ワラウカド 一口馬主

ワラウカド2022年募集(21年産) ファーストインプレッション

ワラウカド2022年募集ファーストインプレッション

こんにちは、まちかね太です。

8月8日、私のメインクラブの一つであるワラウカドで今年の募集馬のラインナップが発表されました。

内国産馬4頭、外国産馬3頭の計7頭。

数は少ないですが、昨年の募集馬と同数なので規模的には同じ。
ワラウカドとしては通常営業でしょう。

まあ、募集馬のうち1頭(ナンシーフロムナイロビ21)はセール出しからの実質主取り馬なので、もし彼女が売れていたら6頭だった可能性はありますが。

ナンシーFN21に限らず、今年はパカパカファーム生産馬でクラブに回ってくるかなと期待していた馬たちが続々とセール行きになっていた事で、ラインナップに一抹の不安がありましたが、蓋を開けてみれば例年通り血統的にはなかなか華々しい馬たちが揃ったと思います。

外国産の3頭も、昨年のウィンザーロア(キトゥンズロア20)と同じパカパカファームUK生産馬ではないかと思われますので(多分ですが)、もしそうなら全馬がパカパカファーム生産馬ということになり、クラブコンセプトに添ったラインナップと言えるのではないでしょうか。

価格・測尺は出ていませんし、馬体写真や動画などもありませんが、所属予定厩舎は同時に発表されています。

まちかね太
まちかね太

例によって豪華な厩舎!

今回は、発表時点で受けた各馬(の字面)へのファーストインプレッションと予想価格を簡単に残しておこうと思います。

内国産馬4頭

パカパカF自己所有繁殖の2021年産馬でセールに出なかった馬がそのまま出てきた感じなので、特にサプライズはなし。

馬順は公式HPのリスト順、マルバツは個人のただの主観です。

スウィートアンドフローレス21

父ファインニードル 母スウィートアンドフローレス(父Unbridled's Song)
牝 鹿毛 1月11日生まれ
栗東・小林真也厩舎

予想価格:1400万円~1600万円

・他クラブであまり見ない気がするファインニードル産駒
・ゼノヴァースでワラウカド民から評価急上昇の小林厩舎予定
・おそらく最安価格

・母がやや高齢(出産時15歳)

ダートのアーリントンオークス-G3で2着、芝のビウィッチS-G3で3着など、米国で馬場を選ばず走った母の第5仔。

ワラウカドのテイストオブハニー(2勝、父オルフェーヴル)、モーリスマイナー(未勝利、父モーリス)の半妹。

今回は価格的に高めの馬が多い気がするので、貴重な低価格帯になるのではと予想。

ワラウカドで募集された兄姉2頭は出走時500キロを大きく超えてくる巨躯の持ち主で、父ファインニードルも小さな馬ではない(460~480くらい)ので、どんな馬格かは注目。

ナン21

父ハーツクライ 母ナン(父High Yield)
牝 青鹿毛 2月19日生まれ
栗東・藤岡健一厩舎

予想価格:2500~2800万円

・ハーツクライのラストクロップ
・姉は北米重賞馬
・スパイラルノヴァの藤岡厩舎予定

・日本で走った姉3頭は未勝利
・母がやや高齢(出産時15歳)
・インブリードがキツめ(Halo 3×3)

芝のデルマーオークス-G1・2着の実績を持つ母の第8仔。
母はダートのG2でも3着しており、第5仔Power Gal(父エンパイアメーカー)はカナダ・ウッドバインのオールウェザー1マイル1/2ハロン(約1700m)で行われたセリーニS-G3を勝っている。

ワラウカドのナンナ(未勝利、父ゴールドシップ)、チャパティ(未出走引退、父スクリーンヒーロー)の半妹。

Power Galが北米で活躍したものの、他の出走した兄姉は日米で4頭いて勝ち上がった馬がいない。

チャパティを含め、出走まで至れなかった姉も2頭いるので、インブリードがキツめなのもやや不安。

とはいえ重賞ウイナーの下であるのは事実であり、ハーツクライの仔という事もあってそこまでお安くはならないと思うのですが、どうでしょう。

なんにせよ、青鹿毛なのできっと見た目はカッコいいに違いないと思う(牝馬ですが)。

ナンシーフロムナイロビ21

父ドレフォン 母ナンシーフロムナイロビ(父Sixties Icon)
牝 栗毛 4月13日生まれ
美浦・嘉藤貴行厩舎

予想価格:2000万円(※セレクションセールで税込み1870万円落札)

・勝ち上がり率4割越えのドレフォン産駒
・測尺には不安がないはず
 ※体高157 胸囲178 管囲20.4(セールでの測尺)
・栗毛

・肢軸矯正手術の術歴あり
・セレクションセールで評価されず、事実上主取り
・姉2頭が未勝利

サンタアニタの芝マイルG2ロイヤルヒロインS勝ちの実績を持つ母の第3仔。

共にワラウカド所属だった2頭の姉レナーナ(父スクリーンヒーロー)、ミレーレ(父オルフェーヴル)はどちらも未勝利。

重賞勝ちはアメリカ芝でのものである母ですが、血統はかなり重い欧州型なので、父がアメリカ系のドレフォンに変わってどうなるか。

姉たちが勝ち上がれなかったのには体質面の問題も大きかったように思います(特にミレーレは1戦しか出来なかった)が、このナンシーFN21自身も肢軸矯正手術の術歴がある事がセール時に公表されており(21年6月に左後肢球節にシングルスクリュー挿入、9月に抜去)、不安がないと言えばウソになるでしょう。

セールで売れ残る形になってしまった原因の一つは、それかなとも思います。

とはいえセレクションセールは実馬検査があるセールなので、そこに出られたということ自体が少なくとも見た目には問題はないという事の証明。

まちかね太
まちかね太

私は気にしません!

再上場後即座にクラブが競り落としたという事は、万が一売れなかった場合はクラブ募集にかける事が既定路線だったとも取れます。

この過程だとクラブ会員の心象も悪くなるのはわかり切っているのにそうしたという事は、

・JRAで勝負になる自信はあるが、術歴があるのでクラブ募集にかけられない→なのでセールに出したが結局嫌われた→じゃあ元の予定通りクラブに卸すよ! 術歴はあるけど自信があるから卸したんだよ!

という過程だったのではないかと勝手に都合よく考えています

こんな都合のいい思考回路を構成したことでおわかりでしょうが、もちろん現状で既に出資する気マンマンです。

だって栗毛だし。

まちかね太
まちかね太

姉ミレーレ(元出資馬)に見た夢の続きを妹で。

厩舎は今年開業の嘉藤貴行厩舎。

不利な関東、馬房数12の初年度という厳しい状況で既に7勝を挙げており、オリジナル調教馬になる2歳戦でも勝利。
少なくとも大きな減点要素には成り得なさそう。
ワラウカド馬で外厩をどこにするのかは知りませんが、ノルマンディー所属馬では松風馬事センターを使用されておられるようです。

ポウリナズラヴ21

父キズナ 母ポウリナズラヴ(父Mizzen Mast)
牡 鹿毛 3月22日生まれ
栗東・藤原英昭厩舎

予想価格:4000万円

・今や押しも押されもせぬ一流種牡馬キズナ産駒
・藤原英昭厩舎予定
・兄ファベルが先日勝利

・特になし

サンタアニタの芝1マイルG2ブエナヴィスタS勝ちの実績を持つ母の第4仔。

ワラウカドのファベル(現役1勝、父ディープインパクト)、ポーレット(現役未出走、父ハービンジャー)の半弟。

ホモ鹿毛のキズナの仔に栗毛は絶対に生まれないので、母ポウリナズラヴの栗毛が生かせないのがこの配合(一つ下の弟もキズナ産駒)の残念な点ですが、まあそんなことを気にしている人間は絶無に近いでしょうかね。

今回の内国産募集馬の中で唯一のオトコ馬。

厩舎も文句なしの一流どころとなり、測尺情報などのない現状では特に不安点はなし。

敢えて不安を挙げるなら価格がお高くなりそうなところ。

4000万円は予想というより希望価格です。

外国産馬がかなり高くなりそうなので、この馬はこの水準より上には行かないと思いたい。

外国産馬3頭

キトゥンズロア21の存在は昨年から匂わされていましたが、ファハンミューラ21とザフィーナ21の2頭は厩舎も含めて結構なサプライズ。

ただし、外国産馬は当然内国産奨励賞対象外である為賞金面で不利、またローテーション面でも混合戦しか出られないため特に下級クラスにおいてはレース選択の制限が大きく、手を出すならある程度の覚悟は必要かとは思います。

まちかね太
まちかね太

とはいえ折角なので1頭は出資したい!

ファハンミューラ21

父Frankel 母Fahan Mura(父English Channel)
牡 栗毛 生年月日不明
栗東・矢作芳人厩舎

予想価格:7000~7500万円

・欧州チャンピオンサイアーFrankel産駒
・世界の矢作厩舎所属
・牝系の比較的近いところにG1級の活躍馬多数
・栗毛

・でも……お高いんでしょう?

サンタアニタの9ハロン(約1800m)G3ロバートJフランケルS勝ちの実績を持つ母の初仔。

母は2019年のファシグティプトンノーヴェンバーセールでパカパカFに45万ドルで落札されているようなので、このファハンミューラ21はおそらくパカパカファームの自家生産馬。

キトゥンズロア21と並んで今回の募集の目玉と思われますが、両者を同価格帯のツインタワーにするよりは、片方をやや安めにして「もう一方に比べれば手が出しやすい」と錯覚させて出資を促す方が得策と思われますので、母実績からこちらの方を多少安くしてくると予想。

……でしたが、矢作厩舎でしたので、そうは問屋が卸さないかもしれませんね……。

私の出資ルールではマル外は本来出資対象外なのですが、今回は(というか昨年クリプティクコードに出資しているんで今回も)厩舎発表前からどちらかに出資したいなあと思っていまして、50%の確率で栗毛に出るFrankel(ヘテロ鹿毛)×ファハンミューラ(栗毛)で栗毛の目が出ていたらこっちに出資しようと思っていました(Kingman×キトゥンズロアは父Kingmanが多分ホモ鹿毛なので絶対栗毛になり得ない)。

そしてこの馬が栗毛だったので、(高くなりすぎないことを条件に)今のところ出資予定。

まちかね太
まちかね太

毛色の話しかしてないな……。

キトゥンズロア21

父Kingman 母Kitten's Roar(父Kitten's Joy)
牡 鹿毛 生年月日不明
栗東・藤原英昭厩舎

予想価格:8000~8500万円

・父産駒は日本競馬に合っていそう
・藤原英昭厩舎所属
・母はG1でも連対実績のある重賞ウイナー

きっと……お高いんでしょう?

ウッドバイン芝10F(約2000m)G1EPテイラーSを2着し、その次走でデルマー芝1マイルG2ゴルディコヴァSを完勝した実績を持つ母の第2仔。

パカパカFの繁殖牝馬には北米の芝マイル重賞で活躍した馬が多いですね。

昨年募集の目玉だった兄ウィンザーロア(父Frankel)に続いて弟が募集された形になりますが、個人的には母キトゥンズロアの配合相手としてはKingmanの方が合っているように思います。

なのでこの馬にも興味はありますが、ファハンミューラ21に出資するならこちらに手を出すのは予算上ムリの極みになるでしょうから諦める方向。

どっちかが1/1000募集になれば価格次第でワンチャン行きたいですが、そんなに都合よくはいかないでしょうね。

母がG1好走実績持ちなので、ファハンミューラ21よりこちらの方が高くなると予想していますが、父の日本でのネームバリューがFrankelよりはやや劣ることを考えると、円安を考慮しても兄(8500万募集)と同額かやや落ちるくらいの価格になると思っていますがどうでしょうか。

ザフィーナ21

父Saxon Warrior 母Zaffinah(父Casamento)
牝 鹿毛 生年月日不明
美浦・田中博康厩舎

予想価格:3000~3400万円

・信頼の田中博康厩舎所属
・比較的お手頃価格と予想

・父産駒が日本に合うかは未知数
・日本で飽和しているディープの孫、繁殖としての魅力は……
・母系に重ねられた種牡馬がマイナー過ぎる

サンタアニタ10F(約2000m)G3サンタアナS2着の実績を持つ母の初仔。

母は既に日本に輸入されていて、今年日本で産んだSaxon Warriorの牡馬(ザフィーナ21の全弟)はパカパカFからセレクトセール当歳に上場され税込み4070万円で落札。

価格はもっと高くても不思議はないかもしれませんが、牝馬で初仔という事、またワラウカドは牝馬の価格が比較的低めに設定されているように感じることから、円安込みでこのくらいかなと思いました。

「母系に重ねられた種牡馬がマイナー過ぎる」とは書きましたが、ドイツ血統みたいなモノホンのガラパゴス血統ではなく、主流系統の中の傍系を重ねてきた感じなので、父がディープ直仔+ガリデインという血統なのと合わせて、将来のアワブラ繁殖候補としてはやっぱりビミョー感はあるようには思いますが、現役時代には関係ない事ではあります。

曾祖母はかなりの活躍馬ですし、祖母は母の他にリステッド勝ち馬を2頭輩出。
スピードはある母系だと思うので、田中師が素質を開花させてくれれば。

一応のまとめ

というわけで、パッと見のファーストインプレッション&価格予想でした。

と言っても内国産馬(とキトゥンズロア21)に関しては前々から予測していたメンツなので、厳密な意味としては違うんでしょうが。

セール上場馬とかが判明する前は、この世代はポウリナズラヴ21・ナンシーフロムナイロビ21にほぼ出資確定、アップワードスパイラル21・デザートオブライフ21は厩舎次第、場合によってはお手頃価格の外国産馬がいれば1頭くらい……と思っていましたが、ナンシーとアップワードがセレクションセール行き(ナンシーは帰ってきましたが)、ラインナップ発表直前にデザートオブライフ21のセプテンバーセール行きが判明して、

まちかね太
まちかね太

どうしよっかなあ……

と思っていましたが、結局元の形に微修正という感じで「ポウリナズラヴ21・ナンシーフロムナイロビ21・ファハンミューラ21」の3頭に行く可能性が高そうです。

ファハンミューラは本来出資対象外のマル外、かつ価格もおそらく私の許容額をはるかに上回るとは思いますが、アップワードとデザート2頭分の資金を1頭に回して(それでも足りない気はするものの)のロマン枠という事で。

もしファハンミューラ・キトゥンズロアのどちらか(あるいはどちらも)がファベルのように1/1000募集になる奇跡があれば、価格次第でキトゥンズロア21に手を出す可能性もちょっとだけあるかも(多分ムリ)。

実は私のワラウカド出資馬はまだ1勝たりともしていないのですが、今年も懲りずにお布施することになりそうです。

まちかね太
まちかね太

信じる者は救われたい!

以上、個人的にはほぼ結論は出てはいるのですが、また後日価格が正式に出たらもっとマトモな形の記事を(時間があれば)上げてみようと思います(測尺は多分見学会まで出ないでしょうし、私は行けないので募集が始まった後に確認することになりそう)。

まちかね太
まちかね太

それでは今回はここまで。
お読みいただき、おおきにありがとさんです。

(記事中の公式情報はワラウカド様公式HPより許可を頂き掲載しております。)

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