厩舎)牝・未入厩

昨年末からしばらくの進捗はパウワウビートとほぼ同じ。こちらはハロン15秒を取り入れたのが5月になってからとやや遅く、また5月からは屋外ダートコース中心に調整。雨の日は坂路に入り、現在は週1本の坂路15-14とそれ以外の日の17~20で調整中。
5月16日時点で524キロあることもあり各所がまだまだ緩く良化のペースは遅めではあるものの、脚元に注意されながら進められていることもあって現在まで頓挫も無く順調。
芝の中距離以上が向いていそうという見立てでもあるのでそこまで焦る必要も無く、このままじっくり(遅れすぎない程度に)進めて行って貰えれば。
ウォーレーションズ(美浦・鈴木慎太郎厩舎)牡・未入厩

皆と同じく昨年末にダーレーCPに入りましたが、1月24日の近況で後肢に跛行が見られたとの報告。
獣医師チェックで飛節後腫の診断となり、以降はウォーキングマシン運動での調整に(なお1月31日近況での馬体重は512キロ)。
それからしばらくはダーレーCPに留まっていましたが、「腫れの状態があまり変わっておらず患部が安定するまで安静にした方が良い(2月21日近況)」との診断を受けてパカパカファームに移動。
その後1ヵ月ほどはウォーキングマシン20分の運動のみ。3月末からは小パドック放牧を開始し、4月半ばからはマシン運動30分後に小パドック放牧という流れに。
4月末にようやく患部の経過は良好で調教再開しても問題なしとの診断を受け、5月2日にダーレーCPに戻りました。
頓挫明けだけに注意して進められており、角馬場調整からコース調教に戻ったのは5月末。最新6月13日の近況で、坂路にゆっくりとながら入り始めた段階となっています。
このペースでは年内デビューは厳しいでしょうが、母も故障で未出走引退と言う血筋ですし、同様に本格的な故障をしてしまうと元も子もないので是非もなし。
なにとぞよしなに。
メリティス(美浦・嘉藤貴行厩舎)牝・未入厩

母テイストオブハニー逝去の知らせを受け、その唯一の仔となったということで今年に入ってから急遽出資馬として追加した1頭。
昨年末からしばらくの進捗はファストフォワードと同じ。5月からは屋外ダートコース中心の調整となり、6月6日の近況では3F44~45程度の調教内容。
雨の日は屋外ダートコースの代わりに坂路に入れており、最新6月13日の近況では週1本最後15~14/Fの調教を取り入れているとのこと。
5月23日の近況で嘉藤師から「順調に来ているので夏前に移動出来ればと思っている」とのコメントがあり、その通り6月23日(もしくは30日)の週に本州移動の予定となっています。
飼葉を食べるのが遅い(完食はする)ので身になるのが遅いという点はやや不安ですが5月16日時点での馬体重は484キロあり、これを維持してもらえれば大きな問題にはならないはず。
血統的には気性面を懸念していましたが現在は全く問題なさそうなので、この調子で無事デビューまで漕ぎつけて貰えれば。
YGGオーナーズクラブ
ルナフィオーレは脚部不安に見舞われ、難しい状況。
ルナフィオーレ(栗東・庄野靖志厩舎)牝・未入厩

森本スティーブル在厩。
昨年11月末の鶏跛によるトモ治療後は調教に戻っていましたが、2月半ばに再びトモに疲れが出て右トモと左前の首周りに長針治療を実施。
しかし2月27日の調教後に顕著な左前跛行を示し、レントゲン検査の結果、骨折は無かったものの深管部分に骨硬化が見られたとのことで休養へ。
3月半ばからマシン運動、末からは騎乗運動も再開しましたが、4月10日の近況で右前の球節に張りが出たということで獣医に診てもらうと、歩様に関しては左前の方に違和感があるとの所見。
触診で深管骨瘤の疑いもあるとのことで、再び休養となりました。
5月半ばからは定期的に獣医師診断も入れながら騎乗運動を再開していますが、ここまでの経緯もありトモのバランスを見ながらのインターバル調教で様子見している段階。5月22日時点の馬体重は514キロ。
シルバーステート産駒なので脚元のことは覚悟の上だったとはいえ、現状ではデビューできる状況に持って行けるかどうかも正直怪しく、苦境に立たされています。
なんとか上手く行きますように。
DMMバヌーシー
セラサイトは入厩してゲート試験にも合格。サヴマもそろそろ移動の声が掛かりそうで、共に順調。
セラサイト(栗東・茶木太樹厩舎)牝・新馬
ノーザンファーム早来で順調に調整され、4月半ばには坂路15-15を切る時計を週数本出せるような状態に。
体力面はまだ足りずとも早めにゲート試験を通しておけば厩舎でも進めやすいとのことで、5月9日に北海道を発ってノーザンファームしがらきへ向かいました。
しがらきではあまり景気のいい言葉は聞かれませんでしたが調整は順調で、ゲート試験をする分には体力も問題ないと牧場側から打診もされ6月6日に栗東へ入厩。
ゲート練習や軽く坂路に入ったりして調整し、6月13日にゲート試験を受験し合格。
レースに向けてはまだ乗り込みが必要とのことで翌日にしがらきに帰り、改めてデビューに向けて進めて行く予定となっています。
出来れば夏の内にデビューしておきたいところ。このまま順調に!
サヴマ(美浦・辻哲英厩舎)牡・未入厩
ファンタストクラブ木村牧場在厩。
昨年末から坂路15-15を開始。3月頃に疲れが出て熱発もしましたが頓挫という程のものでもなく、全体的には順調に進捗。
現在ではラスト1F13秒程度でコンスタントに調教を重ねており、「しまいの甘さが無くなれば」との注釈付きですが、本州移動も検討されています。
飼葉食いは細そうですが、最大の懸念点である馬体重もなんとか450キロくらいまでは増えてきた様子。
どうにかこれくらいの体をキープしたまま、デビューへ向けて進めて行ければ。
TCライオン
カイキアスは函館に入厩しゲート試験に合格。サルタラリンダは故障から回復後は順調。
ウモラダエピカは脚部不安で停滞中。
サルタラリンダ(栗東・上村洋行厩舎)牝・未入厩

ノーザンファーム早来在厩。
昨年11月に右前肢繋靭帯炎を発症しPRP治療を実施後、しばらくはウォーキングマシン運動で管理。
炎症の程度は軽度という事で回復は順調に進み、12月半ばにはトレッドミル運動を開始し1月半ばからはキャンターも消化。
2月末から軽めの騎乗運動を再開後も歩様に悪化は見られず、3月末からは週2回ハロン17秒ペースで坂路に入り始めました。
その後も体調は良く順調にペースアップを重ね、5月にはラスト15秒まで伸ばし始め、最新6月13日の近況では坂路15-15を週2回積み重ねるまでになっており、完全に軌道に戻ってきた様子。
若干体が絞れているという事もあり、ここからは中間はトレッドミルのみで管理する日も設けるとのことですが、脚元や飼葉食いに問題があるわけでは無いとのこと。馬体重474キロ(6月13日近況)。
4月の近況では「夏ごろの本州移動をイメージ」とありましたが、このペースなら充分行けるでしょう。
このまま脚部不安の再発無く進めていってもらいたいところ。
カイキアス(栗東・松永幹夫厩舎)牡・新馬

昨年から引き続きノーザンファーム早来で順調に育成され、2月後半から坂路ラスト1F15秒を入れ始めると、以降は15-15をコンスタントに消化。
5月30日近況では坂路3F41秒程度のスピードメニューも楽々こなし、飼葉食いも良く健康状態に不安も無く馬体重も増えて推移し(当時485キロ)、次のステップに進めると判断されたため、まずはゲート試験合格を目指して6月6日に函館競馬場へ入厩。
入厩後はダートコースでの調教やゲート試験を行っていましたが、6月12日に僚馬がゲート試験を受けるのに合わせてカイキアスも受験したところ、見事合格。
とはいえまだ全体的に緩さが目立つとのことでもあり、一旦ノーザンファームに戻して基礎体力向上を図る方針になりました。
しばらく競馬場の雰囲気に慣れさせてから移動する予定。
札幌開催くらいでデビューできると嬉しいので、このまま順調に。
ウモラダエピカ(美浦・林徹厩舎)牝・未入厩

ノーザンファーム早来在厩。
昨年末から1月ごろまで坂路ラスト15秒まで伸ばしましたが、その後は身体が減った事への対策や上体への負荷を下げるために16~17秒ペースに減衰。
2月半ばに両前腕節に浮腫みが見られ、それはすぐ治まったものの3月末に前捌きが固くなり、以降はトレッドミルでのキャンターのみにセーブする日も設けるように。
その後も前肢への負担を避けるよう心掛けつつ16~17秒ペースながら断続的に坂路調教を重ねられていましたが、5月30日の近況で「先週あたりより右前を中心に歩様の硬さが目立つようになりました」との報告が。
レントゲン検査では骨組織に異常は無かったものの、依然として腕節に負担がかかりやすい状況にあるため、ゲル剤を投与して治療を行い、いったんウォーキングマシンでの運動に切り替えることになりました。
最新6月13日の近況でもまだウォーキングマシン運動での管理を継続中。馬体重524キロ。
60分程度まで使用時間を伸ばしても歩様に悪化は見られず、食欲・健康状態に問題は見られないとのことなので、どうにかこのまま良化に向かってほしいものですが……。
なお、ありがたくも命名の栄誉に預かることが出来ました。
そういう意味でも思い入れは当然大きくなっているので、どうにか無事デビューまで漕ぎつけてくれることを願います!
それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。
(記事中の写真・公式情報はワラウカド様・YGGオーナーズクラブ様・サラブレッドクラブライオン様各公式HPより許可を頂き掲載しております。また、DMMバヌーシー様にはブログ運営の通知を行い認知を得ており、公式HPの写真等は使用しておりません)
