YGGオーナーズクラブ 一口馬主

颯爽、輝く未来へ トレサフィール 一路順風(YGG出資馬出走報)

颯爽、輝く未来へ トレサフィール 一路順風

こんにちは、まちかね太です。

5月10日の東京6レース・3歳1勝クラス(芝1800)に、YGGオーナーズクラブでの出資馬トレサフィールが出走しました。

初勝利を挙げた前走直後には皐月賞トライアル挑戦の話も出ていましたが、無理せずリフレッシュを挟んで間隔を開け、満を持して迎える昇級初戦。

逃げ切り勝ちした前走と同じ舞台となりますが、中間では2・3番手での競馬を示唆するコメントも。
またここでいい走りが出来れば改めて重賞挑戦の話も浮上するかもしれず、レース内容・結果次第では将来への岐路となってもおかしくない一戦。

まちかね太
まちかね太

輝く未来へ駆け出してほしい!

以下、堂々連勝を願って見ていたレースのレポートです。

出走馬プロフィール・トレサフィール

トレサフィール

(牡3・サトノダイヤモンド×トレサンセール by Rip Van Winkle)
美浦・稲垣幸雄厩舎

トレサフィール250216

ここまでの戦績:3戦1勝(1・1・0・0・0・1)

前走:2月16日・3歳未勝利(東京・芝1800)1着(→レース記事はこちら) 中11週

レースまでの状況

見事な逃げ切りで初勝利を挙げた前走直後の調教師コメントでは皐月賞トライアルへの挑戦も選択肢にあるという話でしたが、レース後最初の近況更新となった2月18日のレポートでは「左トモに疲れが出ている(左飛節の内側、特に脛骨周辺に張りがあり、歩様にも硬さが見られる)」とのこと。

競馬でのダメージが大きく、馬自身の成熟度・皐月賞トライアルへのスケジュール(出走する場合はこの時点で1ヵ月を切っている)を考えると無理する局面ではないという判断となり、一旦放牧に出して先を見据えたローテーションで進めて行く方針に決定。

2月20日に森本スティーブル美浦エリアに移動となりました。

外厩ではリフレッシュを挟んで3月から乗り出しを開始。「まだ精神的に子供っぽい所がある」「ちょっと調教での集中力に欠ける所があります」「状態に関してはもう一段上がってきて欲しいなという印象」など、毎週なにかしら課題を感じるコメントを貰いつつも、動きや馬体に関してはトラブル無く順調に調整。

そして4月4日に無事美浦に帰厩。帰厩直前の4月3日近況では「こちらに来た当初は集中力に欠ける部分がありましたが、ここの所は集中して走れるようになってきたので状態は悪くないと思います」とのコメントも貰えたので、課題克服も進んでいる様子。

……と思いきや、帰厩後の調教師コメントには「相変わらず緩いというか腰が甘い感じがある」「前走から間隔を空けましたが思ったほど馬体に余裕がない(※4/3外厩時点で480キロ)」「前後の繋がりが乏しい印象で、前に推進力が上手く伝わりきっていない動き」「ペースが上がってくると脚先だけで走っている感じ」と、厳しい言葉のオンパレード。

まちかね太
まちかね太

まあお約束お約束。

師が辛口なのはいつもの事ですし、それも期待の高さの裏返し……なハズ。
追い切りを重ねることで少しずつ動きに変化が出てくることを期して早めに帰厩させたとのことなので、上手く運んでもらえることを願います。

以降も左トモの弱さを起点とする諸問題に関する懸念などを言われながらではありましたがトラブルは無く調整自体は順調で、5月1日に横山和生騎手が乗って行われた追い切りでは「(最初は左トモの弱さが気になったものの)その後はそこまで違和感なく動かせた」「折り合いについてもハミの取り方にしても以前より良くなっている」とのことで感触は悪くなかった様子。

「状態が上がってきた印象(5月4日近況)」とのことで、10日の東京芝1800戦に向かう事に決まりました。

事前の候補としては更に翌週の東京芝1600戦も挙がっていましたが、距離を短縮せず、勝利した前走と同じ条件を選んだ形。

1日の近況では「(前走では逃げたが)また同じような競馬をした方が良いのか、例えば2、3番手で折り合いをつける競馬をしてみた方が良いのか」「(控えるとして)1800mの方が折り合いをつけやすいのか1600mの方が良いのか」というような調教師コメントが出ていたので、1800を選んだという事は控える形を本格的に試すつもりがあるのかもしれません。

それはともかく調整はその後も問題なく進み、7日には最終追い切りも無事完了。
左トモの動きも(課題は残っているものの)あまり気にならなくなっては来ており、体も大きく使えているとのことで「全体的に良くなってきている」という調教師評を貰いました。

まちかね太
まちかね太

つまり順調一途!

師にしては甘めのコメントなので、一般的表現に換算すれば充分強気と見て良さそうです。

ということで前走からおよそ3ケ月、満を持して(?)迎えた昇級初戦・5月10日3歳1勝クラス戦。
出走メンバーはトレサフィール含め9頭。

最有力視されているのはルメール騎乗のグロスビーク(父シスキン)。素質を評価されながらも勝ち切るまで時間がかかっていましたが、4戦目となった前走・3月の中山1800戦で初勝利。勢いに乗ってここでの連勝を目指してきています。

トレサフィールは対抗格評価のようで、新聞紙上での印の付き方を見るとおよそ一騎打ちと見られている様子。

他ではオープン戦経験が豊富なジュンアサヒソラ(父イスラボニータ)、前々走同級3着のあるヤコブセン(父エピファネイア)、前走未勝利勝ちのドルビナ(父ミッキーグローリー)あたりもそれなりに印を集めていますが、上位2頭に比べれば一枚落ちという感じの評価。

枠は3枠3番。複勝率がやや低めなものの、好走率としては可も不可もない枠。少頭数でもありますし、奇数番ですが問題は無いでしょう。

鞍上横山和騎手、サトノダイヤモンド産駒の過去3年コース実績も同様。トレサフィール自身が横山和騎手とのコンビで同条件の前走を制している以上、不安材料には成り得ません。

正直なところ今回のレースはメンバーレベルとしてはお手頃感があり、昇級戦とはいえここで恥ずかしいレースはしたくない所。

鍵となるレース展開ですが、これに関しては逃げて勝利を挙げているピジョンポイントやヴォラヴィア、また今回は控えることを示唆していますが2~3走前で逃げているジュンアサヒソラも居るので、彼らが主張すればトレサフィールは否応なく控える形になるのかもしれません。

上手くレースを運んで、新しい一面を見せることが出来るか。

まちかね太
まちかね太

先が広がる戦いを期待!

レース内容

レース当日の東京競馬場は午前中小雨に見舞われていたようですが、6レース時点の天候は曇り。芝は稍重。
前週はかなり速い時計がポンポン出ていたこともあり、多少渋ったところで大きな影響は無さそう。

トレサフィールは前走同様468キロでパドックに登場。動画に映っている範囲ではヘドバン気味で割とチャカ付いている感じでしたが、このくらいなら問題はない、と思いたい。

人気はグロスビークが少し抜けて、最終的には1.9倍の1番人気。トレサフィールは2.9倍で2番人気、他で10倍以下はジュンアサヒソラ(4.1倍)のみ。
正直ちょっと見くびられたかな、という感はありますが、まあ一応は妥当の範疇でしょうか。

進捗はスムーズで本場馬入場、輪乗りへトラブルなく進み、枠入りも順調。大外ピジョンポイントも収まり準備完了。

ゲートオープン!

各馬横一線のスタート!

まちかね太
まちかね太

お?

トレサフィール、二の脚を利かせてあっという間に半馬身、一馬身とリードを広げ、他馬より先んじる構え。
すぐ後ろにいるブルバンビーナ、ヤコブセンあたりは鞍上が引っ張り気味で前に行こうという気は無さそうで、あっさりとトレサフィールが単騎先頭を奪取!

今回も逃げ戦法です!

まちかね太
まちかね太

それもヨシ!

向こう正面に入る頃には後続に2馬身の差を付け、トレサフィールがレースを引っ張る形が確定。
2番手にはヤコブセンが続き、向こう正面で外からジワジワ上がって行ったグロスビークがその直後に付けました。

ハナを狙うかと思われたピジョンポイント、ヴォラヴィアなどは軒並み中団を追走する形となり、トレサフィールは競り合う相手も無くスイスイ逃走を継続。

3コーナーではリードは3馬身に広がり、4コーナーへ向けて更に少しずつ後続との差が広がり始める中、1000m通過は1:00:3と表示。

まちかね太
まちかね太

いい流れ!

稍重とはいえ今の東京ではこれは楽逃げでは?

4コーナーも当然先頭で通過して直線に向くトレサフィール、追い上げてきた2番手ヤコブセンとの差は2馬身ほどに縮まったものの、まだまだ手応えには余裕充分。

まちかね太
まちかね太

ヨシそのまま~!

残り400、一旦迫られたように見えたヤコブセンを再び突き放し、相変わらずトレサフィールが先頭をキープ!

差はあっという間に4馬身、ヤコブセンの外からグロスビークも上がってきていますが、一気に迫ってくるような怖さは感じられません。

まちかね太
まちかね太

もらった!

残り200手前で一度ムチが入ったトレサフィール、まったく止まる気配は無くゴールへ向かって一直線!

そのまま最後まで後続に影を踏ませることなく、悠々先頭のままゴール板を駆け抜けました!

まちかね太
まちかね太

文句な~し!

優勝はトレサフィール!

3馬身差の2着にグロスビーク、更に1馬身1/4差の3着にヤコブセンで決着となりました。

結果

3歳1勝クラス(東京・芝1800・稍重)
 横山和(57)馬体重468(0)

 1着(9頭・2人気)

所感

まちかね太
まちかね太

颯爽完勝!

ほぼ危機感を覚える場面が無いという完璧な逃げ切り劇。
展開が向いたのは間違いない所ではありますが、このメンバーでは一枚上の実力だったのもまた間違いなかったと言えるでしょう。

素晴らしいエスコートをしてくれた横山和騎手、なんだかんだきっちり勝てる状態に持ってきてくれた稲垣師はじめ厩舎スタッフの皆様、外厩関係者の皆様、そしてクラブ関係者の皆様には大いに感謝を。

そしてもちろん、シビれる走りを見せてくれたトレサフィールの頑張りに限りない感謝を!

まあ師のレース後コメントとしては「レースとしては経験値を稼げるような内容ではなかった」と、前走と同じ逃げの形での勝利という点では些か悦に入ってばかりもいられないという感じもあるようですが、元々周りが控えるようなら行ってしまうという戦術を採ることもオプションに入れてはいたようなので、想定内の事ではあるでしょう。

「前走よりも体の使い方が良かった」「パフォーマンスは前走より明らかに上がっている」とポジティブなコメントも多く貰っているので、得るものが全く無かったという事も(当然ながら)ありません。

鞍上のコメントでも逃げ以外の戦法を早めに試したかったのがホンネで、今回の完勝で素質は褒めつつも「スタートは武器になるのでそれを殺すのもどうかと思うが、この先もっと絡んでくる馬が来た時にどうなのか……」という不安も吐露されていますが、それも目線がこの先に向いているからこそ出てくる悩み。

まだキャリア4戦の3歳馬。それだけに不安点も言い出せばキリがありませんが、これから試金石は否が応でも巡ってくるでしょうし、今は未来を開いた圧逃完勝を素直に喜びたいと思います!

まちかね太
まちかね太

おめでとうありがとう!

レース後は例によって左トモに疲れが出てはいるものの、前走時ほどではないとのこと。
あくまで状態を見て判断という注釈付きながら、次走候補として6月29日のラジオNIKKEI賞(G3・福島・芝1800)の名前が挙げられています。

連勝を決めた東京と福島では求められる適性も違うでしょうし、そもそも重賞とあっては楽な戦いには成り得ないでしょうが、脚質的にはむしろ向いていてもおかしくは無く、好勝負出来てもなんら不思議もないはず。

このまま無事に過ごし、是非とも重賞舞台への出走を果たしてほしい!

挑戦が更に輝く未来へ繋がっていくことを願います!

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の写真・公式情報はYGGオーナーズクラブ様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

-YGGオーナーズクラブ, 一口馬主
-, ,